メディアに関する話題は、IELTSスピーキングの Part 1 と Part 3 で内容が大きく変わります。Part 1 で聞かれるのはどんな番組を見るか、ソーシャルメディアにどれくらい時間を使うかという習慣ですが、Part 3 になると広告の規制や誤情報の広がりが議題になります。
IELTSでは advertisements、social media、television、websites、cinemas など別々のトピックとして出てきますが、答えるときに必要になる表現は重なっています。メディアと広告を扱う第4回では、視聴や閲覧を言い分ける基本の形から、番組や広告の中身を説明する言い方、議論で使う語まで順に押さえていきます。
目次
メディアと広告は、どの質問で聞かれるのか
基本:見る・読む・使うを正確に言い分ける
中級:番組や広告の中身を説明する言い方
広告の話でつまずく語法:advertise と influence まわり
上級:口語らしい表現を、どの場面で使うか
Part 3 のメディア論で必要になる語
3段階を組み合わせて1つの答えにする
よくある質問
まとめ
01 メディアと広告は、どの質問で聞かれるのか
実際にどう聞かれているのかを、プラスワンポイントのスピーキング模擬試験に収録している質問で確認します(2026年8月28日時点)。
Part 1
How often do you watch TV?
What kinds of programmes do you enjoy watching?
Which social media platforms do you use most often?
How much time do you spend on social media each day?
What kind of websites do you visit most often?
What makes a website easy to use?
Do you often go to the cinema with your friends?
Were there any advertisements that impressed you when you were young?
What kind of advertisements are shown in public places?
ここで聞かれているのは自分の習慣です。難しい語は要りません。ただし、watch・see・look at をどう使い分けるか、on TV なのか in TV なのかといった基本の形は、この段階で正確に使い分けられるようにしておきたいところです。
Part 2
Describe an interesting story or post you have seen on social media.
Describe a film you would like to watch again.
Describe an app or program that you use.
Part 2 では、見たものの中身を2分間で説明することになります。「面白かった」で終わらせずに、どういう意味で面白かったのかを1語で示せると、同じ2分でも内容が増えます。この語彙は03で扱います。
Part 3
Do people notice advertisements when they go online?
How does advertising influence what people think they need?
How has the rise of social media changed the way products are advertised?
Should there be stricter regulations on advertising?
How could algorithms that recommend content affect the way people see the world?
How does the spread of misinformation on social media affect public trust in institutions?
To what extent should social media companies be held legally responsible for the content on their platforms?
Part 3 に入ると、話題は自分の視聴習慣から離れます。advertising、algorithms、misinformation、regulation のように、Part 1 や Part 2 とは違う語彙が必要になります。この語彙は06にまとめました。
02 基本:見る・読む・使うを正確に言い分ける
日本語では全部「見る」で済むところが、英語では動詞が3つに分かれます。メディアの話で最初につまずくのは、語彙の幅よりもこの使い分けです。
動詞 何を指すか 例
watch 動きのあるものを、ある程度の時間続けて見る watch TV/watch a video/watch a match
see 目に入る。映画や演劇などを鑑賞した経験を表すときにも使う I saw that ad on the train./I saw a great film last night.
