料金・プラン 講師 合格者の声 無料IELTS学習相談 お問い合わせ ログイン
スピーキング

IELTSスピーキングPart2で使いこなしたい頻出表現30選

IELTSスピーキングのPart2は、渡されたトピックカードについて1分間の準備の後、1〜2分間一人で話し続けるパートです。人、場所、物、出来事とトピックは無数にあるため、Part1のように内容を丸ごと準備しておくことはできません。それでも、どんなトピックが来ても2分間のスピーチには必ず同じ「構造」が現れます。話し始め、展開、そして振り返りと締めです。

この記事では、その構造に沿って、どんなトピックにも使い回せるPart2の頻出表現を30個、例文とともに紹介します。内容ではなく骨組みを準備しておくことで、当日はアイデアを考えることに頭を使えるようになります。

01Part2は「内容」ではなく「骨組み」を準備する

Part2のトピックカードには、Describe a place you like to visit. のようなお題と、話すべきポイントが3〜4つ書かれています。トピック自体は当日までわからないので、Part1のように答えの内容を用意しておくことはできません。

その代わり、2分間のスピーチの流れはいつも同じです。まず何について話すかを宣言し、いつ・どこで・誰がという背景を設定する。次に出来事や特徴を展開し、印象に残った点を強調する。そして最後に、今振り返ってどう思うかを述べて締める。この流れの各ポイントで使う表現をあらかじめ口に馴染ませておけば、当日は「何を話すか」だけに集中できます。表現が自動的に出てくる分、沈黙も減り、Fluencyの評価にも直結します。

以下では、話し始め、展開、振り返り・締めの3つの場面ごとに10個ずつ、合計30個の表現を紹介します。Part1の記事と同じく、例文の中身を自分の話に置き換えて、実際に声に出しながら読み進めてみてください。

IELTS学習アプリ スピーキングチャンク練習 よく使うチャンクを声に出して練習できるツールです。スピーチの骨組みを口に馴染ませる練習に活用できます。

02話し始めの表現(1〜10)

最初の一文が出てこないまま数秒沈黙してしまうのが、Part2でいちばん多いつまずきです。導入の宣言と背景設定の型を持っておけば、準備時間はメモの中身を考えることに全部使えます。

01 I'd like to talk about ... 〜についてお話しします

Part2の第一声はこれで固定してしまいましょう。何について話すかを最初に宣言することで、聞き手にも自分にもスピーチの軸が定まります。which を続けて一言足すと、滑り出しがさらに安定します。

Cue Card: Describe a place you like to visit.

I'd like to talk about a small island called Naoshima, which I've visited several times.

02 The person I'm going to describe is ... これから紹介するのは〜です

表現1の言い換えです。person の部分は place、object、event などトピックに合わせて差し替えられます。カードの Describe という単語をそのまま受けているので、質問に正面から答えている印象を与えられます。

Cue Card: Describe a person who has influenced you.

The person I'm going to describe is my grandfather, who had a big influence on the way I think about work.

03 The first thing that came to mind was ... 最初に思い浮かんだのは〜でした

「このトピックを見て最初に思い浮かんだのは」という正直な立ち上がりは、とても自然に聞こえます。ベストな題材が見つからなかったときでも、この一文なら堂々と話し始められます。

Cue Card: Describe a memorable trip.

The first thing that came to mind when I saw this topic was a trip I took to Okinawa a few years ago.

04 This happened about ... ago, when ... これは〜前、…の頃の話です

出来事系のトピックの背景設定はこの型です。「いつ」と「自分がどんな状況だったか」を一文で済ませられます。過去の話は時制が乱れやすいので、最初に過去形で土台を作っておく効果もあります。

Cue Card: Describe a time when you helped someone.

This happened about three years ago, when I was still at university.

