試験が終わってから、リスニングの音声は聞き取れていたのに答えを書けなかった、スピーキングで質問の意味は分かったのに言葉が出てこなかった、と振り返る受験者がいます。単語も文法も知っているのに、その場では使えない。この落差は、英語力そのものよりも、脳が一度に扱える情報の量から説明できる部分があります。ワーキングメモリーと呼ばれる仕組みを手がかりに、4つのセクションで何が起きているのか、そして本番までに減らしておけるものは何かを見ていきます。
01ワーキングメモリーとは何か
ワーキングメモリー(作業記憶)は、いま扱っている情報を短いあいだ保ちながら、同時にその情報を処理するための仕組みです。暗記した知識をしまっておく倉庫ではなく、作業のあいだだけ資料を広げておく机に近いものだと説明されます。電話番号を聞いてメモを取るまでのあいだ覚えている、計算の途中の数を頭に置いたまま次の桁を足す。そうした場面で働いているのがこの仕組みです。
重要なのは、この机がとても狭いという点です。心理学では長いあいだ、一度に保てるのは7±2項目だという1950年代の整理が知られてきました。近年は、意味のかたまりへのまとめ直しを防いだ条件で測ると実質4項目ほどだという説も示されています。保てる量は課題や情報の種類、個人差によっても幅があります。ただ、どちらの数字を採るにしても、私たちが感じているよりずっと狭いという結論は変わりません。
言語の回路と、映像の回路は別だとされている
ワーキングメモリー研究でよく参照されるバドリーのモデルでは、この仕組みが1本の回路ではなく、言語や音を扱う部分(音韻ループ)と、視覚や空間の情報を扱う部分(視空間スケッチパッド)に分かれているとされています。さらに、その2つに注意を割り振る司令塔のような働きが想定されています。
これはあくまで説明のためのモデルで、脳の中に部品が並んでいるという話ではありません。ただ、学習の組み立てに使うぶんには十分に役に立ちます。英語を聞きながら頭の中で日本語に訳すと苦しくなるのは、どちらも言語を扱う作業なので、同時に処理する情報が増えるためだと考えられます。反対に、聞きながら図や矢印で書き留めるのは、言語の回路にかかっている分を視覚の側へ逃がす動きだと整理できます。
この記事の立場
ワーキングメモリーの広さそのものは、短期間の練習で大きく変えられるものではありません。ですから、机を広げることを目標にするのではなく、机の上に載せる荷物を減らすことを目標にします。どこで何に容量を取られているかは技能ごとに違うので、まずはその特定から始めます。
02なぜIELTSの試験中に脳がいっぱいになるのか
IELTSで脳がいっぱいになるのは、どのセクションでも複数の処理が同時に進むからです。英語を理解することに加えて、時間を管理する、設問の条件を覚えておく、解答用紙に書き写すといったことが重なります。一つひとつは難しくなくても、同時に載せれば机はすぐに埋まります。認知心理学ではこの状態を認知負荷と呼びます。
試験の進み方も負荷を押し上げます。リスニングは約30分、リーディングは60分、ライティングは60分で、そのあいだに休憩は入りません。ペーパー版のリスニングでは最後に解答用紙へ書き写すための10分が、コンピューター版では2分の確認時間が置かれますが、いずれにしても2時間半を超えて英語を処理し続けることになります。スピーキングは同日か、前後7日以内の別日に行われます。
後半のライティングで文法のミスが増えたり、書き出しが決まらなくなったりするのは、集中力が足りないからだと片づけられがちです。ワーキングメモリーには前頭前野を含む複数の領域が関わっているとされ、そこでの処理はエネルギーの消費が大きいことも指摘されています。長時間の作業のあとで成績が落ちる背景には、疲労のほかに注意の低下やストレスも重なります。どこまでが疲労で、どこからが対策不足なのかを切り分けておくと、練習の組み立て方が変わります。
| セクション | 同時に進んでいる作業 | 容量を奪っているもの |
| リスニング | 音を聞く/意味を保つ/次の設問を読む/書き取る | 音声が止まらないので、処理が追いつかなくても先へ進む |
| リーディング | 構文を解く/内容を保つ/設問の条件を覚えておく | 構文の処理に容量を取られ、内容の保持に回らない |
| ライティング | 何を書くか考える/英語にする/文法を確かめる | 考える作業と書く作業を同時に進めている |
| スピーキング | 内容を考える/語彙と文法を選ぶ/発音と流暢さを保つ | 考える時間が取れないまま口を動かしている |
この表の右の列が、そのままセクションごとの対策の出発点になります。
03リスニングで「聞けていたのに答えられない」のはなぜか
音声が流れているあいだは意味を取れていたのに、解答欄に目を戻すと何を書けばよいのか分からない。この状態が起きているとき、情報は保持と書き取りの段階で落ちています。リスニング中は、音を聞く、意味を保つ、次の設問に目を移す、解答を書くという4つが同時に動いています。しかも音声は止まりません。どこか1つが遅れると、そのあいだに流れた部分は戻ってきません。
