元NAATI保有者・IELTS指導歴10年以上

私のリーディング
スコアアップまでの道のり

私のリーディング
スコアアップまでの道のり

この記事は、リーディング集中対策『リーディング強化キャンプ』において受講生からいただいたお悩みに、担当講師の一人、Mika がお答えした内容をまとめたものです。

私の勉強法とリーディングに対する考え方

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IELTSリーディング全般について、Mikaさんご自身がIELTSのリーディング学習で、どのような壁にぶつかり、方法やアプローチをしてきたことが役に立ったのか、ご経験を伺えるとありがたいです。

IELTSリーディング7.0の壁について

壁、というかIELTSの理解度、英語の理解度には段階があるように感じていて、①「5.5〜7.0」②「6.0は確実、時々70」③「ほとんど7.0+だけど時々6.5」という時期によって、意識したい点に差があるように思っています。私の個人的な視点も入りますが、参考になる部分もあると思いますので共有してみますね!

①5.5〜7.0

「よく分からずに解いていた」時期ですね。IELTSの問題なのか、FCEの問題なのかも区別がついていない状態でした。まだ英語の理解が不十分で、「ラック(運)に頼る正解」が相当数ある時期なので、ただただ、与えられた問題をクイズのように解いていたように思います。よく分からない問題もかなりありましたが、あまり気にしていませんでした。答え合わせのときに、知らなかった英語をチェックして終わり。あまり意識はしていませんでしたが、解けば解くほど新しい英語が出てくるので少しずつ覚えて、じんわり「確実な6.0」まで進んだような感覚です。 今思うと、「ラック(運)の正解」が多いことは意識をしていたはずなので、それに頼らないように「ちゃんと理解できる部分を増やす」までを意識的にやれば上達が早かったかなと思います。

②6.0は確実、時々7.0+

この段階ではスコアがまだかなりブレますね。このブレをなくすのが1つの壁だったように思います。このあたりでようやく、戦略的な試験対策を取り入れ始めたところです。まだまだ英語理解も怪しいところが残っていましたので、この段階で意識したことは、「失点するなら英語が理解できない箇所だけにする」ことです。 IELTS対策としての解き方、判断、タイムマネージメントなど、対策スキルの部分での失敗がなくなると、スコアが安定してきます。また、英語理解の不十分な箇所を落ち着いて見直すことができるようになりましたので、復習効率がよくなりました。

③ほとんど7.0+、だけど時々6.5

ここまでくると、スコアのブレはほとんどなくなりました。ただし確実に7.0が取れるか不安でしたので、何が6.5になる要因か?など精密分析し始めたのはこの頃です。

結論として、確実な7.0を取るためには8.0+が取れる理解が必要だな、と感じましたので、復習で、根拠不明の問題はあって1、2問になるようにしました。わからないとことは、語学学校やTutorの先生を捕まえて気の済むまで質問したりしました。この学習を続けると、ちゃんと読めば理解できない箇所はなくなってきます。その上で、この時点での大きな気付きが、「失点の1番の原因は注意不足である」という点です。これに気がついてからは、以下の3点を何よりも重要と考えています。

  • ・設問理解
  • ・集中力
  • ・冷静さを保つ精神力

ちなみに、①の時点ではIELTSは必要なかったので、ジェネラルな英語学習の中で試験問題を使っていた状況ですね。②と③の間あたりでは、専攻で翻訳の勉強をしていました(この学校に入るために全科目7.0が必要だったのですが、スピーキングだけ上がらず、別試験とインタビューで滑り込ませてもらいました)。翻訳の勉強は私の英文読解力をかなり上げてくれましたが、同時に日本語も鍛える感覚なのでちょっと英語だけを学習するのとは異なります。その後、永住ビザのために「IELTS全科目7.0以上が本当に必要」になったので③のあたりからまた再開することになり、リーディングは余裕に、スピーキングも克服したのですが、今度はライティング7.0が全く取れずにそこから3年くらいゆっくり頑張ることになりました。可能性としての最後の最後のチャンスでようやく「7.5, 7.5, 7.5, 7.5」でクリアできました。

学習を続ける上でのメンタルケアと考え方

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IELTSは次の特徴から、精神的負荷のかかりやすい試験です。

  • スコア幅が広く0.5上げるのにも時間がかかる
  • テーマが幅広く安定したスコアが期待しにくい
  • 知らない人に苦労をわかってもらいにくい
  • 英語力だけでない部分が試される

気分の切り替えがうまくいかない、自信喪失すると立ち直るのに時間がかかる、ネガティブ思考が止まらない、というように、ストレスにパフォーマンスが左右されやすい方は、メンタルケアをしながら進めるのがおすすめです。

以下に、効率よく学習を続けるために役立ったな、と思う考え方を紹介しておきます。皆さんにも役立つところがあれば幸いです。絶対そうしなきゃ、と言うものでもないので、自分にてとって役立ちそうなところだけ参考にしていただけたらいいなと思います。

