12週間でライティングを

6.5から7.5に
伸ばした勉強法

12-WEEK CHALLENGE 2019

2019年9月上旬から12月上旬にかけて『12週間チャレンジ(無料モニター会員)』として、上田様(@English09040 )およびセレンさん(@cellen0 )を12週間にわたって無料サポートをさせていただきました。

この記事では、お二人が12週間でライティングのスコアを飛躍的に伸ばすことができた理由とその勉強法について、時系列で赤裸々にお話いたします。その結果、直前のIELTSの結果では6.5であった上田様のライティングを、たった12週間で7.5まで、セレン様を7.0まで伸ばすことに成功しました。この記事では、お二人が12週間でライティングのスコアを飛躍的に伸ばすことができた理由とその勉強法について、時系列で「赤裸々に」お話いたします。

受講生と講師の信頼関係が必須

『12週間チャレンジ』は、講師にとってもチャレンジでした。週に何度もレッスンを受講しているPlusOnePointの受講生でも、ライティングのスコアを0.5伸ばすのには何ヶ月もかかります。特に6.5から7.0あたりのスコアはしっかりとした対策をしても時間がかかるレンジです。お二人とも英語の基礎力が高いとは言え、講師にとっても大変な試練であることは容易に想像ができました。

そこで、今回のチャレンジを通して「新しい手法」を試してみたかったというのが正直なところです。もちろん、自分なりには確信があってのことでしたが・・・。それでも私がこのチャレンジを企画したのには理由がありました。それは、講師としてある「実験」をしたかったからです。これまでにも短期間でスコアアップをするための方法はいくつか自分の中にもっていましたが、決して理想的と言えるものではありませんでした。そこで、今回のチャレンジを通して「新しい手法」を試してみたかったというのが正直なところです。もちろん、自分なりには確信があってのことでしたが・・・。

すべてはプレゼント企画から始まった

12週間のモニター会員はTwitter上でのプレゼント企画としてスタートしました。

そして2019年9月10日より、PlusOnePointのVIP Membershipのモニター会員として、講師が毎週作成して配信するライティング・タスク2のモデルアンサーを受け取っていただくようになりました。

それと同時に、お二人のライティングを時々拝見し、簡易のアドバイスをさせていただくお約束をしました。当初は予定してなかったサービスでしたが、モデルアンサーの利用方法を間違えると、スコアアップに繋げていただくことが難しいと判断したからです。

ライティングの初期診断

これまでの試験でライティング6.0〜6.5で行き詰まっていたセレン様と上田様。お二人の問題点をしっかり把握すべく、まずは「現状把握」をさせていただきました。「英検1級」「TOEIC満点」という素晴らしい英語のバックグラウンドをお持ちのお二人ですから、当然ながら英語のレベルは非常に高く、使用されている語彙のレベルはさすがというしかないレベルでした。

しかし、IELTSの採点基準(Band Descriptors)の観点から見ると、十分に満たせていないパートがありました。それは、言うまでもなく「Task Response(タスクへの応答)」と「Coherence and Cohesion(首尾一貫性とつながり)」です。

信頼関係の構築

最初のエッセイを拝見した段階でさまざまな問題点を抱えていることはすぐに分かりましたが、私個人の経験上、それを最初の段階からすべて指摘することは効果的でないと判断し、まずはお二人との信頼関係を構築することを優先しました。また、お二人がどのようなタイプの方なのかを知ることも大切だと考えていました。それぞれの勉強スタイルに合わせた指導方針をとろうと考えていたからです。

お二人とも最初セッションからPlusOnePointに対して絶大なる信頼を寄せてくださっていましたので、最初の段階での信頼関係構築は比較的容易にクリアすることができましたが、1〜2週間はいろいろな会話を通して、どのように勉強を勧めていくのがいいのかを自分なりに分析させていただくことにしました。

さらなる信頼関係の構築

最初の数回のセッションで信頼関係を構築し、お二人のタイプもある程度分かったところで、やや踏み込んだフィードバックをしてみることにしました。信頼関係が構築されていても、勉強が進むにつれて自信を失ったり、講師から鋭い指摘を受けると信頼関係が揺らいでくることもあるからです。これまでの自分の指導経験では、この信頼関係の構築にかける時間を比較的短期に取っていたのですが、今回の「実験」ではこの期間を比較的長めに設定することで、その先のフィードバックに絶えられるような信頼関係を構築しておきたいと考えたのです。

