IELTSの再採点(リマーク)

IELTSのスコアは正式に申請をすれば再採点をしてもらうことができます。試験の結果があまり芳しくなかった、またもう少しで自分の目標スコアに届くところだったという方は、再採点を申請する価値があるでしょう。 IELTSのスコアの再採点制度に関して詳しく説明します。

IELTSの再採点申請(リマーク)について

再採点(リマーク)とは、試験結果に不服がある場合にもう一度採点をし直してもらうことができる制度です。正式には、”Enquiry on Results (EOR)”と呼ばれています。

申請自体は試験を受けた会場に提出をすることが多いですが、実際には本部で別の上級試験官が採点をします。上級試験官は、オリジナルの試験結果を知らずにバイアスのない状態で独立して採点を行います。

何度も試験を受けている方は経験があるかと思いますが IELTS の試験結果は毎回同じではありません。せっかくスピーキングで7.0が取れたのに、次の試験では6.0に下がってしまっていた。。このようなことを、経験したことがあるのではないでしょうか。

試験の結果がぶれるのは、もちろんその時のパフォーマンスにもよりますが、IELTS試験官の受ける印象によって大きく左右されるからです。別の試験官が見れば、試験結果に0.5くらいの差があってもおかしくはないということです。

もちろん IELTSの試験官は厳しい訓練を受けており、2年に1回程度はその能力を確認するためトレーニングを受けています。しかしそれでもやはり人間が採点をしているので多少の誤差は生じてきます。この誤差を修正するために、再採点制度が設けられているわけですね。

IELTS再採点の申請費用

リマークを申請するためには費用が必要です。費用は国や試験会場によって異なります。

  • 日本の英検が主催するIELTS 試験の場合、9,000円の費用が必要です。
  • オーストラリアの場合、AUD$176の費用が必要です。
  • (2017年10月現在)

日本で行われているIELTS 試験は、英検が主催していることが多いですが、その他の機関が主催しているIELTS試験に比べると再採点の申請費用は一番安いようです。

関連記事

申請費用は、スコアが変わった場合には全て返金されますが、スコアが変わらなかった場合には返金はされません。

IELTSの再採点申請にかかる期間

再採点にかかる期間は、申請から数週間です。
国によって異なりますが、概ね4〜6週間程度とお考えください。

IELTS再採点申請はいつまでできるの?

再採点の申請期限は、試験日(試験を受けた日)からおおよそ6週間以内です。英検主体の IELTS 試験では39日以内に申請する必要があります。主催者や試験会場により申請の期限が異なり、また決められた期間必着で郵送する必要がありますので、早めに準備をしましょう。

再採点の申請期限を過ぎた場合は、申請を受け付けられません。

IELTS再採点申請に必要なもの

IELTS再採点に必要なものは以下の2点です。

  • 申請フォーム(Enquiry on Results Application Form)
  • 試験結果(Test Report Form)
  • * 試験結果はオリジナル(原本)を送る必要があります。

IELTS再採点でスコアが上がる科目

IELTSの再採点でスコアが上がることを最も期待できるのはスピーキングとライティングです。
上にも書きましたが、採点に試験官の主観的な要素が入ってくるからです。特にスピーキングは試験官によるスコアの幅が大きいため、再採点申請によって1.0〜1.5上がることも稀ではありません。ライティングも、スピーキングほどではないものの、再採点によって0.5〜1.0あがることがあります。

特に、留学先への願書の提出など、IELTSの結果を出さなければならない期限が迫っている方は、追加で1回分の採点が返ってくると思えば申請してみる価値は大いにあるでしょう。

一方、リスニング、リーディングははっきりとした回答があるため、問題に不備がない限りはスコアは上がりません。

問題に不備がある場合とは、極端なところでは、回答が間違っている、回答の選択肢が間違っているなど、テスト問題そのものに作成側のミスがある時です。厳重なチェックをされて作成されている問題ですので、このようなことはほとんどないと言っていいでしょう。

IELTS再採点でスコアが下がることは?

「再採点を申請して結果のスコアが下がってしまったら、と考えると、もったいなくて申請できません。。」
というような質問をよく受講生からいただききますが、試験の結果が下がることは、ほぼありませんので、ご安心ください。

実は、公式には、「再採点によってスコアが下がることはない」とは明記されていません。念のため、IELTSを運営する会社にも問い合わせをしてみたのですが、受験したセンターに問い合わせをするようにという回答がほとんどでした。ブリティッシュカウンシルによると、「再採点を申請した場合あなたの試験結果は上がるか、そのまま変わらないかのどちらかです。」という回答をいただきました。以下、ブリティッシュカウンシルから返信されたメールです。

Thank you for your enquiry.

If you undertake an Enquiry on Results, your mark will either increase or remain the same. For further assistance, you will need to contact your test centre who will be able to help you.

I hope this information is helpful.

Kind regards

実際に、私を含めて私の周りの多くの方がこれまで何度も再採点を申請しましたが、スコアが下がったということは一度も聞いたことがありません。

IELTS再採点でスコアが上がった例

最後に、これまでリマークでスコアが上がった例をご紹介しておきます。

ライティング

ライティングでは、スコアが上がらずに返ってくることも多いですが、上がる場合は、+0.5変わりるケースがほとんどです。まれに1.0上がる方もいらっしゃいます。

最近驚いたのは、スコア1.5変わったというケースです。オリジナルのライティングスコアが5.5だったテスト再採点してもらったところ、なんと!7.0になって返ってきたそうです。。

スピーキング

スピーキングは、ライティングよりももっとスコアが上がる可能性が高いです。おそらくライティングに比べて、スピーキングの方が、それぞれの試験官が感じる印象や、習慣などによってスコアが変わりやすいのでしょう。大きく変わった方はやはり1.5上がった方がいらっしゃいました。そうでなくても、受講生の方から頻繁に再採点によりスコアが上がったという話を聞きますので、スピーキングの採点結果はより上がりやすいと言えるでしょう。

リスニング・リーディング

私の知る限りではありません。

まとめ

IELTSの再採点(リマーク)についてまとめました。やはり可能性として、スコアが上れば目標スコアに届くなら、再採点を申請した方が良さそうですね!

