ライティングのタイムマネージメントとプランニングの重要性

IELTSのライティング試験で日本人は時間が足りなくなりがち・・・。一体その原因は何でしょうか。今回はライティングの試験で時間が足りなくなる原因を考えるとともに、ライティングのタイムマネージメント(時間配分のコツ)について、PlusOnePointのIELTS専門講師であるMika先生にお話をいただきます。

IELTSライティングテストの内容は?

IELTSのライティングでは、2つのタスクが出題されます。
それぞれ、タスク1、タスク2と呼ばれます。

タスク1は、アカデミック・モジュール(以下、アカデミック)とジェネラル・トレーニング(以下、ジェネラル)では内容が異なります。

  • ジェネラルでは、手紙が出題されます。
  • アカデミックでは、グラフや表のレポートが出題されます。

タスク2は、アカデミックもジェネラルもエッセイが出題されます。

モジュール モジュール
タスク1 手紙 グラフや表のレポート
タスク2 エッセイ エッセイ

どちらの試験も、これらの2つのタスクを60分の制限時間に書かなくてはなりません。
ちなみに、タスク1は150ワード、タスク2は250ワード以上書くことが必要です。

みなさん、最後まで書ききれますか??

特に英文を書くことになれていない方は、日常生活で簡単なEメールを書くことにも時間がかかったりしてしまうのではないでしょうか?

私もIELTSをはじめた当初は、とてもじゃないけど書き終わらない!となきそうでした。
このとき、書き終わらない原因はどこにあると思いますか?

IELTSライティングテストで書き終わらない原因

物理的に、250ワードをハンドライティングで書く時間を考えます。

タスク2を時間配分40分で書くとして、語学学校等で奨められる時間配分は、
5分をプラン、3分をチェック、実際に書く時間は32分。

1センテンス10ワード含むとして、最低25センテンス書くとき、1センテンスに取れる時間は32÷25=1.28、つまり1分15秒強。

One of the most obvious reasons for this is deforestation.

上のセンテンスがぴったり10ワードですが、これを書くのは30秒もかかりませんね!
つまり、私たちは考えながら書いていて、それに時間をとられているのです!

時間配分について

それでは、一体何を考えながら書いているかというと、2つあります。

  1. 構文:センテンスを組み立てている
  2. 内容:何を書こうか考えている

構文は多少時間が要りますので仕方ないとして、内容は、実は書く段階になって考えることではありません。

内容は、プランの時間ですべて決めてしまうのです。

何を書くのかが分かっていれば、書く時間は格段に短縮されます。
構文ですら、殆ど考えなくてもよくなります。

なぜなら、内容によって使える構文は限られていますから、
何を書くか知っている時点で、どう書くかもほぼ絞り込まれてくるのです。

では、1センテンス50秒で書けるようになったとしましょう。
50×25=1250。約20分50秒。

タスク2に割り充てた40分の約半分の時間で書けてしまうことになります。
1センテンス1分使ったとしても、15分残るのです。

さて、みなさんはこれまでプランに何分かけていましたか?
よく学校で奨められるように、5分ですか?その5分間はどうやって使っていましたか?

イントロ、ボディ1の内容、ボディ2の内容、コンクルージョン。
これらがプランからすべて見えてきますか?
エッセイの方向性(自分の意見)ははっきりしていますか?

もし自分のプランが充分ではないと思ったら、ぜひもう少し時間をとってみて下さい。
プランが充実していればそれだけ、書く時間は短縮できます。

実際私は、大体10分くらいはプランに使っていましたので、実際に書く時間が28分、チェックが2分でした。

これは私なりにいろいろと試して、当時の自分のパフォーマンスを一番効率よく上げる時間配分を探した結果です。
みなさんもぜひ、自分のパフォーマンスを上げる時間配分を考えてみてほしいと思います。

充実したプランを立てるためなら、7~8分は惜しくはないと思います。

IELTSリスニングのスコアアップのための課題分析とスペリングの豆知識

IELTSはスコア達成には各分野において課題分析と対策は欠かせません。今回は、IELTSリスニングにおける失点の原因を考えるとともに、失点要因の1つであるスペリングに関する豆知識について、PlusOnePointのIELTS専門講師であるMika先生にお話をいただきます。

リスニングの課題を分析しよう

リスニングテストの性質上、受身すぎて何を対策したらいいのかわからないという方も少なくないのではないでしょうか?

リスニングは、正答数が3つ上がればいいだけなのに、いつもあと一歩のところでスコアにとどかない…。
でも聞き取れないものは聞き取れないので、一体何をしたらいいのだろう…。
というのが悩めるリスニング事情なんじゃないかと思っております。

さて、ここでなぜあと3つの問題を落としてしまったのかを考えたことがありますか?
間違えた3つがどれにあたるのか?敗因は何なのか考えていますでしょうか?

これは、実は大変重要なことです。
原因をできるだけ具体的に探ってこそ、効果的な対策が見えてくるというものです。

リスニングの失点原因は、次の4点です。

  1. スペリング(大文字、小文字の区別、複数形を含む)
  2. 不慣れ(まだ解法など知らない、きちんと応用できていない)
  3. 精神力(途中でパニックになる、頭が真っ白になる)
  4. 英語力(リスニング力、リーディングスピード、文法)

4.の英語力は今すぐにどうにかなるものではないので、1.~3.を徹底的に改善してから考えても遅くはありません。
つまり、1.~3.で落とす問題がなくなったら、あとはリスニング力の問題といえるわけです。

スペリングの知って得する豆知識

スペリングでは絶対落としたくない!!

1.のスペリングで落とす方は、ほんとにもったいないと思ってください。
IELTSリスニングで登場する単語はほんとに基本的なものです。
さらには、間違いやすいスペリング単語を厳選してあるので、頻出する単語は決まっています。

悩める大文字/小文字事情

これは文法に関係してきますが、最初が大文字になるべき単語を知っておかなくてはいけませんね。
センテンスのはじまり、固有名詞、月、曜日なんかがあります。
はっきり分かるものはいいとして、たまあに、わかりにくいものもあったりしませんか?

そんな時は、すべて大文字で綴ってください。
そうすると、採点者はペケにできません!

知らなかったという方もいるかもしれませんが、

“You may write your answers in lower case or in capitals.”

とInformation bookletに書いてあります。

しかし、小文字を使うなら、文法のルールが適用されるんです。

“Pay attention to spelling and grammar: you will lose marks for mistakes.”

