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IELTS対策に悩んでいる人

IELTSの7.0って難易度はどのくらいのレベル?IELTSで7.0レベルに到達するにはどのくらい時間がかかるの?

今回の記事では、このような悩みを解決します。

この記事を読むと、IELTS 7.0の難易度がどのくらいのレベルかを簡単に理解でき、IELTS 7.0を達成するための対策を知ることができます。

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Hibiki

IELTS 7.0レベルは難易度がかなり高く、英語上級者であってもある程度の時間が必要です。IELTSの採点基準を十分に理解し、7.0レベルで必要とされる英語の正確性の向上が重要です。

今回の記事では、IELTS 7.0レベルの難易度とその対策を順番に解説しますので、最後までじっくりと読んでみてください。

総合的なIELTS対策については、以下の記事を是非ご参照ください。

この記事を書いている筆者は、IELTS講師歴6年。
Overall 8.5 (PB: Listening 8.5 Reading 9.0 Writing 8.0 Speaking 8.0)
5回連続全科目7.0以上達成。

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IELTS 7.0の難易度はどんなレベル?

MBA大学院留学や医療・教育系の海外就労目的でIELTS 7.0が必要な方にとっては、IELTS対策は必須です。テンプレートやパターンで5.5〜6.0までは取れたものの、その先で躓いてしまったという方も多いでしょう。この記事ではIELTSの各科目で7.0を達成するために覚えておきたい対策を考えて見ましょう。

リスニングで7.0を取るのに必要な正答数

IELTSのリスニングで7.0のスコアを取るためには、40問中30問〜31問の正解が必要です。

近年のリスニング試験は以前に比べて難しくなっていますので、リスニングについてもしっかりとした対策が必要です。

40問しかない試験ですので、1問、2問のミスが命取りになります。スペリングミスや複数のs抜けなど、いわゆる凡ミスは絶対避けたいところです。以下の問題タイプの中で、苦手と感じているものがあればしっかり対策をとっておきましょう。

出題される問題タイプ

・穴埋め問題
・地図のラベリング
・選択問題
・マルチプルチョイス
・分類問題
・状況判断
・ショートアンサー

7.0を目指す方は、穴埋め問題はほぼ全問正解が必要です。また、難易度の高い選択問題や分類問題・状況判断などについてもまとめて失点をすることを避けなければなりません。それぞれの問題タイプについてアプローチ方法を確認しておきましょう。

セクション1からセクション4まで、それぞれ以下の正答数を目標にしましょう。

セクションごとの目安の正答数

セクション1:9問/10問
セクション2:7問/10問
セクション3:7問/10問
セクション4:8問/10問

リスニングで7.0を取得するための対策

IELTSリスニングは近年、セクション2、セクション3が難しくなってきています。セクション1、セクション4での凡ミスは最小限にし、セクション2、セクション3でいかに多く正解を確保するかが、目標スコア達成の大きな鍵になっています。

IELTSリーディングで7.0を取得する難易度

ジェネラルで挑戦をされている方は、リーディングで7.0を取るには40問中34問以上の正解が必要ですので、1問のミスも許されないレベルになります。ちなみにアカデミックの場合は、40問中30問以上の正解が必要です。

永住権やビザなどの目的で7.0を目指す方の多くはジェネラル・トレーニング(通称ジェネラル)で受験をされると思いますが、アカデミック・モジュール(通称アカデミック)に比べて必要な正答数が多いためスコアメイクに苦労をする方も多いです。後述の「アカデミックへの切替」も参考にしてみましょう。

リーディングで7.0を取得するための対策(ジェネラル)

IELTSのジェネラル・リーディングで7.0を取得できるかどうかは、セクション1、セクション2でいかに失点を最小限にできるかにかかっています。近年、セクション2の難易度が非常に高くなっていますので、文法をしっかり強化し、対策を取っておきましょう。

セクション1からセクション3までの目標正答数は以下のようになります。

セクションごとの目安の正答数

セクション1からセクション3までの目標正答数は以下のようになります。

セクション1:12問/13問
セクション2:12問/13-14問
セクション3:10問/13-14問

リーディングで7.0を取得するための対策(アカデミック)

一方、アカデミックを受験をされる方は、ジェネラルに比べて必要な正答数が大幅に少なくなります。これはアカデミックの問題の難易度がジェネラルに比べて高いためですが、 ジェネラルよりも記号で答える問題が多いため正解する確率は高くなります。

