リーディングで読みにくいテーマは人によって違います。同じ受験者でも、技術の文章は読めるのに動物の文章になると急に速度が落ちる、ということが起こります。原因の多くは、そのテーマで使われる語と表現に慣れていないことにあります。
この記事では、Cambridge IELTS 13巻から20巻までの Academic Reading のうち、動物の生態と保全を扱った12パッセージの本文に出た191語を、8つの場面に分けて並べました。語は当校のリーディング模擬試験で使っている語彙データから拾ったもので、日本語訳は当校で付けています。あわせて、これらのパッセージには出ていないものの、同じテーマの文章で関連して使われやすい語も各セクションに添えてあります。
語彙項目の数え方について補足します。pectoral flippers のように2語以上のまとまりも1件として数えていて、captive と captivity のように同じ語源でも語形が違うものは別に数えています。また、そのテーマの文章に出てきた語をすべて入れてあるので、場面の名前そのものを表す語だけが並んでいるわけではありません。
各セクションの語彙リストの下にはマッチングクイズがあります。表を眺めたあとに、そのセクションから5語だけ確認する使い方を想定しています。
リーディング
テーマ別語彙シリーズ:IELTSリーディングに繰り返し出るテーマと語彙の積み上げ方【総論】
目次
体のつくりと動きを表す語
食べ方と、捕食する側・される側を表す語
一生と繁殖の段階を表す語
個体数が減っていく過程を表す語
守る側の活動と、その評価を表す語
生息地と、そこにある環境を表す語
微生物と共生、そこから薬を探す話を扱う語
分類・研究の進め方と、書き手の評価を表す語
「同じ場面で一緒に出てきやすい語」をどう扱うか
よくある質問
まとめ
01 体のつくりと動きを表す語
動物を扱う文章は、その動物がどんな体をしているかから始まることが多く、体の部位を表す語がまとまって出てきます。この分野の語は、意味が分かれば十分で、自分で書く場面はほとんどありません。ただし図表完成や文完成の設問では答えの位置を示す手がかりになるので、読み飛ばすと戻る回数が増えます。
海の哺乳類を扱う文章では forelimbs、pectoral flippers、pelvic bones が並び、進化の過程で何が残り何が失われたかを説明します。歯の話も同じで、molars と incisors のどちらを指しているかで、何を食べているかの説明につながります。abrasive は、すり減らす側の性質を表す語です。
脳と神経に関わる語も、この分野では動物の側に出てきます。mushroom bodies、synaptic complexes、serotonin、dopamine は昆虫の老化を扱った文章に出た語です。人間の医学の文章にも同じ語が出ますが、そちらでは扱われ方が変わります。
出題済みの語(26語)
英語 意味
pupae 蛹(さなぎ)
mandibles (昆虫の)大あご
mushroom bodies キノコ体(昆虫の脳にある情報処理・記憶に関わる構造)
synaptic complexes シナプス複合体(神経細胞どうしが接合する部位)
serotonin セロトニン(脳内の神経伝達物質)
dopamine ドーパミン(脳内の神経伝達物質)
neural 神経の
adipose tissue 脂肪組織(皮膚の下の脂肪)
obese 肥満の
genetic structure 遺伝子構造
low-density lipoproteins (LDLs) 低密度リポタンパク質(いわゆる悪玉コレステロールを運ぶ物質)
mutations 遺伝子変異
osteoporosis 骨粗鬆症
agile 機敏な
distend 膨張する・拡張する
teats 乳首(動物の)
forelimbs 前肢
fluked (クジラのように)二又に分かれた尾を持つ
pectoral flippers 胸びれ
propulsion 推進力
pelvic bones 骨盤骨
molars 臼歯(食べ物をすり潰す平らな奥歯)
abrasive 摩耗させる、すり減らす
incisors 切歯(前歯)
buoyancy 浮力
diaphragm 横隔膜
同じ場面で一緒に出てきやすい語(8語)
英語 意味
plumage 羽毛(1羽の全体をまとめて指す)
talon 鉤爪(猛禽類の、獲物をつかむ爪)
beak くちばし(硬くとがった形のもの)
bill くちばし(カモなど平たい形のもの)
wingspan 翼開長(翼を広げたときの端から端まで)
camouflage 保護色、周囲に紛れる体色
appendage 付属肢(脚・触角など体から突き出た部分)
cartilage 軟骨
02 食べ方と、捕食する側・される側を表す語