IELTSにかかる費用(日本の場合)

IELTSは多くの費用がかかりますよね。受験料だけでも数万円、再採点(Enquiry on Request)を出す場合にはさらに費用がかかります。現在、日本では現在3つの機関が IELTSの試験を提供していますが、それぞれの機関で料金の設定が微妙に異なります。この記事では、IELTS受験料、キャンセル料、変更手数料、再採点(リマーク)にかかる費用などをまとめます。

日本でIELTSを受験する際にかかる費用

費用は三”社”三様

現在、日本では以下の3社がIELTSの試験を実施しています。

  • 英語検定協会
  • JSAF(Japan Study Abroad Foundation)
  • British CounsilによるIELTS for UKVI

2015年よりBritish Council(およびCambridge大学)が主催するIELTS for UKVIが始まったことは有名ですが、2016年からはオーストラリアのIDP AustlraliaがサポートするJSPA(Japan Study Abroad Foundation)からもIELTSの試験が提供されるようになりましたのでさらに選択肢が増えました。

関連記事

英検 JSAF UKVI
受験料 25,380 25,380 32,184
キャンセル料 6,300 5,940 8,640
変更手数料 初回無料 5,940 8,640
EMS郵送料(国内) 1,600 2,500 1,500
郵送料(海外) 初回無料 5,940 8,640
再採点(リマーク) 9,000 16,200 20,952

※ 料金は記事作成時(2018年7月28日)現在です。
※ 数字の単位は日本円です。

受験料

UKVIを除いて、英検・JSAF(IDP)とも同じ料金になっています。

UKVIは、テストの種類によってさらに料金が変わります。

  • IELTS for UKVI Academic/General Training: 32,184円
  • IELTS Life Skills A1/B1: 24,138円

キャンセル手数料

キャンセル手数料は、3つの機関でそれぞれ異なります。また、キャンセルが可能な期間も異なります。

  • 英検:申込締切日まで(受験する回により異なる)
  • JSAF:筆記試験実施8日前の金曜日17時まで(木曜日のテスト日の場合、8日前の金曜日17時まで)
  • UKVI:試験日より35日前まで

変更手数料

テスト日・受検地・モジュールを変更する場合にかかる費用です。変更手数料は、3つの機関でそれぞれ異なります。また、変更が可能な期間も異なります。

英検の場合は、初回の変更のみ無料となっており、2回目以降の変更は1回につき6,300円かかります。

  • 英検:申込締切日まで(受験する回により異なる)
  • JSAF:筆記試験実施8日前の金曜日17時まで(木曜日のテスト日の場合、8日前の金曜日17時まで)
  • UKVI:試験日より35日前まで

EMS郵送料(国内)

追加の成績証明書などを郵送してもらう場合の郵送費用(EMSの場合)です。

UKVIは、最初の成績証明書の発行日から30日以内かつ5通までの申請の場合には1通につき1,500円ですが、最初の成績証明書発行日から31日以上過ぎてからまたは6通以上の申請の場合には1通につき2,580円となります。

郵送料(海外)

通常、海外に成績書名所を郵送することはないかと思われますが(どちらかというと海外で受験をして日本に郵送をしてもらうケースの方が多いかもしれません)、念のため比較いたしました。

再採点(リマーク)

IELTSでは、いわゆる異議申し立てを行うことができます。通常は、受験日から6週間以内に所定の方法で申請を行うと、別の試験官が採点のやり直しをしてくれます。

スコアが改善された場合には、リマークにかかる費用は全額返金されます。

まとめ

IELTSの受験料、キャンセル料、変更手数料、再採点(リマーク)などにかかる費用などをまとめました。

IELTSリスニングでスペルミスしやすい単語(1)

IELTSリスニングではスペルミス(スペリングミス)は間違いと判断されます。せっかく聞けていたのにスペリングを間違えたために失点をしてしまった、ということのないように頻出問題についてはスペリングをしっかり覚えておきましょう。この記事では、IELTSリスニングでしばしば出題されるスペリング要注意の頻出単語をご紹介します。

IELTSリスニングの頻出単語(1)

1. Wednesday

最近のIELTSではあまり出題されなくなりましたが、「曜日」は全てしっかり書けるように練習をしておきましょう。特に、Tuesday(火曜日)、Wednesday(水曜日)、Thursday(木曜日)、Saturday(土曜日)あたりはスペリングが複雑です。

  • 月曜日:Monday
  • 火曜日:Tuesday
  • 水曜日:Wednesday
  • 木曜日:Thursday
  • 金曜日:Friday
  • 土曜日:Saturday
  • 日曜日:Sunday

ちなみに、曜日は最初が大文字になります。大文字と小文字を区別して描く場合には大文字で始めることを忘れないでくださいね。

2. February

「月」も書けるようになっておいてください。特に、January(1月)、February(2月)、April(4月)、November(11月)、December(12月)あたりはスペリングが複雑です。

  • 1月:January
  • 2月:February
  • 3月:March
  • 4月:April
  • 5月:May
  • 6月:June
  • 7月:July
  • 8月:August
  • 9月:Septemper
  • 10月:October
  • 11月:November
  • 12月:December

全くの余談ですが、英語の月の名称は非常に複雑です。

ローマ旧暦が今の3月に相当することから、3月を基準にカウントされています。

September(9月):ローマ旧暦の7月(sevenに由来)
October(10月):ローマ旧暦の8月(8を意味するocto-に由来)
November(11月):ローマ旧暦の9月(nineに由来)
December(12月):ローマ旧暦の10月(10を意味するdeci-に由来)

とここまではいいのですが、あとの月は神様の名前や人の名前から付けられていて、なんともルールが曖昧です。

January(1月):Janus「神の月」
March(3月):Mars「軍の神」
May(5月):Maius mensis「女の神」
July(7月):Gaius Julius Caesar(ジュリアス・シーザー)
August(8月):Imperator Caesar Divi Filius Augustus(アウグストゥス)

3. museum

museumは、英語上級者であってもスペリングを間違えやすい単語です。簡単な単語は間違えないだろうと過信するのではなく、この機会にしっかり確認しておきましょう。

(x) musium
(x) musuem
(x) meseum
(o) museum

ちなみに、museumという単語は、神殿を表す「ミューズ(Muse)」が語源と言われています。

4. behaviour/behavior

behaviourもよく出題されますね。イギリス式のスペリングだと-viour、アメリカ式だと-viorとなりますが、IELTSではどちらでも正解になります。

(x) behavier
(o) behaviour
(o) behavior

動詞のbehave(ふるまう)も合わせて覚えましょう。

5. surface

surface(表面)は、ややレベルの高い単語ですが、Section 4などで出題されます。「サーフィス」と発音されるためにスペリングを間違える人もいるのかもしれません。

(x) surfice
(x) surfise
(o) surface

sur-は「上に」という接頭語(surfix)です。それにface(顔)が合わさってできた単語なので、語源を考えると簡単ですね!

