• IELTSのスピーキング対策は何をしたらいいの?
  • スピーキングの試験で緊張しないための対策はどうしたらいいの?
  • スピーキングの試験で出る問題(トピック)ってどうやって決まるの?

今回の記事では、こういった疑問にお答えします。

この記事を書いている筆者は、IELTS講師歴6年。日本では医師(麻酔科医)として活動。過去5回のIELTS試験でいずれも全科目7.0以上を達成しています。科目別最高スコアは、リスニング8.5、リーディング9.0、ライティング8.0、スピーキング8.0(Overall 8.5を保有)。

筆者のプロフィール

問題形式に慣れることが第一歩

IELTSのスピーキング対策は、[問題形式に慣れる]ことがスコアアップの第一歩です。

スピーキングは、3つのセクションで構成されています。

  • Part 1:身の回りのこと(職業、趣味など)
  • Part 2:トピックカード(2分スピーチ)
  • Part 3:ディスカッション(Part 2のテーマについての議論)

Part 1はウォームアップくらいに思っておく

IELTSスピーキング試験のPart 1は、ある意味[ウォームアップ]という気持ちで臨むことが有効な対策です。

多くの方は試験で多かれ少なかれ緊張します。特に見ず知らずの試験官と1:1の対面での英語で話すわけですから緊張するのも当然です。

そこで、Part 1はウォームアップだと思ってみましょう。

もちろんPart 1も採点の対象ですが、Part 2やPart 3の方が重要です。ここでしっかり緊張をほぐせなければ、どのみちPart 2やPart 3で実力を出し切れずに終わることになります。

Part 1では身の回りのこと(職業・勉強していること)や簡単なテーマ(趣味・スポーツ・日用品・色など)について簡単な質問をされますので、気軽に答えてみましょう。

例えば、

  • Do you work or are you a student?
  • What color do you like the best? (why?)

のような感じで聞かれます。

ここで注目していただきたいのは、質問の主語が「you(あなた)」であることです。後述のPart 3のような「一般論」ではないので答えやすいはずです。

Part 2が一番の難所

IELTSスピーキング試験のPart 2の対策は、[試験までの準備][1分間のメモの取り方]です。

試験までの準備

試験までの準備が重要である理由は、多くの人にとってPart 2が最も難しいパートだからです。普通、人前で2分近くも話すことって日常生活ではないですよね?ましてや英語で・・・。

なので、試験までの準備(+練習)がとても重要な対策になります。

IELTSスピーキング試験のPart 2では、トピックを与えられてそれについて1〜2分間、一人で話します。準備時間は1分です(メモOK)。

トピックの内容はある程度決まっていて、大きく以下の5つに分類されます。

  • 人物について
  • 場所について
  • 物について
  • 過去の経験について
  • 将来の計画について

例えば、

Describe a book you recently read.
You should say:
– what the book was about
– who wrote it
– why you read it
and explain why you liked the book.

のような感じで聞かれます。

準備としては、それぞれのテーマ(人物、場所、もの、過去の経験、将来の計画)についてそれぞれ3〜4つほど「ネタ」を作っておくと役立ちます。

1分間のメモの取り方

試験での1分間で、[最後の質問にフォーカスをしてメモを取る]ことが有効な対策です。

その理由は、スピーチで困るのは後半(特に1分を過ぎたあたりから)だからです。

例えば、先の例では、「タイトル」「作者名」などをメモしていませんか?そんなことメモしなくても話せるはずですよね?だって今から話をしようとしている内容なのですから・・・。

1分間でメモできる内容は数ワードですので、一通りはなすことを話した後に、どのようにさらに話を膨らませられそうかをメモしておくことがスピーキングPart 2では有効な対策となります。

「なぜ気に入ったのか」について2つくらい理由を用意しておけると、ネタに困ったときに話を膨らませることになります。

Part 3は会話だと思って気楽に

IELTSスピーキング試験のPart 3の対策は、[簡潔に答える]ことと[頭の中で考えていることをそのまま英語にする]ことです。

その理由は、IELTSのスピーキングの採点で重視されていることが「アイデア」ではなく「流暢さ・自然さ」だからです。

スピーキングのPart 3の問題は、Part 2で取り上げたトピックについて[より一般的な議論]をします。

例えば、

  • Do people in your country like to read books?
  • What can parents do to encourage their children to read more books?

