暗記した文章は減点される?

暗記した文章は減点される?

IELTSのライティング・タスク2の試験は、採点基準(Band descriptors)に基づいて採点されます。

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採点基準には、語彙(Lexical Resource)と文法(Grammatical Range and Accuracy)という項目があります。

この語彙や文法のスコアを上げようと、たくさんの難しい単語を覚えて複雑なストラクチャーを駆使している方も多いかと思います。

完全に記憶した文章だと判断されると・・・!?

もちろん、高いレベルの単語をしっかり使える方は是非使っていただくといいのですが、十分に使いこなせないまま使ってしまうと、自分が本当に伝えたかった内容が伝わらないで終わってしまいます。

また、文章をまるごと暗記してしまう方もおられるようです。しかしこれは危険です。アイエルツのライティングは、記憶された文章(memorised phrase/sentence)を嫌います。極端な場合には、

スコア0(ゼロ):writes a totally memorised response

ということもあり得ます(私の知る限りではまだ見たことはありませんが・・・)。

定型文になりやすい文章

そうはいっても、定型文になりがちなパートがあります。

例えば、イントロの最後にアウトライン(エッセイの構成)を示すような場合です。

In this essay, I will describe the main reasons for this and suggest possible solutions.

のような1文は定型化しがちです。上級者であればなるべくオリジナリティを出せるといいですが、英語中級者位までの方には難しいかもしれません。

ただ、この1文くらいであれば問題はありませんので、気にせずに本文(ボディ)の議論に集中しましょう。

また、必要以上に文頭に意味のないフレーズをつける方もよく見かけます。

According to the survey conducted by Tokyo University, which is one of the most prestigious universities in Japan, …

のような冗長な説明などがそうですね。これらは定型文または語数稼ぎとみなされる可能性が高いです。

上級者であればこれらのフレーズは議論には必要がないことはすぐに気付いていただけると思いますが、語数がまだ心配・・・という方はついつい便利なフレーズを多用しがちですので注意したいところですね。

試験官に「定型文の多用しなければ書けない人だ」という印象を与えてしまわないよう、自分の言葉で意見を述べるようにしましょう。

また、定型文(記憶された文章)と判断された場合(悪質な場合)は、語数のカウントから除外される場合もあるようですので、そういった意味でも定型文の多用は気をつけたいところですね。

ここがポイント!

  • 議論に不必要な定型文の多用はなるべく避けましょう!
  • 定型文は語数稼ぎとみなされ、語数カウントから除外されることも!
  • 悪質な場合には、スコアが0(ゼロ)になることも!