look at 視線を向ける。静止しているものに使う look at a poster/look at the screen
read 文字を読む。記事・投稿・見出しに使う read an article/read the comments
✗
I often see YouTube after dinner.プラットフォームそのものを目的語にしない
○
I often watch videos on YouTube after dinner.見ているのは videos で、YouTube は場所
媒体を表す前置詞
媒体 形 注意
テレビ・ラジオ on TV/on television/on the radio watch TV には the を付けない。装置そのものを指すときだけ turn on the TV のように the が入る
ソーシャルメディア on social media/on Instagram/on my feed social media は不可算。a social media とは言わない
ウェブ on a website/online/on the internet go online は前置詞なし。in the internet とは言わない
紙媒体 in a newspaper/in a magazine 紙面の中なので in
映画館 at the cinema/on the big screen 作品を見た場所は at、家で見たなら at home
アプリ on an app/in an app どちらも使われる。そのサービス上でという意味では on をよく聞く
news と information の扱い
この2語はどちらも不可算です。a news、an information という形にはならず、1件と数えたいときは a piece of news、a news story、a piece of information にします。動詞も単数で受けます。
✗
I read an interesting news this morning.news に a は付かない
○
I read an interesting news story this morning.1件を指すなら story を足す
○
The news was quite depressing yesterday.the news は単数で受ける
広告を指す語は4つある
語 数えられるか 指しているもの
advertisement 可算 広告1つ1つ。書き言葉寄りの語
advert/ad 可算 advertisement の短い形。会話ではこちらをよく聞く
commercial 可算 テレビやラジオで流れる広告
advertising 不可算 広告を出すという活動、広告業界全体
✗
I saw an advertising on YouTube.advertising は不可算なので、1つの広告は指せない
○
I saw an ad on YouTube.1つの広告は ad/advert/advertisement
○
Advertising has changed a lot in the last ten years.活動や業界を指すなら advertising
基本として正確に言えるようにしたい表現
視聴習慣:I watch TV for about an hour in the evening/I don't really watch much TV these days
ソーシャルメディア:I'm on Instagram most days/I spend about an hour a day on social media
ウェブ:I mostly visit news sites and recipe sites/I look things up online several times a day
映画:I go to the cinema two or three times a year/I usually watch films at home
広告:I see a lot of ads on my phone/I skip the ads whenever I can
03 中級:番組や広告の中身を説明する言い方
中級の段階で増やすのは、動詞と名詞の組み合わせです。単発の動詞を組み合わせに替えるだけで、1文あたりの情報量が変わります。
言いたいこと 基本 中級で使える言い方
ずっとテレビがついている I watch TV a lot. I usually have the TV on in the background.
一気に見る I watch many episodes. I tend to binge-watch a whole series in a weekend.
たまたま見かけた I saw an ad. I came across an ad while I was scrolling.
ざっと目を通す I read the news quickly. I skim the headlines on my way to work.
印象に残った I remember the ad. The ad stuck in my mind for weeks.
買ってしまった The ad made me buy it. I ended up buying one after seeing it a few times.
ネット上で急速に広まった Many people talked about it. It went viral within a couple of days.
登録している I pay for it every month. I subscribe to two streaming services.
「面白い」を interesting だけで済ませない
Part 2 で作品や投稿の中身を説明するとき、interesting を繰り返すと、どこが面白かったのかが伝わりません。何がどう良かったのかを1語で示す形容詞を持っておくと、そのあとの説明も出しやすくなります。
形容詞 意味 使う場面
gripping 引き込まれて目が離せない ドラマ、映画、小説
addictive やめどきが分からなくなる シリーズもの、アプリ、動画
thought-provoking 見たあとに考えさせられる ドキュメンタリー、社会派の作品
catchy 音や言葉が耳に残る 広告のフレーズ、音楽
eye-catching 目を引く見た目 ポスター、屋外広告
over-the-top 大げさで、やりすぎに感じる 誇張の多い広告や演出
informative 情報として役に立つ ニュース、解説動画
scroll は画面の動作を指す
scroll through は、画面上の内容をスクロールしながら見ていく動作です。紙の雑誌をぱらぱらめくる場合には通常使わないので、そこは flick through や leaf through にします。日本語ではどちらも「ざっと見る」になるため、混ざりやすい2組です。
✗
I was scrolling through a magazine at the dentist's.紙の雑誌には通常 scroll を使わない
○
I was flicking through a magazine at the dentist's.紙をめくるなら flick through
○
I was scrolling through my feed and an ad popped up.画面を送るなら scroll through
ここに並べた組み合わせは、読んで意味が分かるだけでは口から出てきません。ヒントを見ながら自分で英作文するアプリがあるので、認識できる語を実際に使える語に変える練習に使えます。
IELTS学習アプリ
運用語彙強化
ヒントを見ながら英作文して、知っているだけの語を使える語に変えていけます
04 広告の話でつまずく語法:advertise と influence まわり
このテーマでは、語彙よりも先に語法で崩れることがよくあります。とくに次の3組は、Part 3 で意見を述べている最中に出てくるので、その場で言い直すことになりがちです。
advertise は、宣伝する対象を直接目的語に取るのが基本
✗
Companies advertise about their new products on social media.advertise something の形では about を使わない
○
Companies advertise their new products on social media.宣伝する対象がそのまま目的語
○
Small businesses can't afford to advertise on television.媒体だけを言うなら目的語なしでも成り立つ
affect は動詞、effect は名詞
綴りが1文字しか違わないので、話しているときにも入れ替わります。影響を与えるという動詞は affect、影響そのものという名詞は effect です。名詞で言うときは have an effect on、動詞なら直接目的語を取ります。
形 品詞 例
affect 動詞 Advertising affects what people buy.
