「社会の」と「社交的な」を英語にするときに迷う3語です。どれも society と同じラテン語の socius(仲間)から生まれた語ですが、表す範囲が少しずつ違います。
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Children who play team sports tend to become more social.誤りではない。ただし social は「社会の」の意味で読まれることも多い
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Children who play team sports tend to become more sociable.チームスポーツをする子どもは、人付き合いを好むようになりやすい
Cambridge Dictionary は social に「人と会って一緒に過ごすのが好きな」という意味も載せているので、a social person は誤りではありません。ただ、エッセイでは social problems(社会問題)や social media(ソーシャルメディア)のように、social を「社会の」という意味で使う場面が多くなります。人の性格を言うなら、sociable を使うと「社会の」と読まれる心配がなく、読み手が迷わずに済みます。
societal を social の硬い言い方だと考えると、決まった言い方まで置き換えたくなります。
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Societal media has changed the way young people communicate.social media は決まった言い方で、societal には置き換えられない
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Social media has changed the way young people communicate.ソーシャルメディアは若者のコミュニケーションの取り方を変えた
social problems, social media, social skills, social life
sociable
人付き合いを好む、社交的な
a sociable child, a sociable person
social には、social skills(人とうまく関わる力)や social life(人付き合いを含めた私生活)のように、人と人との交流を表す意味もあります。societal にはこの意味がないので、social skills や social life の social を societal に置き換えると、意図した意味になりません。社交性の話だからといって、これらを sociable に置き換えることもしないようにしましょう。
02populous / popular:人口が多いのか、人気があるのか
「人口の多い都市」を英語にしようとすると、見慣れた popular を選びたくなります。
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Tokyo is one of the most popular cities in the world.文としては正しいが、「世界で最も人気のある都市の一つ」という意味になる
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Tokyo is one of the most populous cities in the world.東京は世界で最も人口の多い都市の一つだ
Students attend classes on alternative days.1日おきの意味で使われることもあるが、「代わりの日に」とも取れる
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Students attend classes on alternate days.学生は1日おきに授業に出る
alternate は「交互の、一つおきの」という意味で、on alternate days(1日おきに)や alternate weeks(隔週)のように使います。alternative は「代わりの、別の選択肢となる」で、alternative energy(代替エネルギー)や an alternative to cars(車に代わる手段)の形でよく使われます。
語
意味
よく一緒に使う語
alternative
代わりの、別の選択肢となる
alternative energy, an alternative to, alternative solutions
alternate
交互の、一つおきの
on alternate days, alternate weeks
アメリカ英語では、alternate を「代わりの」の意味でも使います(an alternate route)。ただ、エッセイでは alternative energy や alternative solutions という言い方が定着しているので、「代わりの」は alternative で書いておくと迷いません。
reliant on は dependent on とほぼ同じ意味で使えるので、タスク2で同じ語の繰り返しを避けたいときの言い換えにもなります。a country heavily reliant on imported food(食料の多くを輸入に頼っている国)のように、名詞のうしろから説明する形でもよく使われます。
Governments should be more responsible to the needs of local communities.「ニーズにすぐ応える」という意味にならない
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Governments should be more responsive to the needs of local communities.政府は地域社会のニーズにもっと敏感に応えるべきだ
responsive は「すぐに反応する、要望に応える」で、responsive to の形で使います。responsible は「責任がある」で、responsible for(〜に責任がある、〜の原因である)の形が中心です。responsible to という形もありますが、こちらは「(上の立場の人や組織)に対して責任を負う」という意味で、The minister is responsible to Parliament. のように、うしろには人や組織が来ます。
語
意味
よく一緒に使う語
responsible
責任がある、原因である
responsible for, a responsible citizen
responsive
すぐに反応する、要望に応える
responsive to, a responsive government
タスク2では、responsible for を「〜の原因である」の意味で使う場面もあります。Cars are largely responsible for air pollution in cities. は、車が都市の大気汚染の大きな原因になっている、という意味です。
10systematic / systemic:計画的なのか、制度全体のことなのか
社会問題を扱うタスクで、「構造的な問題」と書きたいときに迷う組です。
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Inequality in education is a systematic problem.「計画的に起きている問題」のようにも読める
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Inequality in education is a systemic problem.教育の不平等は、制度全体に根ざした問題だ
systemic は「組織や制度の全体に関わる」という意味です。Cambridge Dictionary は systemic problem を、一部ではなく組織や国の全体が抱える根本的な問題として説明しています。systematic は「体系的な、組織立った」で、a systematic approach(体系的な取り組み方)のように、決まった方法や計画に沿って進めることを表します。