この記事を書いた人
Rui Atsue
プラスワンポイントの創業メンバーであるMika先生とともに、日々IELTS対策記事や動画の制作に力を入れています。最新のトレンドや効果的な学習法を読者にわかりやすく伝えることを心掛け、学生や社会人問わず、多くの受験者に貢献してきました。現在は、ニュースレターの編集をメインに担当し、読者が常に新鮮な情報を得られるよう努めています。受験者一人ひとりの目標に寄り添い、実現に向けてサポートしています。
こんにちは!
プラスワンポイントのルイです^^
5月も後半となり、新しい環境、活動で忙しい日々を送る方も多いのでしょうか?そうこう言っているうちに、すでに夏日があったりしてあっという間に時間が過ぎていきますね。
IELTSを学習されている方は、9月入学に合わせて、もしくは来年1月の願書提出に合わせて準備を始めている方が多いと感じています。
限られた時間で達成しなければならない物事があるだけでも大変ですが、それがIELTSであればなおさらストレスを感じてしまうところです。
自分に与えられたIELTSの猶予期限に関しては、ほとんどの方が、ギリギリまで準備が必要な状況になっていますので、IELTSが必要とわかったらすぐにリサーチ&学習を開始して、自分のレベルと必要スコアまでの差をできるだけ早くに確認することが何よりも大切です。
毎回お話ししますが、IELTSは思ったよりも時間がかかる試験ですので、まだ余裕がある方は、今すぐ始めましょう!
期限が1年以内に迫っている方は、すでに猶予が残り少ないことを自覚して、後悔をしないために、できることはなんでもやっておきましょう!
さて、今回はライティングの表現紹介をしてみたいと思います。ライティングタスク2ではタスクにより使う表現は全く異なりますが、それでも、よく使う、便利な表現はあります。むしろ必ず必要になるとさえ言える表現もありますので、知らなかった方はぜひ覚えてみてください。知っていた方は、正確に使える、シチュエーションを変えて応用できるように練習してみてくださいね!
IELTSライティングでは、議論の中でよく用いられる表現があります。もちろんその時のタスクにより全く別の議論を展開するわけですが、IELTSのエッセイでは一貫して「物事を説明する」ことが求められます。
自然、その説明の中では、主張の「理由」を紹介し、その根拠を説明するために「重要性」や「必要性」について述べたり、ある物事が別の事象の原因となったり、結果的に別の状況につながったりという「因果関係」について述べたりすることが多くなります。また、人々や状況の「一般的な傾向」や、行動や政策の「目的」なども説明材料としてよく使われます。
このように、全く異なるエッセイを書いていたとしても、説明することを目的に書く限り、ロジックの組み方やアイデアの要素は似たパターンを取ることができます。つまり、使われる表現も同じものが必要になるということです。
というわけで、今回から前後半に分けて、そのような表現の中でも、6.0〜7.0レベルでは使えるようにしておきたい表現をいくつか紹介したいと思います。
"To provide equal opportunities for all students is important" だと主語が重たく、冗長に聞こえるので、It構文で簡潔にし、"重要である"ことがメインの意味であることを強調できます。
使う場所としては、イントロダクションの背景部分、各ボディの最初(トピックセンテンス)によく使われますが、ボディ内の説明部分でももちろん使うことができます。
何かをする必要がある、するように要求する(されている)
ボディの説明部分で使いやすい表現ですね。もちろん、"It is necessary —"とIt構文でもいえますが、強制力がある時、何かによって求められているニュアンスを含めることができます。
〜〜だけれども、——だ、〜〜ではあるものの、——だ
自分が主張したい意見が必ず主節(Althoughを含まない節)になるようにしましょう^^
コンクルージョンで使いやすい表現です。
〜である一方で(対比)、〜している間に(時間)
ボディ内の説明部分で、時代の対比などをする場合にも便利ですね。Discuss both viewsのタスクでは、イントロで見解の対比として使われていますので、イントロダクションでも使いやすい表現です。両サイドの議論のイントロではもう定型文的に大変よく使います。
引き起こす、原因となる、ーーへ導く、結果ーーになる
※ "lead to / result in"は通常能動態で使われます。"result"は同じ能動体の使い方でも前置詞fromを使うと原因と結果の順番が変わります。
ライティングの練習をする時には、重要な表現である・なしに関わらず、自分が使う表現は全て、できるだけ正確に覚えるよう意識することが重要です。もちろん、実践で全てを完璧に書けるわけではないかもしれない。7.0のレベルのライティングにだって、少ないとはいえまだまだミステイクもエラーもあります。しかし、だからといって練習の段階で間違ったところを放置してしまうと、なかなかその癖が治らなくなってしまいます。
大切なのは「意識する」ことです。意識しなければ、同じことを繰り返してしまいますが、意識し続けることで一つ一つ改善していくのですから^^
今回もここまで読んでくださりありがとうございました!
みなさんのIELTSへの挑戦を応援しています!
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