これは、大文字だけで文章を書くのが普通の国があるからではないでしょうか?
たとえばブラジルとかそうなんですよ。
ちなみに、ライティングも全部大文字で書いてもいいことになっています。

注意:確かに、大文字・小文字はスコアに関係ないと説明しているところもあるのですが、
上記のOfficial Information Bookletの情報から判断すると、
やはり気をつけておいたほうが安全だと思われます。
なるべくセーフに書くに越したことはありませんので。。。

複数の、s

これも、かなりの人が頭を抱えている問題であります。
しかし、キャピタルと違ってこれをすべてカンペキにするのは難易度が高いです。

注意して聞く、以外の対策としては、意味や前後の単語から、単数か複数かを判断することです。

文法的判断

たとえば、“a” が前にあったら必ず単数ですよね?

内容的判断

ジェネラルな内容で、「図書館ではラップトップを貸し出している」とかならば、複数にならないと英語としては不自然です。
ラップトップをひとつだけ貸し出しているなら、“a laptop”となるわけなのです。
前後の流れによっては“the laptop”となります。

このように内容的に判断できるということは、既に自然に単数複数の判断ができるくらい英語に慣れているということですので
やはり難易度が高いわけです。

キャピタルや、単なるスペリングミスに比べたら、“s”は間違えても仕方がないところと思ってくださいね。

しかし、幸いなことに最近は、センテンスになっていない箇所では、複数の”s”はカッコ付けでどちらでも正解となっています。

センテンスになっていて文法が重要となる場合、また、それが複数でないとかなり不自然な場合を除いては
甘く見てくれるようです。

まとめ

リスニングは「慣れること」、はっきり言っていちばんの対策です!
ひとくちに慣れるとはいっても、いろいろありまして、詳しい解説が必要です。

IELTSはスコア達成までどれくらいかかるの?対策はいつから始めたらいいの?

IELTSはスコア達成には目標設定が重要です。目標設定の立てるには、現在の力を把握する必要があります。今回は、目標設定の立て方や自己採点方法を学ぶとともに、スコア達成の期間目安について、PlusOnePointのIELTS専門講師であるMika先生にお話をいただきます。

PlusOnePointのMika先生が語る!スコア達成までの経験談

みなさんは、得意科目、苦手科目、ありますか?
私は長いことずーーーーーっと、スピーキングが苦手でした。。

専門学校で翻訳・通訳を勉強していたときも、と偏った勉強を続けるひねくれた学生でした(笑)

とにかくスピーキングが不得意でワザワザ苦しい思いもしたくないですし、
通訳を目指さなければ絶対に必要なワケではないと考えていました。

オーストラリアで暮らしていても、趣味は相変わらず日本の文学・小説を読むことで、出来うる限りスピーキングを避けて生きていました。

しかし、そのツケを払うときが、数年後にやってきました。
永住ビザの申請のために、IELTSのスコアが必要になったのです。
私が必要だったのは、すべての科目で7.0以上。

当時は情報が錯綜していまして、アカデミックとジェネラルのどちらが必要か、
はっきりとわからなかったのですが、どうせならアカデミックを受けることに決めました。

オール7.0以上とはいえ、専門学校で学んだ翻訳の勉強も役に立って、スピーキング以外の3科目はまあ、7.0以上。

当時持っていたビザの関係で、2年以上時間的余裕がありました。
最初のうちは、「他の科目は取れてるし、スピーキングもそのうち上がるでしょ。」と気楽に構えていたのです。

しかし、それから受験すること数回。

結果はことごとくスピーキングが他を1.0~1.5下回り、挙句ライティングもほぼ6.5どまり。

既に残された期間は1年を切り、drastic measure(思い切った対策)が必要だと悟った頃には6ヶ月を切っていたのでした。

それから、まずは信頼できるIELTS専門の講師を探し、苦手意識のあるスピーキングを克服するのに荒治療を施し、ライティングは徹底的に対策を見直しました。

結果的には、(期間ぎりぎりで)アカデミックですべて7.5を達成し、永住ビザも取得しました。
もっと前から適切な準備をしていればと思わずにはいられません。

みなさんは後で苦しまないよう、着実に「自分がスコアアップするために必要な対策」をしてください。

IELTSは、いつ受験したらいいの?

いつ受験したらいいの?というと、いつまでにスコアを取得したいのかによって変わってきます。
もしもまだ一回も受験したことがないのなら、まずはぜひ一度試しに受けてみてください。

これは自分の現在のレベルを知ることと、試験を知ることを兼ねます。

Ritual(儀式的)ともいえるほど緊張を強いられる試験です。
無駄にストレスを感じないために、試験の様子を知っておくことは必須です。

受験経験のある方は、前回の結果をと今の自分のパフォーマンスをみて、
目標スコア達成にどのくらい可能性があるのかを見極めましょう。

自己採点方法

リーディング、リスニングは点数制なので、自分の目標スコアのために取らなければならない点数がはっきりしています。
40問中何問正解かによってバンドスコアが決まります。
もちろん、試験問題の難易度はその時々によってどうしても僅かに異なるため、必要とされる正解問題数も僅かにずれてきます。

大幅にずれることはないので、必要な正解問題数を1、2ポイント上回るくらいの得点が継続的に取れれば安心ですね。
目安とされる正解問題数は以下の通りです。

リスニング
5.0 ――――― 16問正解
6.0 ――――― 23問正解
7.0 ――――― 30問正解
8.0 ――――― 35問正解

リーディング(アカデミック)
5.0 ――――― 15問正解
6.0 ――――― 23問正解
7.0 ――――― 30問正解
8.0 ――――― 35問正解

リーディング(ジェネラル)
5.0 ――――― 23問正解
6.0 ――――― 30問正解
7.0 ――――― 34問正解
8.0 ――――― 37問正解

さて、これで、リスニング、リーディングは自己採点が出来ますので、
自信が持てる点数を取れるようになったらOKです。

問題は、ライティング、スピーキングの自己採点です。
残念ながら、ライティングとスピーキングを自己採点するのは、難しいです。

既に6.5~7.0以上のレベルであれば、高スコアに繋がる単語や表現がわかってきます。
自己添削も出来るので、可能ではあります。
理想としてはやはり専門の先生にアドバイスしてもらうのがいいですね。何より一番早いです。

ただ、IELTSの公式ホームページで「Band Score Descriptor」という、採点基準表を公開しています。
ライティング、スピーキングがどのような基準で採点されているのかを示していますのでとても参考になります。

たとえば、ライティングのタスク2では、

  • Task Response
  • Coherence & Cohesion
  • Lexical Resource
  • Grammatical Range and Accuracy

この4項目で、どこまで出来ているかを採点されます。

少し説明するとこんな感じです。

  • Task Response…タスクの質問にすべて答えているかどうか
  • Coherence & Cohesion…明確なパラグラフ、論理的な構成、文法的・語彙的な繋ぎ方、接続語などの用法、句読点
  • Lexical Resource…語彙の多様性、スペリング、コロケーション、品詞、ワード・ファミリー
  • Grammatical Range and Accuracy…文法の多様性、正確性