have an effect on 名詞 Advertising has a strong effect on children.
influence 動詞・名詞のどちらにもなる Ads influence teenagers./Ads have a big influence on teenagers.
impact 名詞。動詞としても使われる the impact of social media/Social media has had a significant impact on the way we shop.
✗
Adverts give a big influence to young people.give と to の組み合わせにはならない
○
Adverts have a big influence on young people.have と on で組む
persuade と make のうしろの形
広告が人に何かをさせる、という内容は Part 3 で頻繁に出てきます。動詞ごとにうしろの形が違うので、まとめて確認しておきましょう。
動詞 うしろに来る形 例
persuade 人 + to do The ad persuaded me to try it.
convince 人 + to do/人 + that節 It convinced me that I needed one.
encourage 人 + to do Ads encourage people to spend more.
make 人 + 動詞の原形 The music made me stop and watch.
get 人 + to do They got a celebrity to promote it.
tempt 人 + into doing/人 + to do Discounts tempt people into buying things they don't need.
✗
The commercial made me to buy it.make のうしろに to不定詞は続かない
○
The commercial made me buy it.原形が続く
○
The commercial persuaded me to buy it.persuade なら to不定詞
05 上級:口語らしい表現を、どの場面で使うか
ここから先の表現は、意味が分かっていても場面を外すと浮きます。合う場面と合わない場面をセットで覚えておきましょう。
表現 意味 合う場面 合わない場面
catch someone's eye 目を引く 広告やポスターの印象を述べるとき 内容の質を評価するとき
be glued to the screen 画面から目を離せない 自分や家族の視聴のようすを描写するとき 社会全体の傾向を論じるとき。個人の場面描写の表現なので、統計的な話とは噛み合わない
take something with a pinch of salt 話半分に聞く 広告や投稿の内容をうのみにしない、という文脈 明らかな虚偽そのものを表す語ではない。情報や主張を鵜呑みにせず、割り引いて受け取るという文脈で使う
clickbait クリックを誘う「釣り」の見出しやコンテンツ ネット記事や動画の見出しを批判するとき 紙媒体や広告全般。主にオンラインの記事・動画について使う語
jump on the bandwagon 流行に乗る 企業やインフルエンサーの動きを述べるとき 自分の好みを述べるとき。他人の動きに合わせたという評価が含まれる
word of mouth 口コミ 広告以外の広まり方を対比するとき 可算名詞のようには使わない。by word of mouth の形で覚える
a couch potato は人物評として響く
テレビばかり見て体を動かさない人、という意味です。自分について冗談めかして言うぶんには自然ですが、他人や特定の世代を指して使うと、その人たちを怠惰だと述べていることになります。Part 3 で people や young people を主語にして使うと、議論というより批判に聞こえることがあります。
○
I'll be honest, I'm a bit of a couch potato at the weekend.自分について軽く言う
△
Young people today are all couch potatoes.文法的には正しいが、世代を決めつけた言い方になる
口語表現は、事実を1文置いてから足す
イディオムだけを先に出すと、聞き手はまだ何の話か分かっていません。何があったのかを普通の語で述べてから添えると、意味も伝わり、表現も自然な位置に入ります。IELTSが1つの回答に使えるイディオムの数を定めているわけではありませんが、学習の段階では1つの回答に1つ程度を目安にすると、使い方を確認しながら増やせます。
It was just a photo of a coffee cup with one line of text underneath, but it caught my eye straight away.