人間ですので厳しいフィードバックを受けると誰しも凹むものです。しかし、12週間という短期間でスコアを大幅にアップさせるには、時には自分のエッセイを厳しい目で見つめていただく必要も出てきます。また何より、IELTSはメンタル面での強さも問われる試験です。お二人は、これまで勉強してきた考えを一切捨て、厳しいフィードバックについてもしっかり受け止める姿勢を示してくださり、私の言葉を100%信頼してくださっていることがはっきり分かりました。

開始から2週間、2019年9月27日のツイートです。

切磋琢磨と支え合いがスコアを倍速で伸ばす

信頼関係の構築が完了し、『12週間チャレンジ』は第二段階に入ります。いよいよ本気のフィードバックが始まります。講師の方も遠慮をせずにズバズバと指摘をします。受講生の方からも遠慮なく質問が出てくるようになりました。

ただ、この段階から「2つのこと」を前提にフィードバックをするように心がけました。

  • ・二人のエッセイをなるべく同時にフィードバックする。
  • ・フィードバックの強弱をつける。

二人のエッセイをなるべく同時にフィードバックする

実は12週間チャレンジの始めに、お二人のエッセイのフィードバックを同時にする提案をしたのですが、「自分の分だけでいっぱいいっぱいなので自分の分だけで十分です」との回答がありました。

しかし、経験的に、プライベートでのフィードバックは行き詰まるケースが多いと感じていました。講師からの指摘を十分に受け入れられなくなったり、自信を失ってしまったり、モチベーションが低下してしまったり、様々な原因で行き詰まります。講師がフィードバックの量を加減することも可能ですが、そうするとスコア達成までの時間が長くなります。

そこで、私が忙しいことを理由に(実際にそうでしたが)、二人のエッセイを同時にフィードバックするようにしました。その結果、お互いのエッセイから勉強を進めていただけるようになり、自分への指摘だけではなく、自分が陥りそうな同じようなミスを他人のエッセイから学ぶことに成功しました。

信頼構築の完了からわずか2日後の2019年9月29日にこのようなツイートをしています。

フィードバックの強弱をつける

例えば、上田様のライティングの問題点を非常に深く掘り下げて指摘をした回には、セレン様への指摘は比較的に軽めにしました。>もう一つ心がけていたことは、必ずお二人のどちらかについてはフィードバックを浅めに、どちらかについてはフィードバックを深めにすることでした。例えば、上田様のライティングの問題点を非常に深く掘り下げて指摘をした回には、セレン様への指摘は比較的に軽めにしました。

  • 今回はセレンさんはあまり指摘を受けていないなぁ。いいエッセイだったのかな?

このようにしてお二人の間には、切磋琢磨しながらも支え合う関係が一段と築かれていったように思います。>このように感じていただくことで自然に切磋琢磨ができる環境が生まれました。そうすることで、「セレンさんは一体どんなエッセイを書いているのだろう」とお互いのエッセイに興味を持つようになりました。このようにしてお二人の間には、切磋琢磨しながらも支え合う関係が一段と築かれていったように思います。

モデルアンサーの効果的な利用方法

IELTSライティングを勉強法の一つとして、モデルアンサーから学ぶという方法があります。しかし、モデルアンサーをどのように利用するかによってその効果は大きく変わってきますので、モデルアンサーをどのように活用するのがいいのかを説明することにしました。具体的には以下の3点に気を付けていただきました。

  • 必ず事前に自分で挑戦してみる
  • モデルアンサーの表現を丸暗記しようとしない
  • 再現できるレベルのモデルアンサーを活用する

必ず事前に自分で挑戦してみる

モデルアンサーを最も効果的に活用する方法は、モデルアンサーを見る前に自分で挑戦してみることです。最初にモデルアンサーを読んでしまうと、「なるほど」で終わってしまいます。そして、後述のように表現を覚えようとしたりテクニックを盗もうとしたりします。もちろん、それでもある程度のスコアまでは対応できるかもしれませんが、IELTSのライティングで7.0以上のハイスコアを目指すためには、どのような問題に対しても自分でクオリティーの高いエッセイが書けるようになることが必要になります。

そこで、翌週に公開する予定のモデルアンサーの問題を先にお渡しし、各自でエッセイを書いておいていただくことを課題としました。その結果、自分がアイデア出しに困った部分、表現で苦労をした部分をしっかり吸収し、長期的な記憶にも繋がるからです。