この4項目が9段階で評価され(0.5はありません)、平均がバンドスコアになります。

ですので、6、6、6、7では「6.0」
6、7、6、7、だと「6.5」、
7、6、7、7、でも「6.5」
7、7、7、7、だと「7.0」、
7、7、7、8、も「7.0」になります。

どうでしょうか?
こう見ると、ちょうど半分のバンドスコア「6.5」に比べて、
端数のない「6.0」や「7.0」のレベルにかなりバラつきがありますね。。。

たまには自己採点してみるのも面白いかもしれませんよ。

目標設定の重要性

時間に余裕があるIELTSに集中しにくいので、やはり目標設定を明確にすることは大切です。

また、ビザの都合でアイエルツスコアが必要な場合は、出来れば今すぐにIELTSスコアがほしいという方も多いのではないでしょうか。
準備期間が十分といえなくても、一縷の望みにかけて、毎隔週、試験を受けてしまうのです。

受験料も他の試験より高額で、日本の在住の場合は受験会場も受験日も限られます。
もちろん出来るだけ目標スコアにレベルになるまで準備が出来れば理想的です。
IELTSは特殊な試験ですが、ちゃんと傾向も、対策も、テクニックも、コツもあります!
適切な準備をすること、やはりこれに限ります。

専門的なアドバイスを受けて周到に準備していれば、必ず目標スコアは達成できます!

目標まで0.5なら3ヶ月~6ヶ月、1.0~1.5なら6ヶ月~1年、と、期間を決めて(受験も予約して)心置きなく取り組む!

(上の期間設定は達成可能な平均的期間の目安です。個人差がかなりありますので、
より効果的に結果を出すためには、ぜひお近くの先生に相談してみて下さい)

私たちPlusOnePointは、IELTS試験専門のオンラインスクールです。
ぜひ、無料相談で学習アドバイスも実施していますので、お気軽にご相談ください。

IELTSスピーキングテストの流れとポイント

日本人は、「喋れといわれていきなり喋る」のがかなり苦手です。皆さんの中でも、IELTSスピーキングテストに向けて、独学で対策することに限界を感じている方も多いと思います。今回は、スピーキングの流れとポイントを考えるとともに、出題されるトピックを使った練習と指導について、出題傾向を熟知しているPlusOnePointのIELTS専門講師であるMika先生にお話をいただきます。

IELTSスピーキングテストの流れ

IELTSのテストは、アカデミック・モジュールとジェネラル・トレーニングの2種類あります。どちらも、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4科目で構成されています。アカデミックとジェネラルでは、リーディングとライティングのみ異なりますが、リスニングやスピーキングは共通の問題となります。

IELTSテストの流れ

日本の場合、リスニング→リーディング→ライティング→スピーキングの順番で進められ、スピーキングテストは最後に行われます。オーストラリアでは、ライティング→リーディング→リスニング→スピーキングの順番で進められます。国や会場によって異なりますので事前に調べておきましょう。

●日本の場合
リスニング→リーディング→ライティング→スピーキング
●オーストラリアの場合
ライティング→リーディング→リスニング→スピーキング

スピーキングテストの流れをイメージしよう!

スピーキングテストは、1対1の面接形式なので、当たり前ですが1人ずつ行います。

受験したことのある方ならご存知かとは思いますが、
受験者は、自分のテスト時間の10~15分くらい前には待合室に集合します。
そこへ、担当の試験官が呼びにくるんですね。
名前を呼んでくれるので、呼ばれたらその試験官について個室へ移動します。

「そこへお掛け下さい。」と椅子をすすめられますので、素直に座ると、試験官とは机をはさんで向かい合う形になります。

試験官はICレコーダーをオンにして、受験者と自分の名前を吹き込み、ここからテストが開始されます。

Ok, can you show me your passport please?
Of course, here you are.
Thank you. Now, please tell me your full name.
My name is Mika Maruyama.
Can I call you Mika?
Sure.

。。。毎回毎回、かなり同じです。まあ、いわばロールプレイですよね。
このへんは、はっきりいってどうでもいいです。礼儀だけ正しければ。

これからパート1、パート2、パート3と進んで、10~12分後、
Thank you.と言って終わりを迎えるわけです。

IELTSスピーキングテストの対策で重要なことは?

同じトピックで少しでも練習していれば、実は話すのがかなり楽になるのです。
出題される問題が分かっていて、それを練習したことがあれば、当然パフォーマンスも上がります!

ですので、苦手なトピックは苦手意識はなかなか取れませんが、
トピックについて1度考えていれば「ああ、このことについて話せるかも」とか、
「この話をするならどういう単語が使えるかな」、というアイデアが既にあるので、焦りが軽減します!

そして、何度も練習を重ねることでいつしか!
「このトピックなら大丈夫!」というレパートリーが増え、
本番の試験でのパフォーマンスが、かなり最高に近くなるのです!

スピーキングの対策で大切なことまとめ

出題されるトピックへの準備
繰り返しの練習

英語は、やっぱり練習ですよ、みなさん。
特にスピーキングは、日本語と英語では使う筋肉が違いますから、トレーニング必須です。
レッスンでコツを習ったらそれを使う練習をしましょう!
。。。私も自分の英語のために練習しないとな。

ちなみにこの「出題トピック」、最近更新されたようで新しいトピックがたくさん入っています~。
ぜひPlusOnePointで対策を一緒にしていきましょう。

緊張しちゃう人必見!IELTSのスピーキングテストのスコアアップ

IELTSのスピーキングのテストは、一番最後にあります。テストの構成は、パート1・パート2・パート3にわかれていて、面接官との対面方式になります。どうしても緊張してしてしまって英語が咄嗟にでなくなる…なっていう経験をした人も多いのではないでしょうか?今回は、Mika先生の実体験をもとに、スピーキングテストの緊張を克服した方法を紹介します。

スピーキングの評価は態度が影響するの?

さあテストが始まりました。あなたはどういう風に態度になっていて、どういう印象を与えていると思いますか?

A氏      B氏
緊張している・堂々としている
自信がありそう・自信がなさそう
声が小さい・声が大きい
相手の目を見ている・うつむいている、目を合わさない
顔が笑ってる・顔が困ってる・つまらなそう

人それぞれ自分の特徴ってあると思うんですが、
A氏のようなネガティブな態度は圧倒的に不利です。

ただし、それがスコアダウンにつながるとは言いません。
なぜなら試験官はそういうところを判断してはいけないことになっています。

しかしですよ?自分が試験官になったと想像してみて下さい。
同じ言葉を使って同じパフォーマンスをした受験者がいたとして、
態度がネガティブ、ポジティブと正反対だったとしましょう。
あなたは公正に同じスコアをつける自信はありますか??

