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Writing Task 1

IELTS General Task1 手紙でよく使うphrasal verb集|場面別・フォーマル度別に整理

ジェネラル・タスク1の手紙では、find out、put off、look forward toのようなphrasal verb(句動詞)を自然に使いこなせるかどうかで、語彙力(Lexical Resource)の評価が変わってきます。とはいえ、phrasal verbはどのトーンの手紙にも同じように使えるわけではありません。

この記事では、手紙でよく使われるphrasal verbを場面別に整理し、Formalレターでは避けたほうがよい理由と、その言い換え表現もあわせて紹介します。

01なぜ手紙でphrasal verbの使い分けが必要なのか

IELTSライティングの採点基準の一つであるLexical Resource(語彙力)では、状況に応じた適切な語彙を自然に使えているかが評価されます。phrasal verb(句動詞)は日常会話やインフォーマルな文章でよく使われる自然な表現ですが、その分、フォーマルな場面ではカジュアルに響きすぎることがあります。

実際、Formal・Semi-formal・Informalという3つのトーンの手紙では、同じ内容を伝えるにも使うべき語彙のレベルが異なります。トーンごとの書き分け方については、以下の記事で詳しく解説していますので、あわせて確認しておくとよいでしょう。

Writing Task 1 IELTSジェネラルタスク1 手紙タイプ別攻略|Formal・Semi-formal・Informalの書き分け

この記事では、手紙でよく使われるphrasal verbを場面別にまとめ、それぞれがどのトーンに適しているのかもあわせて確認していきます。

02用件を伝える・調べるときのphrasal verb

手紙の冒頭で用件を切り出したり、相手に情報を尋ねたりする場面でよく使われるphrasal verbです。Semi-formal・Informalレターで特に自然に使えます。

  • find out(〜を知る、調べる):I was wondering if you could find out the exact date for me.
  • look into(〜を調査する):I would like you to look into this matter as soon as possible.
  • point out(〜を指摘する):I wanted to point out a small problem with the last delivery.
  • get in touch with(〜と連絡を取る):Please get in touch with me if you need more details.

I'm writing to find out whether the course still has any places available.

「find out」は「調べて知る」という一連の動作を1語でまとめて表せるため、日本語の「確認する」に近い感覚で使えます。フォーマルな場面ではdiscoverやdetermineに置き換えることもできますが、手紙の中では自然に響くphrasal verbのままで問題ありません。

03依頼・提案するときのphrasal verb

相手に何かを頼んだり、提案したりする場面で使えるphrasal verbです。

  • put off(延期する):I need to put off our meeting until next week.
  • come up with(〜を考え出す):Could you come up with a few alternative dates?
  • count on(〜を頼りにする):I know I can always count on you for advice.
  • look forward to(〜を楽しみに待つ):I look forward to hearing back from you soon.

Would it be possible to put off the appointment to another day?

「look forward to」は結びの表現として特によく使われますが、直後には動詞のing形が続く点に注意が必要です(look forward to hearing、look forward to seeingなど)。

04謝罪・説明するときのphrasal verb

予定変更やトラブルの説明、謝罪の場面でよく使われるphrasal verbです。

  • run into((問題などに)遭遇する):I ran into some trouble while trying to book the tickets.
  • deal with(〜に対処する):I'm still trying to deal with the situation at work.
  • make up for(〜の埋め合わせをする):I hope I can make up for the inconvenience I caused.
  • end up(結局〜になる):We ended up missing the last train.

I'm really sorry, but I ran into an unexpected problem and had to change my plans.

謝罪の手紙では、何が起きたのかを説明する部分でこれらのphrasal verbが特によく使われます。原因を淡々と説明するだけでなく、run intoやend upを使うことで「予期していなかった」というニュアンスを自然に加えることができます。

05結び・今後の連絡のphrasal verb

手紙の結びの部分で、今後の連絡について触れるときによく使われるphrasal verbです。

  • catch up(近況を報告し合う):I can't wait to catch up with you properly when I visit.
  • keep in touch(連絡を取り合う):Let's keep in touch and plan something soon.
  • hear from(〜から連絡をもらう):I hope to hear from you soon.
  • get back to(〜に後で返事をする):I'll get back to you as soon as I have more information.

Looking forward to catching up soon. Take care!

catchupやkeep in touchはInformalレターの結びに特有の表現で、Formal・Semi-formalレターではhear from / get back toのような、より控えめな表現に置き換えるのが安全です。

06Formalレターで避けるべきphrasal verbと言い換え

ここまで紹介したphrasal verbは、Semi-formal・Informalレターでは自然に使えますが、Formalレターでは1語の動詞に置き換えたほうが、フォーマルな文調を保てます。

phrasal verbFormalな言い換え
find outdiscover
put offpostpone
look intoinvestigate
come up withpropose / devise
deal withaddress
get in touch withcontact
point outindicate
make up forcompensate for

この一覧からもわかるように、Formalな言い換えの多くはラテン語由来の1語の動詞です。迷ったときは「2語以上の組み合わせで意味を作っている表現かどうか」を目安にすると、Formalレターで避けるべき表現を見分けやすくなります。

07まとめ

手紙でよく使われるphrasal verbを、場面別に整理しました。最後にポイントを振り返っておきましょう。

  • phrasal verbは自然な語彙力の証にはなるが、フォーマルな場面ではカジュアルに響きすぎることがある
  • Semi-formal・Informalレターでは、find out、put off、look forward toなどを積極的に使ってよい
  • Formalレターでは、discover、postpone、investigateのような1語の動詞に置き換える
  • catch upやkeep in touchのような結びのphrasal verbは、Informalレター特有の表現として覚えておく

手紙を書くときは、まずどのトーンで書くべきかを判断し、そのトーンに合ったphrasal verbを選べるようになると、語彙力の評価も安定してきます。

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Hibiki Takahashi

この記事を書いた人

Hibiki Takahashi

日本語で学ぶIELTS対策専門スクール『PlusOnePoint(プラスワンポイント)』創設者・代表。『英語ライティングの鬼100則』(明日香出版社)著者。1997年に大阪大学医学部を卒業後、麻酔科専門医として活躍。2012年渡豪時に自身が苦労をした経験から、日本人を対象にIELTS対策のサービスを複数展開。難しい文法・語彙を駆使するのではなく、シンプルな表現とアイデアで論理性・明瞭性のあるライティングを指導している。これまでの利用者は4,500名を超え、Twitterで実施した「12週間チャレンジ」では、わずか4週間で7.0、7週間で7.5など、参加者4名全員が短期間でライティングスコア7.0以上を達成(うち2名は7.5を達成)。「IELTSライティングの鬼」の異名を持つ。オーストラリア在住14年、IELTS 8.5(ライティング 8.0)、CEFR C2。

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