何を食べるかと、誰に食べられるかは、生態を扱う文章の骨組みです。omnivorous、herbivores、carnivores、insectivorous は食性を4通りに分ける語で、どれか1つが出てきたら、その動物の立ち位置がそこで決まります。
捕食の側では predator と predation の使い分けに注意が要ります。predator は捕食する動物そのもの、predation は捕食という行為や現象を指します。個体数が減った原因を述べる文では、原因が行為の側に置かれるため、predation のような名詞形で書かれることがあります。
捕らえ方を表す語も分野をまたいで出てきます。venom と secrete は毒を使う側、echolocation と ultrasonic は音で位置をつかむ側です。害虫を扱う段落では swarming、infestations、pest suppressors が対になって出てきて、増えすぎた側と抑える側の関係を作ります。
出題済みの語(21語)
英語 意味
intestinal parasites 腸内寄生虫
antimicrobial 抗菌性の
venom 毒液(咬む・刺すなどして相手の体内に注入する毒)
secrete 分泌する
subduing prey 獲物を制圧すること
pathogenic 病原性の
predator 捕食動物
insectivorous 食虫性の
swarming 大群で飛び回る
pest suppressors 害虫抑制者(害虫を減らす働きをするもの)
preying on 〜を捕食する
ultrasonic 超音波の
echolocation 反響定位(音の反響で位置を把握する能力)
infestations 害虫の大量発生
cicada セミ
forage 餌を探す
predation 捕食(活動)
omnivorous 雑食性の
herbivores 草食動物
predators 捕食動物
carnivores 肉食動物
同じ場面で一緒に出てきやすい語(8語)
英語 意味
scavenger 腐肉食動物(死んだ動物を食べるもの)
apex predator 頂点捕食者(食物連鎖の最上位にいるもの)
prey on 〜を捕食する
graze 草をはむ、放牧して食べさせる
nectar 花の蜜
filter-feeding ろ過摂食(水ごと吸い込んで餌だけを漉し取る食べ方)
food chain 食物連鎖
forage for 〜を探し回る
03 一生と繁殖の段階を表す語
生き物の一生を追う文章では、時期を表す語が段落の順番をそのまま作ります。incubation、emergence、reproductive cycle は繁殖の側、senescence、deteriorate、mortality は終わりに向かう側の語です。
lifespan と life expectancy は日本語だとどちらも寿命になりますが、指しているものが違います。lifespan は1匹が生きる期間、life expectancy は集団として平均どれくらい生きるかという平均余命です。飼育下と野生を比べる段落では、この2語が入れ替わって出てくることがあります。
いつ活動するかを表す語も、設問の照合先になります。nocturnal、hibernating、basking、roosting は、それぞれ夜に動く、冬眠する、日光に当たる、ねぐらで休むという別々の状態を指します。solitary は単独で生活することを指す語で、群れで暮らす種との対比で出てきます。
出題済みの語(20語)
英語 意味
immortal 不死の
age-defying 老化に逆らうような
deteriorate 衰える、悪化する
trait 特性、特徴
senescence 老化(加齢による生物学的機能低下)
life expectancy 平均寿命
oestrus cycle 発情周期
fertilised embryo 受精した胚(受精卵ではない。受精後の胚を指す)
hibernating 冬眠している
nocturnal 夜行性の
temperament 気質・性質
basking (日光に)当たってくつろぐ
lair 巣・隠れ家(野生動物の)
roosting ねぐらにする(鳥やコウモリが休む)
emergence 出現、出てくること(昆虫では羽化を指す)
reproductive cycle 繁殖サイクル
lifespan 寿命
solitary 単独で生活する
incubation 抱卵(卵を温めること)、その期間
mortality 死亡率
同じ場面で一緒に出てきやすい語(8語)
英語 意味
hatchling 孵化したばかりの子
fledgling 巣立ったばかりの幼鳥
gestation 妊娠期間
larva 幼虫(複数形は larvae)
metamorphosis 変態(幼生から成体への形の変化)
