「much」は「多くの」という意味を持つ英単語ですが、肯定文では使いにくいという特徴があります。例えば、「I have much money.」という文は文法的には間違いではないものの、英語では不自然に聞こえます。この記事では、なぜ肯定文で「much」を使うことが少ないのか、その理由と代わりに使うべき表現について解説します。また、「much」が肯定文で使える場合や、副詞としての用法についても詳しく説明します。
これらの例文では「much」を肯定文で用いていますが、不自然ではありません。いずれもフォーマルな書き言葉の文体だからです。特に「Much work remains to be done.」のように「much」が主語の位置にある文では自然に使えます。アカデミックな文体であるエッセイでも、「Much research has shown that ...」のような使い方は問題ありません。
しかし、冒頭で紹介したような「I have much money.」は、日常的な内容を述べるカジュアルな文脈の文なので、堅い響きの「much」が浮いてしまい、不自然に感じられるのです。
Much to my disappointment, the concert was canceled.
残念なことに、コンサートは中止になりました。
05まとめ
まとめると、「much money」のように名詞に直接続ける場合(形容詞的用法)は、日常的な肯定文では「a lot of money」「a substantial amount of money」などの表現を用いる方が自然だが、否定文や疑問文、そしてフォーマルな書き言葉の肯定文ではその限りではないということになります。また、「much」のあとに名詞がない場合、つまり副詞的用法の場合には、肯定文でも自由に「much」を使うことができます。