06 Part 3 のメディア論で必要になる語
Part 3 の質問は、広告の規制、推薦アルゴリズム、誤情報の広がりに集まります。ここで必要になるのは難しい語ではなく、その議論でしか出てこない語です。
語・表現 意味 使う場面
targeted advertising 閲覧履歴などをもとに、個人に合わせて出される広告 広告の変化を説明するとき
an algorithm 何を表示するかを決めるしくみ おすすめ表示の話。recommendation algorithm の形でも使う
misinformation 誤った情報。広める側に欺く意図があるとは限らない ソーシャルメディア上の情報の質を論じるとき
content moderation 投稿を審査して、有害なものを取り除く運用 プラットフォームの責任を論じるとき
screen time スマートフォンやパソコン、テレビなどの画面を見て過ごす時間 子どもや健康の話
regulate/regulation 法や規則で制限する、その制限 政府や業界の対応を論じるとき
privacy/personal data 私生活の領域、個人データ 広告と情報収集を結びつけて論じるとき
mainstream media 新聞やテレビなど、従来からある大きな報道機関 ソーシャルメディアと対比するとき
streaming services 定額で動画や音楽を配信するサービス 映画館やテレビの変化を説明するとき
consumer behaviour 消費者の行動 広告の効果を論じるとき
Part 1 の身近な話を、Part 3 の社会的な話に広げる
Part 3 の語彙は、すべてを一から覚え直す必要はありません。Part 1 で自分について言っていたことを、社会の話として言い直すと、そのまま必要な語になります。
Part 1(自分の話) Part 3(社会の話)
I spend too much time on my phone. rising screen time among young people
The app keeps showing me similar videos. recommendation algorithms/personalised feeds
I don't believe everything I see online. the spread of misinformation/public trust in information
I skip the ads. ad-free subscriptions/declining advertising revenue
I found out about it on Instagram. social media as a primary news source
Everyone was talking about it. content going viral/mass exposure
media を主語にするときの動詞
the media は複数の報道機関やメディアをまとめて指す語で、特にイギリス英語では複数扱いが一般的です。IELTSでは The media are often criticised ... のように複数扱いで揃えておくとよいでしょう。現代英語では単数扱いの The media has ... も使われます。単数形の medium は、ある1つの伝達手段・媒体を指す語で、the media の言い換えにはなりません。
The media has a huge influence on how people see the issue.
The media are often criticised for focusing on negative stories.
Part 3 の答え方そのものに不安があるときは、質問タイプごとの組み立て方をまとめた記事も参考になります。
スピーキング
Speaking Part 3 質問タイプ別の答え方:質問を見分けて回答パターンを素早く組み立てる
07 3段階を組み合わせて1つの答えにする
ここまでの表現を1つの答えにまとめます。質問は Part 1 の How much time do you spend on social media each day? です。
Q. How much time do you spend on social media each day?
基本の表現だけで答えた場合
Maybe two hours. I use Instagram and X. I look at photos and read the news. I think it's too much.
質問には答えられていますし、意味も明確です。ただ、use、look at、read と単発の動詞が続くので、その2時間に何をしているのかは伝わってきません。
中級の表現を足した場合
Probably about two hours, though it's spread out over the day rather than all at once. I check my feed while I'm having breakfast, and then I end up scrolling through it again on the train. Most of what I see is short videos and news headlines that I skim rather than actually read.
使った語は check、scroll through、end up、skim だけです。難しい単語を増やしたわけではありませんが、2時間の中身と使い方が1文ずつで示せています。
上級の表現を1つだけ混ぜた場合
Probably about two hours, though it's spread out over the day rather than all at once. I check my feed at breakfast and end up scrolling through it again on the train. Most of it is short videos and headlines, and I've learnt to take a lot of them with a pinch of salt, because half the time the headline has nothing to do with the actual story.