元気いっぱい満面の笑顔、はきはき声も明るく会話を楽しんでいる様子、なんだか顔までかわいく(ハンサムに)見えてきます。

一方、おどおどと自信なさげで笑顔がぎこちない…目をあわせようとしないし、声も小さくたまに聞き取れない。

この2人が、全く同じパフォーマンス(少なくとも言語的には)をしたら、どうなると思いますか?

まず、声が小さい(聞き取りにくい)という点で、きちんと評価できなくなる可能性があります。
それ以外の要素は、直接的には評価に関わることはあるべきではありません。
しかし、試験官は人間ですので、
このポジネガ要素が与える印象が評価に影響しないと誰にもいえないのです。

ここで私は、だから気をつけてくださいね、と言いたいわけではなくて、
だったら、好印象を持ってもらうに越したことはない!と言いたいのです。

実際、「英語を喋ることに困難を感じている(ムリをしている)」と試験官が判断した場合、
絶対にスピーキングで7.0以上のスコアにはなりません。
つまり7.0を達成するのに、実際には困難を感じていても、そう見えなければいいのです。
それって、上の態度でカバーできるところもありませんか??
ポジティブな態度のほうが、得なんです。

スピーキングテスト、Mika先生はどうやってるの?

私は、名前を呼ばれたときから笑顔で応じます。「は~い、私で~す!」って。
個室に行くまでも、ニコニコしながら試験官と一緒に廊下を歩き、「今日はいい天気ね~」など気が向いたら話しかけます。

向かい合って座ってからも始終笑顔は絶やさず、考えているとき以外は相手の目を見るように心がけます。
できるだけはっきりと、相手に伝わるように話をします。
抑揚をつけてあげると、聞き手に親切です。
このとき、スピードもある程度調整します(この辺は言葉の使い方などに余裕があればですが)。

相手がどんな人でも「あぁ、あなたが試験官でよかった!今日はあなたに巡りあえて本当によかった!あなたと話をするのは何て楽しいんだろう!」というオーラを出しながら会話をします。

●Mika先生の『ポジティブなイメージ戦略』
始終笑顔を絶やさない
抑揚をつける
話すスピードに気をつける
試験管に対して好意をもって話す

こんなことを書いたら、私のことをじかに知っている人からは「普段からそうやって愛想よくすれば。。。」とか思われそうですね。
でも、これは試験対策なんです。
フリではダメですよ!やるんならちゃんとそういう気分になってやるべきなのです(^^)

相手の目を見れないのはなぜ?

ちなみに、「相手の目を見る」というくだりですが、内向型の人間は、東洋人であれ西洋人であれ相手の目を見ながら話をするのが苦手です。
これは、情報過敏というか、入ってくる情報が多すぎると処理しきれず、物を考えることが(しかも話しもしなくちゃならないし)うまくできなくなるからだそうです。
いずれにしても脳の性質的なことなので自分ではどうしようもありません。

しかし西洋社会では「相手の目を見る」ことが否応なしに誠意の表明であり、逆に相手の目を見れない人間は、何かやましいことでもあるのでは?と疑われかねません。

私と似たタイプ(相手の目を見れない方)へ提案する解決策は、

1、眉毛のあたりをぼんやり見る(笑)!
2、あまり考えなくてもいいときは目をしっかり見つめる。
3、考えるときは考えるポーズ(ちょっと頭をかしげながら視線をそらす)

になります。

いかがでしたでしょうか?
態度って、やっぱりけっこう大切だと思いませんか?

それでは、今日も最後までお読み下さりありがとうございました。
みなさんが1日でも早くIELTS目標スコアを達成できますように。

IELTSスピーキングテストの採点基準“Fluency & Coherence”“Filler”とは何?

IELTSのスピーキングのテストは、採点基準はご存じでしょうか?どんな項目が採点基準になっているかを理解して、効率的に勉強を進めることも大切です。
今回は、Mika先生がIELTSのスピーキングテストの採点基準について紹介してくれます。

IELTSスピーキングテストの採点基準

スピーキングのバンドディスクリプター(※)にも、ライティングと同様に4つの採点項目があります。

※バンドディスクリプタ…IELTSがオフィシャルで公表しているライティングとスピーキングの採点基準表のことです。

みなさんバンドディスクリプターについてはもう大丈夫ですか?
知らない方のために簡単に説明すると、
IELTSがオフィシャルで公表している
採点基準表のことです。
つまりこれを見ると、各スコアで、どんな項目でどんなパフォーマンスが
求められているのか書かれているわけです。

英語能力のを採点するにあたって、パフォーマンスが採点されるライティングとスピーキングでは明確な採点基準が必要になります。

そのスピーキングの採点項目には何が入っているかというと、

1、Fluency & Coherence
2、Lexical Resources
3、Grammatical Range & Accuracy
4、Pronunciation

この中で、今回は1、Fluency & Coherenceについてご紹介します。

採点項目であるFluency & Coherenceについて

実はPlusOnePointのLive!講座の科目別対策講座スピーキングでも、Fluency & Pronunciationについては強化して指導しています。

まずFluency、Pronunciationというのはどういう意味でしょうか?何をチェックされているのでしょうか?

採点基準の意味が漠然としかわかっていないと、強化するにしても闇雲なアプローチしか出来ません。

「Fluency(流暢)である」とは、つまり滑らかで淀みないスピーチとはどのようなスピーチでするか把握しておく必要があります。
採点基準の意味を把握し、自分が目指すべきものをはじめに確認しておくと、目標スコアに向けた対策の効率が上がってくるわけです。

●流暢さのイメージとしてよくあがるもの
1.早く喋る
2.止まらずに喋る

1つ目は、完全にMyth(迷信)です。
やはり、流暢というのは早くしゃべったらいいというものでもない。
ローラーコースター(あんまり激しくないやつ)をイメージしてもらうといいかと思うのですが、内容や状況によってスピードが変わってくるのが自然なスピーチです。
勢いのある時(話題に慣れている、意見がしっかりあるとき)は、いくぶんスピードが上がり、考え中のときはゆっくり慎重なペースになりますよね。

日本語のときも、ネイティブスピーカーの英語スピーチもそれが自然な話し方です。

プラスワンポイントMika先生のフルスピードで話す友達の話

語学学校のIELTSコースに通っていたとき、新幹線フルスピード走行中(停車駅なし!)みたいな喋り方をする中国の女の子がいました。

それではやはり不自然で、なかなか7.0が取れませんでした。ちなみに、そのような話し方は、他の採点項目(Coherence)にもかなり影響してしまいます。

ただし、考え中といっても完全に停止して、そのまま動き出さないと、流れが堰き止められます。
アイデアが思いつかないときも何かしら口に出しておかないと、もったいないです。
あんまりミュートが長い場合は、「あ、この人はまだ英語を喋ることがあまりできないんだな」と判断されかねません。
アイデアがないだけだったとしても…

採点項目であるFillerについて

自然な流れを作りたいときには!Filler(つなぎ文句)を使います。
Fillerはある程度決まったフレーズもあって、IELTSのスコア5.0〜6.0あたりを目指す方はぜひ利用していただくといいです。

●Filler代表選手
Let me see…
I’ve never given it much thought but…

おきまりフレーズだけではオシャレじゃない?