先読みで覚えるのは3つほどに絞る
設問の先読みは有効ですが、設問を5問も6問もまるごと覚えたまま音声を聞くのは、そもそも机の広さに合いません。先読みした内容を保ったまま音声を追うことになるので、覚えようとする対象は少数に絞るほうが現実的です。3つ程度というのは、練習のうえでの目安です。文全体ではなく、答えの手がかりになる名詞と動詞、そして解答欄が求めている形(数字なのか、地名なのか、名詞1語なのか)だけを残します。
- 設問から拾うのは、名詞と動詞を中心に2語から3語まで
- 解答欄が求めている情報の種類(数・場所・人・日付)を先に決めておく
- 語数の指定(NO MORE THAN TWO WORDS など)は、記号や下線で設問の横に印を付けておく
- 覚えきれない設問は、先読みの対象から外して音声が近づいてから見る
頭の中で訳さない
聞きながら日本語に訳す習慣があると、言語を扱う回路に二重の作業が乗ります。英語の音を保っておく作業と、日本語の訳を組み立てる作業が同じ資源を取り合うため、訳し終わったころには次の情報が流れています。英語のまま意味を受け取る練習は、語彙力の問題である以上に、この取り合いを減らすための練習でもあります。
短い音声を1回だけ聞いて意味を取る練習は、訳を挟む余裕をなくすので、この切り替えに向いています。
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瞬間リスニング
1回聞いて5秒で意味を選びます。訳を組み立てる時間を意図的になくした練習です
メモは言葉にしすぎない
聞きながら取るメモを文章にしようとすると、書く作業そのものが言語の回路を使ってしまいます。矢印、丸、数字、頭文字といった記号で書き留めると、視覚の側へ負担を移せます。地図やフローチャートの設問で図に直接印を付けるのも同じ考え方です。
04リーディングで内容が頭に残らないのはなぜか
パッセージの後半まで読んだところで、前半に何が書いてあったかを思い出せない。記憶力の良し悪しの話に見えますが、実際には構文を解く作業に容量を使い切っています。どこが主語でどこが述語なのか、この関係代名詞はどこにかかるのか。そうした判断を1文ごとに意識して行っていると、内容を保つための余地が残りません。読み終えた直後に「何が書いてあったか」を言えないのは、その状態を示しています。
構文の処理を意識から外していく
解決の方向は2つあります。1つは、構文の処理そのものを意識せずにできる状態へ近づけることです。何度も繰り返した動作は、考えながら行う段階から、考えずに行える段階へ移っていくと説明されています。車の運転や楽器の演奏と同じことが、英文の処理でも起こります。同じ文章を何度も音読する、構文のかたまりごとに区切って読む、といった練習がここに当たります。
語彙も同じです。意味を思い出すのに時間がかかる単語は、それだけで机の一角を占めます。見た瞬間に意味が浮かぶ語なら、意味を思い出すために容量を割かずに済みます。単語を増やすことと、すでに知っている語を速くすることは別の作業で、リーディングの時間切れには後者が直接関わります。
段落の要点を紙の側へ逃がす
もう1つは、覚えておく作業を紙に肩代わりさせることです。段落を読み終えるたびに、余白へ1語から3語で内容を書き留めます。「1970年代の減少」「筆者の反論」といった短さで十分です。設問に戻ったときに探す場所の見当が付き、その段落の内容を頭に保ち続けずに済みます。
設問と本文を何度も往復して時間を失っているとき、原因は読む速さより、毎回どこを読んだか思い出し直していることにあります。書き留めておけば、思い出し直す作業が消えます。
05ライティングで論理が崩れるのはなぜか
書いている途中で論理が崩れるのは、何を書くかを考える作業と、それを英語にする作業を同時に進めているからです。次の段落で何を主張するかを考えながら、目の前の1文の時制と冠詞を確かめる。この2つはどちらも意識的な処理で、同じ資源を使います。片方に注意が向いた瞬間、もう片方が崩れます。
最初の数分は書かずに考える
ライティングは全体で60分あり、タスク2にはそのうち40分程度を配分することが推奨されています。その40分のうち、最初の3分から5分は、書かずに構成を決めることに使います。ここで決めておくと、書いている最中に立ち止まる回数が減ります。立場、理由を2つ、それぞれの具体例。この骨組みを日本語混じりの単語で紙に出しておくと、英語を書いているあいだ「次に何を書くか」を頭に保っておく必要がなくなります。
骨組みが紙にあると、途中で手が止まったときに戻る場所がはっきりします。何も書き出していない状態で詰まると、思い出す作業と考える作業が同時に始まり、そこから立て直すのに時間がかかります。
工程を3つに分ける
| 工程 | すること | このとき考えないこと |
| 1.アイデア出し | 立場を決め、理由と例を単語で書き出す | 英語の言い回し、文法の正しさ |