IELTSのリーディングテストでは、主に以下の10種類の問題タイプが出題されます。問題タイプによっては非常に難易度の高い問題もありますので、自分が最も得点しやすい問題タイプを知っておき得点源にできるように練習をしておきましょう。

出題される問題タイプ

穴埋め問題
TRUE・FALSE・NOT GIVEN (YES・NO・NOT GIVEN)
ヘッドライン・マッチング
人物のマッチング
インフォメーション・マッチング
選択問題
マルチプル・チョイス
ショートアンサー
センテンス完成問題
タイトル

一般的には「穴埋め問題」が最も得点しやすい問題になります。7.0を目指す方はほぼ全問正解が必要です。

逆に、「TRUE・FALSE・NOT GIVEN」などは難易度が高い問題ですので、ここにしっかり時間がかけられるようにタイムマネジメントを考えましょう。

セクションごとの目安の正答数

パッセージ1からパッセージ4までの目標正答数は以下のようになります。

パッセージ1:11問/13問
パッセージ2:10問/13問
パッセージ3:10問/13-14問

ジェネラルからアカデミックへの切り替え

IELTSが必要な目的によって異なりますが、ジェネラルからアカデミックへ切り替えることでバンドスコア7.0が達成しやすくなるケースがあります。例えば、オーストラリアにおいてビザ申請する場合には、通常ジェネラルでの受験が求められていますが、実はアカデミックでも代用することが可能です。一方、カナダなどアカデミックでの代用が認められていない国もありますので、ビザ・エージェントに確認されることをお勧めします。

IELTSライティングで7.0を取得する難易度

IELTSのライティングは、リスニングやリーディングと違って正解がありません。Band Descriptors(バンド・ディスクリプター)と呼ばれる採点基準に基づいて採点をされるため、自分ではどのぐらいのスコアが取れているかが分かりません。

また、IELTSのライティングは世界平均が5.5と他の科目に比べてやや低くなっています。このことか分かるように、ライティングは他の科目に比べてスコアを取りにくくなっています。

IELTSのライティングで7.0が取れるレベルは、他の科目(リスニング、リーディング、スピーキング)で7.5レベルに到達していなければかなり難しくなります。

採点基準をしっかり確認し、何を重視して採点されているのかをしっかり確認しておきましょう。

・メインアイデアが明示されており、それについて十分に展開・サポートされている。
・アイデアが論理的に構成されており、エッセイ全体の流れが明確である。
・適切な語彙が使われており、ほとんどの語彙の用法やコロケーションが正しい。
・ほとんどの文章が文法ミスがなく、文法のコントロールもよい。

ライティングで7.0を取得するための対策

IELTSのライティングで7.0を取れずに困っている方の多くは、タスクの理解・展開(Task Response)と首尾一貫性・つながり(Coherence/Cohesion)です。

この2つの項目は、独学で対策をすることがほぼ不可能な部分ですので、スコアが伸び悩んでおられる方は、経験豊富なIELTS講師からフィードバックを受けるほうがいいでしょう。

IELTSスピーキングで7.0を取得する難易度

IELTSスピーキング7.0で要求されているレベルは以下のように書かれています(抜粋)。

・比較的長い文章を、努力なく流暢に話すことができる。
・アイデアを考えることはあっても、言語を考えることはまれである。
・適切な語彙が使われており、ほとんどの語彙の用法やコロケーションが正しい。
・ほとんどの文章が文法ミスがなく、文法のコントロールもよい。
・英語の発音の特徴をしっかり再現できており、母国語発音はあまり見られない。

7.0の基準で求められていることは、「自然な英語」です。

「自然な英語」とは、英語慣れをしているかとも言えます。頭の中で母国語(日本語)から英語に翻訳をしながら話をしているようだと自然な英語にはなりません。英語で考え、英語で答える力が要求されます。

当然、質問の内容も6.0のレベルに比べると難しくなります。アイデアを考えることはあっても文法やストラクチャーを考えるような素振りを見せないことが7.0には必要なレベルとなります。

まとめ

IELTSの各科目で7.0を達成するために必要な対策をご紹介いたしました。IELTSの7.0というスコアは非常に高いレベルです。特にライティングで7.0が必要な方は、しっかりとした対策が必要ですので早めに専門のスクールに相談をしましょう。