Fillerのおきまりのフレーズを多用しても芸がありませんので、可能であればもう少しナチュラルさが加わってもいいでしょう。
特に7.0+の方にはぜひ実践してほしいことになります。
すなわち、今頭の中で起こっている思考をそのまま声に出す、という手があります。

「あなたの学校にあった、芸術作品の話をしてください」のトピックが出されたとします

え?学校の芸術作品?う?ん、う?ん、何があったっけなぁ?。思いつかないよう…

となると、その作品を見つけるまで話が展開できません。これをそのまま口に出してもらっても大丈夫ですが、すぐに会話は終わってしまいます。

思考のプロセス
「学校にあった芸術作品ですか?う?ん、そうやんねぇ。。。
私が学校に行ってたのって、もうずいぶん昔のことなんですよ?。
もう何年前かしら?15年前?
あまり芸術には興味なかったですからねぇ、思い出せるかどうか。。。
大人になってからの専門学校には芸術作品とかなかったですし。。。
専門学校には絵画一枚飾ってなかったと思います。。。
銅像とかもあったかどうか覚えていませんねぇ。
あ、そういえば、その専門学校は建物自体が少し変わった外観をしていたので、
それが芸術といえば芸術かもしれません。その建物は…」

これ全部、メインアイデアに行く前までの思考のプロセスです。つまり、何か話せそうなことを「思いつくための」思考のプロセスです。

Oh, come to think of it, に至るまでに手掛かり、足がかりになる背景、や周りの状況があるはずです。ゆっくりローラーコースターのようにそこから話し始めるわけですね。

ちなみに、思考・意識というのは言葉によって成り立ちますから、漠然と何かを考えようとするのではなく、意識的に言葉にしていくといいです。

「あなたの学校にあった、芸術作品の話をしてください」
学校→私の行っていた学校は・・・小学校?中学校?高校?大学?専門学校?
芸術作品→学校にありそうな芸術作品って言ったら、絵画?銅像?書道?

時々、受講生さんの中にはスピーキングテストを格式張った面接みたいなものと捉えている方がいらっしゃいます。
そんな場合は、上のような回答の方法を紹介すると、「え?そんなふうにくだけて喋っていいの?」と思われるわけですが、IELTSのスピーキングテストは、面接ではありません!!
インタビューと呼ばれることはありますが、自然な英語力で「どの程度、英語が使えているかどうか」を見ます。
十分な判断材料を与えることと、やり取りが成立すること、が意識できていれば、内容は全く問題になりません。
「素晴らしいアイデアや回答」を披露する必要は全くないわけですね。

まとめ

スピーキングのFluencyを保つためのFillerのはなしはいかがでしたでしょうか。
Live!講座ではもっと実践的なFillerをたくさん紹介しています。
ぜひ、講座を受講し、スピーキングテストの効率的な勉強につながてください。

IELTSスピーキングテストの採点基準“Fluency /Coherence”とは何?

IELTSのスピーキングのテストは4つ採点基準があります。今回は、Fluency(流暢であること)とCoherence(一貫性)の採点が落ちる原因と改善方法を紹介します。

スピーキングのバンドディスクリプター(※)にも、ライティングと同様に4つの採点項目があります。
バンドディスクリプターとは、IELTSが公表しているライティングとスピーキングの採点基準表のことです。

スピーキングの採点項目
1、Fluency & Coherence
2、Lexical Resources
3、Grammatical Range & Accuracy< 4、Pronunciation

Fluencyが落ちる原因とは?

なぜにfluencyが落ちるのか、原因となるポイントをご紹介します。
fluencyが落ちる理由は、実はバンドディスクリプターにも書いてあります。

スピーキングの練習アドバイスとして、「もっとたくさんしゃべって、喋り慣れるといいですね!」と言われることがあるかと思います。

確かにその通りなのですが、そういう練習をしていくと…

しゃべることへの抵抗感が薄れた

英語をしゃべる度胸がついた

でもなぜかスコアは伸び悩む。。。

このように伸び悩みに直面することがあります。このようなスランプの状況で、目標スコアには届かないかもしれないと不安になったり、、悩んだりしている人も多いのでないでしょうか。

このスランプは、実際に何が必要なのかが分からず、パフォーマンスは似たり寄ったりのところから脱出できていない状態で起きています。7.0+をなかなか取れない方がよく陥っているスパイラルでもあります。

そこで、スピーキングの練習では、意識的練習と、意識しない練習をはっきりと区別するのがオススメです。
やはり意識的に変えていくアプローチというのも必要なのですね。

つまり自分のスピーチの中でFluencyを落としている原因に気づく必要があります。
自己モニターできる方は、以下のポイントを参考にしてください。
プライベートレッスンなどで、難しい方はスピーキング講師に聞きながら照らし合わせてみてください。

Fluencyが落ちる原因チェック!

1、流れが堰き止められている
センテンスを作るのが遅い(内容のHesitationも含む)
チャンキング(不自然な間の取り方)
発音、単語、文法が不安定なために起こるRepetitionとSelf-Correction

2、一貫性(内容のつながり)を失っている
質問を把握(理解)していない
内容を説明しきれていない
アイテムの多用、不足、不適切(Discourse Markers、Connectives)

上記のような現象が起きているわけです。、
これらを改善して、スピーチのFluencyを上げるためには、
自分のスピーチで何が起こっているのかを把握し、
意識的に改善する練習をしていく必要があるのですね。

ライティングにしても、スピーキングにしても、準備のトレーニングと本番のトレーニングは分けてやると効率的です。ライティングでは当然ですが、スピーキングでは割に見落とされがちです。

Live!講座のスピーキングのでは、Fluencyのために具体的な練習方法や、便利な表現、アイテムを紹介しながら、実践、練習方法の紹介などしています。
ぜひ受講してみてください。

IELTSのライティングの書き方【基本編:イントロダクション】

IELTSのライティングテストは、正確な英語表現だけでなく、相手に自分の考えを伝えることが求められます。そんなライティングテストでスコアアップのために抑えておくべき基本ポイントがあります。今回は、エッセイの構成とイントロダクションについて紹介します!

IELTSのライティングについて

IELTSのライティングテストは、Task1とTask2の2つのパートに分かれています。

Task1 150words以上 グラフや図表を分析・比較して説明する問題
Task2 250words以上 トピックについて自分の意見を書く問題

IELTSのライティングテスは、上記のパートを計60分で回答します

今回はライティングテストを解く上で、基礎となるポイントを紹介していきます。

まず、エッセイの構成について抑えおこう!