| 2.ライティング | 骨組みに沿って、手を止めずに英語にする | 細かい語法、より良い表現がないか |
| 3.見直し | 三単現、冠詞、複数形、時制の一致を確かめる | 内容を書き足すかどうか |
この分け方でよく起きるのは、2の途中で1に戻ってしまうことです。書きながら「この理由は弱いかもしれない」と考え直すと、そこから先の文が止まります。1で決めたものは、多少弱くてもそのまま書ききるほうが、結果として時間内に収まります。
なお、IELTSに段落の数の決まりはありません。4段落でも5段落でも構いません。ただ、書く前に段落の数と役割を決めておくと、書いている最中に構成を考え直す必要がなくなります。決めておくこと自体が容量の節約になります。
06スピーキングで頭が真っ白になるのはなぜか
試験官の前で、用意していたはずの言葉が出てこなくなる。知識が消えたわけではなく、取り出す働きが一時的に落ちています。緊張が強いときにはワーキングメモリーを使う作業の成績が落ちることが知られており、その状態では、ふだんなら出てくる語も取り出しにくくなります。ストレスホルモンであるコルチゾールの働きと関連づけて説明されることもあります。緊張が下がれば取り出しやすさは戻ってきますが、どのくらいで戻るかは人によって違います。
数秒を作る言い方を持っておく
難しい質問が来たときに、黙ったまま考え込むと沈黙が伸び、焦りがさらに強くなります。考える数秒を作る言い方をいくつか用意しておくと、その場をつなぎながら内容を組み立てられます。これは時間稼ぎのごまかしではなく、英語圏の会話でもふつうに使われている言い方です。
○
That's a tough question. I've never really thought about it, but I suppose ...2秒ほど作りながら、そのまま本題へ入れる
○
Let me think about that for a second.短く区切れるので、次の文へ移りやすい
△
Well ... um ... well ... you know ... um ...短いフィラー自体は自然だが、これだけが続くと話が前に進まない
用意しておく言い方は多くなくて構いません。3つか4つを、考えずに口から出る状態まで持っていくほうが役に立ちます。考えてから選ぶ段階だと、その選択自体が容量を使ってしまいます。
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チャンク練習
音声付きのチャンクフレーズで、考えずに口から出る状態まで練習できます
Part 2の1分は、構成だけに使う
Part 2では1分の準備時間があり、メモを取れます。ここで英語の文を書こうとすると、話しているあいだにメモを読み上げることになり、原稿を読んでいるように聞こえます。書くのは単語の並びだけにして、話しているあいだの容量は、表現を選ぶことと発音を保つことに使うほうが自然に聞こえます。
メモに残すのは、話す順番が分かる程度の手がかりです。たとえば人物について話すなら、誰か、どこで知り合ったか、どんな人か、なぜ印象に残っているか。この4つを単語で並べておけば、話す順番を思い出す作業に気を取られずに済みます。
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大舞台で自己ベストが出るのはなぜか:本番でしか揃わない条件をIELTSに活かす
07容量を増やすより、消費を減らす
ワーキングメモリーそのものを鍛えるトレーニングは以前から研究されていますが、訓練した課題の成績が上がったあと、その効果がほかの課題にどこまで及ぶのかについては見解が分かれています。少なくとも、数週間の訓練で机が目に見えて広くなることを前提に対策を組むのは危険です。そこで、練習の目標を3つの方向に置き換えます。
- 自動化:考えなくてもできる状態へ移す。音読、シャドーイング、定型表現の反復がここに当たります
- 外部化:覚えておく作業を紙に移す。段落の要点メモ、ライティングの骨組み、Part 2の単語メモ
- 分割:同時に進めている作業を時間的に分ける。アイデア出しとライティングと見直しを重ねない
自動化は、範囲を狭く決めてから始める
自動化はすべての表現に対して行えるものではありません。使う場面が決まっているもの、たとえばスピーキングの導入で使う言い方、ライティングの譲歩の入り方、リスニングで頻出する数字や日付の言い方から始めると、短い期間でも効果が出ます。反対に、いつ使うか決まっていない表現を何十個も覚えても、本番では取り出す段階でつまずきます。
通し練習の目的は、負荷の順番に慣れること
セクションごとの練習を重ねても、本番の後半で崩れる受験者がいます。これは、セクション単位の練習では現れない疲労が重なっているためです。リスニングからリーディング、ライティングまでを続けて解く練習を、月に1回か2回でも入れておくと、どのあたりで自分の処理が落ちるのかが分かります。落ちる場所が分かれば、その手前の配分を変えられます。
