IELTS対策で単語が年齢のせいか覚えられない…オトナの単語の覚え方を紹介

若いときと違って、全然単語が覚えられないと嘆いている方いますか?今回は大人のための単語の覚え方を紹介します。IELTS対策のプロフェッショナルMika先生がオトナの記憶力低下の原因と合わせて教えてくれます。

「Mikaさ~ん、何回やってもすぐ忘れちゃうんですよね…」とこのセリフは、IELTS対策講座を受講中の生徒さんからもよく聞きます。
英語を学習するとき、誰もが思ったことがあるのではないでしょうか?

昨日辞書で調べたばかりなのに単語を忘れてしまうのは、年齢や記憶力が関係しているのかなと心配している人もいらっしゃいました。

あなたは単語を覚えるときはどんなふうにしますか??

リーディングの問題を解いていて分からない単語が出てきて調べてみただけでは、翌日忘れても無理はありません。難易度の高い単語なら20分後に忘れていてもおかしくはありません。

また、下記の単語の覚え方は、丸暗記をしようとする勉強の仕方です。
・分からない単語があったので、意味を調べてノートに30回書いた
・単語帳を作って復習します」

スペリングや代表的な意味を覚えるのには効果的ですが、丸暗記というのは、大人の脳みそにとってはひどく効率の悪い覚え方なのです!

日本の小学校ではよくやりますよね?
漢字練習ノートや九九、覚えられた人から暗唱してくださーいって、テストもやりました。

英語に関しては、高校に入ってまで単語テストが毎週とかあって、丸暗記中心の学習方法が用いられています。

しかし、子供の頃に比べて暗記できなくなったな~、って思ったことありませんか?

「大人になると脳の神経細胞は減少するから新しいことが覚えられなくなる」と諦めてしまってる方がいますが、実はそうじゃないらしいんです!!

まず、丸暗記能力は明らかに低下します。
それに加えて、色々な知識や経験を既に持ってしまっているため、新たに何かを覚えたとき、情報を呼び起こすのが困難だからです。

しかし、論理立てて理解する能力は、逆に向上してきます。これは、物事を関連付ける能力が高くなるということです。

つまりエピソードとして記憶するほうが得意になってくるのです。
このようなことから私達オトナは、どうやったら効率的に英語学習ができるか考えてみました。

IELTSの単語対策!効率のいい単語の覚え方とは?

わたしたちオトナが効率よく記憶するには、関連付ける(論理だてる)ことが重要です。

例えば、「produce」という単語を覚えるための関連付けをしてみます。

まずは用例を考えて見ます。
Toyota produces and sells hybrid vehicles globally.
トヨタは世界中でハイブリッド自動車を生産、販売している。

受動態も考えてみます。
This music was produced by him.
この音楽は彼が作りました。

「produce」が、動詞であると判断し、どのように使われるのかを知って初めて「覚えやすくなる」のです。
さらに、「どのように活用するのか」、「どんな派生語があるのか」考えて見ましょう。

【活用】
Produce
Produced (過去)
Produced (過去分詞)
Producing (進行)

【派生語】
Production [名] ? 生産(量)(高)
Productive [形] ? 生産的な、生産力のある
Productively [副] ? 生産的に
Productivity [名] ? 生産性、生産力
Producer [名] ? 生産者、製作者
Product [名] ? 製品、商品
Produce [名] ? 農産物、作物

上のように、用例を挙げ、「こうやって使った」という記憶を残します。
さらに、活用形や派生語を挙げてみて(調べてもいいですね)、
同じような意味を、違うかたちで使うことができると知っておきましょう。

余裕があれば、派生語でまた用例を作ってみてはどうでしょうか。

Today’s meeting was very productive.
今日のミーティングは大変有意義なものだった。

The new team has been working very productively.
新チームはとても生産的に機能している。

出会ったばかりの新しい単語でここまでやったら時間がかかって大変ですが、
この単語よく見るよなぁ、と思うくらい頻出する単語でしたら、ぜひやってみて欲しいと思います。

これは単語をただ知るだけでなく、きちんと覚えるための方法です!

効率的に単語を覚えるためには「関連付けをする」ということが大切です。
たくさん関連付けをすることで、この単語「Produce」を思い出すためのトリガー(きっかけ)が多くなります。

さらに、関連付けた情報を思い出したり意識しているときにも、この単語の情報は脳内で刺激され、情報は刺激されるたびに永久記憶となりやすくなります。

そうです、忘れないようにするために(永久記憶にするために)、関連した情報のネットワークをたくさん作っておくのです。
慣れてくると、日本語訳はあまり意味を持たなくなってきます。それどころか邪魔と感じるようになるでしょう。
「Produce」は「生産する」ではなく、「Productionの動詞」とか「makeのちょっと高度な単語」という覚え方にシフトしてくるからです。

実際、この効果が現れ始めると単語を覚えるのがすごく早くなります。それは、今までぼんやりしていた記憶の断片が、あたかもひとつにまとまってはっきりとした形をとっていくような感じです。

単語が覚えられない!と嘆きたくなる気持ちは分かります!みんなそうですから。。

脳にとっては、「刺激のたくさん与えられる情報=重要!」「その刺激の大きさ=重要度!」なのです。
そして、刺激の大きさというのは、あなたの探究心、覚えたいという気持ちです。
あとは、眠っている間に脳が整理整頓してくれます。

この気持ちの大きな人は、いくつになってもたくさんの物事を学習できるんですよ!

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投稿者: Mika先生

PlusOnePoint副代表。NAATI通訳・翻訳者、医療現場での通訳も務める。 10年以上に渡ってアイエルツ対策を研究。 IELTS 最高スコア 8.0(科目別最高スコア:Listening 9.0, Reading 8.5, Writing 7.5, Speaking 8.0)。