6. theatre/theater

theatreには「劇場」という意味もあれば「手術室」という意味もあります。イギリス式のスペリングだと-re、アメリカ式だと-erとなりますが、IELTSではどちらでも正解になります。

7. analysis

analysis(分析)もIELTS頻出単語です。比較的発音どおりですが、yとiを間違えるケースがよく見られます。

(x) analisis
(o) analysis

ちなみにanalysisの複数形はanalyses(アナリシーズと語尾を伸ばす)と不規則変化をしますが、聞き取るのが難しいのもあって通常は単数形でしか出題されません。

8. electricity

LとRが混在する単語はIELTSリスニングで頻出です。

(x) erectricity
(x) electlicity
(o) electricity

9. scientist

scientist、なぜかよく出題されます。最初のscが難しいのかもしれませんが・・・。

(x) sientist
(o) scientist

あわせて、science(科学)も正しく綴れるように覚えておきましょう。

10. confidence

IELTSが大好きなconfidence、大頻出単語です。スペリング自体は難しくありませんが、念のため確認をしておきましょう。

まとめ

IELTSリスニングの頻出単語をまとめました。IELTSリスニングではスペルミス(スペリングミス)は致命的です。頻出単語を中心に普段からスペリングをしっかり確認する習慣をつけておきましょう。

IELTSスコアから予想される勉強期間の目安

IELTSは、世界中の約10,000もの機関が認定するグローバルスタンダードテストとして、日本国内での受験者も年々増えている英語能力試験です。日本で受験できる英語能力試験はおおよそ20ありますが、その中でもIELTSは実用的な英語能力試験として人気が急上昇しています。今回の記事では、他の英語検定試験から見たIELTSスコアの目安とともに、IELTS試験結果から予想される勉強期間の目安についてもご紹介します。

他の英語検定試験から見たIELTSスコアの目安

移住や留学でIELTSが必要になった場合、自分の今の実力でどのくらいのIELTSスコアが取れそうか、ある程度目安を持っておきたいところです。ほとんどの方は過去に何らかの英語試験を受けたことのあると思われますので、スコアの目安を持っておき、必要となるスコアまでの道のりを思い描きましょう。

IELTSのスコアの目安を理解しておくことは、志望校を選ぶ上でも重要です。また、目標スコアまでに自分がどの程度勉強時間を確保しなければいけないのかを理解しておくことにも役立ちます。

IELTSのスコアの目安として、TOEIC、TOEFL、英検など他の英語検定試験のスコアを比較してみました。ただ、それぞれの検定試験が重きを置いている点が異なりますので、一概に表に示す通りに、TOEICの点数が何点だからIELTSのスコアはこのくらい取れる、とは限りません。あくまでそのレベルの英語のスキルを持ち合わせているというスコアの目安になります。

IELTSスコアとその他英語能力試験の点数を表にまとめました。あくまで目安にされてください。なお、TOEFLについては、現在実施されているTOEFL iBTのみ掲載いたしました。

IELTS TOEIC 英検 TOEFL iBT
9.0 120
8.5 119
8.0 117-118
7.5 110-116
7.0 870-990 1級 100-109
6.5 820-869 準1級 90-99
6.0 750-819 準1級 80-89
5.5 600-749 2級 70-79
5.0 550-599 2級 60-69
4.5 500-549 準2級 52-59
4.0 450-499 準2級 45-51
3.5 300-449 3級 33-44
3.0 290-299 3級 29-32

TOEICのスコアから見るIELTSスコアの目安

TOEICは、リスニング・リーディングのみの試験であるため(ライティング・スピーキングの試験もありますがメジャーではないためここでは割愛しています)、満点の990点をもってしてもIELTSのスコアの目安は7.0としています。

IELTSは4教科の試験です。TOEICで高得点をマークしている方であっても、IELTSで7.0以上のハイスコアを目指す方はIELTS対策が必要です。

英検のスコアから見るIELTSスコアの目安

日本でのみ実施されている英検は、最高位の1級をもってしてもIELTSのスコアの目安は7.0となっています。英検1級の試験は、合格率が10%程度の非常に難しい試験です。ただ、IELTSに換算をすると7.0になってしまうのは、試験の性質の違いによります。

英検では、語彙・文法などの量が勝負を分けます。いわゆる重箱の隅をつついたような単語もたくさん知っている必要があります。一方、IELTSでは、彙・文法などの量がそれほど重要ではなく(もちろんあるに越したことはありませんが)、実用性に重きを置いています。そのため、暗記学習で英検1級を取得した人にとってはIELTSのスコアに繋がりにくいケースがあります。

TOEFLのスコアから見るIELTSスコアの目安

最もスコアの目安になるのがTOEFLです。MBAなどの大学院留学を考えておられる方は、TOEFLからIELTSに変更して勉強をされている方も多いかと思います。MBA留学では学校によっては7.0〜7.5のハイスコアが必要になります。TOEFLで100点以上を取れている方であれば、しっかりとしたIELTS対策をすれば比較的早く7.0以上のスコアを達成できるでしょう。

関連記事

IELTS試験結果から予想される勉強期間の目安

IELTS試験結果をすでに受け取っておられる方は、必要スコアを達成するまでに予想される勉強期間の目安を持っておきましょう。多くの方が、IELTSの試験を甘く見ておられます。

平均的にはスコア0.5を上げるのに約3ヶ月が目安

やや衝撃的ですが、IELTSの世界では、スコア0.5を上げるのに約3ヶ月(240時間)かかるとも言われています。これはいわゆる語学学校でフルタイムで勉強をしている生徒たちのスコアの変化を調査した結果だと思われますが、語学学校のフルタイム(週20時間)を3ヶ月(12週間)続けると、生徒のスコアが平均0.5上がってくるということを意味します。

フルタイムで勉強ができる人はまだしも、多くの社会人はそうはいきません。フルタイムで働いているわけですので、勉強する時間はせいぜい週に10時間確保できればいい、といったところではないでしょうか。

もちろん語学学校は、さまざまなレベルの生徒さんがおられることもあり、ややスローなペースで授業が進んでいきます。しかし、IELTSのスコアアップにはそれなりの時間がかかるということを念頭に入れておきましょう。

社会人は効率的に学習することが必須

社会人にとって、IELTSスコアアップのための最も大きな課題は勉強時間の確保です。特に日本の会社にお勤めの方は、平日は早朝から深夜まで働きづめ、休日すらままならないという方も多いかと思います。そのような中で勉強時間を確保することが最大の課題となります。

PlusOnePointの受講生の方は、平均的なスコアアップのスピードの約3〜5倍の速さでスコアを伸ばされていますが、それでも0.5のスコアを上げるのに約40時間のレッスンは必要です。試験結果を受け取られた方は、どのくらいの勉強時間を確保すればどのくらいの期間で目標が達成できそうか、しっかり目安を持っておきましょう。

まとめ

今回の記事では、他の英語検定試験から見たIELTSスコアの目安を示すとともに、試験結果から予想される勉強期間の目安についてもご紹介いたしました。

ここがポイント!