05 I first came across ... when ... 〜に初めて出会ったのは…のときでした

come across(偶然出会う、見つける)は、物・本・音楽・場所など幅広く使える句動詞です。人に対しては I first met ... when ... を使います。出会いから話を始めると、その後の展開が時系列で組み立てやすくなります。

Cue Card: Describe a book you enjoyed reading.

I first came across this book when a friend of mine recommended it to me.

06 To give you a bit of background, ... 少し背景をお話しすると、

本題に入る前に状況説明を挟みたいときの前置きです。この一言があるだけで「今から補足をします」という合図になり、スピーチの構成が整理されて聞こえます。

Cue Card: Describe an important decision you made.

To give you a bit of background, I was working in Osaka at the time, and I wasn't very happy with my job.

07 It was around the time when ... ちょうど〜の頃のことでした

正確な日付を思い出せなくても、人生の節目と結びつけて時期を伝えられる便利な型です。exactly ではなく around と言っておくことで、細部を曖昧にしたまま自然に話を進められます。

Cue Card: Describe a change in your life.

It was around the time when I started my first job.

08 We've known each other for ... 知り合ってから〜になります

人物系トピックの背景説明の定番です。現在完了で関係の長さを伝えます。since を使うなら We've known each other since high school. のように「時点」を続けます。

Cue Card: Describe one of your closest friends.

We've known each other for more than ten years now.

09 If I remember correctly, ... 記憶が正しければ、

細部があやふやなときに使える前置きです。無理に断定して言い直すより、この一言を添えて話し続けるほうが流暢に聞こえます。記憶を探りながら話すのは自然なことで、減点対象ではありません。

Cue Card: Describe a memorable event from your childhood.

If I remember correctly, it was a rainy Sunday afternoon.

10 I go there whenever ... 〜のときはいつもそこに行きます

場所系トピックで、その場所と自分の関わりを伝える型です。whenever(〜するときはいつでも)を使うと、習慣として繰り返していることが一文で伝わります。

Cue Card: Describe a place where you feel relaxed.

I go there whenever I need to clear my head.

03話を展開する表現(11〜20)

背景を設定したら、出来事の流れや対象の特徴を展開していきます。ここでは、話を前に進める表現と、印象に残った点を強調する表現をそろえておきましょう。

11 At first ..., but after a while ... 最初は〜でしたが、しばらくすると…

「最初」と「その後」の対比は、出来事にも人との関係にも使える展開の基本形です。気持ちや状況の変化を入れると、スピーチに立体感が出ます。

Cue Card: Describe a hobby you enjoy.

At first I wasn't very interested, but after a while I found myself completely hooked.

12 What happened was ... 何があったかというと、

出来事の核心に入るときの合図です。「ここからが本題です」というニュアンスが伝わるので、聞き手の注意を引きつけられます。後ろには that 節で出来事をそのまま続けます。

Cue Card: Describe an unexpected event.

What happened was that our train was cancelled, and we had to find a hotel at the last minute.

13 Eventually, ... 最終的には、

出来事の結末に向かうときのつなぎ言葉です。then や after that を繰り返すより、eventually や in the end で変化をつけると、語彙の幅を示せます。

Cue Card: Describe a challenge you overcame.

Eventually, we managed to get to the top just before sunset.

14 What made it so special was ... 特別だったのは〜という点です

スピーチのハイライトを一つ選んで強調する型です。the fact that を続けると文がまとまりやすくなります。2分間の中でこの一文があると、スピーチ全体に山場ができます。

Cue Card: Describe a family celebration you remember.

What made it so special was the fact that my whole family was there together.

15 It's the kind of place where ... 〜できるような場所です

場所の雰囲気を伝える描写の型です。the kind of ... where を使うと、具体的な事実ではなく「どんな性質の場所か」を語れます。place を person に変えれば He's the kind of person who ... と人物描写にも使えます。

Cue Card: Describe a place where you feel relaxed.

It's the kind of place where you can completely forget about your daily routine.

