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at a crossroads|IELTS表現・イディオム解説

at a crossroads

「at a crossroads」は、重要な決断を迫られている状況や、人生・組織・社会の重要な転換点にある状態を表現するイディオムです。IELTSのライティングやスピーキングで、人生の選択、キャリア決断、社会変化、政策決定などのトピックについて議論する際に有効な表現です。

YouTubeショート動画にて、IELTSに役立つ表現やイディオムを発信していますので、合わせてぜひご覧ください。

意味と語源

  • 表現:at a crossroads
  • 意味:重要な決断の分岐点にある状況、将来の方向性を決める重要な転換点

この表現は文字通り「十字路(crossroads)」から来ており、複数の道が交差する地点で進路を選択しなければならない状況を比喩的に表現しています。どの道を選ぶかによって将来が大きく左右される、決定的な瞬間を強調する効果的な表現です。

  • 注意点
  • 「crossroads」は常に複数形(-s付き)で使用されます。「at a crossroad」とは言いません。また、前置詞は必ず「at」を使います。

使用例

  • Many countries find themselves at a crossroads between maintaining traditional economic models and embracing sustainable development practices that address climate change concerns.
  • 多くの国々は、伝統的な経済モデルを維持することと、気候変動への懸念に対処する持続可能な開発慣行を受け入れることの間の分岐点に立っています。
  • University graduates often stand at a crossroads where they must choose between pursuing immediate employment opportunities or investing in further education to enhance their long-term career prospects.
  • 大学卒業生は、即座の就職機会を追求するか、長期的なキャリア見通しを向上させるためにさらなる教育に投資するかを選択しなければならない分岐点にしばしば立っています。
  • The education sector is at a crossroads, with educators debating whether to prioritize traditional teaching methods or adopt technology-driven approaches to learning.
  • 教育セクターは分岐点にあり、教育者たちは伝統的な教授法を優先するか、テクノロジー主導の学習アプローチを採用するかについて議論しています。

「at a crossroads」は、単なる変化の時期ではなく、明確に異なる複数の選択肢があり、その選択が将来に大きな影響を与えることを強調する点が特徴です。

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Hibiki

この記事を書いた人

Hibiki Takahashi

日本語で学ぶIELTS対策専門スクール 『PlusOnePoint(プラスワンポイント)』創設者・代表。『英語ライティングの鬼100則』(明日香出版社)著者。1997年に大阪大学医学部を卒業後、麻酔科専門医として活躍。2012年渡豪時に自身が苦労をした経験から、日本人を対象に IELTS対策のサービスを複数展開。難しい文法・語彙を駆使するのではなく、シンプルな表現とアイデアで論理性・明瞭性のあるライティングを指導している。これまでの利用者は4,000名を超え、Twitterで実施した「12週間チャレンジ」では、わずか4週間で7.0、7週間で7.5など、参加者4名全員が短期間でライティングスコア7.0以上を達成(うち2名は7.5を達成)。「IELTSライティングの鬼」の異名を持つ。オーストラリア在住13年、IELTS 8.5(ライティング 8.0)、CEFR C2。

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