IELTSライティング過去問分析 2018年6月出題問題(2)

今回のテーマは環境です。環境は頻出テーマの一つですので、しっかり確認をしておきましょう。PlusOnePointの『科目別対策講座』では、毎週テーマごとにアイデア・単語・表現などを学ぶため、非常に効率的に学習を進めることができます。

IELTSライティング過去問分析 2018年6月出題問題(2)

今回は、今月(2018年6月)にアジア・オセアニア地区で出題された以下のタスクを考えてみましょう。

Some people believe that preserving natural environment is crucial. However, most make no effort to do so. Why do you think this is happening? What are some simple actions that could help the environment?

タスクの理解

まずはタスクの理解から見ていきましょう。

Why do you think this is happening?
What are some simple actions that could help the environment?

と、2つの質問があります。

  • なぜそれは起こっているのか(原因)
  • 単純にできる対策はどのようなものがあるか(解決策)

を問われています。

では、何に対して原因と解決策を考えるのかを見てみましょう。

Some people believe that preserving natural environment is crucial. However, most make no effort to do so.

とありますので、「自然環境を守ることは重要だが多くの人がその努力をしていない」、と言っています。

アイデアを考える

原因

多くの人が自然環境を守るをしていない理由はなんでしょうか?
たくさん理由はあるかと思いますが、ここで重要なことは
100語前後でしっかり説明ができるアイデアを探すことです。

IELTSのエッセイは250語前後の非常に短いエッセイです。
イントロダクションとコンクルージョンを除くと約200語です。
ボディが最低2つあることを考えると1つのアイデアについて
100語前後でしっかり説明をする必要があります。

ふんわりとしたアイデア、まだメインアイデアに行き着いていない
完成途中のアイデア、に飛びつかないようにしましょう。

例えば、「多くの人は面倒臭いと感じているから」というアイデアを思いついたとします。
しかしこのアイデアはまだ「未完成」です。

「面倒臭いと感じている」というのを仮に英語で表現できたとしても
それは直接タスクに答えたことにはなりません。

繋げてみるとはっきりするかと思いますが、

自然環境を守ることは重要だが多くの人がその努力をしていない。その理由は、多くの人が面倒臭いと感じているから。

となります。

どうでしょうか?

なんとなく答えているようにも見えますが、はぐらかされたような感じも残りますね。

それがなぜなのかという疑問がさらに残ってしまうからですね。
ですので、もう少し先の本当の原因を考え進む必要がありそうです。

ちなみに「面倒臭いと感じている」というのは英語でどう表現できそうでしょうか?

正解は後ほど!

解決策

解決策は、原因をどのように説明するかによって変わってきます。
基本的には自分が考える原因とそれに対する解決策をセットで考えるほうがいいでしょう。

仮に、努力をしない理由が「知らないから」という理由だったとすると、
その解決策は「知らせる」ことになりますね。

あとは、「誰が」「どのように」知らせるのか、を答えていくことになります。
是非、チャレンジしてみてくださいね。

このテーマで覚えておきたい語彙・表現

では、「面倒臭い」の正解です。

辞書では、troublesome、bothersome、といった表現が出てきそうですが、
この状況を考えると、feel reluctant(気が進まない)という表現ができそうですね。

ですので、今回は、reluctantという表現を紹介します。

reluctant – unwilling and hesitant; disinclined (Oxford Dictionary)

と定義されてます。

いずれもreluctantの言い換えになる単語ですが、

  • unwilling(〜する気がない)
  • hesitant(ためらって)
  • disinclined(〜する気にならない)

と少しずつニュアンスが異なりますので、エッセイで使いたい人は例文などを調べて用法なども確認しておきましょう。

投稿者: Hibiki先生

PlusOnePoint代表。大阪大学医学部卒業。日本では医師(麻酔科医)として活躍。2012年よりオーストラリア在住。IELTS 最高スコア8.5 (科目別最高スコア:リスニング8.5、リーディング9.0、ライティング8.0、スピーキング8.0)を保有。 2014年以降、5回連続で全科目7.0以上を達成。得意科目はライティング。