  • 英検・TOEFLとの点数比較はあくまで目安
  • IELTSスコアアップのための最大の課題は勉強時間の確保
  • IELTS – アカデミックとジェネラルの違い

    IELTSの試験にはアカデミック・モジュール(通称アカデミック)とジェネラル・トレーニング(通称ジェネラル)の2種類が用意されています。この記事ではアカデミックとジェネラルの違いについてまとめるとともに、アカデミックがジェネラルの代わりになるケースやその利点についてもご紹介します。

    アカデミックとジェネラルの違いは?

    IELTSの試験にはアカデミックとジェネラルがあり、アカデミックは主に大学進学や大学院進学などの目的で使用され、ジェネラルは海外移住のためのビザ申請や永住権申請などの目的で使用されます。自分が必要なのは、アカデミックなのかジェネラルなのか、どちらでもいいのかを確認しておきましょう。

    リーディングとライティングの問題が違う

    アカデミックとジェネラルの問題の違いは、リーディングとライティングです。リスニングとスピーキングは共通でアカデミックもジェネラルも同じ問題が出題されます。

    リーディングの違い

    アカデミックとジェネラルの問題の大きな違いはリーディングにあります。

    アカデミックでは、900〜1,000ワード程度の長文パッセージが3つ出題されますので、60分で2,700〜3,000語の文章を読んで40問の質問に答えることになります。ジェネラルに比べて難易度が高い分、同じスコアを取るための正答数は低く設定されています。

    一方、ジェネラルでは、900〜1,000ワード程度の長文パッセージが1つと、500ワードほどの短いパッセージが合計4つ出題されます。トータルのワード数はほぼ同じ2,700〜3,000語、問題数も同じ40問ですが、短いパッセージの文章はアカデミックに比べて読みやすくなっています。 アカデミックに比べて難易度が低い分、同じスコアを取るための正答数は高く設定されています。

    関連記事

    ライティングの違い

    アカデミックとジェネラルのもう一つの違いはライティングのタスク1です。

    アカデミックでは、 グラフ・表・図などを「レポート」にまとめる問題が出題されます。ジェネラルでは、指定された内容を含めた「手紙」を書くことが求められます。いずれも、ある程度書き方を覚えてしまえばそれほど難しい問題ではありません。

    ライティングのタスク2は、ともにエッセイ・ライティングが出題されます。出題される問題タイプもほぼ同じです。ジェネラルの問題は、アカデミックに比べてやや幅広く答えられるように作成されているため、採点基準の一つであるTask Responseを外しにくいという利点がありますが、それほど大きな差はないと言っていいでしょう。

    関連記事

    リスニングとスピーキングの問題は共通

    リスニングとスピーキングの問題はアカデミックもジェネラルも同じ問題が出題されます。そのため、筆記試験はアカデミックもジェネラルも同じ会場で行われるケースもあります。スピーキングの試験はアカデミックとジェネラルを違う場所で行う場合もありますが、出題される問題のレベルは同じです(試験官により出題する問題は違いますので問題が同じとは限りません)。

    アカデミックとジェネラルのどちらが必要か?

    前述の通り、アカデミックとジェネラルではリスニングとスピーキングは共通であるものの、リーディングとライティングでは違う問題が出題されます。そのため、自分がどちらの試験を必要としているのかを事前にしっかり知っておくことが重要です。大学・大学院進学の場合は、進学先の教育機関に確認をしておきましょう。移住・永住ビザの申請の場合は、申請する国の移民局またはビザ・エージェントに確認をしておきましょう。

    アカデミックで代用できることがある

    一般的には、移住・永住ビザのためにはジェネラルが必要ですが、国によってはアカデミックでも代用できる場合があります。例えばオーストラリアでは、移住・永住ビザの申請のためにアカデミックで代用ができるケースがあります。一方、カナダなどではアカデミックでの代用ができません。ビザを申請する国の移民局またはビザ・エージェントに確認をしてみましょう。

    一方、大学・大学院進学などの目的の場合はアカデミックのみ認められているケースがほとんどで、通常はジェネラルでの代用ができません。

    5.0まではアカデミックの方が取りやすいケースも

    5.0前後のスコアを目指す方にとって大きな障壁となるのがリーディングです。前述の通り、ジェネラルの問題はアカデミックに比べて問題がやさしいため、同じスコアを取るために必要な正答数が高く設定されています。例えば5.0を取得するには、アカデミックの場合40問中15問〜18問の正解が必要ですが、ジェネラルの場合には40問中23問〜26問の正解が必要になります。

    アカデミックのリーディングの問題は、ジェネラルに比べて確かに難易度は高いですが、記号で答える問題が多いため理解が不十分であっても正解にたどり着けるケースがあります。一方、ジェネラルの問題は難易度は低いものの、単語で答える問題が多いためしっかりとした理解ができていないと正解に辿り着けません。

    5.0前後を目指す方にとっては、ジェネラルのリーディングであってもしっかりとした理解をすることが難しいため、正解にたどり着けずに必要とする正答数を満たせないケースがよく見られます。アカデミックへの切り替えをすることで、5.0を達成しやすくなるケースもあります

    リーディングのスコアメイクで苦しんでいる方は、アカデミックへの切り替えが可能かどうかを確認してみるのもいいでしょう。

    関連記事

    また、6.0以上のスコアを目指す方でリーディングが必要な正答数に届いていない方も、アカデミックの方が有利なケースもあります。これは、6.0を取得するためのリーディングの正答数が、アカデミックの場合40問中23問〜26問であるのに対し、ジェネラルの場合には40問中30問〜31問の正解が必要となっており、アカデミックの方がジェネラルに比べてミスの許容度が低いことが理由です。

    アカデミックへの切り替えにかかる時間

    もしアカデミックでも受験が可能だとわかった場合、ジェネラルからアカデミックへ切り替えるための必要な時間として、3〜4週間の猶予を見ておきましょう。

    アカデミックへの切り替えが決まったら、アカデミック・タスク1の練習をしましょう。アカデミック・タスク1は、レポートの書き方のパターンを覚えてしまうと簡単ですので、出題される6つの問題タイプについてよく使う表現を覚えてしまいましょう。

    関連記事

    また、リーディングの問題がジェネラルに比べて難しくなりますので、60分で3つのパッセージを読んで40問に回答するタイムマネージメントを練習しておきましょう

    まとめ

    アカデミックとジェネラルの違いについてまとめました。自分が必要なテストの種類を確認しておきましょう。

    ここがポイント!

