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リーディング

Cambridge IELTS 21 Test 4 リーディングの言い換え15組:本文と設問のパラフレーズを型で見抜く

執筆:高橋 響 公開日: 最終更新:

今回も、本文と設問の言い換えを探していきましょう。今回は、Cambridge IELTS公式問題集 vol.21 の Test 4 を見ていきます。水草を燃料にする取り組み、インドの多言語教育、地球儀職人の本の書評といったテーマが出題されていますが、特に2つのパッセージに出てくる、語群から選ぶ要約問題は難しいと感じた人も多いのではないでしょうか。

言い換えに気づくのは簡単ではないかもしれませんが、語群に aim という語がなくても、primary objective が本文の overriding aim のことだと見抜くには、何を手がかりにすればよいのでしょうか?

01同じ意味の別の語に置き換える言い換えとは

Test 4 の語群には、形容詞と名詞をそれぞれ同じ意味の別の語に置き換えた2語の組がよく出てきます。

1-1 overriding aim → primary objective(Q18)

本文 Passage 2・第2段落

The overriding aim of the four-year project ... is to find out why ...

設問文 Q18(語群から選ぶ要約問題)

The ___ of the research is to discover why ...

語群の1つ:primary objective

overriding(何よりも優先される)が primary(第一の)に、aim(目的)が objective(目標)に置き換えられています。形容詞と名詞の両方が別の語になっているので、語群の中で aim や overriding を探しても見つかりません。

文の残りも言い換えられています。the four-year project は the research に、find out(明らかにする)は discover になっています。is to 〜(〜することだ)の形は本文と設問で同じなので、この形を手がかりにすると、長い段落の中でも対応する箇所を見つけやすくなります。

1-2 a quick online order → a straightforward internet purchase(Q29)

本文 Passage 3・第2段落

... obtaining such a globe was not simply a matter of a quick online order ...

設問文 Q29(語群から選ぶ要約問題)

He soon learnt that a straightforward ___ would not be possible.

語群の1つ:internet purchase

online(オンラインの)が internet に、order(注文)が purchase(購入)に変わっています。本文の quick(すばやい)と設問の straightforward(簡単な)は同じ意味の語ではありませんが、どちらも「手間がかからない」という意味合いを含んでいます。

not simply a matter of 〜(単に〜で済む話ではない)は、設問では would not be possible(できないだろう)になっています。本文の否定は「それだけでは済まない」という意味で、設問はそれを「その方法ではできない」と言い切っています。語群を選ぶときは、空欄の前の straightforward と自然につながる語句かどうかも手がかりになります。

1-3 shoddy commercial versions designed for school classrooms → inferior makes intended for educational use(Q30・Q31)

本文 Passage 3・第3段落

Bellerby came across shoddy commercial versions designed for school classrooms ...

設問文 Q30・Q31(語群から選ぶ要約問題)

Some ___ that had been intended for ___ were available ...

語群の2つ:inferior makes/educational use

1つの文から、空欄2つぶんの言い換えが作られています。shoddy(粗悪な)が inferior(質の劣る)に、versions(製品、型)が makes(製品、銘柄)に、designed for(〜向けにつくられた)が intended for(〜向けの)に、school classrooms(学校の教室)が educational use(教育用)と言い換えられています。

本文は Bellerby が came across(見つけた)という出来事として書き、設問は見つかった品物を主語にして 〜 were available(〜は手に入った)と書いています。shoddy を知らないと、この文の品物が良い物なのか悪い物なのかがつかめません。同じ文の後半で、骨董品は予算を超えていたと書かれているので、どちらも彼の望む地球儀ではなかったことが分かります。

02品詞や文の組み立てを変える言い換えとは

Test 4 には、否定の言い方を変える組と、研究の内容を別の構文で書き直す組があります。動詞が名詞になったり主語が入れ替わったりするので、1語ずつ照らし合わせていると対応が見えにくくなります。

2-1 don't have to devote ... to gathering firewood → no need to spend ... collecting fuel(Q11)

本文 Passage 1・第8段落

... they don't have to devote ... every day to gathering firewood ...