モデルアンサーの表現を丸暗記しようとしない

モデルアンサーを活用する際に気をつけておきたいことの一つが、表現を丸暗記しようとしないということです。特にネイティブスピーカーが書いたようなモデルアンサーでは、惚れ惚れするような表現がたくさん出てきます。「こんな表現使えたらかっこいいなぁ」というような憧れはありますよね。

しかし、モデルアンサーへの憧れが強くなればなるほど、表現の暗記に走ってしまいます。そうすると、いざ別のタスクが出題されたときに、タスクの意味を十分に理解せずに、覚えている表現を繋げた「暗記されたエッセイ」を書いてしまうことになります。

モデルアンサーから優先して学ぶべきことは、アイデアの出し方、展開方法、具体例の使い方などです。なぜなら、IELTSのライティングではアイデアをいかにサポート・展開できるかでスコアが大きく変わってくるからです。

再現できるレベルのモデルアンサーを活用する

モデルアンサーを活用する際にもう一つ気をつけておきたいことは、なるべく自分が再現できるレベルのモデルアンサーを活用することです。

これは意外と難しいものです。インターネット上にはたくさんのモデルアンサーが出回っています。中には、ノンネイティブが書いたものもあれば、ネイティブが書いたものもあるでしょう。もちろんネイティブが書いたエッセイの方が参考になることは間違いありませんが、果たして自分が試験の際に再現できそうかどうか、という点も注意をしておきたい部分です。

可能であれば、自分が試験で再現できそうなレベルのエッセイ、具体的には目標スコアの+0.5〜1.0くらいのエッセイを参考にするといいでしょう。PlusOnePointで毎週配信しているモデルアンサーは、すべて日本人の講師が書いています。使うアイデアや具体例なども、日本人の方が実際の試験で再現しやすいように考えられています。

信頼関係の揺らぎと想定外の一時離脱

12週間チャレンジも1ヵ月を過ぎたあたりで、セレン様が一時的に『12週間チャレンジ』から離れることになります。TOEICの受験、雑誌の取材などで多忙を極められ、IELTS対策にほとんど時間を取ることができなくなったのです。それと同時に、講師からのフィードバックをスムーズに受け入れることが難しい場面が何度か見られたため、講師との信頼関係が揺らぎ始めました。

そこで、私は一旦距離を置くことを決めました。過去の私の方針では、ここでご自身の生活スタイルを見直していただき、IELTSのプライオリティを改めて考えていただくようにしていたのですが、今回は本人の意思に任せることにしました。

確かに、ここでもっとプッシュして期間内に二人そろって目標スコアを達成できればきっと盛り上がることは間違いありませんでした。しかしそう考えるのは、ややもすると単に講師自身の欲を満たすためのものであり、お客様の要望を満たすものではない場合もあるのです。そこで、そのまま戻ってこられなければそれも仕方ないと考え、連絡が来るのを待ちました。具体的には、本来のプレゼント企画であるモデルアンサーの提供のみに戻し、ライティングのフィードバックについては任意にするというものでした。

実際には1週間程度で復帰されました。しかし、実際には、離脱していた期間以上の影響を及ぼすことになります。

再合流とたった1週間の遅れ

セレン様が離脱をしている間、上田様は一段とギアアップをしてIELTSの勉強に取り組んでおられたため、再合流された際には、お二人の差はかなり大きなものになっていました。

その遅れを取り戻すべく休日返上で勉強を続けられましたが、焦りからか気持ちが空回りしてしまうこともしばしば見られました。やや乱暴な議論になってしまったり、初期の頃のようなフォーカスの甘いエッセイも見られるようになりました。

非常に危機感を感じた私は、一度、PlusOnePointの授業を見学していただくことをお勧めしました。PlusOnePointの受講生の方が、ライティングにどのように取り組んでいるのか、そして他の講師がどのようなアドバイスをしているのかを見ていただき、客観的に自分の現状と問題点を把握してもらうことが重要だと考えたからです。

結果は、大正解でした。同じような問題点も、講師によって説明の方法が異なります。そのため、これまですっと入ってこなかった説明も、別の角度から説明されることでしっかりした理解に繋げることができました(私の説明力の低さも原因ですが・・・)。

勉強時間の「質」の改善

同時期にもう一つ取り組んだことが、勉強時間の「質」の改善です。12週間チャレンジの参加条件として、「IELTS対策ための時間を十分に確保出来ること」というのを挙げていました。具体的には週に10時間以上の時間を確保できることとしていました。しかし、その時間の確保の仕方が双方で異なっていることに気付きました。