16 One thing I really like about ... is ... 〜について特に好きなのは…です

特徴を一つずつ挙げていくときの型です。One thing と言うことで「まだ他にもある」という含みが生まれ、次の Another thing is ... に自然につなげられます。

Cue Card: Describe a person you admire.

One thing I really like about him is that he never complains.

17 What impressed me most was ... いちばん印象的だったのは〜です

印象を語る強調構文です。後ろに how を続けると What impressed me most was how calm everyone stayed. のように「どれほど〜だったか」まで一文で言えます。

Cue Card: Describe an event you attended.

What impressed me most was how calm and well-organised everything was.

18 I was really struck by ... 〜に心を打たれました

be struck by は「強く印象づけられる」という意味で、impressed の言い換えとして使えます。同じ単語の繰り返しを避けられると、Lexical Resourceの評価につながります。

Cue Card: Describe a beautiful place you have visited.

I was really struck by the beauty of the scenery.

19 To be honest, ... 正直に言うと、

本音を打ち明ける前置きです。予想と違った、実は乗り気でなかった、といった正直な一言はスピーチに人間味を与えます。使うのは2分間で一度までにしておくと効果的です。

Cue Card: Describe an activity you tried for the first time.

To be honest, I didn't expect to enjoy it as much as I did.

20 ..., which I found really surprising それは本当に驚きでした

事実を述べた後に、非制限用法の which で自分の感想を付け足す型です。文を切って It was surprising. と言うより一段こなれた印象になります。surprising の部分は fascinating や moving にも差し替えられます。

Cue Card: Describe a tradition in your country.

The whole ceremony lasted only ten minutes, which I found really surprising.

04振り返り・立て直し・締めの表現(21〜30)

Part2で差がつくのが終盤です。出来事を語って終わりにするのではなく、今振り返ってどう思うかを一言添えると、スピーチに深みが出ます。話が途切れたときの立て直しと、きれいな締めの型もここでそろえておきましょう。

21 Looking back, ... 振り返ってみると、

過去の出来事を現在の視点から評価し直す表現です。この一言で時制が過去から現在に切り替わり、時制を使い分けられることを自然に示せます。スピーチの終盤に置くと、まとめに向かう合図にもなります。

Cue Card: Describe an important decision you made.

Looking back, it was one of the best decisions I've ever made.

22 In hindsight, ... 今にして思えば、

looking back と似ていますが、in hindsight は「当時はわからなかったが今ならわかる」という反省や後悔のニュアンスが強い表現です。should have done(〜すべきだった)と組み合わせると、その意味合いがきれいに伝わります。

Cue Card: Describe a time when you were not prepared for something.

In hindsight, I should have started preparing much earlier.

23 At the time, I didn't realise ..., but now ... 当時は〜に気づいていませんでしたが、今は…

「当時」と「今」の対比で振り返りを語る型です。過去形と現在形を一文の中で正しく使い分けることになるので、Grammatical Range のアピールにもなります。

Cue Card: Describe a period of your life you remember well.

At the time, I didn't realise how lucky I was, but now I really appreciate it.

24 It taught me ... そこから〜を学びました

経験から得た学びを述べる型です。the importance of -ing を続けると幅広い話題に対応できます。出来事系のスピーチの締めくくりとして、そのまま結論に使える表現です。

Cue Card: Describe a difficult experience you had.

It taught me the importance of asking for help when you need it.

25 Even now, I sometimes ... 今でも時々〜します

過去の出来事が現在にも影響していることを伝える表現です。思い出が今も生きていることを示すと、スピーチ全体に余韻が生まれます。

Cue Card: Describe a memorable trip.

Even now, I sometimes look at the photos from that trip and smile.

26 As I mentioned earlier, ... 先ほど触れたように、

話が途切れそうになったとき、すでに話した内容に戻って続きを広げるための立て直し表現です。同じことの繰り返しでも、この前置きがあれば「意図的に戻っている」ように聞こえます。

Cue Card: Describe your first trip abroad.