そういう試験だ、ということを受け入れる

上でも述べたとおり、一筋縄ではいかない試験です。程度の差こそあれ多くの人が同じように苦労していますので、安心してください。変えられないことはそのまま受け入れ、できることに尽力するのみです!幸いみなさんにはサポートを求めれば回答やアドバイスが得られる場所がありますので活用していきましょう。

試験結果は、確率で考える

ある地点まで来ると、順調に右肩上がりにならないのがIELTS試験の特徴の一つですので、同じスコアが何度も続いたり、下がってしまったりすることはよくあります。自分のパフォーマンスは1回の試験結果ではなく、確率のように考えてみてください。10回に1回7.0が取れる状態→5回に1回→3回に1回、など。徐々に、基準を一つ上のスコアにシフトさせていくのが理想です。5回に1回は7.5。より正確に自分の位置を捉えることができるようになり、1回1回の試験結果で一喜一憂しなくなるかと思います。

〇〇かも、は逆にしても同じ

「自分にはできないかも」「このままでは間に合わないかも」というネガティブな声が聞こえてきたら、ポジティブな表現でも全く同じ意味になることを意識してみてください。「できるかも?」「間に合うかも?」全く同じ状況を表していますね。どちらにしてもどうなるかわからないことです。つまり、あまり考えても意味がないことなんです。

学習中は、冷静に、淡々と

勉強を続けているといくらでも悩めることはあるのですが、問題に取り組んでいる時だけは、問題に集中するように意識してみましょう。「不安」「どうしよう」のような雑念が学習効率をものすごく下げます。学習中に悩むことは「英語について」「問題について」だけ。それ以外は「後でね」と自分の悩みを切り替えることが大切です。

自分を労う=協力を得やすくなる

自分に辛辣な言葉をかけがちな方は、意識的に、自分を労う優しい言葉に変えてあげてください。大切な友人にかける言葉と同じ言葉を選んで、今頑張っている自分に伝えておきましょう。誰も、辛辣な言葉では協力してくれません。自分の脳や、体の細胞も同じと思って、しっかり労う、しっかり休ませる、感謝をする。そうすると協力したくなります。「今日も頑張りましたね」「ありがとう」「お疲れさま」「明日もがんばろうね」。

自分の中での目標を統一する(自分の同意を得る)

学習を続けていると、自分の学習にとって不利なことを、自分でしてしまっていることがあるかもしれません。上のネガティブな声や、サボってしまうなどもその一つです。こんなこと考えてたら勉強に集中できなくて不利だと、わかっていてもやってしまう。そんな場合は、うちなる自分が本当にはわかっていない、納得していないのかもしれません。自分の目標を再度意識して自分のうちなる声を説得していきましょう。「よし、焦ってしまうその感情はわかっているよ」「でも私たちは同じ目標に向かっているよね、もう一回確認しよう」。目標が統一されると、合理的に動けるようになったりします。

意識的に睡眠を取る

多くの先人が言うように、学習においては睡眠がとても重要です。睡眠をしっかり取ることは、眠気を我慢して勉強するよりもはるかに学習効率を上げますので、意識して睡眠時間をとり、できるだけ疲れてない時に学習するようにしましょう。これも多くの人がうまくできていない合理的判断の一つかな、と思っています。

「悔しい失点」を意識

IELTS対策と、英語学習を少し別に考えてみます。「英語がわからなかった」のは悔しがる必要はありません。そこで学んだらいいだけです。ただ、「見落とし」「読み飛ばし」「判断ミス」など、「知っていたのに間違えた」問題は、悔しい感情が役立ちます。「次は失敗しない」「必ず見つけてやろう」「ここに注意するべきだったのか」という改善につなげていくポイントかと思います。

「学ぶ」を「楽しむ」

英語学習は、母国語でない言語を学ぶので「新しく知ることばかり」です。その一つ一つを、好奇心から楽しむ学習ができるといいです。特にIELTSリーディングでは内容も現実にある内容ですので、知識としても楽しめる内容になっていてダブルで学べてお得です。また、失点したら「今学ぶこと」と考えましょう。間違えることは決して悪いことではないので、悲観するのではなく、ただ「いま学んだらいいんだ」と意識してみてください。

Mika
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この記事を書いた講師

Mika
Mika MARUYAMA
PlusOnePoint 創業から一貫して携わり、現在は同社副代表を務めるベテラン講師です。講師歴はなんと10年以上。お問い合わせ後の無料学習相談を対応することも多く、今まで多くのIELTS学習に関する悩みを生徒様とともに解決に導いてきました。IELTS過去最高スコア オーバーオールは8.0、科目別最高スコアはL 9.0 R 8.5 W 7.5 S 8.0とそれぞれ高得点をマークしています。