IELTSのエッセイは概ね4~5つのパラグラフ(段落)で構成することができます。

最初のパラグラフを「Introduction(導入部)」と呼び、
最後のパラグラフを「Conclusion(結論、またはまとめ)」と呼びます。
その間にあるのが「Body」です。

必ずしも4~5パラグラフでなければならないわけではありません。

パラグラフ(段落)、というのは日本語で文章を書くときと同様、内容の区切りですので、自分のエッセイの内容によって数が変わってくるのは自然です。

アイエルツエッセイの性質上、4~5つのパラグラフに落ち着いてきます。

Task2では最低250ワードを40分前後で書きますので、そんなにたくさんのアイデアは書けません。
1つのアイデアに対して説明や具体例を加えて発展させる(説得力を持たせる)と、どうしても90~100ワードくらいは必要になってきます。
自然とBodyのパラグラフは2、3つになるのです。

ちなみに、イントロとコンクルージョンは長さは必要ない場合があります。2、30ワードあれば十分なこともあります。

●目安の構成例
Introduction (30-60ワード) 1つ
Body (70-100ワード) X 2~3つ
Conclusion (20-50ワード) 1つ

ワード数で言えば上記のような目安でしょうか。頭と尻尾が小さくって体が大きいイメージです。

Bodyはメインの議論なので当然といえば当然なのですが、イントロがずいぶんと大きくなってしまう人がいます。

その多くは、①メインで書くべき詳細をイントロに入れてしまっている、または②前置きが長くなってしまっていることが原因です。

イントロが長くなってしまう方は、時間が許す限り書き続けたら、5~600ワードくらいのエッセイになってしまうでしょう。。。

IELTSでは、250ワード書けばいいのです!
しかも、エッセイが長ければ長いほど、ミスを露呈する危険性も高まります。
無駄なミスを露呈しないことも、スコアアップのためには必要なことなのです!

書く時間に余裕があるという方は、長いエッセイを書くのではなく、見直しと推敲(すいこう)に当ててください。
見直す時間があれば、自分で間違いに気づいて直したり、よりよい表現・単語に変えたりできるので0.5くらいはバンドスコアが変わってきます。
エッセイはできる限りコンパクトにまとめて、見直しの時間を必ず取りましょう!

イントロでは何を書くのか?

イントロダクションというのはエッセイの導入部です。読み手が、「ふむふむ、このエッセイには~について書かれているんだな」と分かるよう紹介するわけですね。

IELTSライティングにおいては、イントロとは、タスクとエッセイの架け橋になるように作ります。
イントロを読めば、どのようなタスクなのか?これからどのようなエッセイが始まるのか?
このふたつがわかることが重要です。

イントロについてIELTS講師は「RephraseまたはRewordしてね!」と教えます。
つまり、「言葉や表現を変えて言い換える」ということです。
もしもトピックで使われている単語や表現を「コピーしている」と判断された場合、
ワード数のカウントから外れますので、タスクをそのまま書かないことも必要です。

それではイントロには具体的に何を書いたらいいのでしょうか?
おすすめは、次の3つです。

イントロの内容

1 バックグラウンド (背景、テーマ)
2 議題の紹介
3 自分の意見(重要!)

バックグラウンドとは?

バックグラウンドとは、この議題が生まれた背景のことです。

実際のトピックを見ながら説明しましょう。

In many countries today, the eating habits and lifestyle of children are different from those of previous generations. Some people say this has had a negative effect on their health. To what extent do you agree or disagree with this opinion?

ではここで背景は何でしょうか?想像してみて下さい。

はい、「子供の健康(が害されてきている)」ですね。
要するに、バックグラウンドとは「大きなテーマ」となるような事です。多くの場合、近年の状況となるでしょうか。

またこの議題は何かと考えますと、「子供の生活習慣、食生活が変わってきたことが、健康に悪影響を及ぼしている」です。バックグラウンドと議題は密接に関係していますので、一緒に書いてしまうことができます。

例:
Over the last several decades, children’s health condition has been
significantly affected by unhealthy lifestyle and food options that
modern society has offered to them.

さあこれでRewordingできました。。。
同じ意味であり、違う表現ですね。。。
難しそうですか?簡単そうですか?

さてしかし、ここまで緻密にRewordingしなければいけないかというとそういうわけでもありません。
エッセイライティングは基本的に(聞かれている事に答えさえすれば)自由に何でも書くことができます。

私は常に思うのですが、Rewordしなさい、Rephraseしなさい、というのは、セーフティです。
少なくともイントロのアイデアに関しては。
タスクをしっかり達成するために、パラフレーズするのが一番安全だからなのです。
ただ、、よりよいアイデアがある人の場合、せっかくのアイデアを無駄にしてしまうことにもなります。

ぜひ忘れないでいただきたいのは、「これはテストの対策として、エッセイを短時間で見栄えよくするための、あるいはハイスコアを得るための」練習だということです。

もちろん英語の勉強にはなります。ただし出題トピックの質問の方向性が似ているため、
どうしても「お決まりの表現」になりがちなのです。

6.5~7.0くらいまでは文法などがしっかりしていれば大丈夫です。
上級者の方は表現に幅を持たせることが重要になってきますので、7.0~8.0以上
を目指すなら、ぜひ「自由に」練習してみてください。

イントロに自分の意見スタンスを含める理由

To what extent do you agree or disagree with this opinion?

これです。

例えば、3つの理由から「強く賛成」するスタンスで説明したい場合

I strongly agree with this statement for three main reasons.

このように自分のスタンスをイントロの最後に入れてあげると、、エッセイでは何を書くのかが分かりやすいイントロになります。

アカデミックライティングを勉強された方は、この自分の意見「I」を避ける傾向にありますが、アイエルツエッセイは、厳密にはアカデミックライティングではありません。

「聞かれている事に、はっきり、明確に答える」ことがもっも重要です。

さらに、イントロに自分の意見、スタンスを含めることで「いいこと」があります。エッセイにCoherence(首尾一貫性)を持たせる効果があるからです。

日本人が英語を使うとき、陥りやすいワナの1つに、日本語の「起承転結」をつい無意識に用いてしまうというのがあるかと思います。

起承転結、私たちには分かりやすいこの概念。
しかしこれでエッセイを書くと、合理主義的な英語文化では、(特に物事を説明する場合には)「分かりにくい」文章となってしまいます。

それは、最後まで読まないと結論が分からないから。話の方向性が見えないのです。

ですのでアイエルツエッセイでは、自分のスタンスを首尾一貫して通すことが、スコアアップのためには必須となります。

まずイントロで、「私はこう思いますよ~」とアピール。ボディで、「それはこういう理由だからです。私の意見、理にかなうでしょう?」と説得。最後にコンクルージョンで「だからやっぱり私はこうだと思うんですよ~」と結論付けるのです。

まとめ

今回はイントロについて紹介しましたが、いかがでしょうか。IELTSのライティングテストは正しい英語表現の能力だけでなく、自分の意見を論理的にまとめられているかが求められます。
PlusOnePointでは、論理的に深く考え、それを表現できるように指導していきます。お困りの方は、ぜひ科目別対策講座に参加してみてください。

IELTSのライティングの書き方【基本編:ボディ / コンクルージョン】

IELTSのライティングテストは、正確な英語表現だけでなく、相手に自分の考えを伝えることが求められます。そんなライティングテストでスコアアップのために抑えておくべき基本ポイントがあります。今回は、エッセイの中のボディとコンクルージョン部分について解説します!

