• IELTSスピーキングのコツがあったら教えてほしい
  • 短期間でスピーキングのスコアをアップさせるコツはある?

今回の記事では、こういった疑問や要望にお答えします。

この記事を書いている筆者は、IELTS講師歴6年。日本では医師(麻酔科医)として活動。過去5回のIELTS試験でいずれも全科目7.0以上を達成しています。科目別最高スコアは、リスニング8.5、リーディング9.0、ライティング8.0、スピーキング8.0(Overall 8.5を保有)。

筆者のプロフィール

IELTSスピーキングで重要視されているのは流暢さ

IELTSスピーキングで最も重要視されているのは、[流暢さ・自然さ]です。

なぜなら、IELTSは英語の実用性に重きを置いた試験だからです。

たとえば、たくさん難しい語彙を知っていてもそれが自然に使えていなければ、実生活で英語を自然に話せているとは言えないわけです。

それよりもむしろ、簡単な単語であっても自然に使えていて、流暢に話せていることの方がスコアには直結してきます。

スコア別に見る流暢さ(フルーエンシー)の基準

[スコア別に求められる流暢さ]を確認しておくことが重要です。

どのように採点されているかを(ある程度でも)知らずに試験に臨むことは無謀だからです。

スピーキングの採点基準では、流暢さの度合いによって以下のように定義されています。

  • Band 7:speaks at length without noticeable effort or loss of coherence
  • Band 6:is willing to speak at length, though may lose coherence at times due to occasional repetition, self-correction or hesitation
  • Band 5:usually maintains flow of speech but uses repetition, self-correction and/or slow speech to keep going
  • Band 4:cannot respond without noticeable pauses and may speak slowly, with frequent repetition and self-correction

わかりやすいように日本語でざっくり解説をすると、

  • Band 7:長い文章も努力を感じさせない。
  • Band 6:長い文章を話そうという意欲が見られるが、繰り返し・言い直し・迷いが残る。
  • Band 5:概ね止まらずに話し続けられるが、繰り返し・言い直し・迷いがある。時にスロースピーチ。
  • Band 4:明らかなポーズがなければ応答が難しい。ゆっくり話す、繰り返し・言い直し・迷いが多い。

スピーキングの採点基準(Band Descriptors)

となります。

もっとわかりやすくいうと、

  • Band 7:いつまでも試験官と話せそう。
  • Band 6:ぎこちなさはあるが話すことは楽しそう。
  • Band 5:できれば早く試験を終わって帰りたそう。
  • Band 4:英語を話すのが難しそう。

といった感じです。皆さんは、どのあたりにいるでしょうか?

流暢さに影響するものは緊張と自信

流暢さに影響するものは、[緊張のコントロール][自信]です。

緊張がコントロールされていればぎこちなさがなくなり楽しそうに話しているようにも見えますし、自信がある話し方はいつまでも試験官と話せそうな印象を与えるからです。

そもそも緊張する理由は?対策は?

人が緊張をするメカニズムは、[動物としての本能]です。

動物は危険に出くわした場合(もしくは危険が想像される場合)、交感神経と呼ばれる神経を活発化させます。交感神経が優位になったときに、「緊張」状態を作って、敵からの攻撃に備えるようになっているのです。

試験官という見知らぬ人を「敵」と考えてしまっているために起こっているのですね。

実際のところ、試験官はとてもいい人たちばかりです。少なくとも私が知る試験官はみないい人ばかりでした。

「なんとか皆さんにいいスコアを付けてあげたい」
「なんとか皆さんからベストなパフォーマンスを引き出してあげたい」

と考えています。

もちろん、録音をしていますので、パフォーマンス以上のスコアを付けることはできないのですが、身振り手振りで、皆さんを応援してくれています。

試験官は「味方」だという考え方ができるだけでも、緊張をコントロールできるようになるはずです。

シャイな日本人が自信をつけるためには?

自信をつけるためのコツは、[成功体験を積む]ことです。

「自分にもできた」という小さな成功体験の積み重ねが、いつしか「自信」に繋がります。

例えば、1,000人の前でスピーチをすることに最初から自信がある人はいません。まずは、数名の友人の前で話すことからはじめ、次に10数名の見知らぬ人の前で話すことにチャレンジしていきます。

このように小さな成功体験を自信に変えていくことでいつしか自信に繋がっていきます。特に日本人は、人前で堂々と話すことに慣れていませんので、この部分は早めに対策をしておくことがスコアアップのコツです。

受講生の例①:話し方を変えるだけで、1週間で5.5から6.0にアップ!

受講生のM.T様は、話し方を変えるだけで、[たった1週間で5.5から6.0にアップ]しました。

何度試験を受けてもスピーキングで5.5までしか取れていませんでしたが、たった1回のスピーキングのレッスンで劇的に改善しました。

心がけたのは、以下の2点です。

  • 急に黙り込まない
  • ちょっと自分を作ってでも楽しそうに話す

この2点だけにフォーカスをして、ひたすら話し方の練習をしていただいた結果、次の試験では見事に6.0を達成できました。

受講生の例①:話し方を変えるだけで、3週間で7.5から8.5にアップ!

以前の受講生のS.U様は、話し方を変えるだけで、[たった3週間で7.5から8.5にアップ]しました。

スピーキングは元々得意だったものの、スコアとしては7.5までしか取れていませんでした。スピーキングのレッスンで以下の点にフォーカスをして改善をしたことで、スコアは3週間で1.0アップしました。

心がけていただいた点は、

  • 自分の得意な分野については、話の詳細に踏み込んで議論をする

ということだけでした。

元々のスキルが高かったものの、IELTSの採点基準に合わせてチューニングをすることで目覚ましくスコアが伸びました。

S.U様は、その後PlusOnePointの講師として勤務していただいており、現在は、受講生のスピーキング指導をする一方で、スピーキングのモデルアンサー作成も担当しています。

講師:Sayakaのプロフィール

話しかたを変えるだけで今すぐスコアは上がる可能性大!

上記の例のように、[話しかたを変えるだけで今すぐスコアは上がる可能性が高い]のです。

試験官も人間です。最低でも印象はよくなるように、「楽しそうに」「緊張をコントロールして自信があるように」話してみてください。

きっと次の試験では、0.5〜1.0のスコアアップを期待できるはずです。

IELTSスピーキング対策のコツに関するまとめ

IELTSスピーキング対策のコツをまとめました。

  • スコアアップのコツは緊張のコントロール
  • 小さな成功体験を積み重ねて自信をつける

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