この記事を書いた人
Rui Atsue
プラスワンポイントの創業メンバーであるMika先生とともに、日々IELTS対策記事や動画の制作に力を入れています。最新のトレンドや効果的な学習法を読者にわかりやすく伝えることを心掛け、学生や社会人問わず、多くの受験者に貢献してきました。現在は、ニュースレターの編集をメインに担当し、読者が常に新鮮な情報を得られるよう努めています。受験者一人ひとりの目標に寄り添い、実現に向けてサポートしています。
こんにちは!
プラスワンポイントのルイです^^
前回のライティングで便利な表現はもう活用できていますか?
今回は、前回紹介したような便利な表現を、実は、覚えるだけでは足りないというお話をしてみたいと思います。
さらに追加で、6つのシチュエーションも紹介していきますね!
前回紹介した表現はこちらです^^
そして今回追加で紹介する6つの表現はこちら。
英語の語彙表現や文法構文は、可能な限り素早く正確に覚えたいものですが、ちゃんと覚えたつもりでも、いざ使おうとするときに迷ってしまうことありませんか?
もちろん、使い方がまだうろ覚えのこともあるかもしれませんが、特に「それはちょっと不自然な表現ですね」と言われてしまう。。。ことがあるのです。これは、それぞれの状況によって、組み合わせて使う名詞、動詞、目的語、などが異なるからです。
自然な表現とは、一般的によく使われている(使われてきた)表現のことです。
文法や構文の型としての使い方は正しくても、中身に何を入れるか、どの単語と組み合わせるかなど、アレンジはたくさんできてしまうのですが、どのように組み合わせても正しい(一般的に使われている)わけではないため、一般的にはどのように使われるのか、その状況で使うことができるのかなど知っていないと、「不自然な表現」になってしまうことがあるのです。
日本語もそうですよね。例えば、口から身体に取り入れるものは、同じような動作ではありますが、それが何かにより動詞が異なります。
日本語ではある程度形や硬さのある食物は「食べる」と言い、液体は「飲む」を使います。ただ、お薬は、錠剤やカプセルなど液体でないものも「飲む」を使いますね。
薬を「食べる」といったら日本語では不自然です。
一方、英語でも動詞は区別されていて、「食べる eat」、「飲む drink」は日本語と似たルールで使いますが、薬は「take」が自然です。
「drink medicine」は不自然ですよね。
これらは基本の英語で中学で習うと思いますので、間違えることはないでしょう。しかし、より上級の単語でもこれと同じようなことが起こるのです。
最近ではAIに聞けばかなり正確に自然・不自然の区別を説明してくれますので、ChatGPTなどを利用してこまめに確認すると一瞬で解決します!なので英語学習には積極的にAIを活用するのがおすすめです。
しかし、それと同時に、実際に使われている状況を普段から体験するように意識することも重要かと思います。
特に、日本にいて英語学習をされている場合は、相当努力しないと実際の英語に触れる機会を増やすことができませんよね。
YouTubeでもTEDでもPodcastでもなんでも自分の好きなものでOKですので、毎日英語を視聴する習慣をつけていきましょう。
それでは、ライティングで絶対覚えたい表現の続きを紹介していきます。
まだ使ったことないなーという表現があったら、ぜひ練習に取り入れてくださいね^^
「〜を可能にする」
ボディの説明部分で大活躍する、とても便利な表現です。冗長になりがちな表現を簡潔にしてくれます。トピックセンテンスにも向いていますね。
人を挟まず、直接目的語を取ることもあります。
「〜を促す、助ける、〜するように促す」
「〜を思いとどまらせる、〜を防ぐ、抑止する」
「人などを〜させない」意味で、人 from —ing のかたちと、そのまま名詞を取る形の両方が使えます。さらに、これらの動詞に対応する名詞表現(prevention / deterrance)を覚えるとさらに表現力がUPします^^
いずれも「〜のおかげで/〜のせいで」の意味。
※フォーマルで、be動詞の後に続くことが多い。ポジティブ・ネガティブどちらにも使える。
「〜するために」(目的を説明)
※ so thatを挟んで、前に「行う/行ったこと」、後ろに「その目的として、誰(何)が〜できる(どうなる)ように」となります。
「〜しやすい、しがち、〜する傾向がある」
例文:
Children who don't get enough sleep are likely to have trouble concentrating in class.
(十分な睡眠をとらない子どもは、授業中に集中できない可能性が高い)
※ 何かが起こる「見込み」や「可能性」に焦点を当てる表現です。
例文:
Students who study regularly tend to perform better on exams than those who cram at the last minute
(定期的に勉強する学生は、一夜漬けする学生よりも試験で良い成績を取る傾向がある)
前回と今回で11種類の場面に合わせた表現を紹介しました!
それぞれの項目で2、3種類の表現を紹介しており、それぞれに使い方が2パターンあったりするので、これだけでも全て使えるようになれば余裕で2、30種類のセンテンスが作れるようになります。
もちろん同じ意味の文を何度も書くわけにはいきませんが、いつもの定型や普通の基本文型などを交えながら構成していけば250wordsなんてすぐに埋まるでしょう。これで、文章が作れない問題を解消して、落ち着いてアイデアを考えることができるようになりそうです^^
むしろ、意味によりセンテンスのかたちを選べるのであれば、どんな役割のアイデアが必要なのか明確になり、アイデア出しもやりやすくなるかもしれません。
ぜひ、自由に使えるように練習してみてくださいね!
センテンス作りの練習は5センテンス自分でアイデアを考えて例文を作る!これに限ります。アイデアだし練習もできて一石二鳥ですからね^^
今回もここまで読んでくださりありがとうございました!
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