• IELTSライティングのテンプレートがほしい・・・
  • IELTSライティングのテンプレートはどんなタスクでも使えるの?

今回の記事では、こういった疑問や要望にお答えします。

この記事を書いている筆者は、IELTS講師歴6年。
IELTS 8.5を保有(過去5回の試験でいずれも全科目7.0以上を達成)しています。

筆者のプロフィール

IELTSライティングのテンプレートは問題タイプ別に覚えるべし

IELTSライティング対策としてテンプレートを覚える場合には、[問題タイプ別にテンプレートを覚える]のがお勧めです。

なぜなら、問題タイプ(質問の種類)によって答えるものが変わってくるため、テンプレートをそのまま使うことができないからです。

アイエルツ・ライティングの基本的な問題形式は7種類

アイエルツのライティング出題される問題形式は、[7種類]、その他を入れると8種類あります。それぞれについてテンプレートを覚えていく必要があります。

①(To what extent) do you agree or disagree?
②Discuss both views and give your own opinion.
③What is your opinion?
④What are the advantages and disadvantages of this?
⑤Do the advantages of this outweigh the disadvantages?
⑥What are the causes? What can be done to solve this?
⑦Is it a positive or negative development?
⑧その他

テンプレートを使う前にIELTSライティングの基本構成を知る

IELTSのライティング・タスク2でテンプレートを使う前に、[エッセイの基本構成を知っておく]必要があります。

エッセイの基本構成を知らなければ、テンプレートをどのようにアレンジして使えばいいかが分からないからです。

すべてのエッセイは以下の構成で作られる

IELTSのライティング・タスク2のエッセイは、問題タイプにかかわらず、以下の構成で作られます。

①イントロダクション(導入)
②ボディ1(議論1)
③ボディ2(議論2)
④コンクルージョン(結論)

イントロダクション

これからどのような議論が始まるのかを読み手に「導入」する役割を果たします。読み手(IELTSでは試験官)は問題を知らない想定でエッセイを読みますので(もちろんどのような問題が出題されているのかは知っていますが・・・)、イントロダクションを読めば、これからどのような議題についてどのようなことが書かれているのかが想像できる必要があります。

ボディ

イントロダクションで導入した内容について、メインの主張とそれをサポートする説明や具体例を展開する部分です。IELTSのエッセイでは、通常2〜3つのボディを用意します。それぞれのボディには独立したアイデアを用意します。ボディはいくつあってもいいのですが、制限時間内に250語以上という基準をクリアするということを考えると最大でも3つ程度と考えておきましょう。

コンクルージョン

ボディでの主張のまとめとなります。イントロダクションでポジション(自分の立場)を明確にしている場合は、イントロダクションのrestatement(念押し)になることもあります。

イントロダクションのテンプレート

まずは、[イントロダクションのテンプレート]を覚えましょう。

イントロダクションで使うテンプレートは、以下の2つです。

①イントロダクションの1文目
②イントロダクションの2文目(3パターン)

イントロダクションの1文目(背景)

イントロダクションの1文目には[これからの議題につながる背景]を書きます。背景のテンプレートをいくつか紹介致しますので、エッセイになれるまではこのテンプレートを応用しながら使ってみましょう。

  • In recent years/decades, … increasing.
  • During the past few decades, an increasing number of people are 〜ing.
  • In many countries, … is becoming a serious concern.

「最近、〜がふえています」「最近、より多くの人が〜をするようになってきています」「多くの国では〜が重要な関心事になってきています」のような出だしでエッセイを始めるとスムーズに議論が始められますね。

イントロダクションの2文目①(ポジション:議論あり)

議論をするエッセイ(前述の問題タイプ①〜③)ではポジション(自分の立場)が必要ですので、イントロダクションの2文目に[ポジション]を書きます。ポジションのテンプレートをいくつか紹介致します。

  • While/Although some people argue that …, I believe that …
  • Some people argue that …, and I agree with this opinion.

