avatar-frustrated-person

受講生

IELTSのライティング添削サービスを使っているんですけど、なかなかスコアが上がりません・・・。
avatar

Hibiki

そうね。添削サービスはいろいろあるので、自分に合ったサービスを見つけないといけないね。

この記事では、ライティング添削を利用する際の注意点を説明いたしますので、どうぞ最後まで是非お読みください。

全般的なライティング対策については、以下の記事をご参照ください。

この記事を書いている筆者は、IELTS講師歴6年。日本では医師(麻酔科医)として活動。過去5回のIELTS試験でいずれも全科目7.0以上を達成しています。科目別最高スコアは、リスニング8.5、リーディング9.0、ライティング8.0、スピーキング8.0(Overall 8.5を保有)。

hibiki-result

執筆者の詳細プロフィール

IELTSのライティング添削サービスとは?

ライティングには正解がありませんので、自分の書いた回答がどのくらいのレベルなのか、今後どのようにしていったらスコアが上がるのかは、添削を受けなければなりません。

その際、多くの方がインターネット上の添削サービスを利用されるかと思います。

英語全般に対応するサービスもあれば、IELTSのライティングに特化したサービスもあります。スコアを上げることを考えるなら、IELTSに対応した添削サービスを利用する方がいいでしょう。

IELTSのライティング添削サービスの相場

インターネット上には添削サービスがたくさんあります。安いものでは、エッセイ1つあたり$5〜10くらいでも探すことができます。一方、高いところではエッセイ1つあたり数十ドルになります。

当然、値段によってサービスの内容が変わってきますので、目的に合わせて選ぶようにしましょう。

あくまで全体的な傾向ですが、値段が上がるとともに以下のような傾向が見られます。

値段内容
値段が安い英語のチェックのみのことが多い
値段が高い正確なスコアリングがあってスコアアップに繋がる細かなフィードバックがもらえる

IELTSのライティング添削サービスを利用する上での注意点

必ずしも全てがそうではありませんが、ライティング添削サービスを利用する上で注意しておきたい点が4つあります。

  • スコアは甘めのことが多い
  • フィードバックが定型文の組み合わせのことが多い
  • 文法・語彙を中心にフィードバックされている
  • IELTSを受けたことのない講師が採点していることがある

スコアは甘めのことが多い

私の経験上、スコアリングを行ってくれるライティング添削の大半がやや甘めのスコアリングをしているように感じます。

推測ですが、励ます意味も込めてやや甘めに付けているのかもしれません。低いスコアが続くと、だれでもモチベーションは下がりますし、それを励ます方法がありませんので、どうしてもやや甘めにならざるを得ないのかもしれません。

実際、PlusOnePointの受講生でも、オンラインの添削サービスでは7.0を何度ももらっているのに試験では6.5しか取れない、という方をよく見かけます。

フィードバックが定型文の組み合わせのことが多い

オンラインの添削サービスの中には、フィードバックをコメントで付けてくれる場合がありますが、それが定型文の組み合わせになっているケースがあります。

誰にでも当てはまるようなフレーズを組み合わせるだけでもそれらしいフィードバックになるのですが、「文法を強化しましょう」のようなアドバイスでは、実際のところ何をしていいか分からないことになります。

格安のライティング添削サービスでは、一人一人に合わせたフィードバックを書いていたのではコストが合わないという事情もあるのかもしれません。

文法・語彙を中心に添削されている

通常、添削サービスでは英語ネイティブの講師が担当をしますので、どうしても文法や語彙の添削になりがちです。

一つには、どんな英語ネイティブの講師であっても文法や語彙の添削なら比較的簡単にできるからです。英語ネイティブの講師であれば、特にトレーニングを受けなくてもできるでしょう。

一方、Task Response(タスク応答・議論の展開)やCoherence and Cohesion(首尾一貫性とつながり)の指摘は、英語ネイティブでもかなりの技量が必要です。また、それをわかりやすくノンネイティブの受講生に文章で伝えるのはもっと大変な作業です。

私たち日本人の場合も「この日本語を直してほしい」と言われたとしてもそれほど難しくはありませんが、「この小論文の構成を見てほしい」と言われたらちょっと構えますよね・・・。

実際、PlusOnePointでも英語ネイティブの講師や英語/日本語のバイリンガル講師を採用しますが、Task Response(タスク応答・議論の展開)やCoherence and Cohesion(首尾一貫性とつながり)の指摘がしっかりできるようにまでには、最低でも数ヶ月のトレーニングが必要です。

もう一つは、文法や語彙の指摘の方が「受けがいい」からかもしれません。Task ResponseやCoherence and Cohesionの指摘は、文章で説明されても理解が難しい場合があります。文法や語彙の添削の方が受けている受講生の満足度が高いので、文法や語彙の添削を中心にしているのかもしれません。

IELTSを受けたことのない講師が採点していることがある

ライティング添削サービスの中には、IELTSを受けたことのない講師が採点していることもしばしばあります。上記の理由で、英語ネイティブであれば「添削」自体はできますので、サービスとしては成立するのですが、実際に試験を受けたことがない人であれば、IELTSのスコアアップ対策を熟知しているとは言えません。

ちなみに、オフィシャルサイトに公式発表されている英語ネイティブ(第一言語が英語)のライティングの平均点は6.35です。

過去に私が利用したIELTSライティング添削サービスの例

企業名は伏せますが、過去に私が利用したサイトでは、Task AchievementとTask Responseの用語を混同して使用しているところもありました。

厳密には、

  • Task 1: Task Achievement
  • Task 2: Task Response

となっていますが、これらの区別がされていませんでした。

また、ライティングの採点は以下の4項目を整数でスコアリングするのですが、

  • Task Achievement/Task Response
  • Coherence and Cohesion
  • Lexical Resource
  • Grammatical Range and Accuracy

Task Achievement:6.5、Coherence and Cohesion:6.0、・・・のような採点をしているサービスも見受けられました(実際には6.5のような小数点はない)。

格安IELTSライティング添削サービスの限界

もちろん、英語だけ見てもらえればいい、という方にとっては格安のライティング添削は役立ちます。しかし、IELTSのスコアアップに繋がるようなしっかりとしたフィードバックを受けようと思うなら、やはりそれなりの料金がかかることを念頭に入れておきましょう。

PlusOnePointでは、ライティングのフィードバックを動画で行っているため直接的な比較はできませんが、エッセイ1つあたり45.2豪ドル(約3,218円)となっています。動画によるフィードバックでない場合はもう少し安く設定できるかと思いますが、クオリティの高い添削サービスを提供するには、目安としてエッセイ1つあたり最低でも2,500〜3,000円はかかるのではないかと思います。

IELTSライティング添削サービスのまとめ

  • 格安サービスは文法・語彙中心の添削の可能性あり
  • スコアが甘めのことが多い
  • IELTS対策を考えるならそれなりの値段のサービスを利用したい

もしこの記事がお役に立ちましたら、恐れ入りますが、下のいずれかのボタンから記事をシェアをいただけましたら幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。