what do you mean by ...? は、相手が使った語の意味をたずねる定番の形です。わからない語を引用して聞くので、どこでつまずいたのかがはっきりします。この形は、語を知らないときにも、知ってはいるが質問の中での意味がつかめないときにも使えます。
Q. What do you think of e-payment?
Sorry, what do you mean by "e-payment"?
7. I'm not familiar with the word "infrastructure".
be familiar with は「よく知っている、なじみがある」を表します。I don't know the word. と言うより、「その語にはあまりなじみがない」という控えめな言い方になります。説明してほしいときは、Could you explain what it means? と続けます。
8. Could you put that another way, please?
put that another way は「別の言い方で言う」という意味です。語ひとつではなく、質問全体の言い回しがつかめないときに使います。Could you rephrase that, please? も同じ意味で使えます。
Q. How does rapid urbanization affect the availability of affordable housing?
質問の内容を自分の言葉で言い直して、最後に is that right? を添えて確かめます。whether のうしろに、質問を言い換えた内容が続きます。質問の語をそのまま繰り返さず、別の言い方で言い直すと、パラフレーズの力もあわせて示すことができます。
Q. Would society benefit if schools and homes for the elderly shared the same facilities?
So you're asking whether it would be a good idea for schools and care homes to use the same buildings, is that right?
14. If I've understood correctly, you're asking about ...
13と同じく自分の理解を言い直す形ですが、If I've understood correctly で始めると、確認であることが先に伝わります。抽象的な語が入った Part 3 の質問で、自分の読み取りを示してから答えに入りたいときに向いています。
Q. What role should museums and schools play in preserving cultural heritage?
If I've understood correctly, you're asking about how museums and schools can help protect traditions and historical sites.
15. I'm not completely sure, but I'll take it to mean ...
聞き返しても意味がはっきりしないときや、試験官が説明をしなかったときは、自分の解釈を示してから答え始めます。take A to mean B は「AをBという意味に受け取る」という意味です。黙って考え込むより、自分の解釈を伝えてから話し始めるほうが、答えの方向も決めやすくなります。
Q. What do you think of e-payment?
I'm not completely sure, but I'll take it to mean paying with a smartphone or a card instead of cash. I use it almost every day, actually.
05Part 1・2・3で聞き返し方は変わるか
聞き返してよいことはどの Part でも同じですが、試験官がどこまで応じてくれるかは Part によって違います。Part 1 の質問は決まった文言で読み上げられるため、もう一度読んでもらうことはできても、別の言い方に変えてもらえるとは限りません。Part 3 の質問はやり取りの中で出てくるので、言い方を変えて説明してもらえることがあります。
Part
質問の出され方
聞き返しで期待できること
使いやすい表現
Part 1
決まった文言で読み上げられる
もう一度読んでもらうことはできる。言い換えや語の説明は期待しにくい
1〜5、10、12、15
Part 2
トピックがカードに書かれている
聞き取りで困ることは少ない。語の意味がつかめないときは、自分で解釈を決めて話し始める
15
Part 3
やり取りの中で質問が出てくる
言い方を変えて説明してもらえることがある
6〜9、11、13、14
Part 1 で語の意味をたずねたとき、試験官が質問をもう一度読むだけだったり、It's up to you. のように受験者の判断にまかせたりすることがあります。そのときは15の形で解釈を示して、そのまま答えに入りましょう。
聞き返したあとの答え方
質問を繰り返してもらったら、Thank you. や I see. と一言添えて、すぐに答えに入ります。何度も謝らなくて大丈夫です。
Q. Do you think governments should invest more in cycling infrastructure?
Sorry, did you say "cycling" or "recycling"?
Q. Cycling. Do you think governments should invest more in cycling infrastructure?
I see, thank you. Yes, I think they should, especially in big cities. If there were more safe cycle lanes, a lot of people who drive short distances would probably switch to cycling.
聞き返すこと自体で評価が下がるわけではありません。採点項目に聞き返し方を評価する独立した項目はありませんが、試験官は試験全体を通して受験者が話した英語を聞いています。一語で聞き返すより、Sorry, could you say that again, please? のように一文で聞き返すほうが、聞き返しの場面でも英語を使えます。
Pardon? はスピーキング試験で使ってもよいですか。
使って構いません。Pardon? は丁寧な聞き返しで、英語として誤りではありません。ほかの回答で語彙や文法の幅を示せている上級者なら、試験全体で1回か2回使っても目立ちません。初級から中級のうちは、Sorry, I didn't quite catch that. のような一文にすると、聞き返しの場面でも英語を使えます。
I can't understand. と言うのは間違いですか。
文法的な誤りではありませんが、英語そのものが理解できないという意味に取られやすい言い方です。音が聞き取れなかっただけなら Sorry, I didn't catch that. のほうが状況を正確に伝えられます。意味がわからない語があるときは、Sorry, what do you mean by ...? のように語を名指しして聞きましょう。
Part 1 で質問を別の言い方にしてもらえますか。
もう一度読んでもらうことはできても、言い換えまでは期待しにくいと考えておきましょう。Part 1 は質問の文言が決まっているためです。言い方を変えて説明してもらえることがあるのは、主に Part 3 です。
知らない単語の意味を試験官に聞いてもよいですか。
聞いて構いません。Sorry, what do you mean by ...? の形で、わからない語を名指しして聞くのが基本です。ただ、Part 1 では説明してもらえないこともあります。そのときは、I'm not completely sure, but I'll take it to mean ... のように自分の解釈を示してから答え始めましょう。
質問の意味が2通りに取れるときはどうすればよいですか。
自分の理解を言葉にして確かめます。Do you mean these days, or when I was a child? のように選択肢を2つ挙げるか、So you're asking whether ..., is that right? のように質問を言い直して確認します。質問の語を別の言い方に変えて言い直すと、パラフレーズの力もあわせて示せます。