自分の議論とは反対のポジションを紹介してから自分のポジションを紹介する方法と、自分の議論とは同じのポジションを紹介してからそれに同意する方法があります。反対側の議論をする場合は前者を、反対側の議論をしない場合は後者を採用するといいでしょう。

イントロダクションの2文目②(ポジション:議論なし)

議論をしないエッセイでポジションが必要な問題(前述の問題タイプ⑤、⑦)では、同様にイントロダクションの2文目に[ポジション]を書きますが、通常は他人の意見は議論をしませんので、それぞれ別のテンプレートが必要になります。

問題タイプ別にテンプレートを一つずつ紹介致します。

⑤のテンプレート

  • Although there are some drawbacks (to …), I believe that the benefits (of this) outweigh the drawbacks.

⑦のテンプレート

  • I believe that this is a positive/negative development/trend.

イントロダクションの2文目③(アウトライン)

議論をしないエッセイ(前述の問題タイプ④、⑥)では、イントロダクションの2文目に[アウトライン(エッセイの構成)]を書きます。

問題タイプ別にテンプレートを一つずつ紹介致します。

④のテンプレート

  • In this essay, I will describe/explain/analyse the advantages and disadvantages (of this).
  • This essay will describe/explain/analyse the advantages and disadvantages (of this).

⑥のテンプレート

  • In this essay, I will describe/explain/analyse the causes (of this) and suggest possible solutions.
  • This essay will describe/explain/analyse the causes (of this) and suggest possible solutions.

ボディのテンプレート

次に、[ボディのテンプレート]を覚えましょう。

ボディで使うテンプレートは、以下の4つです。

①ボディの1文目=トピックセンテンス(5パターン)
②ボディの2文目=サポートセンテンス
③ボディの3文目=具体例・経験
④ボディの最終文=コンクルーディングセンテンス

ボディの1文目(トピックセンテンス)

ボディ1の1文目には[これからの段落で何をするのか(議論の方向性)][それに対する自分の回答(メインアイデア)]を書きます。これらを合わせてトピックセンテンスと呼びます。

トピックセンテンスは、エッセイを分かりやすくするだけでなく、スコアにも大きく影響をする部分ですので必ず書くようにしましょう。また、トピックセンテンスは、問題タイプごとに別々に覚えましょう。

全部で5種類(ボディ1、ボディ2で合計10種類)ありますので、順番に紹介します。

  • 両サイドを議論する場合のボディのトピックセンテンス(問題タイプ:①〜③)
  • ワンサイドで議論する場合のボディのトピックセンテンス(問題タイプ:①〜③)
  • 利点・欠点を答える場合のボディのトピックセンテンス(問題タイプ:④、⑤)
  • 原因・解決策等を答える場合のボディのトピックセンテンス(問題タイプ:⑥)
  • ポジティブ・ネガティブ傾向を答える場合のボディのトピックセンテンス(問題タイプ:⑦)

両サイドを議論する場合のボディのトピックセンテンス(問題タイプ:①〜③)

両サイドを議論する場合は、ボディ1に自分の主張と対立する意見を持ってくる方がテンプレートとしては機能しやすくなりますので、以下のテンプレートが役立ちます。

(a)の部分に議論の方向性を、(b)の部分に自分の回答(メインアイデア)を入れます。

  • Some may argue that …(a)… because …(b)…

ボディ2では、ボディ1の主張を覆して自分の主張を述べますので、以下のテンプレートが役立ちます。

  • However, I believe that …(a)… because …(b)…

argueやbelieveといった動詞は、claim/insistなど何でも問題ありませんが、say/think/guess/supposeなどの口語的な表現や弱い表現は避けましょう。

ワンサイドで議論する場合のボディのトピックセンテンス(問題タイプ:①〜③)