設問文 Q11

no need for them to spend so much ___ collecting fuel

don't have to(〜しなくてよい)という動詞の否定が、設問では no need(必要がない)という名詞の否定になっています。devote 〜 to doing(〜を…に費やす)は spend 〜 doing に、gathering は collecting に置き換えられています。

firewood(薪)が fuel(燃料)になっている点も見ておきたいところです。薪は燃料の一種なので、設問は範囲の広い語でまとめています。ノートの見出しは Benefits for the women(女性たちにとっての利点)で、本文の which is a great relief(大いに助かる)という評価が、この見出しに対応しています。

2-2 whether ... could be caused by → if there is a connection between(Q22)

本文 Passage 2・第4段落

Tsimpli and her colleagues are investigating whether these low learning outcomes could be caused by an Indian school system where the language that children are taught in often differs from the language used at home.

設問文 Q22(Yes・No・Not Given)

Tsimpli and her team wanted to know if there is a connection between poor academic performance and being taught in an unfamiliar language.

本文の could be caused by(〜が原因かもしれない)という受け身の動詞が、設問では a connection between A and B(AとBの関係)という名詞の構文になっています。are investigating whether(〜かどうかを調べている)は wanted to know if(〜かどうかを知りたかった)に変わっています。

low learning outcomes(低い学習成果)は poor academic performance(学業の不振)に、the language that children are taught in often differs from the language used at home(授業の言語が家庭の言語と違うことが多い)は being taught in an unfamiliar language(なじみのない言語で教えられること)になっています。家庭の言語と授業の言語が違うという関係を、unfamiliar の1語でまとめています。完全に同じ意味ではありませんが、家庭で使わない言語はその子どもにとってなじみが薄い、という読み方でつながります。

2-3 the medium of instruction ... may hold back → may be disadvantaged by being instructed in English(Q24)

本文 Passage 2・第6段落

... the medium of instruction used in schools, especially English, may hold back those children who have little familiarity with, or exposure to, the language before starting school and outside of school life.

設問文 Q24(選択問題)

What point does the writer make about primary schools in India in the sixth paragraph?

選択肢の1つ:Poor children may be disadvantaged further by being instructed in English.

本文では the medium of instruction(授業の言語)が主語で、hold back(成長を妨げる)が動詞です。選択肢では children が主語になり、hold back は may be disadvantaged(不利になるかもしれない)という受け身に、the medium of instruction ... English は being instructed in English(英語で教えられること)という動名詞に変わっています。

選択肢の Poor children にあたる語句は、同じ段落の後半にある children from low socio-economic areas(社会経済的に恵まれない地域の子どもたち)です。一方、選択肢の中には Exposure to English outside of school is of limited benefit. のように、本文の exposure と outside of school をそのまま使ったものもあります。本文で exposure と outside of school が出てくるのは、英語に触れる機会が少ない子どもを説明する部分です。同じ語があっても、その語が本文で何を説明しているのかまで確かめる必要があります。

03具体的な内容を、まとめた語で言い換えるとは

本文の年代・人数・技能のような具体的な情報を、設問がそれを含む範囲の広い語でまとめる言い換えです。数字や固有名詞は見つけやすい目印ですが、設問の側ではそれが別の語になっていることがあります。

3-1 the 1980s → the last century(Q7)

本文 Passage 1・第4段落

... since as early as the 1980s when, across the world, they began to explore its potential as a biofuel.

設問文 Q7

Scientists started investigating the possibility of using water hyacinth to generate biogas in the last century.

the 1980s(1980年代)を、設問は the last century(前の世紀)とまとめています。設問の年代の語で本文を探すと、century という語は見つかりません。1980年代が20世紀に含まれることに気づけるかどうかが、この組の要点です。

ほかの部分も言い換えられています。began to explore its potential(その可能性を探り始めた)は started investigating the possibility に、as a biofuel(生物燃料として)は to generate biogas(バイオガスを作るために)になっています。biogas は biofuel の一種なので、ここでも本文と設問で語の範囲が少し違います。本文の researchers は Scientists と言い換えられています。

3-2 crowded and bustling streets / more than 20 million people → a dense population(Q14)

本文 Passage 2・第1段落

The crowded and bustling streets of Delhi teem with life.