のような感じで聞かれます。

質問の主語が「people in your country(あなたの国の人たち)」「parents(親たち)」のように「you(あなた)」ではないことが難しい原因なのですが、頭の中で考えていることをそのまま英語にするようにしてみましょう。

「そうね、いろいろな考え方がありそうだけど・・・」なんてことも英語で言いながら考える感じです(専門用語では[フィラー(filler)]といいます)。

そうすることで気楽に答えることができますし、IELTSのスピーキングの採点で重視されている[流暢さ・自然さ]を維持することができるのです。

また、いろいろ複雑に考えすぎると回答がだらだらと長くなって、何を聞かれていたのか分からなくなったり、自分で何を言いたかったのか分からなくなったり。短すぎる回答もよくありませんが、簡潔に答えられるように(目安としては3文程度)しっかり対策をしておきましょう。

  • 質問への答え
  • 説明・理由・具体例
  • まとめ

といった感じで答えると答えやすくなります。最後のまとめはすべての質問についてしなくても大丈夫です。

今すぐスピーキングのスコアは0.5上がるかも!?

スピーキングのスコアは[話し方対策]をすることで、今すぐにでもスコアは0.5〜1.0上がります。

IELTSのスピーキングのスコアで重視されている流暢さ・自然さを出すためには、会話を楽しむことができているか、英語を話すことに苦痛を感じていなさそうか、という部分が重要だからです。

採点基準には細かく書かれいますが、大雑把には、

  • 長いセンテンスを話すことに努力を感じさせない(7レベル)
  • 長いセンテンスを話そうという意欲が感じられる(6レベル)
  • 英語を話すことがまだまだ苦痛そう(5レベル)

という感じです。堂々と話す、楽しそうに話す、ということが非常に重要な対策となります。

スピーキングの試験で緊張しないためのコツは、やはり[準備と練習]です。

何度も同じトピックで練習をし、しっかり自信をつけて、堂々と話せるようになるだけで、今すぐにでもスコアは0.5〜1.0上がります。是非試してみてください。

試験でどうしても緊張してしまう人は?

しっかり準備をして練習もしたけど、やっぱり本番では緊張してしまう、という方は以下の記事も参考にしながら対策しておきましょう。

IELTSのスピーキングで緊張しちゃう人必見!【克服法あり】

【裏技】問題リストを事前に知っておく

これは[裏技]になりますが、実際の試験で使われている問題を事前に知っておくことができます。

トピックは全部で50問前後あり、基本的にはそのリストから担当する試験官が選んで出題します。リストは毎年1月、5月、9月に入れ替えが行われますが、同じ期間であればその50問前後のリストからしか出題されません。例えば今日(2019年5月28日)現在であれは、5〜8月のリストから出題されることになります。

出題される問題が分かっていれば、事前に回答を用意することも可能ですし、繰り返し練習をしておくことで自信をつけることもできますね。

PlusOnePointでは、多くの受講生が毎週のように試験を受けています。実際に試験を受けた受講生からのフィードバックを元に[今のスピーキング試験で出題されているトピックのリスト]を作成しています。有料にはなりますが、受講生以外の方でも購読が可能です(講師によるモデルアンサー動画付き)。

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IELTSのスピーキング対策に関するまとめ

IELTSのスピーキングでスコアを上げるための対策をまとめました。

  • 問題タイプに慣れておく
  • 聞かれやすいトピックについて繰り返し練習をしておく
  • 自信がない方は問題を入手して対策をしておく

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