ワンサイドで議論する場合は、ボディ1、ボディ2ともに自分の主張を述べますので、以下のテンプレートが役立ちます。

(a)の部分に議論の方向性を、(b)の部分に自分の回答(メインアイデア)を入れます。

  • The main/major reason why …(a)… is that …(b)…
  • Firstly, …(a)… because …(b)…

ボディ2では、ボディ1の主張に加えて別の角度からさらに自分の主張を述べますので、以下のテンプレートが役立ちます。

  • Another reason [why …(a)…] is that …(b)…
  • Secondly/In addition, […(a)…] because …(b)…

ボディ2では(a)の部分が明白であれば省略しても構いません。

利点・欠点を答える場合のボディ1のトピックセンテンス(問題タイプ:④、⑤)

利点・欠点を答える場合は、比較が必要な場合とそうでない場合で多少変わりますが、ボディ1に利点・欠点のいずれかを持ってくる方がテンプレートとしては機能しやすくなりますので、以下のテンプレートが役立ちます。

(a)の部分に議論の方向性を、(b)の部分に自分の回答(メインアイデア)を入れます。

  • A possible advantage to/of/in …(a)… is that …(b)… [比較あり]
  • On one hand, the advantage to/of/in …(a)… is that …(b)… [比較なし]

ボディ2では、比較が必要な場合にはボディ1で述べた利点(または欠点)を上回る欠点(または利点)があることを説明します。比較が必要ない場合は、単に欠点(または利点)もあることを説明します。

  • However, there are more disadvantages to/of/in …(a)… Firstly, …(b)… [比較あり]
  • On the other hand, there are also disadvantages to/of/in …(a)…. Firstly, …(b)… [比較なし]

もし1つのアイデアで展開をする場合は、The major disadvantage is that …とすればいいでしょう。

advantage/disadvantageといった単語は、benefit/drawbackやmerit/demeritなどと置き換えても問題ありません。

原因・解決策等を答える場合のボディ1のトピックセンテンス(問題タイプ:⑥)

原因・解決策等、2つの質問について答える場合は、ボディ1に1つ目の質問(今回の例では原因)を、ボディ2に2つ目の質問(今回の例では解決策)を答えると書きやすいですので、以下のテンプレートが役立ちます。

  • [ボディ1] A major cause of … is that …
  • [ボディ2] In order to solve this issue, … / In order to improve this situation, …

solveの代わりに、tackle/address/combatなどと置き換えても問題ありません。

ポジティブ・ネガティブ傾向を答える場合のボディ1のトピックセンテンス(問題タイプ:⑦)

ポジティブ・ネガティブ傾向を答える場合は、他人の意見を紹介するかどうかで以下のテンプレートのいずれかが役立ちます。

他人の意見を紹介する場合

他人の意見を紹介するとエッセイ全体の首尾一貫性や繋がりにネガティブに影響しやすくなりますが、目標スコア6.0あたりまではこちらの方法でも問題ありません。

  • [ボディ1] Some may argue that … is a negative development because …
  • [ボディ2] However, I believe that … is a positive development because …<
他人の意見を紹介しない場合

エッセイ全体の首尾一貫性や繋がりを出すためにも、目標スコア6.5以上の方はなるべくワンサイドで書くことをお勧めします。

  • [ボディ1] Firstly, …(a)… is a positive development because …(b)…
  • [ボディ2] Secondly, […(a)… is a positive development because[ …(b)…

ボディの2文目(サポートセンテンス)

ボディの2文目には、1文目で提示したメインアイデアをサポートする理由・背景・状況などを書くことになります。

あくまで一例ですが、以下のようなストラクチャーをよく用います。

  • This is because …(理由)…
  • These days, …(背景)…
  • In many countries, …(状況)…<

ボディの3文目(具体例・経験)

ボディの3文目には、1〜2文目で提示したメインアイデアおよびサポートアイデアをさらにサポートするための具体例や自分の経験などを書くことになります。

あくまで一例ですが、以下のようなストラクチャーをよく用います。

  • For example, …(具体例)…
  • In Japan, …(具体例)…
  • From my own experience, …(経験)…
  • When I was a high school student, …(経験)…<

