ライティングのタイムマネージメントとプランニングの重要性

IELTSのライティング試験で日本人は時間が足りなくなりがち・・・。一体その原因は何でしょうか。今回はライティングの試験で時間が足りなくなる原因を考えるとともに、ライティングのタイムマネージメント(時間配分のコツ)について、PlusOnePointのIELTS専門講師であるMika先生にお話をいただきます。

IELTSライティングテストの内容は?

IELTSのライティングでは、2つのタスクが出題されます。
それぞれ、タスク1、タスク2と呼ばれます。

タスク1は、アカデミック・モジュール(以下、アカデミック)とジェネラル・トレーニング(以下、ジェネラル)では内容が異なります。

  • ジェネラルでは、手紙が出題されます。
  • アカデミックでは、グラフや表のレポートが出題されます。

タスク2は、アカデミックもジェネラルもエッセイが出題されます。

モジュール モジュール
タスク1 手紙 グラフや表のレポート
タスク2 エッセイ エッセイ

どちらの試験も、これらの2つのタスクを60分の制限時間に書かなくてはなりません。
ちなみに、タスク1は150ワード、タスク2は250ワード以上書くことが必要です。

みなさん、最後まで書ききれますか??

特に英文を書くことになれていない方は、日常生活で簡単なEメールを書くことにも時間がかかったりしてしまうのではないでしょうか?

私もIELTSをはじめた当初は、とてもじゃないけど書き終わらない!となきそうでした。
このとき、書き終わらない原因はどこにあると思いますか?

IELTSライティングテストで書き終わらない原因

物理的に、250ワードをハンドライティングで書く時間を考えます。

タスク2を時間配分40分で書くとして、語学学校等で奨められる時間配分は、
5分をプラン、3分をチェック、実際に書く時間は32分。

1センテンス10ワード含むとして、最低25センテンス書くとき、1センテンスに取れる時間は32÷25=1.28、つまり1分15秒強。

One of the most obvious reasons for this is deforestation.

上のセンテンスがぴったり10ワードですが、これを書くのは30秒もかかりませんね!
つまり、私たちは考えながら書いていて、それに時間をとられているのです!

時間配分について

それでは、一体何を考えながら書いているかというと、2つあります。

  1. 構文:センテンスを組み立てている
  2. 内容:何を書こうか考えている

構文は多少時間が要りますので仕方ないとして、内容は、実は書く段階になって考えることではありません。

内容は、プランの時間ですべて決めてしまうのです。

何を書くのかが分かっていれば、書く時間は格段に短縮されます。
構文ですら、殆ど考えなくてもよくなります。

なぜなら、内容によって使える構文は限られていますから、
何を書くか知っている時点で、どう書くかもほぼ絞り込まれてくるのです。

では、1センテンス50秒で書けるようになったとしましょう。
50×25=1250。約20分50秒。

タスク2に割り充てた40分の約半分の時間で書けてしまうことになります。
1センテンス1分使ったとしても、15分残るのです。

さて、みなさんはこれまでプランに何分かけていましたか?
よく学校で奨められるように、5分ですか?その5分間はどうやって使っていましたか?

イントロ、ボディ1の内容、ボディ2の内容、コンクルージョン。
これらがプランからすべて見えてきますか?
エッセイの方向性(自分の意見)ははっきりしていますか?

もし自分のプランが充分ではないと思ったら、ぜひもう少し時間をとってみて下さい。
プランが充実していればそれだけ、書く時間は短縮できます。

実際私は、大体10分くらいはプランに使っていましたので、実際に書く時間が28分、チェックが2分でした。

これは私なりにいろいろと試して、当時の自分のパフォーマンスを一番効率よく上げる時間配分を探した結果です。
みなさんもぜひ、自分のパフォーマンスを上げる時間配分を考えてみてほしいと思います。

充実したプランを立てるためなら、7~8分は惜しくはないと思います。

投稿者: Mika先生

PlusOnePoint副代表。NAATI通訳・翻訳者、医療現場での通訳も務める。 10年以上に渡ってアイエルツ対策を研究。 IELTS 最高スコア 8.0(科目別最高スコア:Listening 9.0, Reading 8.5, Writing 7.5, Speaking 8.0)。

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