【基礎編:イントロダクション】でも記載しましたが、IELTSのライティングテストについて基本事項をまとめておきます。

IELTSのライティングテストは、Task1とTask2の2つのパートに分かれています。

Task1
150words以上 グラフや図表を分析・比較して説明する問題
Task2
250words以上 トピックについて自分の意見を書く問題

IELTSのライティングテストは、上記のパートを計60分で回答します

今回は、IELTSのライティングの書き方【基本編:ボディ/コンクルージョン】ということで、ボディとコンクルージョンについて紹介していきます。

ボディを書く前に必要なことは、プランニング!

まずは「ボディには何を書くのか?」を考える、つまりプランニングについてを説明します。

プランニングとは、エッセイプランを立てることです。
自分がこのエッセイの中で何を書くのか、構想を練るわけですね。

トピックを読んで、下記のことを行います。

1.与えられたタスクを正確に理解する
2.何を答えればいいのか?質問は1つなのか?2つなのか?
3.自分のスタンスを決める
4.ボディパラグラフの数、内容を決める
In many countries today, the eating habits and lifestyle of children are different from those of previous generations. Some people say this has had a negative effect on their health. To what extent do you agree or disagree with this opinion?

前回と同じトピックで見ていきますので、タスク理解は【基礎編:イントロダクション】を参照していただき、2つ目から説明します。

何を答えればいいのか?を知るには、何を聞かれているかが分かればいいのですが、タスク(設問)には必ず、直接的な質問もしくは指示が含まれていますので、そこに着目します。

上の例題の場合ですと、

To what extent do you agree or disagree with this opinion?

ここですね。

「この意見にどの程度賛成(または反対)しますか?」これが聞かれていることで、答えるべきことです。

次に、その、自分の答えを決定します。賛成なのか、反対なのか?自分のスタンスを決めます。
実際には両方のアイデアを出してみて、より詳しく、説明ができそうな方を自分のスタンスにするといいです。

今回のトピックだと反対意見を書くのは、「食生活や生活習慣の変化が子供の健康に悪影響を及ぼしている」を否定しなければならないので難しいと思います。
私なら無難に「賛成」を答えにしますね。。世間で言われていることそのままですから。。
ちなみに、質問は2つの場合もあります。その場合は2つともに答えるようにしましょう。

次に、「自分の答えの理由」を考えて下さい。それが、ボディパラグラフの内容になります。

理由の数がそのままパラグラフの数になりますので、2つあれば大丈夫です。ただし、詳しく説明できる理由を選んで下さいね。ボディの役割は、自分の見解に説得力を持たせることです。詳しい説明や、具体例を挙げることで論理を組み立てるわけです。

自分の意見がいかに突飛なものでも、ロジックさえしっかりしていればかまいません。
アイエルツでは書く内容は評価の対象になりませんので。

ボディアイデア例:
理由1:
子供の肥満、糖尿病、アレルギー
・ファーストフード人気、栄養ナシ、高カロリー、高炭水化物、高脂質、肥満、糖尿病の原因
・甘いソフトドリンク、砂糖
・食品添加物、アレルギー体質、次世代
(やはりかつてはなかった簡単で便利な食べ物によって子供の健康は脅かされている)

理由2:
運動量が減ったため、体力、運動能力が低下
・遊び方変わる、外→内
・e.g.TV、ゲーム、インターネット普及、忙しい親も原因か
・勉強のプレッシャーが重く、運動の時間取らない
・日本、遅くまで塾
(結果として運動の量が減り体力、筋力も低下してきている)

こんなカンジで、ボディに何を書くのか考えていきます。

ボディに書くこと

上に紹介したのがプランニングしたボディの内容です。
メインの理由がトピックセンテンスとなり、
その下に書き出したのが、使う詳しい説明や具体例(サポーティングセンテンスになる)です。

トピックセンテンスとは、パラグラフ全体の主旨となる部分のことを言います。
このパラグラフには何が書かれているのか一目で分かる部分です。
また、IELTSライティングにおいては、トピックセンテンス=タスクへの直接的回答となります。

アイエルツのエッセイではこのトピックセンテンスをはっきり書くことが大切です。
1つのパラグラフに1つのトピックセンテンス。
これがあると、分かりやすさ(明瞭性)が格段に上がりますので
読んだときの印象もよく高評価に繋がります。
トピックセンテンスが適切でないと、基本的にバンドスコア6.0以上は取れません。

そしてサポーティングセンテンスとは、その名の通り、主旨をサポートする部分です。
つまり、根拠、裏づけとなる部分ですね。だから詳しい説明や具体例を使うのです。

最後にコンクルーディングセンテンスですが、これは()をつけておきます。
パラグラフの最後にくるまとめの部分ですが、
アイエルツのエッセイは短いのでなくてもよい場合もあります。

ボディを書き進めながらも、コンクルーディングセンテンスを意識しておくと、
途中で議論が脱線する可能性が低くなります。
ただし内容としてはメインアイデアの言い換えなので、
トピックセンテンスと全く同じにならないように工夫が必要です。
上手く言い換えができると、Coherence(首尾一貫性)ができて一歩上のスコアに繋がるでしょう。

目標は、「きちんとしたロジックのある分かりやすいエッセイにすること」です。

コンクルージョンに書くこと

エッセイの最後のパラグラフ、「結論」は大変重要です。

コンクルージョンのパラグラフがないと、エッセイは完結できません。
書きっぱなしの文章になってしまいます。
きちんと着地点をはっきりさせ、エッセイを締めてあげてください。

コンクルージョンは難しいことを考える必要はありません。
ボディで述べたことをまとめられればそれでOKです。

コンクルージョンに入れるべきことは、
以下の二つのポイントです。新しいことは一切入れません。

●コンクルージョンに入れるべきこと
自分の意見(議論の結論)
メインアイデア(主な理由)

ただし、先ほどのコンクルーディングセンテンスのときと同様、同じ文章を繰り返してはつまらないので、表現を変える必要があります。
メインアイデアはほぼトピックセンテンスのことですね。
全体のバランスにも寄りますが、コンクルージョンは極めてシンプルにまとめます。

さていかがでしたでしょうか?
基礎編とはいえ知っておいたほうがいいこと、たくさんあります。
そして知ってはいても上手く使えない、中途半端な知識になってしまっていることもあるでしょう。

ライティングの練習は、2タイプに分けるのが私のおススメです。

タスク2のエッセイ40分きっかり時間を計ってチャレンジする、模擬テストバージョンと、
じっくり手間暇かけて自分のエッセイを完成させる、超熟バージョン。

模擬テストバージョンはきちんと見返して、どこが向上できるのか自分で考えてみて下さいね。
もちろんエキスパートのアイエルツ講師からフィードバックをもらえたらより効果的なので、ぜひ一緒にIELTSの勉強をしていきましょう!