  • アカデミックは主に大学進学や大学院進学などの目的で使用
  • ジェネラルは海外移住のためのビザ申請や永住権申請などの目的で使用
  • アカデミックがジェネラルの代用となることもある
  • IELTSの試験日程(日本, 2018年)

    IELTSの試験日程(日本)についてまとめました。2018年も半分を過ぎ、IELTSを受験できる回数も少なくなってきました。現在、日本では3社がIELTSの試験を実施していますが、お住まいの場所や試験日程(1日の試験と2日の試験など)よっては必ずしもタイミングよく受験できるとは限りません。事前にしっかりと計画を立てておきましょう。2016年よりJSAF(IDP)主催のIELTSが登場したことにより、3日前まで申し込みができるようになりましたので、前回の試験結果を見てから申し込むことができるようになりました。

    IELTSの試験日程

    日本では、従来、日本英語検定協会およびBritish Councilが共同でIELTSの試験を行ってきましたが、2016年よりオーストラリアのIDP AustlraliaがサポートするJSPA(Japan Study Abroad Foundation)を通してでもIELTSの試験を受けられるようになりました。

    日本英語検定協会(英検)主催のIELTS

    日程によってはアカデミック・モジュールのみの実施の回もあります。また、スピーキングの試験を筆記試験の日の午後に行う「1 DAY」試験もありますので、自分が受験する回がどの形式で試験が行われるのかを確認してから申し込みましょう。

    東京会場

    東京会場で実施が予定されているIELTSの試験日程です。

    2018/8/11、2018/8/18、2018/8/25、2018/9/8、2018/9/15、2018/9/29、2018/10/13、2018/10/20、2018/10/27、2018/11/3、2018/11/10、2018/11/17、2018/12/1、2018/12/8

    大阪会場

    大阪会場で実施が予定されているIELTSの試験日程です。

    2018/8/11、2018/8/18、2018/8/25、2018/9/8、2018/9/29、2018/10/13、2018/10/20、2018/10/27、2018/11/3、2018/11/10、2018/11/17、2018/12/1、2018/12/8

    その他の会場

    その他の会場で実施が予定されているIELTSの試験日程です。

    2018/7/28(札幌、金沢、神戸)、2018/8/11(埼玉)、2018/8/18(仙台、松本、福岡)、2018/8/25(札幌、名古屋)、2018/9/8(横浜、福岡)、2018/9/29(松本、金沢、名古屋、岡山)、2018/10/13(松本、広島、熊本)、2018/10/27(仙台、福岡)、2018/11/3(京都)、2018/11/10(札幌、埼玉、福岡)、2018/12/1(横浜、神戸、岡山)、2018/12/8(仙台、名古屋、福岡)

    最新情報は、日本英語検定協会のウェブサイトもご参照ください。

    外部リンク

    JSAF(IDP)主催のIELTS

    2016年より、JSAF(Japan Study Abroad Foundation)を通してでもIELTSの試験を受けられるようになりました。

    JSAF(IDP)主催のIELTSを申し込むメリットは、何と言っても3日前までお申し込みが可能であることです。また、10日前までに申し込みをした場合は、スピーキング試験実施時間帯のリクエストが可能となっています。

    2018年現在、東京・大阪をはじめ、全国6会場で実施されています。

    東京会場

    東京会場で実施が予定されているIELTSの試験日程です。

    2018/8/11、2018/8/18、2018/8/25、2018/9/8、2018/9/15、2018/9/29、2018/10/13、2018/10/20、2018/10/27

    大阪会場

    大阪会場で実施が予定されているIELTSの試験日程です。

    2018/7/28、2018/8/18、2018/8/25、2018/9/15、2018/9/29、2018/10/20

    その他の会場

    その他の会場で実施が予定されているIELTSの試験日程です。

    2018/7/28(岡山)、2018/8/25(横浜、京都)、2018/9/8(京都)、2018/9/15(京都)、2018/9/29(横浜)、2018/10/13(横浜)、2018/10/20(京都)、2018/10/27(神戸)

    最新情報は、JSAFのウェブサイトもご参照ください。

    外部リンク

    IELTS for UKVI

    IELTS for UKVIは、2015年に新しく登場した、主にイギリスでビザを申請をする人が必要となるIELTS試験です。

    関連記事

    東京会場

    東京会場で実施が予定されているIELTS for UKVIの試験日程です。

    2018/8/11、2018/8/18、2018/8/25、2018/9/8、2018/9/15、2018/9/29、2018/10/13、2018/10/27、2018/11/10、2018/11/17、2018/12/8、2018/12/15

    大阪会場

    大阪会場で実施が予定されているIELTS for UKVIの試験日程です。

    2018/8/11、2018/8/25、2018/9/8、2018/9/29、2018/10/13、2018/10/27、2018/11/10、2018/11/17、2018/12/1、2018/12/15

    最新情報は、British Councilのウェブサイトもご参照ください。

    外部リンク

    IELTS for UKVIと通常のIELTSとの違い

    2015年に突如登場した英国査証申請用IELTS(通称:IELTS for UKVI)という試験は、従来のIELTSと一体何が違うのでしょうか。この記事では、UKVIと通常のIELTSとの違いを解説します。

    IELTS for UKVIとは?