moult 換羽・脱皮する
dormant 休眠している
weaning 離乳
04 個体数が減っていく過程を表す語
保全を扱う文章のうち、前半はたいてい減っていく側の説明に使われます。この分野の語は、減り方の段階が語ごとに違います。depleted は減らされた状態、scarcity は少ないという状態、demise と extinction は失われた結果です。どの段階の話をしている段落なのかは、この差で読み分けられます。
減った原因を表す語も分かれています。habitat destruction と deforestation は住む場所が失われる側、incidental capture と entanglement は人の活動に巻き込まれる側、contagious と debilitating は病気の側です。True・False・Not Given では、本文が挙げている原因と設問が挙げている原因が一致しているかを見るので、原因の種類ごとに語を覚えておくと照合が速くなります。
extermination と eradicated は、いずれも意図して根絶することを指す語です。自然に減ったのか、意図的に減らされたのかは設問で問われやすい差なので、この2語が出てきたら、誰がそうしたのかを本文で確かめておきましょう。
出題済みの語(25語)
英語 意味
ostracism 排斥、仲間外れ(の扱い)
habitat destruction 生息地の破壊
debilitating 衰弱させる
contagious 感染性の
stagnant 停滞した
disturbance (森林の)かく乱
depleting (栄養・カルシウムを)消耗させる
demise 死・消滅
extermination 根絶、完全な駆除(人が意図して行うもの)
scarcity 希少性・不足
strained 緊張した(関係が険悪な)
deforestation 森林伐採
susceptible to 〜に影響を受けやすい
knock-on effects 連鎖的な影響
downfall 衰退、没落
vulnerable 危険にさらされやすい
confined (ある範囲に)限定された
depleted 枯渇させた、激減させた
colonisation 植民地化、入植(生態の文章では新しい地域への定着を指すこともある)
feral 野生化した(もと飼育動物が野に戻った)
eradicated 根絶された
extinction 絶滅
incidental capture 混獲(意図せず他の生物を捕獲してしまうこと)
entanglement 絡まること(漁網などへの)
exterminated 駆除・絶滅させられた
同じ場面で一緒に出てきやすい語(8語)
英語 意味
poaching 密猟
overexploitation 過剰な利用(獲りすぎ・使いすぎ)
invasive species 外来種
habitat fragmentation 生息地の分断
endangered 絶滅の危機にある
extirpated その地域から姿を消した(種としてはまだ残っている)
bycatch 混獲(目的外の生物が網にかかること)
population decline 個体数の減少
05 守る側の活動と、その評価を表す語
保全の文章は、減っていく側の説明のあとに、守る側の活動が続く組み立てになります。sanctuaries、refuges、captive breeding、reservoir population、relocate は、いずれも守る側の手段を表す語です。
captive と captivity は形が近いので混ざりやすい2語です。captive は飼育下の個体や状態を指す形容詞、captivity は飼育下にある状態そのものを指す名詞です。in captivity の形で使われることが多く、野生(in the wild)との対比になります。
この分野で判断が分かれるのは、活動をどう評価しているかの部分です。cautious optimism は、うまくいきつつあるが手放しでは喜べない、という筆者の立場を示します。moral hazard は、本来リスクを負うべき側が、損失を別のところが引き受けてくれるために危険な行動を取りやすくなる状態を指す語です。絶滅種を復活させる技術を扱った文章では、あとで取り戻せるなら今の保全を緩めてよいと考えてしまう、という懸念を指して使われていました。こうした語が出てくる段落は、Yes・No・Not Given で筆者の見解が問われやすいところです。
出題済みの語(30語)
英語 意味
captive 飼育下の
captive breeding 飼育下繁殖(動物園などで繁殖させること)
reservoir population 予備個体群(野生絶滅に備えて飼育下に確保する個体群)