あるとき、上田様のエッセイに違和感を感じた私は、「このエッセイはどういう状況で書きましたか?」という質問をしました。そうすると、「電車の中でイントロダクションを書いて・・・」というような回答が返ってきたのです。もっと早い段階で気付くべきだったと反省をしておりますが、集中した環境でライティングに取り組めていないことはすぐに分かりました。

そこで、「質の高い勉強時間の確保」について一度お話をすることにしました。具体的には、なるべく早朝の1時間を確保していただき、その時間をエッセイライティングに充てていただくというものでした。

この、勉強時間の質の改善こそが、今回の成功の重要な秘策だったと感じています。

東京での交流で信頼関係はさらに堅固に

2019年11月に東京で『IELTS勉強会』を開催させていただきました。

(写真1) (写真2)

セレン様にもご参加いただき、初めて対面でお話をさせていただきました。改めてIELTSライティングで注意をすること、スコアアップを阻むワナなどについて解説をさせていただきました。また直接お話をさせていただき、信頼関係はさらに堅固なものになりました。

残念ながら勉強会に参加できなかった上田様にも是非お会いをしたいと思い、上田様とは別の日程でお会いすることにしました。

(写真3)

ホテルのカフェで、上田様に出題をしてもらったタスクを、私が40分の制限時間内にどのようにエッセイを完成させるかの実演を見ていただくことにしました。

どのようにメインアイデアを組み立て、どのように軌道修正をしながらエッセイの流れを作っていくかを間近で見ていただくことで、これまでに行き詰まっていた原因をいろいろ解消していただけました。

夜には、セレン様にも合流をいただき、食事をしながらも引き続きIELTSライティングについて語り合いました。

(写真4)

最後の1週間は自主性の向上

2019年12月8日で「12週間チャレンジ」は終了しました。しかし、チャレンジ終了から試験までは約10日間あります。その間に、心がけたことは自主性の向上です。これまで、分からないことはいつでも聞けるような体制でしたので、エッセイが書けたらすぐに提出してみてもらう、指摘を受けたら直す、というクセがついていました。

しかし、実際の試験では誰も助けてくれません。自分一人で間違いに気付き、修正ができなければ、本番の試験で目標とするスコアを達成することはできません。そこで、最後の1週間は自分で考えていただき、自分で解決をしていただくことにしました。「あとは自分でなんとかしなければ誰も助けてくれない」という感覚を持つことで試験での不安を払拭したかったのです。

目標スコア達成の瞬間

上田哲也さんが目標スコアを達成したときに投稿されたツイートがこちらです。

セレンさんも上田哲也さんに続いて目標スコアを達成されました。

結果を見るまで分からないのがIELTS

2019年12月17日、お二人とも同じ日に受験をされました。コンピュータ方式のIELTS(CDI)でしたので、お二人とも別々の問題が出題されました。

試験が終わってからお二人からの報告を受けましたが、セレン様の方はややとっつきにくいテーマの問題が出題され、上田様の方は過去に挑戦したことのある問題(類似の問題)が出題されました。こればかりは受験生が問題を選ぶことができませんので「運」としかいいようがありません。

さらに追い打ちをかけるように、セレン様はリスニングの試験の際にトラブルに見舞われたようです。

ご本人はライティングの段階では平常心を取り戻したと仰っていましたが、やはりこのハプニングがライティング試験においても集中力の乱れを引き起こし、パフォーマンス低下に繋がってしまったのかもしれません。

1回で達成できることの方が奇跡

お二人ともできることなら1回の試験で達成されたかったと思いますが、実際には1回で目標スコアを達成できることのほうが稀です。

「12週間チャレンジ」に参加をいただく際に、「試験は何回受けられるのですか?」とお尋ねしました。お二人とも「1回です」とのお返事でした。正直、「それは厳しいかもしれません」と申し上げました。なぜなら、『諦めるのはまだ早い!30%の実力でもスコア7.0は達成できる!』で紹介しているように、1回の本番の試験で7.0を達成するには、実力的に100%の力を身につけておく必要があるからです。具体的には練習で7.5〜8.0のエッセイが頻回に書けるレベルに達している必要があるのです。

さすがに12週間ではそのレベルまで引き上げることは難しい状況でしたので、「良くて33%くらいの確率になると思っておいてください」とお伝えしました。33%の確率とは、3回受け続ければそのうち1回で7.0を取れる確率ですね。実際、PlusOnePointの受講生を見ても、33%くらいの実力がついた段階で複数回の試験を受けて目標を達成されるケースがほとんどです。