    IELTS for UKVI(UK Visas and Immigration)は、2015年に突如登場した新しい試験です。主にイギリスでビザを申請をする人が必要となる試験です。基本的には通常のIELTSの試験と内容は変わりませんが、通常のIELTSとは運営母体が違うために、通常のIELTSではなくIELTS for UKVIを受けなければいけない人がいるのです。自分がどちらのIELTSが必要なのかは、大学・移民局またはビザ・エージェントなどに自分でしっかりと確認をするようにしましょう。

    IELTS for UKVIは、イギリスのCambridge大学と、同じくイギリスのBritish Councilが共同で実施をしています。通常のIELTSは、国によって運営母体が異なりますが、日本では英検協会(正式名称:日本英語検定協会)が、オーストラリアなどではIDP Austlraliaが主な運営母体となっています。イギリス政府は、お墨付きのUKVIしか認めない、と言っているのです。

    その理由は、不正防止策の違いにあります。前述の通り試験の内容自体は通常のIELTSと全く同じですが、試験会場に不正防止カメラが設置されているなど不正防止策の厳しさが大きく異なります。通常のIELTSも指紋採取など不正防止への取り組みはされていますが、UKVIはさらに徹底して行われており、通常のIELTSでは許可されている「水」もUKVIでは持ち込み不可となっています(水は会場で配布されます)。

    受験料が通常のIELTSよりも高く、日本の場合 32,184円(税込)となっています。

    IELTS Life Skills

    IELTS for UKVIの他に、IELTS Life Skills(A1/B1)と呼ばれるベーシックな英語力の試験があります。「Family of a settled person」のビザや「Indefinite leave to remain (to settle) or citizenship」などの場合に必要となる試験で、IELTSでは4.0レベルに相当する基礎的な試験です。科目は、リスニングとスピーキングのみとなります。

    日本でUKVIを実施しているのは1団体のみ

    日本では、3つの団体(英検協会、IDP、British Council)が通常のIELTSの試験を実施していますが、現在、日本でIELTS for UKVIを提供しているのはBritish Councilのみとなります。英国査証申請用IELTS(IELTS for UKVI)が必要な方は、申込先を間違えないようにしましょう。

    外部リンク

    UKVI試験の実施頻度

    UKVIが登場した直後は、月1回程度しか実施されないために受験生は困っていたのですが、現在では月に2〜3回実施されるようになりました(IELTS Life Skillsは現在も月1回程度しか実施されていません)。会場は東京と大阪の2会場のみとなります。

    まとめ

    2015年に登場した英国査証申請用IELTS(UKVI)についてまとめました。

    ここがポイント!

  • 主にイギリスでのビザ申請で必要となるケースがある
  • 試験の内容は通常のIELTSと同じ
  • 受験料が高い
  • 会場は東京と大阪のみ
  • いま大学や企業が最も注目するIELTSとは?

    IELTSは今や世界140カ国以上でほぼ毎週実施され、10,000以上の組織(大学・大学院などの教育機関、企業、政府など)によって認められている英語の試験です。この記事では、IELTSが他の英語の試験とどのように違うのか、なぜいま多くの大学や企業がIELTSを採用するのかを解説いたします。

    IELTS(アイエルツ)とは?

    IELTS(International English Language Testing System)は、大学留学、大学院留学、海外での就職、海外移住、永住権申請などの目的で用いられる英語の試験の一つです。2016年のIELTS受験者数(世界合計)は約300万人に達し、TOEFLやPTEなどの他のどの英語の試験よりも多い受験者数を誇ります。

    アイエルツは、主に、イギリス、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドなどの教育機関に進学する際に必要とされていましたが、最近ではアメリカでもIELTSを受け入れる機関が増えてきています。また日本においても、大学入試の英語試験の代わりにIELTSを採用するところも増えてきています。

    IELTS には、 アカデミック・モジュール(通称アカデミック)とジェネラル・トレーニング(通称ジェネラル)の2種類があります。アカデミックは主に大学や大学院への進学目的に利用され、 ジェネラルはビザ申請や永住権申請の目的で利用されることが多いです。

    大学や企業がIELTSを注目する理由

    IELTS の試験は、TOEICなどの試験とは異なり、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4教科全ての試験が行われます。 ライティングやスピーキングでは他のどの英語の試験よりも実用的な英語の能力を試されます。

    IELTSで高いスコアを保有していることは英語を使いこなせる能力が高いことを意味します。TOEICで900点を保有していても実際に英語が使えなければ意味がありませんよね。大学や企業はこの点に注目をし、英語能力の基準としてIELTSを採用しているのです。

    IELTSの試験と採点方法

    リスニング

    IELTSのリスニングの試験は40問で構成されています(試験時間は約30分)。試験では音声(CD)が一度だけ流されます。問題を事前に読んだり、メモを取ったりすることが可能です。リスニングのスコアは40問中何問正解できたかによって決定されます。

    リスニングの試験は4つのセクションで構成され、 主に海外での日常会話や大学での講義などを想定した問題が出題されます。 回答は記号で答えるものもありますが、スペリングを書かせる問題も多数ありますのでスペリングを正しくかけることが重要です。

    リーディング

    IELTSのリーディングの問題は40問で構成されています(試験時間は60分)。 リーディングのスコアは40問中何問正解できたかによって決定されます。

    リーディング(アカデミック)

    IELTSのリーディング(アカデミック)の試験は3つのセクションで構成され、それぞれ800〜900語の長文問題が3問出題されます。教育雑誌や書籍などから引用されるケースが多く、専門的な知識がなくても理解できるように工夫されています。

    リーディング(ジェネラル)

    IELTSのリーディング(ジェネラル)の試験も3つのセクションで構成されていますが、セクション1とセクション2はそれぞれさらに2つに分かれています。セクション1とセクション2では400〜500語の短い読み物が2つずつ(合計4つ)出題されます。セクション3は、アカデミックと同様の800〜900語の長文問題が出題されます。

    ライティング

    IELTSのライティングの問題は2問(タスク1、タスク2)出題されます(試験時間は60分)。ライティングの採点は、バンド・ディスクリプターと呼ばれる採点基準に照らし合わせて試験官が行います。

    ライティング(アカデミック)

    1問目(タスク1)は、与えられたデータをレポートにする問題です。 グラフや図・表・地図などをもとに150語以上のレポートを作成します。 2問目(タスク2)は、与えられた問題に対してエッセイを作成します。タスク2の方が点数配分が大きいため、タスク1よりも時間をかけることが推奨されています。

    ライティング(ジェネラル)

    1問目(タスク1)は、与えられた問題について手紙を作成する問題です。 指定された情報を含めて150語以上の手紙を作成します。 2問目(タスク2)は、アカデミックと同様に与えられた問題に対してエッセイを作成します。タスク2の方が点数配分が大きいため、タスク1よりも時間をかけることが推奨されています。