outreach work アウトリーチ活動(外部への普及・支援活動)
bolstered 強化された、後押しされた
anaesthetics 麻酔薬
environmentally conscious 環境意識の高い
de-extinction 絶滅種の復活技術
thylacine フクロオオカミ(タスマニアタイガー)
genetic rescue 遺伝的救済
moral hazard モラルハザード(倫理的リスク)
captivity 飼育下・囚われの状態
passed a motion 動議を可決した
subsistence farmers 自給農家(生活維持のために農業をする農民)
conservationists 自然保護活動家
livelihoods 生計手段
regeneration 再生、回復
conservationist 自然保護活動家
relocate 別の場所に移送する
expeditions 調査遠征、探検
sanctuaries 保護区、安全な避難場所
supplementary 補助的な、追加の
cautious optimism 慎重な楽観(過度に期待しない前向きな見方)
stakeholders 利害関係者
legislation 法律、立法措置
revival 復活、再興
tolerant (〜に)寛容な、許容できる
displace 別の場所へ追いやる、移動させる
refuges 避難場所、保護区
coexistence 共存
同じ場面で一緒に出てきやすい語(8語)
英語 意味
reintroduction 再導入(飼育下で育てた個体を野生に戻すこと)
rewilding 再野生化(人の手を減らして自然の状態に戻す取り組み)
protected area 保護区域
culling 個体数を減らすための選択的な駆除
monitoring programme 監視計画(継続して観察・記録する取り組み)
tagging 標識付け(個体に印を付けて追跡すること)
quota 割当量(漁獲量などの上限)
enforcement (法律・規制の)執行
06 生息地と、そこにある環境を表す語
生息地を表す語は、気候帯ごとにまとまって出てきます。tundra、permafrost、boreal forests は寒い側、lagoons は暖かい海の側です。coppiced woodland と limestone pavement は、イギリスの蝶を扱った文章に出た語で、人の手が入った林と石灰岩が露出した地形を指します。
niche は、この分野でとくに誤読が起きやすい語です。日常語としては隙間市場を指しますが、生態の文章では、その種が生態系の中で占めている役割と位置を指します。ある種がいなくなったあとに別の種がその niche を埋める、という流れで出てきます。
abundance と biodiversity も似た場所に出ますが、指すものが違います。abundance はある種の個体数がどれだけ多いか、biodiversity は生物の種類と多様さです。1種だけが増えて biodiversity が下がる、という書き方ができるのは、この2語が別物だからです。
出題済みの語(17語)
英語 意味
terrestrial domain 陸域
niche 生態的地位(ニッチ)
tundra ツンドラ(凍土地帯)
boreal forests 北方針葉樹林(タイガ)
permafrost 永久凍土
indigenous 固有の、在来の
abundance 個体数の多さ
dainty 可憐な、繊細な
specialise (特定の環境・食物に)特化する
coppiced woodland 薪炭林(定期的に伐採して管理された雑木林)
limestone pavement 石灰岩盤地(石灰岩が露出した平坦な地形)
sought-after 珍重される、人気の高い
predominantly 主に、大部分は
lagoons ラグーン(砂州などで外海と隔てられた浅い水域)
ambient 周囲の(温度・環境など)
landlocked 内陸に囲まれた(海に面していない)
biodiversity 生物多様性(生物の種類と多様さ)
同じ場面で一緒に出てきやすい語(8語)
英語 意味
wetland 湿地
estuary 河口域(川の水と海水が混じる場所)
canopy 林冠(森の樹木の上層部)
understorey 林床の低木層
arid 乾燥した
temperate 温帯の
range 分布域(その種が生息している範囲)
microhabitat 微小生息環境(狭い範囲の限られた環境)
07 微生物と共生、そこから薬を探す話を扱う語
近年のパッセージでは、目に見える動物だけでなく、体の中にいる微生物を扱う文章も出ています。microbiome と holobiont は、その中心になる語です。microbiome は生物に宿る微生物の集合体、holobiont は宿主と微生物をひとつの単位として捉えた考え方を指します。
