料金・プラン 講師 合格者の声 無料IELTS学習相談 お問い合わせ ログイン
問題タイプ別の答え方〜完全ガイド〜

ダブルクエスチョンの答え方

ダブルクエスチョン型問題の構成と解き方を徹底解説

ダブルクエスチョンの答え方
IELTSライティング・タスク2の問題の中には、1つの問題文に対して2つの質問が含まれているものがあります。このタイプを「ダブル・クエスチョン(Double Question)」と呼ぶことにします。

どのような質問の組み合わせがあるのか、そしてそれぞれにどのように答えればよいのかを、この記事で解説します。

ダブルクエスチョンとは

IELTSライティング・タスク2の問題の中には、1つの問題文に対して2つの質問が含まれているものがあります。このタイプを「ダブルクエスチョン(Double Question)」と呼ぶことにします。

ダブルクエスチョン型の問題では、それぞれの質問に対してしっかりと答える必要があります。どちらか一方にしか答えていない場合や、答えてはいるものの大きな偏りがある場合には、採点(Task Response)に影響する可能性があります。

問題文(タスク)をよく読み、すべての質問にしっかり答えることができているかを確認することが、正しい構成を作る上での第一歩です。

代表的なパターン:原因と解決策

ダブルクエスチョンの中で最もよく出題されるのが「原因と解決策(Causes and Solutions)」のタイプです。社会問題や現象について、その原因を分析し、解決策を提案することが求められます。

タスクの例

In many countries, the average weight of people is increasing and their levels of health and fitness are decreasing.

What do you think are the causes of these problems? What measures could be taken to solve them?

多くの国で、人々の平均体重が増加し、健康とフィットネスのレベルが低下しています。これらの問題の原因は何だと思いますか。また、それを解決するためにどのような対策が取れるでしょうか。
このタイプでは、Body 1 で原因を、Body 2 で解決策を説明するのが基本の構成です。

原因・問題点・影響・解決策の答え方
ライティング・タスク2

原因・問題点・影響・解決策の答え方

Causes and Solutions タイプの問題では、Body 1 で原因を、Body 2 で解決策を展開するのが基本構成です。典型的な設問例と段落構成を詳しく解説します。

記事を読む

近年増えているパターン:原因とポジネガ

最近の試験では、「原因」と「ポジティブ・ネガティブ(傾向)」を組み合わせた問題も多く見られるようになっています。

タスクの例

More and more people are now working from home rather than commuting to the office every day.

Why is this happening? Is this a positive or negative development?

ますます多くの人が、毎日オフィスに通勤するのではなく、在宅で仕事をするようになっています。なぜこのようなことが起きているのでしょうか。これはポジティブな傾向ですか、それともネガティブな傾向ですか。
このタイプでは、Body 1 で原因を、Body 2 でポジティブ・ネガティブどちらかの立場から自分の見解を説明するのが一般的です。

注意:「ポジティブかネガティブか」を一つの段落で議論する

ポジティブかネガティブかを一つの段落で議論をするため、「ポジティブな面もあるしネガティブな面もある」と両方の主張を考察すると、自分の主張の根拠が浅くなる可能性があります。そのような場合には、どちらかの立場を明確に示した上で、ワンサイドで議論をするといいでしょう。

その他のイレギュラーな質問タイプ

ダブルクエスチョンには「?」が2つあるとは限りません。

タスクの例

Some people believe that unpaid community service should be a compulsory part of high school programmes.

How far do you agree with this and what benefits might it provide?

一部の人々は、無償の地域奉仕活動を高校課程の必修科目とすべきだと考えています。この考えにどの程度賛成しますか。また、それによってどのような利点があると考えられますか。
このように、問題文のなかに2つの質問がまとめられていることもあるので注意が必要です。

基本の答え方:それぞれの質問に1つずつボディを使う

ダブルクエスチョンの答え方の基本は、それぞれの質問に対して1つずつボディ段落を使って答えることです。

基本構成(ダブルクエスチョン)

Introduction:エッセイのテーマと方向性を示す
Body 1:1つ目の質問への回答(できれば2つのアイデア)
Body 2:2つ目の質問への回答(できれば2つのアイデア)
Conclusion:それぞれのメインアイデアを簡潔にまとめる
この構成を守ることで、2つの質問に対してバランスよく答えられているという印象を試験官に与えることができます。

どちらかの質問への回答に偏らないようにする

ダブルクエスチョンでよくある失敗は、アイデアをたくさん思いつく方の質問ばかり書いてしまい、もう一方の質問への応答が浅くなってしまうことです。

2つのボディ段落がほぼ同じ分量になるよう、意識的にバランスを取りましょう。どちらの質問も同等に重要です。

まとめ

ダブルクエスチョンは、IELTSライティング・タスク2で頻繁に出題される重要な問題タイプです。

まとめ

・それぞれの質問に1つずつボディ段落を使って答える
・2つのボディ段落の分量をバランスよく書く
まずは問題文をしっかり読み、何が問われているかを正確に把握することが、高スコアへの第一歩です。
Ask the Expert
Mika