学習の時間帯も、負荷で決める
ワーキングメモリーを多く使う学習(新しい構文の理解、エッセイの構成づくり)と、あまり使わない学習(音読、既習語の復習)を、その日の状態に合わせて入れ替えるやり方もあります。疲れている夜に構成づくりを持ってきても進まず、朝の時間を単語の見直しに使うのはもったいない、という考え方です。
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IELTS学習は「負荷」で決める:疲れている夜と頭が動く朝でやることを変える
08よくある質問
ワーキングメモリーは訓練で増やせますか
訓練した課題の成績が上がることは報告されていますが、その効果がほかの課題にどこまで及ぶのかについては見解が分かれています。数週間の訓練で容量が目に見えて広がることを前提に対策を組むのは避けたほうが安全です。この記事では、容量を増やすのではなく、自動化と外部化で消費を減らす方向をおすすめしています。
リスニングの先読みで覚えるキーワードは、いくつまでが目安ですか
3つ程度に絞るのが現実的です。設問を5問も6問もまるごと覚えたまま音声を追うのは、そもそも保持できる量を超えています。名詞と動詞を中心に2語から3語、それに解答欄が求めている情報の種類だけを残しておきましょう。
リスニング中に日本語に訳してしまいます。どうすればよいですか
英語の音を保つ作業と日本語の訳を組み立てる作業は、どちらも言語を扱う同じ資源を使います。訳し終わったころには次の情報が流れているため、追いつけなくなります。短い音声を1回だけ聞いて意味を取る練習のように、訳を挟む余裕をなくした形の練習が切り替えに向いています。
ライティングで最初にメモを取ると時間が足りなくなりませんか
タスク2に配分する40分のうち、最初の3分から5分をメモに使っても、書き始めてから止まる回数が減るぶんで取り返せます。骨組みを紙に出しておけば、英語を書いているあいだに次の内容を覚えておかずに済みます。何も書き出さずに詰まると、思い出す作業と考える作業が同時に始まり、立て直しに時間がかかります。
試験の後半でミスが増えるのは集中力が足りないからですか
集中力だけの問題とは限りません。リスニング、リーディング、ライティングは休憩なしに続き、2時間半を超えて英語を処理し続けることになります。ワーキングメモリーには前頭前野を含む複数の領域が関わっているとされ、そこでの処理はエネルギーの消費が大きいと説明されます。疲労や注意の低下が重なれば、成績が落ちることも起こります。セクションをまたいだ通し練習で、自分がどのあたりで落ちるのかを把握しておくとよいでしょう。
スピーキングで頭が真っ白になったとき、その場でできることはありますか
考える数秒を作る言い方を口に出すのが現実的です。That's a tough question のような短い一言でその場をつなぎながら、内容を組み立てます。用意しておくのは3つか4つで十分で、考えずに口から出る状態まで練習しておくと、選ぶこと自体に容量を使わずに済みます。
Part 2の1分のメモには、英語の文を書いたほうがよいですか
単語の並びだけにとどめるほうが自然に聞こえます。英語の文を書くと、話しているあいだにそれを読み上げることになり、原稿を読んでいるように響きます。話す順番が分かる程度の手がかりを単語で並べておき、話しているあいだの容量は表現を選ぶことと発音を保つことに使いましょう。
この記事の内容は、脳科学として確定した事実ですか
ワーキングメモリーの容量や内部の分かれ方については、モデルや説として紹介されているものを扱っています。数字や区分の細部は研究によって異なります。この記事で使っているのは、学習の組み立てを考えるうえでの枠組みとしての部分です。
09まとめ
単語も文法も知っているのに試験中に使えないとき、足りないのは知識ではなく、その知識を取り出して組み立てるための作業スペースです。ワーキングメモリーという枠組みで見ると、4つのセクションのつまずきが同じ原因につながって見えてきます。そして、打てる手も共通しています。
- 保てる量には限りがある。先読みで覚える手がかりは3つほどに絞る
- 聞きながら訳すと、同じ資源の取り合いになる。英語のまま受け取る練習を重ねる
- 段落の要点は1語から3語で余白に書き、覚えておく作業を紙に移す
- ライティングは、アイデア出しとライティングと見直しを時間で分ける
- スピーキングでは、考える数秒を作る言い方を3つか4つ、考えずに出る状態にしておく
- Part 2のメモは単語だけ。話すあいだの容量は表現と発音に使う
- 容量を広げようとするより、自動化と外部化と分割で消費を減らす
試験の当日にできることは限られていますが、当日までに減らしておける荷物はたくさんあります。次の模擬試験で手が止まった場面を思い出して、そこで何を同時にやろうとしていたのかを書き出してみましょう。分けられる作業が見つかれば、それがそのまま次の練習の課題になります。