IELTSのことならプラスワンポイント!
IELTSの対策期間、どのくらい必要?|PlusOnePoint

ニュースレター

IELTSの対策期間、どのくらい必要?

こんにちは^^

プラスワンポイントのルイです。

お元気でお過ごしでしょうか?

「対策1ヶ月で7.0が取れました〜!」

「初受験だけど、目標達成した!」

SNSなどで、たまにこんな発信を見かけます。「すご〜っ!」と思いつつ、その後に続く感想は、2つに分かれるのではないかと思います。

「一体どんな特別な対策方法があるんだろう!?」

「きっとそもそもの英語力が高い(十分ある)んだよね」

実は、IELTSについてよく知っている人ほど、後者のような感想を抱きます。そうです、IELTSはコツだけですぐに伸びるものではないし、英語力の向上にも、IELTSの理解にもそれなりに時間がかかることを知っているからです。

(もちろん有効な対策方法はあります!ただ今回はそれとは別の話です)

では、いったいどのくらいの学習期間を目安に考えたらいいのでしょう?

IELTS学習は『実践トレーニング型』

IELTSは、日本の学校の一般的な試験勉強の『知識詰め込み+暗記型』ではなく、『実践トレーニング型』です。なので一夜漬けのような即席の対策では効果が上がりません。

英語(IELTS)上達の過程は、「筋トレ」「スポーツ」「楽器」などの習熟過程に例えられ、いわゆる勉強だけではなく、実践練習が重要とされているのです。

  • IELTS上達のプロセス
  • ①どんな試験なのか理解する
  • ②実践練習
  • ③フィードバック+復習
  • ②③+①の再認識の繰り返し
  • (この期間の個人差が大きい)
  • ④成果

このように、身に付く、発揮できる、応用できる「実践的な力」がつくまでにはそれなりに時間がかかり、また個人差もあります。さらに、特にアウトプット科目(ライティング、スピーキング)では、適切なフィードバックがあるかどうかで、その後のパフォーマンスに大きく影響します。

筋トレもスポーツも音楽もそうですが、専門のトレーナーがいてくれたらさらにいいですからね。

現時点の実力と、目標スコアという要素

当然、現在のレベル、目標スコアまでの差がどれくらい開いているかによっても、必要な学習期間や内容は異なりますが、もう一つ忘れてはいけないのが、スコアレンジ(範囲)によって、「早く伸びやすい」範囲と「時間がかかる」範囲があるということです。

例えば、オーバーオールのスコアでは、4.0→5.5は比較的早く伸びます。英語の習熟度があまり変わらなくても、戦略やIELTSへの理解度によって「できること」が増えることと、「正答数を得やすい戦略」が通用する得点範囲だからです。

しかし、6.0を達成後、6.5や7.0をを目指す時には難易度が上がったように感じます。

細かく見ると、アカデミックライティングで6.0→7.0の範囲では非常に苦労する方が多いですし、学習時間が思ったよりもかかってしまう範囲としては、ジェネラルリーディングの4.5→5.5/5.0→6.0の範囲も特徴的です。

いずれも、これまで曖昧でもOKだった(なんとかなった)英語を、より正確な理解、より正確な使い方に上げることが必要になる範囲だからです。さらに正確に使いこなせる英語の量も増やさなければならないのですから、短期間では難しくなるのは当然です。

このように、どの範囲の学習が必要なのか?によっても、必要な学習期間が異なるのです。

それでも、一般的な目安はあります!

実は、一般的には、専門の語学学校や大学附属コースで3ヶ月(250〜300時間)のトレーニングを受けると、0.5スコアアップが見込める言われています。

  • 一般的な目安
  • 3ヶ月のフルタイム専門トレーニングで、+0.5です。

ただ、日本で対策されている方のほとんどは、お仕事をしながら、高校・大学生活をこなしながらIELTS学習をされているので、学習時間を確保することさえ、実は大変だったりします。

こうなるとこの目安時間だけを置き換えてみても、、、達成まで何年もかかる計算になってしまいますし、これもまた妥当な数字ではなさそうですよね。

私の場合、どのくらいで。。。?