... as more than 20 million people go about their daily lives.

設問文 Q14(語群から選ぶ要約問題)

The city of Delhi has a ___ and as you walk through its streets you hear people speaking a variety of languages.

語群の1つ:dense population

本文では crowded(混み合った)、bustling(にぎわう)、teem with life(活気にあふれる)、more than 20 million people(2,000万人を超える人々)と、デリーの人の多さが何通りにも書かれています。語群の dense population(人口が密集していること)は、これらをまとめて表す語句です。本文に population という語は出てきません。

設問の後半 you hear people speaking a variety of languages は、本文の you'll hear a multitude of languages の言い換えです。a multitude of(多数の)が a variety of(さまざまな)になっています。段落の書き出しの描写が、要約ではひと言にまとめられていることに気づけば、語群の中から選ぶことができます。

3-3 the knowledge of artisan cartographers → the necessary skills(Q32)

本文 Passage 3・第3段落

Even his trips to Morocco and India, where surely the knowledge of artisan cartographers had been preserved, drew a blank.

設問文 Q32(語群から選ぶ要約問題)

He even travelled to places where people might still have the ___, but Bellerby could not find what he wanted.

語群の1つ:necessary skills

語群の necessary skills(必要な技能)にあたるのは、本文の the knowledge of artisan cartographers(地図職人の知識)です。Morocco and India という国名は、設問では places(場所)になっています。

had been preserved(受け継がれてきた)は might still have(まだ持っているかもしれない)に置き換えられています。本文の surely(きっと)は、知識が残っているはずだという Bellerby の見込みを表しています。設問ではそれが might still have という可能性の言い方になっています。drew a blank(空振りに終わった)は could not find what he wanted(望むものは見つからなかった)という意味です。

04本文の説明を、ひと言の評価で言い換えるとは

本文の比喩や経緯の説明を、設問が「予想外に大変な仕事」「もう遅い」「利益の出し方は書いていない」のような評価でまとめる言い換えです。Test 4 では、慣用句や比喩の意味を問う設問がこの型にあたります。

4-1 What seemed simple enough ... triggered an almost obsessive, decade-long journey → an unexpectedly challenging task(Q27)

本文 Passage 3・第1段落

What seemed simple enough to start with triggered an almost obsessive, decade-long journey ...

設問文 Q27(語群から選ぶ要約問題)

Peter Bellerby's plan to give his father a globe for his birthday was an unexpectedly ___

語群の1つ:challenging task

本文は、最初は簡単に思えたこと(What seemed simple enough to start with)が、10年がかりの取り組み(a decade-long journey)になった、という流れを1文で書いています。設問はこの流れを unexpectedly(予想に反して)の1語で、10年がかりの取り組みを challenging task(困難な仕事)で表しています。

unexpectedly という語は、本文の seemed(〜のように思えた)と、実際にはそうでなかったという展開を合わせて読んだときに出てくる評価です。journey は「旅」だけでなく、長い取り組みや経験の比喩としてもよく使われる語です。

4-2 that ship has sailed → It is too late(Q25)

本文 Passage 2・第7段落

We are not suggesting that English be withdrawn

that ship has sailed

設問文 Q25(選択問題)

What is Tsimpli suggesting when she uses the phrase 'that ship has sailed'?

選択肢の1つ:It is too late to remove English completely as a language of instruction in schools.

that ship has sailed は「その船はもう出てしまった」、つまり「もう手遅れだ」という意味の慣用句です。選択肢はこれを It is too late と言い換えています。直前の We are not suggesting that English be withdrawn(英語をなくすべきだと言っているのではない)の withdrawn(取り除かれる)が、選択肢の remove になっています。

この慣用句を知らなくても、前後の文から意味の見当をつけることはできます。英語をなくすことは提案していないと述べたあと、Tsimpli は English can still be used(英語は引き続き使える)とも言っています。語句の意味を問う設問では、その語句の前後で話し手が何を言っているかを読むと、選択肢を絞ることができます。

4-3 hardly a blueprint for commercial success → does not tell you how to create a profitable business(Q40)

本文 Passage 3・最終段落

His book ... is hardly a blueprint for commercial success.