As I mentioned earlier, it was my first time abroad, so everything felt completely new to me.

27 I suppose the other thing I should mention is ... もう一つ挙げるとすれば〜でしょうか

時間が余りそうなときに話題を一つ追加する型です。カードに書かれたポイントを話し終えても、この一文があればもう一段話を伸ばせます。I suppose を頭に付けることで、考えながら話す自然なトーンになります。

Cue Card: Describe a place you have visited.

I suppose the other thing I should mention is how friendly the local people were.

28 What else can I say about ...? Well, ... 他に何があるかな。そうですね、

自分に問いかける形の時間稼ぎです。沈黙する代わりにこのフレーズを声に出せば、考える時間を作りながら話し続けている状態を保てます。ネイティブスピーカーも日常的に使う、ごく自然な間のつなぎ方です。

Cue Card: Describe a person you enjoy spending time with.

What else can I say about her? Well, she's also a fantastic cook.

29 If I ever get the chance, I'd love to ... 機会があればぜひ〜したいです

過去の話を未来への希望につなげる表現です。スピーチの終盤に置くと、過去、現在、未来と時制を一巡させて締めくくれます。would love to は want to より気持ちのこもった言い方です。

Cue Card: Describe a place you would like to visit again.

If I ever get the chance, I'd love to go back there with my own children.

30 So that's why ... is so memorable to me. そういうわけで、〜は忘れられないのです

スピーチ全体を回収する締めの一文です。So で始めることで「これが結論です」という合図になり、時間内に自分の意思でスピーチを終えた印象を残せます。memorable の部分は special や important に差し替えられます。

Cue Card: Describe a memorable trip.

So that's why that trip is so memorable to me.

05まとめ

Part2はトピックを予想できない代わりに、スピーチの骨組みは完全に準備できます。話し始め、展開、振り返り・締めの各場面から、まず2〜3個ずつ自分の口に合う表現を選び、どんなトピックにも当てはめて話す練習をしてみてください。

  • 第一声は I'd like to talk about ... で固定して、沈黙のリスクをなくす
  • 背景設定は This happened about ... ago, when ... で時制の土台を作る
  • What made it so special was ... でスピーチに山場を一つ作る
  • 終盤は Looking back や In hindsight で現在の視点からの振り返りを添える
  • So that's why ... で自分の意思でスピーチを締めくくる

骨組みが自動的に出てくるようになると、準備の1分間をアイデア出しに全部使えるようになり、2分間を話し切ることが一気に現実的になります。Part1の頻出表現とあわせて、セットで練習してみてください。

スピーキング IELTSスピーキングPart1で使いこなしたい頻出表現30選
無料IELTS学習相談

IELTSスコアのお悩みを、経験豊富なカウンセラーが無料でアドバイスします。

無料相談を予約する
Hibiki Takahashi

この記事を書いた人

Hibiki Takahashi

日本語で学ぶIELTS対策専門スクール『PlusOnePoint(プラスワンポイント)』創設者・代表。『英語ライティングの鬼100則』(明日香出版社)著者。1997年に大阪大学医学部を卒業後、麻酔科専門医として活躍。2012年渡豪時に自身が苦労をした経験から、日本人を対象にIELTS対策のサービスを複数展開。難しい文法・語彙を駆使するのではなく、シンプルな表現とアイデアで論理性・明瞭性のあるライティングを指導している。これまでの利用者は4,500名を超え、Twitterで実施した「12週間チャレンジ」では、わずか4週間で7.0、7週間で7.5など、参加者4名全員が短期間でライティングスコア7.0以上を達成(うち2名は7.5を達成)。「IELTSライティングの鬼」の異名を持つ。オーストラリア在住14年、IELTS 8.5(ライティング 8.0)、CEFR C2。

まずは無料相談で悩みをお聞かせください

IELTS講師があなたの目標達成までの最短ルートをご提案します。

無料相談を予約する