9/30まで延長 プライベート講座が10%OFF、さらにマイエッセイ回数券を最大10回分プレゼント プライベート講座10%OFF+回数券最大10回分 内容を見る
料金・プラン プライベート(1対1) ライティング対策 スピーキング対策 高校生のIELTS対策 働きながらのIELTS対策 オンラインでの進め方 講師 合格者の声 IELTS対策記事 リスニング リーディング ライティング タスク1 ライティング タスク2 スピーキング 総合対策 無料ツール

スコア計算ツール

バンドスコア計算 スコア換算 正答数とスコア 採点基準表 スピーキングスコア計算 ライティングスコア計算

練習・出題ツール

スピーキング Part2 トピック練習 ライティング タスク2 出題テーマ 語数カウンター スペリング練習 無料IELTS学習相談 お問い合わせ ログイン
スピーキング

中秋の名月を英語でどう説明するか:お月見・月見団子・すすきの伝え方【第1回】

執筆:高橋 響 公開日: 最終更新:

2026年の中秋の名月は9月25日です。お月見の季節に日本の行事を英語で紹介しようとすると、tsukimi と言ったあとに何を続ければよいのか、そもそも中秋の名月が何の日なのかがはっきりしないことに気づきます。満月の日だと思っていた人もいるかもしれませんが、2026年は満月と2日ずれています。

中秋の名月が暦の上でどう決まるのかを知っておくと、日付が毎年変わる理由まで話を広げられます。そのうえで、月見団子やすすきを英語でどう説明し、Part 1 から Part 3 までの答えにどうつなげるかを考えます。

01中秋の名月とは何の日か

中秋の名月は、旧暦の8月15日の夜に見える月のことです。旧暦(太陰太陽暦)では7月から9月が秋にあたり、8月はその真ん中なので「中秋」と呼ばれます。15日の夜なので「十五夜」とも言います。

旧暦では、新月の瞬間を含む日がその月の1日になります。国立天文台によると、2026年は9月11日が旧暦の8月1日にあたり、そこから数えて15日目の9月25日が中秋の名月です(2026年9月15日時点の同台の解説による)。

項目2026年
旧暦8月1日(新月を含む日)9月11日
中秋の名月(旧暦8月15日)9月25日
満月の瞬間9月27日 1時49分
十三夜(旧暦9月13日)10月23日

月を眺めて楽しむ風習は、中国の中秋節に由来し、平安時代の貴族のあいだに広まったとされています。中国や台湾などでは、同じ日を Mid-Autumn Festival として祝い、月餅を食べる習慣があります。

日本には、旧暦9月13日の夜にも月を眺める「十三夜」の風習があります。国立天文台も、これを日本独自の風習として紹介しています。十五夜だけを見て十三夜を見ないことを「片見月」と呼び、縁起がよくないとする言い伝えもあります。

02中秋の名月と満月・harvest moon はどう違うのか

中秋の名月は、満月の夜と重なるとは限りません。2026年は中秋の名月が9月25日、満月の瞬間が9月27日1時49分です。

英語で紹介するときは、秋の行事であることと、日付の決まり方をひとこと添えると、行事の輪郭が聞き手に伝わります。

Jugoya is a moon-viewing night in autumn. It's based on the old lunar calendar, so the date changes every year.

なぜ満月とずれるのか

ずれるのは、2つの日の決め方が違うからです。中秋の名月は、新月を含む日から数えて15日目という暦の上の数え方で決まります。満月は、地球から見て月が太陽とちょうど反対の方向に来た瞬間を指します。新月から満月までにかかる時間は一定ではないため、15日目の夜が満月の瞬間と重ならない年が出てきます。

日付も、新暦では毎年変わります。9月に来る年が多いものの、10月の初めになる年もあります。英語では、in autumn や around late September or early October のように幅を持たせて言えます。

harvest moon と同じものか

英語圏で秋の月といえば harvest moon という呼び名がよく使われますが、中秋の名月とは決め方が違います。harvest moon は、秋分にいちばん近い満月を指す呼び名です。2026年の秋分は9月23日で、harvest moon にあたるのは9月27日(日本時間)の満月です。中秋の名月の9月25日とは一致しません。

It's a bit like the harvest moon, but the date is decided by the old lunar calendar.

スピーキングで評価されるのは英語で伝える力なので、この違いを知っているかどうかがスコアを左右するわけではありません。それでも、harvest moon は英語話者にとってなじみのある言葉なので、似たものとして出してから違いを1文で添えると、説明の手がかりとして使えます。

03お月見では何をするのか、英語でどう言うか

お月見では、月の見える場所に月見団子やすすき、里芋などを供え、月を眺めます。英語では、それぞれの語を1語で訳すより、何なのかを短く説明するほうが伝わります。

日本語英語での言い方添える説明
お月見moon viewinga custom of admiring the autumn moon
月見団子moon-viewing dumplingssmall round dumplings made from rice flour, stacked in a pyramid
すすきJapanese silver grasstall grass with silvery plumes that grows in autumn
里芋taroa root vegetable harvested around this time of year
お供えofferingsfood and plants placed as offerings to the moon