「6.0が取りたいんですが、どのくらいで達成できますか?」

「7.0以上が必要と言われたのですが、〇ヶ月でいけますかね?」

とてもよくある質問ですが、結局のところ、やってみなければわかりません。当然、ひとりひとり英語力も違えば、目標スコアも、IELTSについてどれだけ知っているかなど、まったく状況が異なるからですね。

みんなそれぞれのIELTSへの挑戦があるわけです。

実際にPlusOnePointの受講生の方でも、ライティング5.5→7.0を半年で達成した方もいれば、3年かかった方もいらっしゃいます。

どのくらいで達成できるかは、やってみなければわかりません。

学習を進める中で、自分のレベルを把握し、学習の進め方が確立してくると、自分にとってのある程度の目安が見えてくるわけですね。

目安の学習期間について知るよりも、自分について知るとこが重要!

自分の現時点でのレベルを正確に知って、自分の生活スタイルや、確保できる時間を考慮した上で、目標までの学習プランを立てていきましょう。

自分ではわからないこともあるので、無料のカウンセリングなどを利用して、専門のトレーナーに相談してみるのもいいですね。

まとめ

  • ポイント
  • IELTSの対策には予想以上に時間がかかる!
  • なので、まずは、自分には何が必要か知ることが大切
  • そのために、少しずつでも、できるだけ早めに対策を始めよう!
  • 専門の学校で「個別の」無料相談を受けてみるのおすすめ^^

いつも読んでくださりありがとうございます!

みなさんのIELTSへの挑戦を応援しています!

Ask the Expert

プラスワンポイントでは、IELTS学習に関する疑問やお悩みを相談できる『無料IELTS学習相談』を実施しています。IELTSの学習方法やスコアアップのコツ、勉強計画の立て方などを、経験豊富なカウンセラーが無料でアドバイスいたします。お気軽にご相談ください。

  • 試験を何回受けてもスコアがなかなか上がらない
  • 自分自身の学習方法が正しいかどうかを知りたい
  • 学習・受講プランの相談に乗ってもらいたい

このようなお悩みをお持ちの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

Rui

この記事を書いた人

Rui Atsue

プラスワンポイントの創業メンバーであるMika先生とともに、日々IELTS対策記事や動画の制作に力を入れています。最新のトレンドや効果的な学習法を読者にわかりやすく伝えることを心掛け、学生や社会人問わず、多くの受験者に貢献してきました。現在は、ニュースレターの編集をメインに担当し、読者が常に新鮮な情報を得られるよう努めています。受験者一人ひとりの目標に寄り添い、実現に向けてサポートしています。

あわせて読みたい記事

クライアントの想いやビジョンを形作るリブランディング(FLOURISH)
クライアントの想いやビジョンを形作るリブラン...

2024年3月4日更新

紹介記事

オーストラリアに拠点を置くPlusOnePoint様。Ieltsの試験に特化したオンライン講座を展開し、多くの合格実績を持つアットホームなオンラインスクールです...

記事を読む
brain drain | IELTS表現・イディオム解説
brain drain | IELTS表現・...

2025年11月14日更新

語彙・表現

IELTS頻出表現「brain drain」の意味、使い方、例文を詳しく解説。高技能人材の海外流出や人材流出を表現するこの重要な経済・社会概念をライティング・ス...

記事を読む
ライティングレッスンを受講するメリットとは?
ライティングレッスンを受講するメリットとは?...

2025年11月17日更新

ニュースレター

ライティングレッスンを受講するメリットとは? こんにちは! プラスワンポイントのルイです^^ さて今回は、ライティングに取り組む上でのレッスンを受講するメリット...

記事を読む
at a crossroads
at a crossroads...

2025年11月14日更新

語彙・表現

IELTS頻出表現「at a crossroads」の意味、使い方、例文を詳しく解説。重要な決断の分岐点や転換点を表現するこの重要なイディオムをライティング・ス...

記事を読む
【IELTS再採点(リマーク)】スコアが上がる科目と下がる確率は?
【IELTS再採点(リマーク)】スコアが上が...

2025年1月1日更新

【完全保存版】IELTS総合対策

IELTSの試験結果を受け取ったあと、実は「再採点(リマーク)」を申請できることはご存じですか?採点結果に不服がある場合、一定の費用はかかりますが、採点の見直し...

記事を読む
マイエッセイ フィードバック例(2)
マイエッセイ フィードバック例(2)...

2025年11月16日更新

マイエッセイ添削

IELTSライティング添削「マイエッセイ」の実際のフィードバック例を紹介。TR/CC/LR/GRの詳細スコアリングから講師の解説コメントまで。改善ポイントと書き...

記事を読む