IELTS対策専門学校 プラスワンポイント
代表Hibikiの本音トーク

#12 コミュニティ精神とは?

今週(2024年1月14〜2024年1月20日)の課題タスクで扱われているテーマは「コミュニティ精神」です。

日本社会で、特に都会に住んでいる方々にとっては、コミュニティの概念を具体的に想像するのが難しいかもしれませんね。そこで、改めて「コミュニティ」とはどのようなものか、そして「コミュニティ精神(community spirit)」とはどのようなものをイメージしたら良いのかを考えてみることにしましょう。

今週(2024年1月14〜2024年1月20日)の課題タスク

Investment in local amenities such as leisure centres is the best way for the government to foster a good community spirit. To what extent do you agree or disagree? What other measures do you think might be effective?

「community」とは一般的に、「共通の関心事や目的を持つ人々が集まる社会的集団」などと定義されることが多いようです。広義のコミュニティは、単に地理的な近さに基づくものではなく、趣味、職業、文化などさまざまな共通点に基づいて形成される集団を指すこともあります。「society(社会)」との違いは、コミュニティのほうがより狭い範囲での絆や共有された目的に焦点を当てている点と言えるでしょう。

このようにコミュニティは、共通の価値観や目標を共有する人々の密接な関係性に基づいています。では、そのようなコミュニティにおけるスピリット(community spirit)とはどのようなものでしょうか。コミュニティ内でそのメンバーとしてふさわしい精神という意味ですから、コミュニティ内で責任を果たしたり、仲間を助け合ったりすることがコミュニティ精神となります。

ちなみに、オーストラリアでは「mate(仲間)」という概念が文化として浸透しています。例えば、日常生活においても困っている人に手を差し伸べる、緊急時や災害時にはコミュニティが一丸となって協力し合うというような精神です。日本でも災害時にはお互いに助け合ったり、ボランティアに参加したりする様子がニュースで伝えられていますのでそのような状況を想像するといいかもしれませんね。

この記事を書いたIELTS講師

Hibiki TAKAHASHI

日本語で学ぶIELTS対策専門スクール 『PlusOnePoint(プラスワンポイント)』創設者・代表。『英語ライティングの鬼100則』(明日香出版社)著者。1997年に大阪大学医学部を卒業後、麻酔科専門医として活躍。2012年渡豪時に自身が苦労をした経験から、日本人を対象に IELTS対策のサービスを複数展開。難しい文法・語彙を駆使するのではなく、シンプルな表現とアイデアで論理性・明瞭性のあるライティングを指導している。これまでの利用者は2,500名を超え、Twitterで実施した「12週間チャレンジ」では、わずか4週間で7.0、7週間で7.5など、参加者4名全員が短期間でライティングスコア7.0以上を達成(うち2名は7.5を達成)。「IELTSライティングの鬼」の異名を持つ。オーストラリア在住10年、IELTS 8.5(ライティング 8.0)、CEFR C2。

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