IELTSの必須単語が覚えられない…おすすめの単語の記憶方法!

英語を勉強していても、若いときと違って全然単語が覚えられない!と嘆いている方いませんか?IELTS対策でも、語彙力はあった方が断然有利です!ただし、効率的な単語の覚え方はあるのでしょうか?今回は、オトナの記憶力低下の原因と合わせて、おすすめの単語の覚え方を紹介します。

「Mikaさ~ん、何回やってもすぐ忘れちゃうんですよね…」
IELTS対策講座を受講中の生徒さんからよく聞くセリフです。
英語を学習するとき、誰もが思ったことがあるのではないでしょうか?
昨日IELTSリーディング解いて、辞書で調べたばかりなのに。。。また忘れてしまってる。。(泣)

覚えた単語を忘れてしまうのは、年齢のせいかも?
そもそも私って記憶力が悪いんじゃ。。。??
と、心配になってしまいますよね。

あなたは、単語を覚えるときはどんなふうにしますか??

実は、IELTSリーディングの問題を解いていて、分からない単語を一度調べてみただけでは、翌日忘れても無理はありません。難易度の高い単語なら20分後に忘れていてもおかしくはありません。
とりあえず安心してください(笑)
一回調べてすぐに覚えられるなら、英語学習なんて苦労はしません!

ではやっぱり暗記でしょうか。。。?
よく暗記のために以下の努力をされている方がいらっしゃいます。

・分からない単語があったので、意味を調べてノートに30回書いた
・単語帳を作って復習した
・IELTS必須単語X000!を使って勉強している

丸暗記学習ですね。。
スペリングや代表的な意味を覚えるのには効果的ですが、
丸暗記というのは、大人の脳みそにとってはひどく効率の悪い覚え方なのです!

日本の小学校ではよく暗記をさせられます。
漢字練習ノートや九九、覚えられた人から暗唱してくださーいって、テストもやりました。

高校に入ってさえ、たくさんの暗記をしなくてはなりません。
英語に関しては、ほとんどの学校で単語テストが毎週とかあって、丸暗記中心の学習方法が用いられています。

しかし、昔は平気で暗記できていたのに。。。
子供の頃に比べて暗記できなくなったな~、って思ったことありませんか?

–>やっぱり年かも。。という諦めにつながるのですが、、、
「大人になると脳の神経細胞は減少するから新しいことが覚えられなくなる」
という定説、実はそうじゃないらしいんです!!

まず、大人になると丸暗記能力は明らかに低下します。
色々な知識や経験を既に持ってしまっているため、
新たに何かを覚えたときに、情報を呼び起こすのが困難だからです。

しかし、私たち大人は、論理立てて理解する能力が、逆に向上してきます!
これは、物事を関連付ける能力が高くなるということです。

つまり、エピソードとして記憶するほうが得意になってくるのです。
このようなことから私達オトナは、どうやったら効率的に英語学習ができるか考えてみました。

IELTSの単語対策!効率のいい単語の覚え方とは?

わたしたちオトナが効率よく記憶するには、関連付ける(論理だてる)ことが重要です。

例えば、「produce」という単語を覚えるための関連付けをしてみます。

まずは用例を考えて見ます。

Toyota produces and sells hybrid vehicles globally.

トヨタは世界中でハイブリッド自動車を生産、販売している。

受動態も考えてみます。

This music was produced by him.

この音楽は彼が作りました。

「produce」が、動詞であると判断し、「どのように使われるのか」を知って初めて「覚えやすくなる」のです。
さらに、「どのように活用するのか」、「どんな派生語があるのか」考えて見ましょう。

【活用】
Produce
Produced (過去)
Produced (過去分詞)
Producing (進行)
【派生語】
Production [名] 生産(量)(高)
Productive [形] 生産的な、生産力のある
Productively [副] 生産的に
Productivity [名] 生産性、生産力
Producer [名] 生産者、製作者
Product [名] 製品、商品
Produce [名] 農産物、作物

上のように、用例を挙げ、「こうやって使った」という記憶を残します。
さらに、活用形や派生語を挙げてみて(調べてもいいですね)、
同じような意味を、違うかたちで使うことができると知っておきましょう。

余裕があれば、派生語でまた用例を作ってみてはどうでしょうか。

Today’s meeting was very productive.

今日のミーティングは大変有意義なものだった。

The new team has been working very productively.

新チームはとても生産的に機能している。

出会ったばかりの新しい単語でここまでやったら時間がかかって大変ですが、
この単語よく見るよなぁ、と思うくらい頻出する単語でしたら、ぜひやってみて欲しいと思います。

これは単語をただ知るだけでなく、きちんと覚えるための方法です!

効率的に単語を覚えるためには「関連付けをする」ということが大切です。
たくさん関連付けをすることで、この単語「Produce」を思い出すためのトリガー(きっかけ)が多くなります。

さらに、関連付けた情報を思い出したり意識しているときにも、この単語の情報は脳内で刺激され、情報は刺激されるたびに永久記憶となりやすくなります。

そうです、忘れないようにするために(永久記憶にするために)、関連した情報のネットワークをたくさん作っておくのです。
慣れてくると、日本語訳はあまり意味を持たなくなってきます。それどころか邪魔と感じるようになるでしょう。
「Produce」は「生産する」ではなく、「Productionの動詞」とか「makeのちょっと高度な単語」という覚え方にシフトしてくるからです。

実際、この効果が現れ始めると単語を覚えるのがすごく早くなります。それは、今までぼんやりしていた記憶の断片が、あたかもひとつにまとまってはっきりとした形をとっていくような感じです。

単語が覚えられない!と嘆きたくなる気持ちは分かります!みんなそうですから。。

脳にとっては、「刺激のたくさん与えられる情報=重要!」「その刺激の大きさ=重要度!」なのです。
そして、刺激の大きさというのは、あなたの探究心、覚えたいという気持ちです。
あとは、眠っている間に脳が整理整頓してくれます。

この気持ちの大きな人は、いくつになってもたくさんの物事を学習できるんですよ!