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IELTS対策に悩んでいる人

IELTSライティング・タスク2でいつも字数足りない・・・。250語以上書くにはどうしたらいいの?

今回の記事では、このような悩みを解決します。

この記事を読むと、IELTSライティング・タスク2で字数足りない現象が起こる原因を知るとともに、IELTSライティング・タスク2で250語以上書くための練習・対策法を知ることができます。

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Hibiki

IELTSライティング・タスク2では、250語以上のエッセイを書くことが求められています。字数が足りない場合はペナルティ(-1.0)の対象となる可能性があります。

今回の記事では、IELTSライティングタスク2で字数足りない現象が起こる原因と対策法をご紹介しますので、最後までじっくりと読んでみてください。

全般的なライティング対策については、以下の記事を是非ご参照ください。

この記事を書いている筆者は、IELTS講師歴6年。日本では医師(麻酔科医)として活動。過去5回のIELTS試験でいずれも全科目7.0以上を達成しています。科目別最高スコアは、リスニング8.5、リーディング9.0、ライティング8.0、スピーキング8.0(Overall 8.5を保有)。

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執筆者の詳細プロフィール

IELTSライティングで字数が足りないとどうなるのか?

IELTSライティングでは、字数(語数)の指示があります。字数が足りない場合は、ペナルティの対象となります。

  • ライティング・タスク1:150語以上
  • ライティング・タスク2:250語以上

ライティング・タスク1とライティング・タスク2は別々に採点が行われますので、字数が足りない方のスコアが減点されます。減点される幅は「-1.0」です。

例えば、ライティング・タスク1が6.0(語数不足)、ライティング・タスク2が7.0であれば、

  • ライティング・タスク1:6.0→5.0
  • ライティング・タスク2:7.0

となり、ライティングのスコア換算表により、最終スコアは6.0となります。非常に大きなペナルティですので、なるべく語数が足りない状態で回答を提出することのないようにしましょう。

1文字でも文字数が足りないと減点される?

オフィシャルには、1文字でも足りない場合はペナルティの対象とされていますが、過去の経験から概ね10文字(10語)前後はペナルティを免れるケースもあるようです。また、10語以上足りなくても非常に高いクオリティのライティングであれば、同様にペナルティを免れるケースもあります。推測ですが、紙ベースの場合はわざわざ語数カウントをしなければいけませんので、試験官がチェックにかけなければスルーされてしまうのかもしれません。

そうはいっても、なるべくならそのようなリスクは避けるのが無難です。安全圏の270〜280語を目安に回答を作成しましょう。

紙ベースの場合は語数のカウントが大変ですが、コンピュータ方式のIELTSの場合は語数がリアルタイムで画面に表示されますので、なるべく語数が足りない状態で回答を提出することのないようにしましょう。

IELTSライティングで字数足りない現象が起こる原因

Twitterにてアンケートを実施した結果、過半数の70%の人がライティング・タスク2の「250語」は多いと感じているようです。

確かに、エッセイライティングに慣れていない人にとっては、250語以上の英語をわずか40分程度で書くということは大変なことです。なので、IELTSライティングを始めて間もないうちは、テンプレートに頼ったり表現をなるべく長いものにしたりして、なんとか語数を稼ごうとするのですね。

もちろん、ペナルティを避けるという意味ではそれも一つの方法ですが、目指すスコアが上がってくるにつれてそれだけではスコアは伸び悩みます。経験的には、目標スコアが6.0以上になったら、やはりエッセイの内容が重要になってきます。エッセイの内容が伴わなければ、いくら語数をクリアしても、スコアは伸び悩みます。

一方、エッセイに書くことがしっかり見えている方にとっては、250語という語数はむしろ少ないと感じるようです。アンケートでは30%の人がそのように感じています。IELTSのライティングではボディに使える文字数(語数)は90〜100語前後ですので、エッセイに書くことがしっかり決まっている方にとっては、いかに簡潔に書くかという感じになってきます。

このように、IELTSライティング・タスク2で字数足りなくなってしまう人の大半は、

  • 議論の内容をあまり深く考えられていない
  • そのため、テンプレートや語数稼ぎに頼らざるを得ない

という傾向にあります。

IELTSライティングで字数足りない現象をなくすための対策

求められている議論の内容をしっかり考えることが、ライティング・タスク2で字数足りない現象をなくすための最も有効な対策となります。

しっかり考えるとは、色々アイデアを出すということもそうですが、それらのアイデアを論理的に組み立てるということ、言い換えるとアイデアをしっかり掘り下げることを意味します。日本語ではロジカル・ライティングというのはあまり経験しないかもしれませんが、IELTSのエッセイライティングではアイデアを論理的に話を進めていくことは大変重要です。

  • メインとなるアイデアを決める
  • そのアイデアの根拠となる説明・具体例などでサポートをする

もちろん練習が必要ですが、こういった一連の流れがしっかりイメージできていれば、途中で書くことに困るという状況は減ってきます。

アイデアを掘り下げた回答の例

では、実例を見ながら確認をしてみましょう。

Some argue that teaching students of different abilities in one classroom isn’t beneficial. Do you agree or disagree with this opinion?

というタスクについて書かれたエッセイです。

First of all, students will stay motivated when they study with their peers who have different academic abilities in the same classroom. When they study with their friends in the same room, they can set a clear goal and work hard to achieve the goal. They can also ask their friends for help when they have questions that they want to solve. If they study with those who have similar academic abilities, they may not have a clear goal and lose motivation.

いかがでしょうか?

同じような内容が繰り返されていること気付きますでしょうか?

例えば以下の2つの文章は、内容的には同じことを述べているに過ぎません。

  • When they study with their friends in the same room, they can set a clear goal and work hard to achieve the goal.
  • If they study with those who have similar academic abilities, they may not have a clear goal and lose motivation.

また議論が進行しないために、文字数も少なくなっています(82語)。次に、議論を進展させた模範解答を見てみましょう。

Firstly, students will stay motivated when they study with their peers of different academic abilities. For low achievers, studying with more competent friends will allow them to set a short-term goal and work hard to achieve it. They can also ask their friends for help when they encounter difficulties in their studies, which is much easier than asking for advice from their teachers. When I was a high school student, I was in a class of 55 where students of all levels competed with each other and this significantly prompted me to maintain motivation for my studies even when I was likely to be distracted.

最初のエッセイに比べて、議論が進行しており、最初のメインアイデアも具体的にサポートしようとしていることが見て取れます。また、細かな表現についても最初のエッセイよりも簡潔にしてなっているにもかかわらず、語数は105語と十分な長さになっています。

このように、メインアイデアを掘り下げて考えておくことが、字数が足りないという現象を予防するための最善の対策となります。

IELTSライティングで字数が足りない理由と対策に関するまとめ

いかがでしたでしょうか?

IELTSライティング・タスク2でいつも字数足りない、、、という方は、是非、今回の記事を参考にしてみてください。

  • 字数が足りない原因は議論の内容をあまり深く考えられていないから
  • テンプレートや語数稼ぎに頼らざるを得ない状況は議論を深く考えられていない証拠
  • メインアイデアの根拠となる説明・具体例などを事前にしっかりプランニングする

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