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スピーキング奥の手!
ゼロアンサーを作ろう!

スピーキング奥の手!ゼロアンサーを作ろう!

こんにちは^^

プラスワンポイントのルイです。まだまだ残暑が厳しいですね。体調を崩したりされていませんでしょうか?

やらなきゃならないことはたくさんあるかと思いますが、くれぐれも自分を追い込みすぎてしまわないように、気をつけておきましょう^^

乗っているときには、いけいけどんどんで、進めたらいいです!しかし、そうでない時もあります。物事がうまくいかないときに、もっと〇〇すべきだ!、とか、〇〇もできていない!とか、自分を責めたりしないでくださいね。

そういうのは、(ご存知のとおり)往々にして逆効果です。そんな時こそ、自分を労ってあげましょう。自分を理解してあげられるのは自分だけなのですから、しんどい気持ちに寄り添ってあげましょう。自分が好きなもの、癒されるものを与えてあげましょう。

誰がなんと言おうと、自分の人生は自分だけのものです。自分の人生の責任も自分でしか取れません。

そうすることで、いったん原点に戻り、もう一度冷静に、自分が自分の幸せのためにやることを意識できるようになるでしょう。

これを読んでいるみなさんの場合は、「IELTS学習」が、(勉強自体は嫌でつらくても)、その手段の一つだと思います。いつでも、今やっている学習の、その向こうの目標を見据えて、ひとつひとつ目の前のことに取り組んでいきましょう^^

さて、今回は、スピーキングの考え方について軽めのお話を書きます!

受講が気になっている方は、まずは無料相談へお越しくださいね!


IELTSスピーキングの考え方

スピーキング奥の手!ゼロアンサーを作ろう!

みなさんは、スピーキングの練習では、どんなことをしていますか?

  • ・オンライン英会話
  • ・スクリプト作り
  • ・独り言練習
  • ・シャドーイング、リピーティング
  • etc...

いろいろありますが、何をしたらいいのかわからない。。という相談もたくさんいただきます。

僕もあまり話すことが得意ではないのですが、日本人には比較的寡黙な方が多いな、とも感じていて、それがスピーキングのネックになっているのではないかと考えたりします。

無駄なことは話さない、というのが美徳だったり、子供の頃から集団行動で静かにしなさい、と言われていたり、空気を読むことが得意すぎて、言語化して伝える必要性を感じていなかったり。

思い当たるな、、と思ってしまう方はスピーキングで「何を話してもいい」という状況が苦手だったりしませんか?

または、聞かれていることに「ちゃんと」答えようとして詰まってしまったりしませんでしょうか?

僕自身もそうでしたし、受講生の中にも同じような経験をされている方を見かけたりもします。

なので、スピーキングが苦手という方の背景には、英語力だけでなく、文化的な特性も関係しているように思うわけです。

そこで、役に立ちそうなスピーキングのための意識改革を紹介していこうと思います^^

ゼロアンサーを作ろう!

まず、スピーキングの試験では質問があり、トピックがあります。ですが、これに適切な回答をする必要はない、ということを理解しましょう。

質問やトピックの中には、自分のよく知らない、全く考えたことのないような話題も含まれています。

例えば、「心に残っている芸術作品」について話してください、という質問や「あなたの好きな花」について話してください、という質問があったとします。芸術やお花が好きな人はいいですが、ほとんど興味がない場合はどうしたらいいのか?

。。。詰んだorz

なんて思わないでくださいね。全く知識のない質問をされたときには、確かに、〇〇です、とは回答しにくい(できない)ものです。

ただ、IELTSのスピーキング試験では、「正解」の回答というものはありません。そして、知らないものについて「答える」必要もありません。

これはどういうことかというと、やはりここでも採点基準が関係しますが、IELTSスピーキングの採点基準では話の内容や回答に関する採点項目はないのです。

では何を採点されているかというと、(どのくらい)話ができるかどうかです。

「えっと、私、それについてはよく知らないんですよね。。。」

そう、こういう返し方、良いですね!

が、これだけで終わらせるのでなく、もう少し続けます。ここから自分の経験と関連づけて、何かしら「話せない言い訳」みたいなことを続けることもできるし、「この話題に精通している人が話しそうなことの反対を言う」こともできます。

例を挙げましょう。

  • 「絵画とか、芸術作品を見る機会がほとんどなくて」
  • 「そういえば小学校の美術室に何か絵、とか彫刻が飾ってあったかな。でも全くなんの絵か思い出せません」
  • 「あ、音楽室にベートーベンの肖像画がありました!あ、これは芸術っていうのかな??」
  • 「音楽についてもよく知らないですね。もちろんベートーベンとか名前は聞いたことがありますし、聞いたらわかる曲もあると思いますが、どの曲が誰の?までわかりません」

(ベートーベンはカタカナ発音では通じないので注意が必要です。モーツァルトとかショパンの方が発音的にわかってもらいやすいかもしれませんね。わからなかったら「有名な音楽家」でOKです^^)

  • 「ホント、生まれてからずっと全く興味がなくて、何も思いつきませんね」
  • 「なぜ興味がなかったのか?そうですね、、、単純に機会がなかったのだと思います。家族にも興味がある人はいなかったし、家族の間で話題にのぼったこともありません」
  • 「美術館?アートギャラリー?皆無ですね。一度も行ったことがありません」
  • 「いえ、もしかしたら一回くらいは行ったかな。学校の行事でみんなで行きました」
  • 「どこだったか。。〇〇市、っていう電車で20分くらいの比較的大きなシティの美術館です」
  • 「興味がなかったのでとても退屈だったのを覚えています笑」
  • 「行ってみたい美術館?将来的に?いえ、私はきっと今後も美術館にはいかないでしょう。何度も言いますが、よく知らないのであまり楽しめないと思います」
  • 「もし友達が誘ってくれて、チケットをくれるなら考えます」
  • 「美術館じゃなくて映画だったらたくさんみたいものがあるんですけどね。映画は好きなんですよ」

こんな話をしながら、もし思い出した作品があればぜひ話しましょう。

「そうだ、一つだけ、ちょっと好きだった絵があります。美術の教科書で見た絵で、不思議な絵だったので印象に残っています。。ただ作品の名前やアーティストは忘れました。奇妙にゆがんだ、足の長い象が描かれた絵です。多分有名な作家の絵だと思いますけど。」

いかがでしょうか?

ひとつも、「回答」はしゃべっていません。強いていうなら「知りません、ありません」が回答ですね。専門的な話や、芸術についての詳細もありません。

しかし、それでもトピックの質問を踏まえていて、内容のつながりがあるのがわかると思います。

そうなのです、回答しなくても、スピーキングでしゃべることはできるのです。このトピックだから話せない、と感じている方は「回答すること」を意識しすぎて、内容を制限してしまっているのですね。

これが、IELTSスピーキングの「何を話してもいい」の真髄の部分です。

さて、ゼロアンサーの話が、少しでもみなさんのスピーキング対策の役に立ったら幸いです!

ただ、スピーキングが苦手な「寡黙な」みなさんのメンタルバリアは、もう少し奥が深いことがありますので、またの機会に紹介しようと思います^^

まとめ!
  • ★ スピーキングが苦手!文化的、社会的背景も?
  • ★ 回答しなくてもいい?ゼロアンサーでも乗り切れます!
  • ★ 話題は出すが、自分はしない、という回答もあり♪
  • ★ もちろん「思いついた」らちょっとでも話す

今回もここまで読んでくださりありがとうございました!みなさんのIELTSへの挑戦を応援しています!

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