IELTSスピーキングテストの採点基準“Fluency & Coherence”“Filler”とは何?

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IELTSのスピーキングのテストは、採点基準はご存じでしょうか?どんな項目が採点基準になっているかを理解して、効率的に勉強を進めることも大切です。
今回は、Mika先生がIELTSのスピーキングテストの採点基準について紹介してくれます。

IELTSスピーキングテストの採点基準

スピーキングのバンドディスクリプター(※)にも、ライティングと同様に4つの採点項目があります。

※バンドディスクリプタ…IELTSがオフィシャルで公表しているライティングとスピーキングの採点基準表のことです。

みなさんバンドディスクリプターについてはもう大丈夫ですか?
知らない方のために簡単に説明すると、
IELTSがオフィシャルで公表している
採点基準表のことです。
つまりこれを見ると、各スコアで、どんな項目でどんなパフォーマンスが
求められているのか書かれているわけです。

英語能力のを採点するにあたって、パフォーマンスが採点されるライティングとスピーキングでは明確な採点基準が必要になります。

そのスピーキングの採点項目には何が入っているかというと、

1、Fluency & Coherence
2、Lexical Resources
3、Grammatical Range & Accuracy
4、Pronunciation

この中で、今回は1、Fluency & Coherenceについてご紹介します。

採点項目であるFluency & Coherenceについて

実はPlusOnePointのLive!講座の科目別対策講座スピーキングでも、Fluency & Pronunciationについては強化して指導しています。

まずFluency、Pronunciationというのはどういう意味でしょうか?何をチェックされているのでしょうか?

採点基準の意味が漠然としかわかっていないと、強化するにしても闇雲なアプローチしか出来ません。

「Fluency(流暢)である」とは、つまり滑らかで淀みないスピーチとはどのようなスピーチでするか把握しておく必要があります。
採点基準の意味を把握し、自分が目指すべきものをはじめに確認しておくと、目標スコアに向けた対策の効率が上がってくるわけです。

●流暢さのイメージとしてよくあがるもの
1.早く喋る
2.止まらずに喋る

1つ目は、完全にMyth(迷信)です。
やはり、流暢というのは早くしゃべったらいいというものでもない。
ローラーコースター(あんまり激しくないやつ)をイメージしてもらうといいかと思うのですが、内容や状況によってスピードが変わってくるのが自然なスピーチです。
勢いのある時(話題に慣れている、意見がしっかりあるとき)は、いくぶんスピードが上がり、考え中のときはゆっくり慎重なペースになりますよね。

日本語のときも、ネイティブスピーカーの英語スピーチもそれが自然な話し方です。

プラスワンポイントMika先生のフルスピードで話す友達の話

語学学校のIELTSコースに通っていたとき、新幹線フルスピード走行中(停車駅なし!)みたいな喋り方をする中国の女の子がいました。

それではやはり不自然で、なかなか7.0が取れませんでした。ちなみに、そのような話し方は、他の採点項目(Coherence)にもかなり影響してしまいます。

ただし、考え中といっても完全に停止して、そのまま動き出さないと、流れが堰き止められます。
アイデアが思いつかないときも何かしら口に出しておかないと、もったいないです。
あんまりミュートが長い場合は、「あ、この人はまだ英語を喋ることがあまりできないんだな」と判断されかねません。
アイデアがないだけだったとしても…

採点項目であるFillerについて

自然な流れを作りたいときには!Filler(つなぎ文句)を使います。
Fillerはある程度決まったフレーズもあって、IELTSのスコア5.0〜6.0あたりを目指す方はぜひ利用していただくといいです。

●Filler代表選手
Let me see…
I’ve never given it much thought but…

おきまりフレーズだけではオシャレじゃない?

Fillerのおきまりのフレーズを多用しても芸がありませんので、可能であればもう少しナチュラルさが加わってもいいでしょう。
特に7.0+の方にはぜひ実践してほしいことになります。
すなわち、今頭の中で起こっている思考をそのまま声に出す、という手があります。

「あなたの学校にあった、芸術作品の話をしてください」のトピックが出されたとします

え?学校の芸術作品?う?ん、う?ん、何があったっけなぁ?。思いつかないよう…

となると、その作品を見つけるまで話が展開できません。これをそのまま口に出してもらっても大丈夫ですが、すぐに会話は終わってしまいます。

思考のプロセス
「学校にあった芸術作品ですか?う?ん、そうやんねぇ。。。
私が学校に行ってたのって、もうずいぶん昔のことなんですよ?。
もう何年前かしら?15年前?
あまり芸術には興味なかったですからねぇ、思い出せるかどうか。。。
大人になってからの専門学校には芸術作品とかなかったですし。。。
専門学校には絵画一枚飾ってなかったと思います。。。
銅像とかもあったかどうか覚えていませんねぇ。
あ、そういえば、その専門学校は建物自体が少し変わった外観をしていたので、
それが芸術といえば芸術かもしれません。その建物は…」

これ全部、メインアイデアに行く前までの思考のプロセスです。つまり、何か話せそうなことを「思いつくための」思考のプロセスです。

Oh, come to think of it, に至るまでに手掛かり、足がかりになる背景、や周りの状況があるはずです。ゆっくりローラーコースターのようにそこから話し始めるわけですね。

ちなみに、思考・意識というのは言葉によって成り立ちますから、漠然と何かを考えようとするのではなく、意識的に言葉にしていくといいです。

「あなたの学校にあった、芸術作品の話をしてください」
学校→私の行っていた学校は・・・小学校?中学校?高校?大学?専門学校?
芸術作品→学校にありそうな芸術作品って言ったら、絵画?銅像?書道?

時々、受講生さんの中にはスピーキングテストを格式張った面接みたいなものと捉えている方がいらっしゃいます。
そんな場合は、上のような回答の方法を紹介すると、「え?そんなふうにくだけて喋っていいの?」と思われるわけですが、IELTSのスピーキングテストは、面接ではありません!!
インタビューと呼ばれることはありますが、自然な英語力で「どの程度、英語が使えているかどうか」を見ます。
十分な判断材料を与えることと、やり取りが成立すること、が意識できていれば、内容は全く問題になりません。
「素晴らしいアイデアや回答」を披露する必要は全くないわけですね。

まとめ

スピーキングのFluencyを保つためのFillerのはなしはいかがでしたでしょうか。
Live!講座ではもっと実践的なFillerをたくさん紹介しています。
ぜひ、講座を受講し、スピーキングテストの効率的な勉強につながてください。

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投稿者: Mika先生

PlusOnePoint副代表。NAATI通訳・翻訳者、医療現場での通訳も務める。 10年以上に渡ってアイエルツ対策を研究。 IELTS 最高スコア 8.0(科目別最高スコア:Listening 9.0, Reading 8.5, Writing 7.5, Speaking 8.0)。

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