月見団子

月見団子は、米粉で作った丸い団子で、丸い形は月を表すとされています。十五夜には15個を供えるという説明がよく見られ、下から9個、4個、2個と積み上げる形が知られています。数や並べ方は地域や家庭で違うので、英語では usually や often を付けて話すとよいでしょう。

すすき

すすきは、稲穂に見立てて供えるという説明や、神様が宿るものとして飾るという説明があります。どちらの説明でも、秋の収穫と結びついた飾りだと言えます。英語では Japanese pampas grass と訳されることもありますが、pampas grass は南米原産の別の植物を指すので、Japanese silver grass のほうが誤解が少なくなります。

里芋と芋名月

十五夜のころは里芋の収穫の時期にあたるため、里芋を供える地域もあり、十五夜の月は「芋名月」とも呼ばれます。月見が収穫への感謝と結びついていることは、英語で由来を説明するときの材料になります。It's also connected to the harvest, so some families offer taro as well. のように言えます。

月のうさぎ

日本では、月の表面の模様を、うさぎが餅をついている姿に見立てます。英語圏には the man in the moon という言い方があり、同じ模様を人の顔に見立てることがあります。この違いは Part 1 の短い答えにも、Part 3 の文化の違いの話にも使えます。

In Japan, people say they can see a rabbit pounding rice cakes on the moon.

I've heard that in English-speaking countries, people often see a face there instead, which they call the man in the moon.

04お月見について聞かれたら、どう答えを組み立てるか

お月見の答えは、シリーズの総論で扱った「いつ、何をする、なぜ、自分との関わり」の順で組み立てられます。Part によって、どこまで広げるかが変わります。

Part 1 短く答える

Part 1 では、時期と過ごし方の2点を伝えれば答えになります。

Q. What traditional festivals does your country have?

One I like is tsukimi, which is a moon-viewing festival in autumn. People eat round rice dumplings and enjoy looking at the moon. It's a quiet event, so it's quite different from summer festivals.

which is のあとに a moon-viewing festival in autumn と、何をする行事でいつなのかを入れています。最後の1文で夏祭りと比べ、自分がどう感じているかまで足しています。

Part 2 2分近く話す

Part 2 の Describe a tradition in your country. でお月見を選ぶなら、4つの順番をすべて使います。

Cue Card: Describe a tradition in your country.

I'd like to talk about tsukimi, a moon-viewing tradition in Japan. It takes place in autumn, usually in late September or early October, because the date is based on the old lunar calendar.

On that night, people decorate a spot where they can see the moon with Japanese silver grass and set out small round dumplings made from rice flour. The dumplings are round like the moon, and they're often stacked in a pyramid.

The custom originally came from China, and it's also connected to the harvest. Some families offer taro, because it's harvested around that time.

When I was little, my grandmother used to make the dumplings, and we ate them on the veranda after dinner. These days I usually just buy some at a convenience store, but I still try to look up at the moon that night.

I like this tradition because it doesn't involve anything big or noisy. It's just a chance to slow down and notice the change of season.

最初の段落が「いつ」、2つ目が「何をする」、3つ目が「なぜ」、4つ目と5つ目が「自分との関わり」です。最後の段落では、この行事のどこが好きなのかを話して締めています。

Part 3 一般論に広げる

Part 3 では、自分の話から離れて、社会全体の傾向を話します。お月見は、行事の形が変わってきた例として使えます。

Q. Are young people interested in traditional culture?

I think many young people don't follow traditions in the traditional way, but they haven't lost interest completely. Take tsukimi, for example. Not many young people put out offerings for the moon, but fast-food chains sell moon-viewing burgers every autumn, and they're really popular. So the tradition is still there, just in a more casual form.

月見バーガーのような季節の商品は、行事が形を変えて残っている一例として使えます。一般論のあとに Take ..., for example. で具体例を1つ出すと、Part 3 の答えに厚みが出ます。

05お月見を英語で話すときに言い間違えやすい表現は

お月見の説明で崩れやすいのは、語順、動詞の選び方、名前の直訳の3か所です。語順と動詞は、意味は通じるが自然さに差が出るもので、十五夜の直訳は数の言い方そのものの誤りです。

形容詞の並べ方

△

It's a Japanese traditional event.通じるが、形容詞を重ねる順番としては不自然に聞こえる

○

It's a traditional Japanese event.traditional のあとに Japanese を続ける

「日本の伝統的な行事」という日本語の語順のまま英語にすると、Japanese traditional になりがちです。英語では、出どころを表す Japanese を名詞の近くに置くほうが自然です。

月を「見る」の動詞

△

We see the moon and eat dumplings.文法は正しいが、たまたま目に入るような響きになる

○

We admire the moon while eating dumplings.admire や look up at で、眺めて楽しむことが伝わる

お月見は、月を意識して眺めることそのものが目的の行事です。see より、look at、look up at、admire、enjoy the view of the moon のような言い方のほうが、行事の中身に合います。