関係を表す語も対になっています。symbiotic と mutually beneficial は互いに利益がある関係、pathogenic は病気を起こす側です。同じ微生物が場面によってどちらにもなるという議論が出てくるので、どちらの語で書かれている段落なのかを見ておくと、Not Given の判定で迷いにくくなります。
自然界から薬の候補を探す文章では、探す過程を表す語がまとまって出ます。bioprospecting、molecular diversity、therapeutic compounds、characterisation、cell lines がその流れです。hurdles は、その過程で立ちはだかる障害を指す語として出てきます。
出題済みの語(19語)
英語 意味
ailments 病気、疾患
characterisation 特性解析(化合物の性質を調べること)
hurdles 障壁、難題
bioprospecting バイオプロスペクティング(自然界の有用化合物を探索すること)
molecular diversity 分子多様性
therapeutic compounds 治療用化合物
ubiquity 遍在性(至る所に存在すること)
cell lines 細胞株(化合物量産に使う培養細胞)
ubiquitous いたるところに存在する
microbiome マイクロバイオーム(生物に宿る微生物の集合体)
holobiont ホロビオント(宿主とその微生物を一つの単位として捉えた概念)
animalcules 微小動物(レーウェンフックが微生物に付けた名称)
germ theory 細菌説(病気は微生物が引き起こすという理論)
symbiotic 共生的な
mutually beneficial 相互に有益な
eliminate toxins 毒素を排出する
inflammatory bowel disease (IBD) 炎症性腸疾患
luminescent 発光する
neonatal 新生児の
同じ場面で一緒に出てきやすい語(8語)
英語 意味
gut flora 腸内細菌叢
host 宿主(微生物や寄生生物が住みつく側の生物)
parasitic 寄生的な
mutualism 相利共生(双方が利益を得る関係)
antibiotic resistance 抗生物質への耐性
strain (細菌などの)株
colonise (微生物が)住みつく
immune response 免疫応答
08 分類・研究の進め方と、書き手の評価を表す語
最後は、分野をまたいで出てくる語です。生態の文章では、その根拠がどんな種類のものかを示す語が判断を分けます。anecdotal は個人の観察に基づく話、self-reported は本人の申告によるもの、definitive は決定的で確かなことを指します。いずれも証拠の性質を表す語で、研究の限界を述べる段落に集まります。設問が「確認されている」と言い切っている場合は、この3語の周辺を見ると答えが決まります。
これとは別に、原因の書き方を示す語もあります。attributed to は原因がそこにあるとされているという書き方、coincided with は時期が重なったという書き方です。どちらも筆者が因果を断定していない合図になります。設問が因果で書かれているのに本文が coincided with なら、そのずれが答えになります。
subspecies、hybrid、breeds、genetic diversity は分類の側の語です。subspecies は同じ種の中で地域ごとに分かれた集団、hybrid は異なる種や系統をかけ合わせたもの、breeds は人が作り分けた家畜や犬の品種を指します。
出題済みの語(33語)
英語 意味
bewildering array 目を見張るほど多様な種類
doctoral thesis 博士論文
telltale 特有の、一目でわかる
tethered つながれた(動けないよう拘束された)
entomologist 昆虫学者
colossal 非常に巨大な、膨大な
specimens 標本
sophisticated 洗練された、高度な
millennia 数千年(millennium の複数形)
hybrid 雑種(ハイブリッド)
paradox 逆説
anecdotal 逸話的な(個人の観察に基づく)
dislodge 押して取り外す
deliberate 意図的な
astonishing 驚くべき
majestic 威厳のある、堂々たる
adept 熟達した、巧みな
panache 華麗さ、颯爽とした文体
unravelling (謎・仕組みが)解明されつつある