ボディの最終文(コンクルーディングセンテンス)

ボディの最後の文には、その段落で議論した内容を簡単にまとめる文章を書きます。

あくまで一例ですが、以下のようなストラクチャーをよく用います。

  • Therefore, …(議論の方向性)… [自分の意見の場合]
  • In this way, …(議論の方向性)… [自分の意見の場合]
  • This is why some argue that …(議論の方向性)… [他人の意見の場合]
  • It is for this reason that some argue …(議論の方向性)… [他人の意見の場合]

コンクルージョンのテンプレート

最後に、[コンクルージョンのテンプレート]を確認しておきましょう。

コンクルージョンで使うテンプレートは5種類です。

  • 議論する場合のコンクルージョン(問題タイプ:①〜③)
  • 利点・欠点を答える場合のコンクルージョン(問題タイプ:④)
  • 利点・欠点を比較する場合のコンクルージョン(問題タイプ:⑤)
  • 原因・解決策等を答える場合のコンクルージョン(問題タイプ:⑥)
  • ポジティブ・ネガティブ傾向を答える場合のコンクルージョン(問題タイプ:⑦)
  • 議論する場合のコンクルージョン(問題タイプ:①〜③)

    議論する場合のコンクルージョンでは、ボディ1とボディ2の議論をまとめますので、以下のテンプレートが役立ちます。

    • To sum up, although some may argue that …, I believe that … because … [両サイドの議論]
    • To sum up, I believe that … because … [ワンサイドの議論]

    利点・欠点を答える場合のコンクルージョン(問題タイプ:④)

    利点・欠点を答える場合のコンクルージョンでは、ボディ1とボディ2のアイデアをまとめますので、以下のテンプレートが役立ちます。

    • To sum up, there are both advantages and disadvantages in … The main advantage is that …, and the disadvantage is that …

    利点・欠点を比較する場合のコンクルージョン(問題タイプ:⑤)

    利点・欠点を比較する場合のコンクルージョンでは、ボディ1とボディ2のアイデアをまとめながら、なぜその一方が他方を上回ると思うかをまとめますので、以下のテンプレートが役立ちます。

    • To sum up, I believe that the advantages of … outweigh the disadvantages because …

    原因・解決策等を答える場合のコンクルージョン(問題タイプ:⑥)

    原因・解決策等を答える場合のコンクルージョンでは、ボディ1とボディ2のアイデアをまとめますので、以下のテンプレートが役立ちます。

    • To sum up, the main cause of … is that … In order to solve this, …

    ポジティブ・ネガティブ傾向を答える場合のコンクルージョン(問題タイプ:⑦)

    ポジティブ・ネガティブ傾向を答える場合のコンクルージョンでは、ボディ1とボディ2のアイデアをまとめますので、以下のテンプレートが役立ちます。

    • To sum up, I believe that … is a positive/negative development because …

    IELTSライティングのテンプレートの使用に関する注意

    ここまで紹介をしておきながらですが、IELTSライティングのテンプレートついては[(特にハイスコアを狙う方は)くれぐれも慎重に使用をする]必要があります。

    目標スコア テンプレート
    5.5まで テンプレートを使ってもいいので制限時間内に語数をクリアすることが優先!
    6.0〜6.5 テンプレートを使ってもいいが使いすぎると内容が犠牲になるので最小限に!
    7.0以上 テンプレートは極力使わずオリジナルの英語で英語力を見せよう!

    詳しくは、こちらの記事をご参照ください。

    IELTSライティングのテンプレート使用法と注意点【試験官は何を見ているか?】

    IELTSライティングのテンプレートに関するまとめ

    IELTSライティングのテンプレートについてまとめました。

    • テンプレートと言っても問題タイプ別にかなりの数が必要!
    • 初級者〜中級者はテンプレートを使ってでも語数をしっかりクリアする!
    • 上級者はなるべくテンプレートを使わずに自分の英語で表現を!

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