十五夜の直訳

✗

Jugoya means the fifteen night.順番を表すときは fifteen ではなく fifteenth

○

Jugoya literally means the fifteenth night, because it's the fifteenth day of the month in the old calendar.直訳と、その理由を1文で言っている

the fifteenth night だけでは何の15番目なのかが伝わらないので、旧暦の15日にあたることまで続けて言うと説明になります。

シリーズ総論 日本の文化を英語で説明するシリーズ:which is のあとが続かないのはなぜか【総論】

06よくある質問

2026年の中秋の名月はいつですか

2026年9月25日です。国立天文台によると、9月11日が旧暦の8月1日にあたり、そこから15日目が9月25日になります。満月の瞬間は9月27日1時49分で、2日ずれています。

中秋の名月と満月の日がずれるのはなぜですか

決め方が違うからです。中秋の名月は新月を含む日から数えて15日目という暦の数え方で決まり、満月は月が太陽とちょうど反対の方向に来た瞬間を指します。新月から満月までの時間は一定ではないため、日付が重ならない年があります。

中秋の名月は英語で何と言いますか

1語で対応する言葉はないので、a moon-viewing night in autumn のように説明します。中国などで同じ日に祝う行事は Mid-Autumn Festival と呼ばれます。日付が旧暦で決まることも添えると伝わりやすくなります。

中秋の名月は harvest moon と同じですか

同じではありません。harvest moon は秋分にいちばん近い満月を指す呼び名で、中秋の名月は旧暦8月15日の夜の月です。2026年は harvest moon が9月27日(日本時間)、中秋の名月が9月25日で、日付が違います。

すすきは英語で pampas grass と言えばよいですか

Japanese silver grass のほうが誤解が少なくなります。Japanese pampas grass と訳されることもありますが、pampas grass は南米原産の別の植物を指します。tall grass with silvery plumes のように見た目を添えてもよいでしょう。

月見団子は英語でどう説明すればよいですか

small round dumplings made from rice flour のように、形と材料で説明します。丸い形が月を表すとされていること、15個を積み上げる形がよく知られていることを足すと、Part 2 の材料になります。数や並べ方は地域や家庭で違います。

お月見をしたことがなくても、スピーキングで話してよいですか

話して構いません。自分で供え物をしていなくても、コンビニで団子を買う、ファストフード店の月見バーガーを見かけるといった身近な接点を材料にできます。Part 3 では、行事が気軽な形で残っている例としても使えます。

07まとめ

中秋の名月は旧暦8月15日の夜の月で、2026年は9月25日です。満月の日とは限らず、英語圏の harvest moon とも決め方が違います。この仕組みを知っておくと、日付が毎年変わる理由も英語で話す材料になります。

  • 中秋の名月は旧暦の8月15日の夜。2026年は9月25日で、満月は9月27日
  • 日付は毎年変わるので、in autumn や around late September or early October と幅を持たせて言える
  • harvest moon は秋分にいちばん近い満月で、中秋の名月とは決め方が違う
  • 月見団子は small round dumplings made from rice flour、すすきは Japanese silver grass
  • Part 1 は時期と過ごし方、Part 2 は由来と自分との関わりまで、Part 3 は今の受け止められ方に広げる
  • a traditional Japanese event、admire the moon、the fifteenth night の形で言う
プライベート × マイエッセイ 好評につき延長決定!プライベート講座8時間以上 授業料10% OFF + マイエッセイ回数券 最大10回分無料進呈
9月30日(水)23:59まで
--日
:
--時間
:
--分
:
--秒
クーポンコード ESSAYPLUS
無料IELTS学習相談

IELTSスコアのお悩みを、経験豊富なカウンセラーが無料でアドバイスします。

無料相談を予約する
Hibiki Takahashi

この記事を書いた人

Hibiki Takahashi

日本語で学ぶIELTS対策専門スクール『PlusOnePoint(プラスワンポイント)』創設者・代表。『英語ライティングの鬼100則』(明日香出版社)著者。1997年に大阪大学医学部を卒業後、麻酔科専門医として活躍。2012年渡豪時に自身が苦労をした経験から、日本人を対象にIELTS対策のサービスを複数展開。難しい文法・語彙を駆使するのではなく、シンプルな表現とアイデアで論理性・明瞭性のあるライティングを指導している。これまでの利用者は4,500名を超え、Twitterで実施した「12週間チャレンジ」では、わずか4週間で7.0、7週間で7.5など、参加者4名全員が短期間でライティングスコア7.0以上を達成(うち2名は7.5を達成)。「IELTSライティングの鬼」の異名を持つ。オーストラリア在住14年、IELTS 8.5(ライティング 8.0)、CEFR C2。

IELTS対策記事アプリのアイコン

アプリで記事を読む

新着記事の通知が届きます。読んだ記事の続きからも開けます。

プライベート × マイエッセイ 好評につき延長決定!プライベート講座8時間以上 授業料10% OFF + マイエッセイ回数券 最大10回分無料進呈
9月30日(水)23:59まで
--日
:
--時間
:
--分
:
--秒
クーポンコード ESSAYPLUS

まずは無料相談で悩みをお聞かせください

IELTS講師が、現在の状況と目標に合わせて、学習プランをご提案します。

無料相談を予約する