日本で受けるとスピーキングのスコアは高めに出る?

日本で受けるとスピーキングのスコアは高めに出る?

IELTSのスピーキングの試験は、採点基準(Band descriptors)に基づいて採点されます。

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従って、場所によって(同じ実力なのに)スコアが異なることはありません。



というのが建前なのですが、確かに日本で受けるとスピーキングのスコアが高めに出る傾向は「経験上」よく見かけます。

スピーキングのスコアが高めになる理由①(想像)

その理由としてさまざまなことが考えられるのですが、大きな要因として試験官の方が日本人の英語発音に慣れているために聞き取りやすい、ということが考えられます。

日本の試験会場で担当をしている試験官の方は日本在住の方がほとんどです。普段は日本人に英語を教えている方も多いでしょう。そうなると、日本人の発音の特徴をよく理解していて(外国では通じないような発音であっても)理解をしてもらえる、あるいは文法的に理解しにくい文章であっても意味をくみ取ってくれる、ということがあり得ます。

実際、PlusOnePointの受講生の方でも、PlusOnePoint内で実施する模擬テストのスコアよりも0.5〜1.0高めにスコアが返ってくることがしばしばあります。これは模擬テストのスコアが厳しめに付けられているのではなく(実際、オーストラリアや他の国で受けている方は同じスコアで返ってきます)、上記のような理由で実力+αのスコアが付くためかと思われます。

スピーキングのスコアが高めになる理由②(想像)

もう一つ考えられる要因としては、日本のアイエルツの試験の多くは2日間に分けて行われることです(中には、1日で全ての科目の試験を実施する回もあります)。

通常、日本では、筆記試験(リスニング・リーディング・ライティング)を土曜日に、スピーキングのみ翌日日曜日に実施しますので(日曜日以外のこともあります)、スピーキングの試験が始まるときには集中力や体力が回復していることが多い、ということが考えられます。

オーストラリアなど日本以外の国では、基本的には1日で実施をすることが多いですので、スピーキングの試験の時には既に疲れてしまっていて十分な実力を発揮できなかった・・・ということもあります。

外国に住む日本人は日本で受けるべきか?

スピーキング以外の科目に問題がなく、スピーキングだけが問題・・・という方であれば、日本で受けてみるのも一つの方法かもしれません。

ただし、あくまで試験官によるところも大きいですし、ライティングなどは日本の方がやや厳しめのスコアになることもあるようですので、あまり過剰に期待をしない方がいいでしょう。

たまたま日本に帰る機会があるのであれば、帰国中に受けてみるというのがいいでしょう。

ここがポイント!

  • 理論上は世界中どこで受けても同じスコアのはず!
  • ただし日本在住の試験官は日本人の英語になれている可能性あり。
  • 2日間に分けて試験を受けることでパフォーマンスが上がる可能性あり。