Grammatical Range and Accuracy のBand 7で求められているのは、誤りのない文が頻繁に見られることです。誤りがまったく無いことではありません。
Band 7・Grammatical Range and Accuracy(現行版)
A range of structures flexibly used. Error-free sentences are frequent. Both simple and complex sentences are used effectively despite some errors. A few basic errors persist.
Last summer, I went to Hokkaido with two friends. We stay at a small guesthouse, and the owner is really kind. Every morning, she makes us breakfast with vegetables from her garden.1文目は過去形だが、2文目から現在形に戻っている
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Last summer, I went to Hokkaido with two friends. We stayed at a small guesthouse, and the owner was really kind. Every morning, she made us breakfast with vegetables from her garden.最後まで過去の出来事として話している
Part 2 で過去の出来事を話しているときに起きやすい誤りです。場面を思い出しながら話していると、その場面がいま目の前で起きているかのように動詞を選んでしまいます。聞き手には、いつの話なのかが途中から分かりにくくなります。
Q. Are there any age groups that use mobile phones more than others?
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Young people uses their phones for almost everything, but my grandfather only use his phone for calls.people に uses、my grandfather に use と、主語と動詞の形が逆になっている
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Young people use their phones for almost everything, but my grandfather only uses his for calls.people は複数として、my grandfather は単数として扱っている
Part 3 では、people、young people、the government のような主語で一般論を話す場面が増えます。people は1語でも複数として扱う名詞なので、三単現の s は付きません。一方で、自分の家族の話に移ると主語が単数になります。一般論と身近な例を行き来するあいだに、動詞の形がずれやすくなります。
3-3 数えられる名詞を、a も複数形もなしで言う
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If you have dog, you need to walk it every day, even when you are busy with job.dog と job が、a も複数形も付かない形になっている
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If you have a dog, you need to walk it every day, even when you're busy with work.dog に a を付け、仕事全般を言うときは数えない work にしている
Band 6の記述には、話す速さがリズムに影響することが挙がっています。緊張すると話す速さが上がり、内容を伝える語と、軽く言う語の差が小さくなって、全体が平坦に聞こえやすくなります。録音を聞いて速すぎると感じたら、意味のまとまりの切れ目で一拍置くつもりで話してみましょう。リズムと強勢の付け方、語と語の音のつながりは、次の記事で扱っています。
試験の当日は、会場に向かう前に、短い答えをいくつか声に出しておくと、最初の Part 1 の質問から声が出やすくなります。緊張して話す速さが上がっていると感じたら、意味のまとまりの切れ目で一拍置くことを思い出しましょう。質問が聞き取れなかったときは、黙って推測で答え始めるより、聞き返して確かめるほうが質問に沿った答えになります。
Grammatical Range and Accuracy のBand 7の記述は、誤りのない文が頻繁に見られることで、基本的な誤りが多少残ることも含まれています。誤りをゼロにするより、同じ種類の誤りが1つの回答の中で繰り返される状態を減らすことを目指します。そのために、記録から注意する型を2つか3つに絞ります。