    スピーキング

    IELTSのスピーキングの試験は、試験官との1対1の対面で行われ、3つのセクションで構成されています(試験時間は約15分)。 スピーキングの採点は、バンド・ディスクリプターと呼ばれる採点基準に照らし合わせてインタビューを行う試験官が行います。

    Part 1では、自分の身の回りのこと(学業・仕事・趣味など)について英語で話すことを求められます。Part 2では、 課題(テーマ)が与えられ、その課題について1〜2分間英語で話すことが求められます。Part 3では、Part 2のテーマに基づいて試験官とよりジェネラルディスカッションを行います。

    関連記事

    IELTSのスコアと目安

    目指す大学や移住する国によって必要とするスコアは大きく異なりますが、概ね以下のスコアが必要となるケースが多いようです。

    • 7.0〜7.5:MBA留学、医療系資格
    • 6.5:大学院進学
    • 6.0:海外就職・ビジネスビザ(オーストラリアなど)
    • 5.5:TAFE(オーストラリアの専門学校)
    • 5.0〜5.5:日本の大学進学
    関連記事

    IELTSの試験結果の有効期間

    IELTSの試験結果は、成績証明書(Test Report Form)として登録した住所に送付されます。試験結果は通常2年間有効ですが、ビザ申請や永住権申請の場合は3年間有効となる場合もあります。

    まとめ

    IELTSとは?

  • IELTSは世界で最も受験されている英語試験
  • IELTSは英語を使いこなせる能力を反映
  • IELTSは4教科すべての対策が必要
  • IELTSはMBA留学に有利?いつから対策をするべき?

    MBA留学を目指すなら、IELTSもしくはTOEFLのスコアが必要となっています。MBA留学をすれば、すべての授業が英語です。そのため、英語力が必要であり、IELTSやTOEFLなどの英語試験のスコアが必要となっています。IELTSやTOEFLのスコアは、MBA留学を受け入れる基準に達しているのかの審査となっているのです。実は、MBA留学ならTOEFLよりもIELTSがおすすめとなっています。今回は、IELTSがおすすめの理由といつから対策するべきなのかを紹介していきましょう。

    IELTSがMBA留学におすすめの理由!

    IELTSはスコアが取りやすい

    MBA留学をするなら、IELTSかTOEFLのスコアが必要になります。どちらでも問題ないのですが、IELTSがおすすめです。TOEFLよりIELTSがおすすめの理由は、スコアの取りやすさにあります。もちろん、IELTSが簡単なわけではありません。しかし、TOEFLに比べてしまえば、スコアが取りやすいのです。

    実際に、多くのMBA留学の経験者がIELTSの方が「スコアが取りやすい」と語っています。ネットで調べてみても、同じような意見が多く見られるのです。経験者の意見を参考にし、IELTSを選択するのがおすすめなのです。

    特徴はスピーキング

    IELTSとTOEFLの大きな違いは、スピーキングのセクションにあります。そして、ここにもIELTSがおすすめの理由があるのです。TOEFのスピーキングは、マイク付きのヘッドセットを装着し、PCから流れる質問を答える形となっています。つまり、TOEFLでは、スピーキングでありながら相手がいないのです。

    その一方、IELTSのスピーキングは面接官と1:1の対面で行われます。人(試験官)相手とパソコン相手で英語を話すのでは、感覚が全然違います。より自然体に話すには、やはり人がいた方がいいものです。目の前に相手がいることで、身振りや手ぶりを交え、表情などを使いながらコミュニケーションができます。

    ただし、試験官との相性もポイントとなるので注意が必要です。どんな相手が試験官でも、上手く対応することが大切なのです。そのためには、やはり練習を積み重ねることが重要となっています。

    MBA留学のためのIELTS対策はいつからすべき?

    MBA留学を決めたときに対策すべき!

    MBA留学のためのIELTS対策は、MBA留学を決めたときからスタートするべきです。なぜなら、MBA留学に必要なものはあIELTSのスコアだけではありません。アメリカのMBA留学を中心に、GMATのスコアも必要なケースもあります。他にもエッセイや英文履歴書などが求められるのです。

    つまり、IELTSの対策にばかり時間を費やすわけにはいきません。MBA留学するなら、他にもやるべきことがたくさんあるのです。そのため、できるだけ早くMBA留学に必要なスコアを取るため、早々と対策を講じる必要があるのです。MBA留学を決意したときから、IELTS対策をするようにしましょう。

    MBA留学に必要なIELTSのスコアとは?

    MBA留学に必要なIELTSのスコアは、スクールによって異なっています。トップスクールとなると、Overallで7.0~7.5以上のスコアが求められるのが一般的です。中堅スクールなら、Overallで6.5~7.0以上のスコアが求められることが多いです。

    そのため、自分がMBA留学したいスクールに合わせて、どのスコアを目標にするのかを決めるのがいいでしょう。IELTSのスコアは、あくまで「足きり」のための基準です。ですから、しっかりと求められるスコアを超える必要があります。計画的に対策し、MBA留学を目指しましょう。

    IELTSとMBA留学のまとめ

    MBA留学には英語試験のスコアが求められます。IELTSやTOEFLのスコアが使えるのですが、おすすめはIELTSです。MBA留学の経験者は、IELTSの方が「スコアが取りやすい」と語っています。

    IELTSとTOEFLの大きな違いは、スピーキングのセクションです。IELTSは人相手にスピーキングするのに対し、TOEFLはパソコン相手のスピーキングとなっています。人相手の方がやりやすいため、おすすめとなっています。

    MBA留学に必要なのはIELTSのスコアだけではありません。そのため、できるだけ早く必要なIELTSのスコアを取るべきです。ぜひ、早くからIELTSの対策をし、MBA留学の準備を整えましょう。

    ここがポイント!

  • MBA留学の経験者の多くがIELTSの方がスコアが取りやすいと感じている!
  • IELTSとTOEFLの大きな違いはスピーキング!
  • IELTS対策はMBA留学を決めたときからスタートしよう!
  • IELTSのスコア(採点方法)

    IELTSのスコア(バンドスコア)は、0から9.0(0.5刻み)の19段階で採点されます。試験は4教科で構成され、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングのそれぞれにおいて0から9.0のスコアがつけられ、4教科の平均点が最終スコア(オーバーオール・スコア)として計算されます。この記事では各科目のスコアの計算方法についてご紹介いたします。

    IELTSリスニング・リーディングのスコアについて

    リスニングやリーディングの試験では「正解」が用意されているため、正答数(何問正解できたか)に応じてスコアが決められます。

    関連記事

    IELTSのリスニング・リーディングの試験はともに40問ずつしかないため、1問のミスがスコアに大きく影響します。

    IELTSリスニングのスコアを少しでも上げるには?

