アイデアをインプットしよう!
一部の文化ではダブーだったお金の話
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お金に関する問題はこれまでにもたくさん出題されていますが、直近のIELTSライティングで出題されたとされるこちらの問題はやや傾向が違います。 「お金について気軽に話すようになった理由と傾向」について問う問題で、非常に難問と言えます。 ライティングサミット第41週で取り上げましたが、今回の記事ではこのタスクに関してアイデアや表現などを一緒に学んでみましょう。
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まずは、お金について気軽に話すようになった理由について、アイデアを考えてみましょう。 ぱっとアイデアがでてこないかもしれませんが、一昔前と比べて人々の考え方にどのような変化があったのかを想像してみるとアイデアのヒントがあるかもしれません。
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理由がある程度はっきりしましたので、ではこれが社会全体としてみたときに良い傾向なのかあるいは悪い傾向なのかを考えてみましょう。
人々がお金について気軽に話すようになったことは良い傾向だと考える理由としては以下のものが考えられます。
一方、人々がお金について気軽に話すようになったことが悪い傾向だと考える理由としては以下のものが考えられます。
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では、このテーマで使えそうな表現を見ていきましょう。まずは6.0を狙うために使えそうな表現を例文とともに紹介します。
日本語でもファイナンシャルリテラシーと言う言葉が定着しつつありますが、お金に関する基礎知識のことを指します。
ネガティブな内容で議論を進める場合には犯罪に巻き込まれる可能性についての話になるかもしれませんので、この表現も確認しておきましょう。
少しレベルの高い表現ですが、「キャリアアップをする」という表現も使えると便利です。「advance」の代わりに、「improve」や「boost」などもよく使われます。
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ここでは、IELTSライティングで7.0を狙うために使えそうな表現と例文とともに紹介します。
「不必要な支出」という意味ですが意外と出てこないコロケーションかもしれません。お金の使いみちを議論する際に使える表現なので、ぜひ覚えておきたいですね。
「モチベーションになる」と表現する際、「keep motivation」のように表現するのではなく「motivate」という動詞を使ってみましょう。
「誤った考え方」という意味で、同じ意味の表現としては「misconception」が、よりハイレベルな表現としては「fallacy」などがあります。
「客観的に見る」という意味ですね。「objectively」の部分は「from an objective point of view」や「from an objective standpoint」のように言い換えることも可能です。
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最後に、IELTSライティングで8.0以上のハイスコアを狙うために使えそうな表現と例文とともにいくつか紹介します。
「所得格差」について議論をする場合には「income inequality」という表現をよく使います。
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いかがでしたしょうか。今回は、お金について気軽に話すようになった理由と傾向について考えてみました。使えそうなアイデアとともに表現もぜひ増やしていきましょう。ライティングサミットでは、毎週テーマを決めて覚えておきたいアイデアや表現はもちろん、ライティングのスコアをあげていくための方法を学んでいただいています。ご興味のある方はぜひ無料IELTS学習相談にてお尋ねください。最後までお読みいただきありがとうございました。
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