• IELTSライティングのテンプレートがあったら教えてほしい
  • テンプレートを使ったライティングは危険と聞くけど本当?
  • どのスコアまでならテンプレートを使ってライティングをしてもOK?

今回の記事では、こういった疑問や要望にお答えします。

この記事を書いている筆者は、IELTS講師歴6年。
IELTS 8.5を保有(過去5回の試験でいずれも全科目7.0以上を達成)しています。

筆者のプロフィール

IELTS初級者はテンプレートを活用するべし

IELTS初級者(英語初級者)は、[テンプレートを活用]してまずは自分でエッセイが書けることを目標にしましょう。

その理由は、テンプレートを活用することにより、比較的早い段階でエッセイを一人で書けるようになるからです。

英語初級者にありがちな躓きとして、「まだ自分にはエッセイが書けないから・・・」とインプット重視の勉強になってしまうことがあります。インプット重視の勉強とは、モデルアンサーなどを見て勉強をしたり、単語を覚えようとしたりすることです。

しかし、それではいつまでたっても自分でエッセイを書くことはできません。2年、3年かけて勉強をしていくならともかく、数ヶ月で目標スコアを達成したいと考えているなら、まずはテンプレートを活用しながら早い段階でエッセイを自力で書けるようになることを目指しましょう。

初級者がテンプレートを使うもう一つのメリット

初級者がテンプレートを使うもう一つのメリットは、[アイデアに集中できること]です。

アイデアさえ考れられれば、あとはある程度テンプレートに当てはめていけば、一応エッセイが完成するからです。

IELTSのライティングでは、アイデアを考えることと英語を考えることの両方を並行して進めていかなければなりません。これは英語初級者にとってはとても大変なことです。

人間は二つのことを同時に進めようと思っても、どちらかに集中するともう一方はおろそかになりがちですので、多くの場合は英語の方に気が取られ、アイデアの方が犠牲になってしまいます。

ですので、エッセイライティングになれるまでの間は、テンプレートを活用してみましょう。

テンプレートは問題タイプ別にすべて必要

テンプレートを用意するなら、[問題タイプ別にすべて用意したほうがいい]です。

なぜなら、問題タイプごとに答えるものが大きく変わってくるからです(一部、共通して使えるものもあります)。

ライティングの問題タイプは全部で7タイプ(その他を入れると8タイプ)あります。

①(To what extent) do you agree or disagree?
②Discuss both views and give your own opinion.
③What is your opinion?
④What are the advantages and disadvantages of this?
⑤Do the advantages of this outweigh the disadvantages?
⑥What are the causes? What can be done to solve this?
⑦Is it a positive or negative development?
⑧その他

それぞれについて、自分なりのテンプレート用意しておくといいでしょう。

例えば、⑤Do the advantages of this outweigh the disadvantages? のタイプの質問であれば、以下のようなテンプレートが考えられます。

Introduction:
(なにか背景の一文を書く) I believe that the benefits of this outweigh its drawbacks.

Body 1:
A possible drawback is that(1つ目の欠点を書く). (そのアイデアを説明する). Another drawback would be that(2つ目の欠点を書く). (そのアイデアを説明する).

Body 2:
However, I believe that the benefits of this outweigh the drawbacks. Firstly, (1つ目の利点を書く). (そのアイデアを説明する). Secondly, (2つ目の利点を書く). (そのアイデアを説明する).

Conclusion:
To sum up, while there are some drawbacks to(議題), I believe that the advantages of this outweigh its disadvantages.

あとは、ここにアイデアと説明を入れていけば、一応エッセイが完成することになります。

テンプレートを覚えるならなるべく正確に

テンプレートを覚えるなら、[なるべく正確に覚える]ことが重要です。

なぜなら、5.0〜5.5あたりのスコアでは、仮にテンプレートであっても正確に覚えられている(できれば正確に使えている)ことが評価の対象となるからです。

例えば、「・・・である主な理由は・・・です。」という文章を書く場合、

The main reason why … is that …

といったストラクチャーを使うことがあると思いますが、これって実は文法的にはレベルの高い文章になります。

5.0〜5.5あたりのスコアでは、このストラクチャーを正確に書ける(使える)だけでも十分評価に値するわけですね。

自分の使いたいテンプレートが正しいものかどうか、できればチェックを受けておくといいでしょう。

IELTSライティングでテンプレートが通用するのはスコア6.0まで

ただし、IELTSライティングでテンプレートが通用するのは、[スコア6.0まで]と考えておきましょう。

その理由は、スコア6.0以上では、問題(タスク)にすべて答えていること、議論が脱線していないことが重要になってくるからです。

テンプレートを(使い方が分からずに)多用していると、問題で聞かれていることとは関係ないことを答えてしまっていることがよくあります。そうなると、6.0以上のハイスコアは狙いにくくなります。

ですので、5.5あたりのスコアが取れるようになったら、徐々にテンプレートを卒業していきましょう。

ハイスコアを狙う場合はテンプレートはむしろ足を引っ張る

前述の通り、6.0以上のハイスコアを狙う場合には、[テンプレートは足かせ]になります。

6.0以上のスコアでは、自分の言葉で議論ができているかが重要視されているからです。

テンプレートに頼って書いていると、問題に正しく答えられないだけでなく、自分の英語力や論理性を示すこともできなくなります。

6.0以上のスコアを目指す方は、テンプレートに頼りすぎないように気をつけましょう。

試験官はテンプレートを見抜く練習を定期的に受けている

実は、試験官は[テンプレートを見抜く練習を定期的に受けている]のです。

その理由は、これから採点しようとしている文章が、受験生がオリジナルで書いた文章なのか、暗記してきた文章なのかを見極めることがスコアリングで重要になってくるからです。

受験生の中には、エッセイを丸暗記してくる人もいます。環境関連の問題だったらこれを書く、という風にエッセイを事前に用意しておき、試験ではテーマだけ確認をしてそのまま書く人もいるわけです。

そういった場合にはスコアとしては「0」がつきます。

試験官は、目の前の文章が丸暗記されたものなのか、その場で考えて書いた文章なのかを見極める力が必要とされているのです。

ですので、テンプレートの多用はいずれにしてもハイスコアを目指す人には邪魔になるものですので、6.0あたりが取れるようになったら自分の英語力を高めていきましょう。

IELTSライティングのテンプレートに関するまとめ

IELTSライティングのテンプレートの使用方法と注意点についてまとめました。

  • 初級者はテンプレートを覚えると速く書く練習に役立つ
  • ただしテンプレートが通用するのは6.0前後まで
  • 試験官はテンプレートの使用を見抜くトレーニングをしている

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