    リスニングでよくあるミスの一つは、スペリングミスです。 IELTSのリスニングでは、スペリングミスは間違いと判断されます。 特に過去問に掲載されているような単語は頻出問題であるケースが多いので、スペリングをしっかり確認しておきましょう。

    大文字と小文字の区別も注意をしたいところです。固有名詞など大文字で始めなければならない回答もあります。大文字と小文字を区別して書く場合には特に注意が必要です。自信のない場合は全て大文字で書くと良いでしょう(全て大文字で書いた場合は大文字と小文字の区別をしていないものと判断され正解になります)。

    次に多いミスが単数形と複数形の間違いです。単語は聞き取れたけれども単数形だったか複数形だったかを聞き逃してしまうことがよくあります。メモ形式の問題であればどちらも正解になるケースが多いですが、センテンスの場合には文法的に正しいかどうかが重要になります。メモを取る際には単数形で発音されたか複数形で発音されたかを注意深く聞くようにしましょう。

    また、インストラクションの見落としにも注意したいところです。問題によっては「ONE WORD ONLY(一語で答えなさい)」のように明確な指示がありますが、この指示に従わずに答えた場合は不正解になります。非常にもったいないミスですので気をつけましょう。

    最後に、回答欄のズレにも注意してください。違う番号の欄に回答を変えてしまうことは当然ながら不正解になります。

    IELTSのリスニングでは最後に「10分間の見直し時間」がありますので、この時間を有効に活用し上記のようなミスを一つでも減らしましょう。

    IELTSリーディングのスコアを少しでも上げるには?

    リーディングでも同様にミスが起こります。 リーディングの回答は、基本的には本文から単語を抜き出すか記号で答えることになりますが、写し間違いによるスペリングミスもよくあります。単語を抜き出す際には正確に抜き出すようにしましょう。

    リーディングでもインストラクションの見落としにも注意したいところです。リスニング同様に「ONE WORD ONLY(一語で答えなさい)」のように明確な指示があるにも関わらず指示に従わずに答えた場合は不正解になります。また「TRUE/FALSE」の問題を「YES/NO」で答えてしまうと不正解なります。

    もちろん、リーディングでも回答欄のズレにも注意してください。

    IELTSライティングのスコアについて

    ライティングの試験では「採点基準」 に基づいてスコアが決められます。

    ライティングの採点方法(スコアリング)

    ライティングにはタスク1とタスク2があります。タスク1とタスク2はそれぞれ採点基準に基づいて別々に(通常は別々の試験官が)スコアリングをします。採点基準は4項目あり、それぞれ整数でスコアリングされます(0.5単位では採点されません)。

    この4項目の平均点からタスク1およびタスク2のスコアが計算されます(平均点をround downしたスコアとなります)。

    タスク2の採点例をお示しします。

    Task Response:7
    Coherence and Cohesion:6
    Lexical Resource:7
    Grammatical Range and Accuracy:7

    このようなスコアになった場合には、平均が6.75ですので、タスク2のスコアは「6.5」となります(7.0にはなりません)。

    タスク1でも同様に採点が行われ、タスク1のスコアとタスク2のスコアからライティングの最終スコアが決定されます。

    IELTSライティング・タスク1とタスク2の比重

    タスク2はタスク1に比べて比重が大きくライティングの最終スコアに大きく影響します。詳しくは、『IELTSライティング・タスク1とタスク2の比重』をご覧ください。

    関連記事

    IELTSライティングのスコアを少しでも上げるには?

    IELTSライティングについては、信頼できる講師から継続的にフィードバックを受けて改善していくことがスコアアップに直結しますが、独学でもできることはあります。

    一つは、普段使っている単語の確認です。普段何気なく使っていう単語も正確なニュアンスや正しい用法を理解できていない可能性があります。IELTSライティングの採点基準では語彙や文法(ストラクチャー)の多様性も見られていますが、それと同時に正確性も重要視されています。

    辞書や文法の参考書を使いながらライティングでよく使う単語や文法(ストラクチャー)について今一度確認をしてみましょう。

    関連記事

    IELTSスピーキングのスコアについて

    スピーキングも「採点基準」 に基づいてスコアが決められます。

    スピーキングの採点方法(スコアリング)

    スピーキングの採点は試験官がその場で行います。録音をしているのですが、実際には録音データは別の目的で使用されます(リマークを申請した場合の資料として使われたり、試験官の不正チェックなどの目的にも使われます)。

    ライティング同様、採点基準に基づいてスコアリングをします。採点基準は4項目あり、それぞれ整数でスコアリングされます(0.5単位では採点されません)。

    この4項目の平均点からスコアが計算されます(平均点をround downしたスコアとなります)。

    タスク2の採点例をお示しします。

    Fluency and Coherence:7
    Lexical Resource:7
    Grammatical Range and Accuracy:7
    Pronunciation:6

    このようなスコアになった場合には、平均が6.75ですので、スピーキングのスコアは「6.5」となります(7.0にはなりません)。

    IELTSスピーキングのスコアを少しでも上げるには?

    IELTSスピーキングについても、継続的にフィードバックを受けて改善していくことがスコアアップにとって重要です。

    独学でできることとしては、英語を話すことに慣れておくことです。ライティングとは異なり、IELTSのスピーキングの試験では正確性よりも自然さ(英語慣れしているかどうか)が評価の対象となっています。

    ガチガチに緊張してしまうという方は普段から英語を話す機会を作っておきましょう。身の回りに英語を話す人がいない場合には、イメージトレーニングをしておくだけでも効果的です。 IELTSスピーキングのタスクを使いながら英語を話している自分を想像して不安に感じた単語や表現は都度確認をしておきましょう。

    関連記事

    IELTS試験当日のウォームアップの重要性

    試験当日にはウォームアップが重要です。

    関連記事

    IELTSのスピーキング試験はおおよそ14分の試験です。緊張してしまってうまく話せなかった、緊張が和らいできた頃には試験が終わっていた、ということにならないように試験当日はしっかりウォームアップをしておきましょう。

    まとめ

    IELTSのスコアの計算方法についてご紹介をいたしました。それぞれの科目でどのように採点されているかを知ることによって効果的な対策が可能です。ライティングスピーキングに関しては信頼できる講師からフィードバックを受けることが非常に重要ですね。