もちろん確率ですので、1回目で達成する確率も33%ですし、3回目で達成する確率も33%です。今回は、上田様に運が回ってきましたが、セレン様もあと2回受ければ確率的には目標に到達します。1回で達成できることの方が奇跡と考えて、受け続けていただければ今の実力でも十分に7.0が達成できるレベルにおられます。今後の報告に期待したいと思います。

参加者からのメッセージ

この度は『12週間チャレンジ』にご参加をいただき有難うございました。講師としても大変学びの多い期間でした。参加されたお二人の方からメッセージをいただきましたので最後にご紹介したいと思います。今後のお二人の益々のご活躍をお祈りいたします。

上田様からのメッセージ
あっという間の12週間でした。ここまでご指導いただいた、PlusOnePointの皆さま、本当にありがとうございます。この企画に参加するまでの僕は、IELTSにどう取り組んで良いかわからずにいました。 まず、IELTSに関するノウハウが溢れていて、モデルアンサーも探せばいくらでもあります。でもそれぞれが異なるスタイルで書かれていたり、真似できないほど高度な書き方をされていたりすることがほとんどで、そこから学ぶというのはとても難しいものでした。 でもこの企画が始まり、PlusOnePointのHibikiさん達にご指導いただくようになってから、進むべき道が一本に絞られ、迷うことがなくなり自分の少し上のレベルへと徐々に引き上げていただけたことで、ここまで来ることができたと思っています。 今回のライティング7.5は、これまで取り組んだタスクの類似問題だったという運もありましたが、皆さんのご指導無くして達成できなかったものと思っております。改めて、ありがとうございました!
セレン様からのメッセージ
まずは12週間の徹底的なサポートをいただいたHibikiさん、はじめPlusOnePointの講師の皆様に感謝申し上げます。本当に惜しみない支援をしていただき、右も左もわからなかった私に「すべきこと」と「すべきでないこと」を明示してくださいました。 IELTSにおけるライティングの難しさは受験を重ねるごとに痛感することになります。なぜスコアがあがらないのか、が独学やネットの情報だけではわからず具体的に何を改善すればよいのか、答えが見つからないまま時間だけが過ぎていきました。そんな折、この素晴らしい機会をPlusOnePointのHibikiさんに与えていただきました。 12週間のサポートで私自身の成長をスコアでは証明することはできませんでした。惜しみないサポートに応えるべく、惜しみなく取り組んできた期間を思うと悔しくてたまりませんが、今の私は「何をすべきか」はもうはっきりとわかっている状態です。 迷いもためらいもなく、後は「わかっていることを体現するだけ」というところまで引き上げてくださったのはHibikiさんです。他社の添削サービスやIELTS関連本も多く利用しましたが、ここに至ることはできませんでした。豊富な経験と知識、そしてご自身の高いライティングスキルの成せる業だと思います。本当に感謝しております。 私の挑戦は始まったばかりです。このいただいたサポートを結果で証明できるよう、歩みを止めず精進していきたいと思います。

2019年『12週間チャレンジ』の最終結果

チャレンジ最終結果

チャレンジ前チャレンジ後
上田哲也さん6.57.5
セレンさん6.57.0

近況

上田哲也さんは現在プラスワンポイントの講師を勤めながら、個人としても英語講師としてご活躍中です。詳しくは こちら をご参照ください。上田哲也さんの最新情報は Twitter でもご確認いただけます。セレンさんは現在 Gariben の講師として活躍をされています。Twitterアカウントは Twitter にてご確認いただけます。

上田哲也さん、セレンさんのこれからの益々のご活躍をお祈りいたします。

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WRITER
PROFILE

Hibiki

Hibiki TAKAHASHI

日本語で学ぶIELTS対策専門スクール 『PlusOnePoint(プラスワンポイント)』創設者・代表。『英語ライティングの鬼100則』(明日香出版社)著者。1997年に大阪大学医学部を卒業後、麻酔科専門医として活躍。2012年渡豪時に自身が苦労をした経験から、日本人を対象に IELTS対策のサービスを複数展開。難しい文法・語彙を駆使するのではなく、シンプルな表現とアイデアで論理性・明瞭性のあるライティングを指導している。これまでの利用者は2,500名を超え、Twitterで実施した「12週間チャレンジ」では、わずか4週間で7.0、7週間で7.5など、参加者4名全員が短期間でライティングスコア7.0以上を達成(うち2名は7.5を達成)。「IELTSライティングの鬼」の異名を持つ。オーストラリア在住10年、IELTS 8.5(ライティング 8.0)、CEFR C2。

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