IELTSの成績証明書とスコアの有効期限

頑張って勉強してIELTSを受験し、高得点を獲得した!このスコア、有効期限があるのをご存知ですか?英語能力試験のスコア、証明書にはほとんどの場合有効期限があります。英語の能力は何もしていなければ衰えていくものですので当然といえば当然のことですが、通常は2年ほどの有効期限が定められています。ただし、用途や受付側の機関によって判断が異なりますので、自分のIELTSスコアの有効期限、提出する機関がどのくらい前のスコア、証明書を受け付けているのか、事前に確認しておきましょう。

IELTSの成績証明書とは

IELTSのテスト結果は成績証明書として筆記試験日の13日後に発行され、本人宛に1通のみ郵送されます。紛失しても再発行はできませんので大切に保管しましょう。また、同じく13日後にオンラインで確認することもできます。ただしオンライン上のスコアは確認用のみで、公的な証明書として利用することはできません。

追加証明書の発行

IELTSの認定機関として登録されている機関(政府・企業・教育機関)宛であれば、5通まで無料で追加成績証明書を発行することも可能です。本人を含む個人や、留学・移民代行業者などに宛てて発行することはできません。

IELTSのスコアに有効期限はあるの?

IELTSの成績証明書の有効期限は筆記試験日から2年間です。

ただし、受付側の機関により、有効とする期限の判断は異なります。大学、大学院など教育機関では、証明書の期限と同じく発行から2年間までのスコアを受付可能とすることが多いようです。オーストラリアでは、ビザ申請のための英語能力証明として提出する場合、発行から3年までのスコアを受け付けてくれるようです。提出先の機関が自分のスコア、証明書を受け付けてくれるのか、しっかり確認しておきましょう。

また、昔のスコアを受け付けてもらえないからといって、ではギリギリに試験を受けてなるべく高得点で提出したい…と思っても、なかなかIELTSで短期間でのスコアアップを狙うのは難しいものです。自分の苦手分野を把握し、効果的な対策を練って十分な準備をしてから万全の状態で挑みましょう。

再採点(Enquiry on Result)の申請

試験結果に納得がいかない場合、再採点(Enquiry on Result)を申請することができます。申請するためには、試験日から6週間以内(日本では39日以内)に申請書類の必着、申請料の着金の確認が取れることが必要です。早めに申請しましょう。

  • 申請料 ¥9,000(日本の英検の場合)
  • ※ EORの申請費用は国や機関により異なります。

    再採点を希望する科目は選択することができます。何科目選択しても料金は変わりません。

    再採点にてスコアがアップする可能性は?

    科目にもよりますが、申請する価値があるくらい、再採点にてスコアがアップする可能性はあると言えます。

    リスニングやリーディングといった、決まった解答があるものは、申請してもスコアが変化する可能性はほとんどありません。「正」か「誤」かはっきりしていますので採点者が見落としていない限り、スコアが変わることはほぼありません。それ以外では、試験問題自体に不備があって正答がはっきりしないことが判明した場合などが考えられますが、非常に稀でしょう。

    一方、ライティングやスピーキングは、0.5~1.0のスコアが変わってもおかしくはない科目です。なぜなら、これが正答という答えがないからです。IELTSの回答は、バンドディスクリプターという採点基準表に従って厳しく採点されていますが、基本的には1人の試験官が採点をしますので、主観による多少の差異が生じます。再採点によりセカンドオピニオンが入ることにより、この差異がIELTSの採点基準から外れていると判断されればスコアは調整されます。より厳しく、採点基準に忠実に判定されるのですね。

    投稿者: Mika先生

    PlusOnePoint副代表。NAATI通訳・翻訳者、医療現場での通訳も務める。 10年以上に渡ってアイエルツ対策を研究。 IELTS 最高スコア 8.0(科目別最高スコア:Listening 9.0, Reading 8.5, Writing 7.5, Speaking 8.0)。

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