IELTSのライティングの書き方【基本編:ボディ・コンクルージョン】

IELTSのライティングテストは、正確な英語表現だけでなく、相手に自分の考えを伝えることが求められます。そんなライティングテストで抑えておくべき基本ポイントがあります。今回は、エッセイの中のボディとコンクルージョン部分について解説します!

基礎編:イントロダクションについてでも記載しましたが、IELTSのライティングテストについて基本事項をまとめておきます。

IELTSのライティングテストは、Task1とTask2の2つのパートに分かれています。

Task1 150words以上 グラフや図表を分析・比較して説明する問題
Task2 250words以上 トピックについて自分の意見を書く問題

IELTSのライティングテスは、上記のパートを計60分で回答します

今回は「IELTSのライティングの書き方【基本編:ボディ・コンクルージョン】」ということで、ボディとコンクルージョンについて紹介していきます。

ボディを書く前に必要なことは、プランニング!

「ボディには何を書くのか?」を書くにはまずプランニングについてを説明します。

プランニングとは、エッセイプランを立てることです。
自分がこのエッセイの中で何を書くのか、構想を練るわけですね。

トピックを読んで、下記のことを行います。
1.「与えられたトピックを正確に理解する」
2.「何を答えればいいのか?質問は1つ?2つ?」
3.「自分のスタンスを決める」
4.「ボディパラグラフの数、内容」

“In many countries today, the eating habits and lifestyle of children
are different from those of previous generations.
Some people say this has had a negative effect on their health.”

To what extent do you agree or disagree with this opinion?

前回と同じトピックで見ていきますと、まず、トピックを性格に把握するは説明不要ですので、2つ目から説明します。

何を答えればいいのか?を知るには、何を聞かれているかが分かればいいのですが、トピック(設問)には必ず、直接的な質問もしくは指示が含まれていますので、そこに着目します。

上の例題の場合ですと、
To what extent do you agree or disagree with this opinion?
ここですね。

「この意見にどの程度賛成(または反対)しますか?」これが聞かれていることで、答えるべきことです。

次に、その、自分の答えを決定します。賛成なのか、反対なのか?自分のスタンスを決めます。

今回のトピックだと反対意見を書くのは、「食生活や生活習慣の変化が子供の健康に悪影響を及ぼしている」を否定しなければならないので難しいと思います。

私なら無難に「賛成」を答えにしますね。。世間で言われていることそのままですから。。

ちなみに、質問は2つの場合もあります。その場合は2つともに答えるようにしましょう。

次に、「自分の答えの理由」を考えて下さい。それが、ボディパラグラフの内容になります。

理由の数がそのままパラグラフの数になりますので、2つあれば大丈夫です。ただし、詳しく説明できる理由を選んで下さいね。ボディの役割は、自分の見解に説得力を持たせることです。詳しい説明や、具体例を挙げることで論理を組み立てるわけです。

自分の意見がいかに突飛なものでも、ロジックさえしっかりしていればかまいません。
アイエルツでは書く内容は評価の対象になりませんので。

ボディアイデア例:
理由1:子供の肥満、糖尿病、アレルギー
・ファーストフード人気、栄養ナシ、高カロリー、高炭水化物、高脂質、肥満、糖尿病の原因
・甘いソフトドリンク、砂糖
・食品添加物、アレルギー体質、次世代
(やはりかつてはなかった簡単で便利な食べ物によって子供の健康は脅かされている)

理由2:運動量が減ったため、体力、運動能力が低下
・遊び方変わる、外→内
・e.g.TV、ゲーム、インターネット普及、忙しい親も原因か
・勉強のプレッシャーが重く、運動の時間取らない
・日本、遅くまで塾
(結果として運動の量が減り体力、筋力も低下してきている)

こんなカンジで、ボディに何を書くのか考えていきます。

トピックセンテンス、サポーティングセンテンス、(コンクルーディングセンテンス)

上に紹介したのがプランニングしたボディの内容です。
メインの理由がトピックセンテンスとなり、
その下に書き出したのが、使う詳しい説明や具体例(サポーティングセンテンスになる)です。

トピックセンテンスとは、パラグラフ全体の主旨となる部分のことを言います。
このパラグラフには何が書かれているのか一目で分かる部分です。

アイエルツのエッセイではこのトピックセンテンスをはっきり書くことが大切です。
1つのパラグラフに1つのトピックセンテンス。
これがあると、分かりやすさ(明瞭性)が格段に上がりますので
読んだときの印象もよく高評価に繋がります。

そしてサポーティングセンテンスとは、その名の通り、主旨をサポートする部分です。
つまり、根拠、裏づけとなる部分ですね。だから詳しい説明や具体例を使うのです。

最後にコンクルーディングセンテンスですが、これは()をつけておきます。
パラグラフの最後にくるまとめの部分ですが、
アイエルツのエッセイは短いのでなくてもよい場合もあります。

まとめなので新しいアイデアは書けませんし、
直前に言っていることなので無駄に繰り返す必要もないことが多いからです。

コンクルーディングセンテンスを入れると、確かに「すわりがよく」なります。
ただ、トピックセンテンスを繰り返しても意味がありませんので、
様々な文体アレンジのできる上級者の方は試してみるといいかと思います。
上手くいくとCoherence(首尾一貫性)ができて一歩上のスコアに繋がるでしょう。

目標は、「きちんとしたロジックのある分かりやすいエッセイにすること」です。

コンクルージョン

エッセイの最後のパラグラフ、「結論」は大変重要です。

コンクルージョンのパラグラフがないと、エッセイは完結できません。
書きっぱなしの文章になってしまいます。
きちんと着地点をはっきりさせ、エッセイを締めてあげてください。

コンクルージョンは難しいことを考える必要はありません。

結論は、ボディで述べたことをまとめられればそれでOKです。

コンクルージョンに入れるべきことは、「自分の意見(議論の結論)」
「主な理由(ポイント)」これだけです。
新しいことは一切入れません。

コンクルージョンに入れるべきこと

  • 自分の意見(議論の結論)
  • 主な理由(ポイント)
  • ただし、先ほどのコンクルーディングセンテンスのときと同様、同じ文章を繰り返してはつまらないので、表現を変える必要があります。
    主な理由というのはほぼトピックセンテンスのことですね。
    全体のバランスにも寄りますが、無くても致命的にはなりませんので、コンクルージョンは極めてシンプルになることがあります。

    さていかがでしたでしょうか?
    基礎編とはいえ知っておいたほうがいいこと、たくさんあります。
    そして知ってはいても上手く使えない、中途半端な知識になってしまっていることもあるでしょう。

    ライティングの練習は、2タイプに分けるのが私のおススメです。

    タスク2のエッセイ40分きっかり時間を計ってチャレンジする、模擬テストバージョンと、
    じっくり手間暇かけて自分のエッセイを完成させる、超熟バージョン。

    模擬テストバージョンはきちんと見返して、どこが向上できるのか自分で考えてみて下さいね。
    もちろんエキスパートのアイエルツ講師からフィードバックをもらえたらより効果的なので、ぜひ一緒にIELTSの勉強をしていきましょう!

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    投稿者: Mika先生

    PlusOnePoint副代表。NAATI通訳・翻訳者、医療現場での通訳も務める。 10年以上に渡ってアイエルツ対策を研究。 IELTS 最高スコア 8.0(科目別最高スコア:Listening 9.0, Reading 8.5, Writing 7.5, Speaking 8.0)。