上級の表現は take them with a pinch of salt の1つだけです。その前に何を見ているかを述べてあるので、何を割り引いているのかが聞き手に分かります。ここに be glued to the screen や jump on the bandwagon まで足すと、自分の1日の話をしているはずが、表現の展示になっていきます。
3段階の分け方そのものは、シリーズの入口となる記事にまとめてあります。
スピーキング
トピック別表現シリーズ:スピーキングの表現を基本・中級・上級の3段階で学ぼう【総論】
08 よくある質問
watch a film と see a film は、どちらが正しいですか。
どちらも使えます。watch は見るという行為に焦点を置きやすく、see は映画や演劇などを鑑賞した経験を表すときによく使われます。家で映画を見る習慣なら I watch films at home.、映画館で見た経験なら I saw it at the cinema last week. のように言えます。I watched a great film last night. も自然な表現です。
ad、advert、advertisement、commercial はどう使い分けますか。
ad と advert は advertisement の短い形で、会話ではこの2つをよく聞きます。commercial はテレビやラジオで流れる広告を指します。advertising だけは不可算で、広告を出すという活動や業界を指すので、1つの広告を指すときには使えません。
affect と effect はどう見分ければよいですか。
affect が動詞で、effect が名詞です。動詞で言うなら Advertising affects what people buy. のように目的語を直接取り、名詞で言うなら have an effect on の形にします。influence はどちらの品詞にもなりますが、名詞で使うときは have an influence on と組みます。
social media は複数形ですか、それとも不可算名詞ですか。
不可算名詞として扱うのが一般的で、a social media や social medias という形にはなりません。個別のサービスを指したいときは social media platforms や apps のように、数えられる名詞を足します。
Part 3 でイディオムを使うと、かえって印象が悪くなりませんか。
意味と使い方が分かっている表現を、合う場面で使うぶんには問題ありません。気をつけたいのは場面のほうで、be glued to the screen のように個人のようすを描写する表現を、社会全体の傾向を論じている文に入れると噛み合わなくなります。何が起きているかを普通の語で述べてから添えると、位置が自然になります。
Part 3 の語彙は、どこから覚えればよいですか。
Part 1 で自分について言っていたことを、社会の話に言い直すところから始めるとよいでしょう。I spend too much time on my phone. は screen time に、The app keeps showing me similar videos. は recommendation algorithms になります。この言い換えができると、規制や影響をめぐる質問にも答えが続きます。
misinformation と fake news は同じ意味ですか。
重なる部分はありますが、同じではありません。misinformation は誤った情報を指す語で、広める側に欺く意図があるとは限りません。fake news は報道の形を装った偽情報を指す言い方で、政治的な非難の言葉としても使われるため、Part 3 では misinformation のほうが扱いやすい語になります。
the media は単数と複数のどちらで受けますか。
どちらも使われています。特にイギリス英語では複数扱いが一般的なので、IELTSでは The media are often criticised ... のように複数で揃えておくとよいでしょう。The media has a huge influence ... も現代英語では使われます。単数形の medium は、ある1つの伝達手段・媒体を指す語なので、the media の言い換えにはなりません。
09 まとめ
メディアと広告は、Part 1 と Part 3 で必要な語彙が大きく変わるテーマの一つです。Part 1 で困らなかった人が Part 3 で急に詰まるのは、語彙が足りないというより、自分の習慣を語る語しか用意していないためです。習慣を述べる基本の形と、議論で使う語の2つを揃えておくと、advertisements、social media、television のどのトピック名で出題されても対応できます。
基本では、watch・see・look at・read を言い分け、on TV/on social media/online/at the cinema の前置詞を正確に言えるようにします
news と information は不可算です。1件を指すなら a news story、a piece of information にします
広告を指す語は advertisement・advert/ad・commercial・advertising の4つで、advertising だけが不可算です
advertise は、宣伝する対象を直接目的語に取ります。advertise about のようには言いません。影響を述べるときは affect が動詞、have an effect on が名詞の形です
persuade と encourage は to不定詞、make は原形が続きます。Part 3 で意見を述べている最中に崩れやすい箇所です
上級の表現は場面を選びます。何があったのかを普通の語で述べてから添えると、意味も位置も落ち着きます
Part 3 の語彙は、Part 1 の自分の話を社会の話に言い直すところから増やせます
次回は身の回りのものを扱います。watches、keys、shoes、mirrors、headphones のように、Part 1 で身の回りのものについて繰り返し聞かれるトピックを、ひとまとめに準備できる形にしていきます。