manipulate 操作する、コントロールする
superficial resemblance 表面的な類似(実態は異なる)
coincided with 〜と時を同じくした
attributed to 〜によるものとされている
relentless 執拗な・容赦ない
definitive 決定的な・確実な
preferentially 優先的に
phenology 生物季節学(生命現象の時期を研究する分野)
subtle 微妙な、わずかな
genetic diversity 遺伝的多様性
subspecies 亜種
breeds (動物の)品種
self-reported 自己申告の
unintended 意図せざる、予期しない
同じ場面で一緒に出てきやすい語(8語)
英語 意味
taxonomy 分類学、分類体系
genus 属(種の1つ上の分類の単位)
endemic その地域にしかいない、固有の
longitudinal study 長期にわたって同じ対象を追う研究
correlation 相関(一方が変われば他方も変わる関係)
sample size 標本の大きさ
peer-reviewed 査読を経た
inconclusive 決定的でない、結論が出ていない
10 よくある質問
出題済みの語と、一緒に出てきやすい語のどちらを先に覚えればよいですか
出題済みの語からで構いません。公式問題集を解いていれば一度は目にしている語なので、意味が出てこなかったものだけを拾えば足ります。後半の表は、そのテーマの文章を公式問題集の外でも読むようになってから開くと結びつきます。
後半の表の語は、次の試験に出るということですか
そういう意味ではありません。13巻から20巻までの本文には出ていないものの、同じテーマの文章で、出題済みの語と関連して登場しやすい語を集めてあります。次に出る語を当てたものではありません。テーマとしてのまとまりで選んであります。
191語を全部覚える必要がありますか
全部を同じ深さで覚える必要はありません。pectoral flippers や mushroom bodies のような専門的な語は、読んで意味が分かれば十分です。vulnerable、attributed to、abundance のように分野を問わず出てくる語だけ、自分でも使える状態にしておくと役に立ちます。
巻別の語彙リストとの使い分けを教えてください
解いた直後に開くなら巻別、苦手なテーマを埋めたいならテーマ別です。巻別は1冊ぶんの語をまとめてあるので、答え合わせの流れでそのまま開けます。テーマ別は8冊ぶんをテーマごとに横断して整理してあるので、特定のテーマだけを集中して見られます。
動物の文章は、リーディングでどのくらいの頻度で出ますか
Cambridge IELTS 13巻から20巻の Academic Reading 96パッセージのうち、動物の生態と保全を扱ったものは12パッセージでした(2026年8月26日時点、当校の集計)。心理と認知の15、歴史と考古の14に次いで多い分野です。
predator と predation はどちらを覚えればよいですか
両方です。predator は捕食する動物そのもの、predation は捕食という行為や現象を指します。個体数が減った原因を述べる文では、原因が行為の側に置かれるため、predation のような名詞形で書かれることがあります。
マッチングクイズで全問そろえば覚えたと考えてよいですか
その場で正解できたというだけです。日を空けてもう一度開き、同じところで止まるかどうかを見ると、覚え直しが要る語が絞れます。シャッフルを押すと並び順が変わるので、位置で覚えてしまったときはやり直せます。
11 まとめ
動物の生態と保全は、Cambridge IELTS 13巻から20巻までで12パッセージが出ている分野です。語のまとまりは場面ごとに決まっているので、8つの場面で押さえると次の文章で見当が付きます。
体の部位を表す語は、意味が分かれば十分。図表完成の答えの位置を示す手がかりとして読む
食性を表す4語(omnivorous・herbivores・carnivores・insectivorous)で、その動物の立ち位置が決まる
lifespan(1匹が生きる期間)と life expectancy(集団の平均余命)を混ぜない
減った原因は、生息地・人の活動・病気の3種類に分けて語を覚える
captive(飼育下の)と captivity(飼育下にある状態)を形で見分ける
niche は隙間市場ではなく、生態系の中で占める役割と位置を指す
anecdotal と self-reported は根拠の種類、attributed to と coincided with は原因の書き方。後の2語は筆者が因果を断定していない合図
後半の表はまとめて覚える対象にせず、公式問題集の外で読むときの下準備として眺める