プラスワンポイントでは、IELTS学習に関する疑問やお悩みを相談できる『無料IELTS学習相談』を実施しています。IELTSの学習方法やスコアアップのコツ、勉強計画の立て方などを、経験豊富なカウンセラーが無料でアドバイスいたします。お気軽にご相談ください。

  • 試験を何回受けてもスコアがなかなか上がらない
  • 自分自身の学習方法が正しいかどうかを知りたい
  • 学習・受講プランの相談に乗ってもらいたい

このようなお悩みをお持ちの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

Hibiki

この記事を書いた人

Hibiki Takahashi

日本語で学ぶIELTS対策専門スクール 『PlusOnePoint(プラスワンポイント)』創設者・代表。『英語ライティングの鬼100則』(明日香出版社)著者。1997年に大阪大学医学部を卒業後、麻酔科専門医として活躍。2012年渡豪時に自身が苦労をした経験から、日本人を対象に IELTS対策のサービスを複数展開。難しい文法・語彙を駆使するのではなく、シンプルな表現とアイデアで論理性・明瞭性のあるライティングを指導している。これまでの利用者は4,500名を超え、Twitterで実施した「12週間チャレンジ」では、わずか4週間で7.0、7週間で7.5など、参加者4名全員が短期間でライティングスコア7.0以上を達成(うち2名は7.5を達成)。「IELTSライティングの鬼」の異名を持つ。オーストラリア在住14年、IELTS 8.5(ライティング 8.0)、CEFR C2。

あわせて読みたい記事

ライティングで最も重要なスキル!

ライティングで最も重要なスキル!...

こんにちは^^ プラスワンポイントのルイです。お元気でお過ごしでしょうか? 突然ですが、みなさんはIELTSでどの科目が一番苦手ですか? みなさんのご相談の内容...

記事を読む
現在形は現在の話ではない?

現在形は現在の話ではない?...

「現在形」という名前から、つい「今起きていること」を表すと思いがちですが、実は英語の現在形は「今この瞬間」を表す時制ではありません。現在形の本質的な役割は、習慣...

記事を読む
スピーキング試験で試験官は何を考えているか?

スピーキング試験で試験官は何を考えているか?...

IELTSスピーキング試験で試験官がどのような立場で受験生と向き合っているのかを詳しく解説します。日本人受験生が陥りがちな「上下関係」の誤解を解消し、試験官の本...

記事を読む
肯定文ではmuchは使わない!?

肯定文ではmuchは使わない!?...

I have much money. 私はお金をたくさん持っています。このような文は、英語では不自然だということを聞いたことがあるかもしれません。確かに、「mu...

記事を読む
利点・欠点の比較の答え方

利点・欠点の比較の答え方...

IELTSライティング・タスク2のAdvantage/Disadvantage問題の基本構造から応用まで徹底解説。比較なしと比較ありの違い、トピックセンテンスの...

記事を読む
【2025年完全保存版】IELTSライティング対策

【2025年完全保存版】IELTSライティン...

IELTSのライティングは、日本人受験者が最も苦戦する科目の1つです。独学で勉強を進めるなか、スコアの伸びに限界を感じている。。。そんな方も少なくありません。し...

記事を読む
6.0〜7.0+向け! ライティング表現・その1

6.0〜7.0+向け! ライティング表現・そ...

5月も後半となり、新しい環境、活動で忙しい日々を送る方も多いのでしょうか?そうこう言っているうちに、すでに夏日があったりしてあっという間に時間が過ぎていきますね...

記事を読む
「recently」は現在の話ではない

「recently」は現在の話ではない...

IELTSスピーキング・ライティングでよく見られる「recently」の誤用について解説します。日本語の「最近」との違いを理解し、現在完了形や過去形との正しい組...

記事を読む
語彙強化方法★その2〜実践ベースで単語を覚える!〜

語彙強化方法★その2〜実践ベースで単語を覚え...

こんにちは^^ プラスワンポイントのルイです! 今日もIELTS学習、がんばって取り組んでいますでしょうか? ちょっと前回から時間が空いてしまいましたね。今年は...

記事を読む
映画やドラマを使った英語学習方法!

映画やドラマを使った英語学習方法!...

お正月、ほとんどの方は、少なくとも3日くらいは連休を取ることができるのではないでしょうか?連休は、もちろんIELTS学習に当てるのも良いですし、余裕のある方は、...

記事を読む
利点は「merit」じゃないの?

利点は「merit」じゃないの?...

日本語で「メリット」と言うとき、英語では「merit」とは限りません。実は「merit」は利点以外の意味を持ち、IELTSライティングでは意図しない印象を与える...

記事を読む
IELTS採点基準表(Band Descriptors)

IELTS採点基準表(Band Descri...

IELTSスピーキングテストの採点基準(Band Descriptors)。流暢性・語彙力・文法・発音の4項目で評価され、それぞれBand 9から0までのスコア...

記事を読む

まずは無料相談で悩みをお聞かせください

IELTS講師があなたの目標達成までの最短ルートをご提案します。

無料相談を予約する