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IELTSの再採点(リマーク)

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IELTSのスコアは正式に申請をすれば再採点をしてもらうことができます。試験の結果があまり芳しくなかった、またもう少しで自分の目標スコアに届くところだったという方は、再採点を申請する価値があるでしょう。 IELTSのスコアの再採点制度に関して詳しく説明します。

IELTSの再採点申請(リマーク)について

再採点(リマーク)とは、試験結果に不服がある場合にもう一度採点をし直してもらうことができる制度です。正式には、”Enquiry on Results (EOR)”と呼ばれています。

申請自体は試験を受けた会場に提出をすることが多いですが、実際には本部で別の上級試験官が採点をします。上級試験官は、オリジナルの試験結果を知らずにバイアスのない状態で独立して採点を行います。

何度も試験を受けている方は経験があるかと思いますが IELTS の試験結果は毎回同じではありません。せっかくスピーキングで7.0が取れたのに、次の試験では6.0に下がってしまっていた。。このようなことを、経験したことがあるのではないでしょうか。

試験の結果がぶれるのは、もちろんその時のパフォーマンスにもよりますが、IELTS試験官の受ける印象によって大きく左右されるからです。別の試験官が見れば、試験結果に0.5くらいの差があってもおかしくはないということです。

もちろん IELTSの試験官は厳しい訓練を受けており、2年に1回程度はその能力を確認するためトレーニングを受けています。しかしそれでもやはり人間が採点をしているので多少の誤差は生じてきます。この誤差を修正するために、再採点制度が設けられているわけですね。

IELTS再採点の申請費用

リマークを申請するためには費用が必要です。費用は国や試験会場によって異なります。

  • 日本の英検が主催するIELTS 試験の場合、9,000円の費用が必要です。
  • オーストラリアの場合、AUD$176の費用が必要です。
  • (2017年10月現在)

日本で行われているIELTS 試験は、英検が主催していることが多いですが、その他の機関が主催しているIELTS試験に比べると再採点の申請費用は一番安いようです。

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申請費用は、スコアが変わった場合には全て返金されますが、スコアが変わらなかった場合には返金はされません。

IELTSの再採点申請にかかる期間

再採点にかかる期間は、申請から数週間です。
国によって異なりますが、概ね4〜6週間程度とお考えください。

IELTS再採点申請はいつまでできるの?

再採点の申請期限は、試験日(試験を受けた日)からおおよそ6週間以内です。英検主体の IELTS 試験では39日以内に申請する必要があります。主催者や試験会場により申請の期限が異なり、また決められた期間必着で郵送する必要がありますので、早めに準備をしましょう。

再採点の申請期限を過ぎた場合は、申請を受け付けられません。

IELTS再採点申請に必要なもの

IELTS再採点に必要なものは以下の2点です。

  • 申請フォーム(Enquiry on Results Application Form)
  • 試験結果(Test Report Form)
  • * 試験結果はオリジナル(原本)を送る必要があります。

IELTS再採点でスコアが上がる科目

IELTSの再採点でスコアが上がることを最も期待できるのはスピーキングとライティングです。
上にも書きましたが、採点に試験官の主観的な要素が入ってくるからです。特にスピーキングは試験官によるスコアの幅が大きいため、再採点申請によって1.0〜1.5上がることも稀ではありません。ライティングも、スピーキングほどではないものの、再採点によって0.5〜1.0あがることがあります。

特に、留学先への願書の提出など、IELTSの結果を出さなければならない期限が迫っている方は、追加で1回分の採点が返ってくると思えば申請してみる価値は大いにあるでしょう。

一方、リスニング、リーディングははっきりとした回答があるため、問題に不備がない限りはスコアは上がりません。

問題に不備がある場合とは、極端なところでは、回答が間違っている、回答の選択肢が間違っているなど、テスト問題そのものに作成側のミスがある時です。厳重なチェックをされて作成されている問題ですので、このようなことはほとんどないと言っていいでしょう。

IELTS再採点でスコアが下がることは?

「再採点を申請して結果のスコアが下がってしまったら、と考えると、もったいなくて申請できません。。」
というような質問をよく受講生からいただききますが、試験の結果が下がることは、ほぼありませんので、ご安心ください。

実は、公式には、「再採点によってスコアが下がることはない」とは明記されていません。念のため、IELTSを運営する会社にも問い合わせをしてみたのですが、受験したセンターに問い合わせをするようにという回答がほとんどでした。ブリティッシュカウンシルによると、「再採点を申請した場合あなたの試験結果は上がるか、そのまま変わらないかのどちらかです。」という回答をいただきました。以下、ブリティッシュカウンシルから返信されたメールです。

Thank you for your enquiry.

If you undertake an Enquiry on Results, your mark will either increase or remain the same. For further assistance, you will need to contact your test centre who will be able to help you.

I hope this information is helpful.

Kind regards

実際に、私を含めて私の周りの多くの方がこれまで何度も再採点を申請しましたが、スコアが下がったということは一度も聞いたことがありません。

IELTS再採点でスコアが上がった例

最後に、これまでリマークでスコアが上がった例をご紹介しておきます。

ライティング

ライティングでは、スコアが上がらずに返ってくることも多いですが、上がる場合は、+0.5変わりるケースがほとんどです。まれに1.0上がる方もいらっしゃいます。

最近驚いたのは、スコア1.5変わったというケースです。オリジナルのライティングスコアが5.5だったテスト再採点してもらったところ、なんと!7.0になって返ってきたそうです。。

スピーキング

スピーキングは、ライティングよりももっとスコアが上がる可能性が高いです。おそらくライティングに比べて、スピーキングの方が、それぞれの試験官が感じる印象や、習慣などによってスコアが変わりやすいのでしょう。大きく変わった方はやはり1.5上がった方がいらっしゃいました。そうでなくても、受講生の方から頻繁に再採点によりスコアが上がったという話を聞きますので、スピーキングの採点結果はより上がりやすいと言えるでしょう。

リスニング・リーディング

私の知る限りではありません。

まとめ

IELTSの再採点(リマーク)についてまとめました。やはり可能性として、スコアが上れば目標スコアに届くなら、再採点を申請した方が良さそうですね!

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投稿者: Mika先生

PlusOnePoint副代表。NAATI通訳・翻訳者、医療現場での通訳も務める。 10年以上に渡ってアイエルツ対策を研究。 IELTS 最高スコア 8.0(科目別最高スコア:Listening 9.0, Reading 8.5, Writing 7.5, Speaking 8.0)。