• IELTSのスピーキング試験の流れはどうなっているの?
  • IELTSのスピーキング試験って誰が採点するの?
  • IELTSのスピーキング試験って何のために録音してるの?

こういった疑問にお答えします。

この記事を書いている筆者は、IELTS講師歴6年。日本では医師(麻酔科医)として活動。過去5回のIELTS試験でいずれも全科目7.0以上を達成しています。科目別最高スコアは、リスニング8.5、リーディング9.0、ライティング8.0、スピーキング8.0(Overall 8.5を保有)。

筆者のプロフィール

IELTSのスピーキングは3パートで合計約14分

IELTSのスピーキング試験の流れはパートごとに分かれており、[合計約12〜14分]の試験です。

パート1は自己紹介から身の回りのことまで(約4〜5分)

スピーキングのパート1では、[自己紹介から身の回りのことまで]を英語で話します。

試験を行う部屋に入ったら、試験官が録音を開始します。その際、試験官自身の名前やID、受験生(あなた)の名前やCandidate IDを録音し、試験が始まるという流れでスタートします。

それが終わると、改めて”Good afternoon.”のように始まります。

  • May I have your name, please?
  • May I see your passport?

のように形式的な質問が続き、いよいよパート1の開始です。

パート1の最初の質問は決まっている!

パート1の最初の質問は実は決まっています。

  • Do you work or are you a student?
  • Where do you live at the moment?
  • Do you live in a house or in an apartment?

のいずれかの質問(またはこれに類似した問題)がなされます。

質問が決まっていますので、当然受験生は答えを練習してきます。うまく答えられて当然なのですが、実際には採点にはそれほど影響しない部分となり、どちらかというとウォームアップといった意味合いが大きいです。

もちろん、うまく答えられるにこしたことはないですし、自分自身が波に乗るためにもこれらの質問については答える練習をしておきましょう。

パート1では「あなた」のことが聞かれます

パート1では[身の回りのことまで]、つまりあなた自身のことを聞かれます。

比較的簡単な問題で英語の会話能力を測るのが目的です。

例えば、2019年5〜8月の試験で出題されている問題リストでは、

  • Mathematics
  • Street Markets
  • Transport
  • Borrowing and Lending

などがテーマとして取り上げられています。

mathematicsであれば、

  • Do you like mathematics?
  • Do you think maths is important?

のような比較的簡単な問題で英語の会話能力を測ります。

パート2は与えられたトピックについて2分スピーチ(約3分)

パート2では[1〜2分間のスピーチ]を求められます。

与えられたトピックについて、連続して話を続ける能力を測るのが目的です。

例えば、2019年5〜8月の試験で出題されている問題リストでは、

Describe a person you know who helps others in their spare time.
You should say:
– who this person is
– how you know this person
– what this person do to help others
and explain how you feel about this person.

のような問題が出題されます。

準備できる時間は1分です。メモ用紙と鉛筆は与えられます。

スピーチの長さは最低1分、最大2分です。2分たった時点で試験官がストップしますが、話が終わっていなくてもペナルティはありませんので、なるべく長く話す方が英語力をアピールできるのでいいでしょう。

トピックをその場で与えられて1分で準備するのは大変!と思った方は、事前に問題リストを入手しておきましょう!

現在の試験で出題されている問題リスト

パート3はより一般的なディスカッション(約5〜6分)

パート3では[より一般的な質問]がされます。

特定の話題について、ジェネラルな議論をする能力を測るのが目的です。パート2からの流れで、パート2で出題されたトピックに沿って出題されます。

例えば、先ほどの例であれば、

  • Do you think people in the past helped others more than people today?
  • What are some examples of professions in which people give help to others?

のような質問がなされます。

それぞれの質問について、Yes/Noだけで答えるのではなく、

  • 回答(Yes/No)
  • 根拠
  • 具体例
  • まとめ

のようなイメージで答えるといいでしょう。もちろんすべての問題に具体例やまとめが必要は訳ではありませんので、そのあたりは臨機応変に対応しましょう。

スピーキング試験での録音の目的は?

IELTSのスピーキング試験は、[試験官がその場で採点]します。

IELTSのスピーキング試験では、前述のようにすべての会話が録音されています。そのため、録音されたデータを元に後で誰かが採点していると思いがちですが、実際のところ、試験官がその場で採点をしています。

では、なぜわざわざ録音をしているのかというと、主に3つの目的で録音をしています。

録音データは再採点(リマーク)で使用する

録音の主な目的は、[再採点(リマーク)で使用する]ためです。

IELTSの再採点(リマーク)でスコアが上がる科目と下がる確率は?でご紹介したとおり、受験生の権利として再採点(リマーク)を申請することができます。

その際、スピーキングの記録が残っていないと、別の試験官が採点をすることができません。録音は主にこの目的のためにされているのですね。

IELTSの再採点(リマーク)でスコアが上がる科目と下がる確率は?

試験官がその場で聞き直すこともある

録音のその他の目的としては、試験官がその場で聞き直すためにも使われているようです。

採点に迷った場合などは、受験生が部屋を出た後に[試験官が録音データを軽く聞き直して採点をする場合もある]ようですが、頻度は比較的まれなようです。

不正を取り締まるためでもある

録音の最後の目的としては、[試験官自身の不正をチェックする]目的もあります。

試験官と受験生は1:1の個室で試験を行います。非常にレアケースですが、不正が行われる可能性も否定できません。

年間300万人も受けている試験ですので、ひょっとしたら賄賂のようなものを渡して本来より実力よりも高いスコアをつけてもらおうと考える受験生がいてもおかしくありませんし、それを受け入れてしまう試験官もいてもおかしくありません。

そういった受験生や試験官の不正を取り締まるためにも録音は使われています。

IELTSスピーキング試験の流れのまとめ

IELTSスピーキング試験の流れについてまとめました。

  • パート1:身の回りの簡単な話題
  • パート2:与えられたトピックについて1〜2分間のスピーチ
  • パート3:より一般的なディスカッション

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