設問文 Q40(選択問題)

What does the reviewer say about Bellerby's book in the final paragraph?

選択肢の1つ:It does not tell you how to create a profitable business.

blueprint は「設計図、青写真」で、ここでは「手本となる計画」という比喩として使われています。a blueprint for commercial success(商業的に成功するための設計図)を、選択肢は how to create a profitable business(利益の出る事業の作り方)と言い換えています。

hardly(ほとんど〜ない)は、選択肢では does not になっています。hardly は否定の語なので、この文は「成功の手本になる本ではない」という意味です。hardly を「一生懸命に」の hard と混同すると、意味が逆になります。同じ段落の Bellerby went on to found a company(その後会社を立ち上げた)という記述と読み合わせると、会社を作った人の本でも、作り方の本ではない、という流れがつかめます。

05同じ語句が並んでいても、同じ内容とは限らないのはなぜか

設問の語が本文にあったり、言い換えの組がそろっていたりしても、本文の意味と設問の意味がずれていることがあります。Test 4 では、Q2・Q6・Q33 がその例です。

5-1 fishing という語につられて、漁師が運んだと思う(Q2)

本文 Passage 1・第2段落

... it had 'escaped' out of the country via the Kagera river and made its way downstream to Lake Victoria.

... blocking fishing routes ...

設問文 Q2

Fishermen took some water hyacinth plants to Lake Victoria.

✗

fishing routes=fishermen、made its way to=took to同じ段落に fishing があり、湖に着いた経緯も書かれているので、漁師が運んだと読む

○

made its way downstream=(水草が)川を下って広がっていった主語は it(水草)。fishing routes は湖に着いたあとの被害の話

同じ段落に fishing routes(漁のルート)があり、Lake Victoria も出てくるので、設問の Fishermen と Lake Victoria がどちらも本文にそろっているように見えます。made its way to 〜(〜へたどり着いた)を took 〜 to(〜を…へ運んだ)と結びつけると、漁師が運んだという内容に読めてしまいます。

本文の made its way downstream の主語は it で、前の文の the plant、つまり水草を指しています。'escaped'(逃げ出した)と引用符付きで書かれているのは、植物が自分で国の外へ出ていったように広がったことを表すためです。fishing routes は、湖に着いたあとで水草が漁のルートをふさいだという被害の話です。同じ段落にある語でも、どの出来事について書かれた語かを分けて読むようにしましょう。

5-2 in an attempt to を「失敗した」と読む(Q6)

本文 Passage 1・第4段落

... huge piles of water hyacinth that villagers had taken out of the water in an attempt to clear it were a common sight.

設問文 Q6

People found it impossible to remove much water hyacinth from Lake Victoria.

✗

in an attempt to clear it=片づけようとした(がうまくいかなかった)「試みた」という言い方から失敗を読み取り、取り除けなかったと考える

○

huge piles ... that villagers had taken out of the water湖から取り出された水草が大きな山になっていた

in an attempt to 〜(〜しようとして)は目的を表す語句で、日本語の「試みた」から「結局できなかった」という含みを読み取ってしまうことがあります。設問の impossible と結びつけると、取り除けなかったという話に見えます。

ところが、この文の主語は huge piles of water hyacinth(水草の巨大な山)で、villagers had taken out of the water(村人が水から取り出した)がそれを説明しています。in an attempt to clear it は、何のために取り出したのかを述べているだけです。湖がきれいになったかどうかは別として、大量の水草が取り出されていたことは書かれています。設問の remove much(たくさん取り除く)と照らし合わせるのは、この huge piles です。

5-3 contrary to を読み飛ばして、同じ見方だと思う(Q33)

本文 Passage 3・第2段落

... contrary to stubbornly held popular views of our ancestors' geographical ignorance, we have known that the world is spherical since at least the 6th century BCE.

設問文 Q33(Yes・No・Not Given)

The assumption today that people in the past knew very little about geography is correct.

✗

popular views of our ancestors' geographical ignorance=people in the past knew very little about geography見方の中身が一致しているので、筆者も同じ見方だと読む

○

contrary to ...=〜とは反対に筆者はこの見方の反対の事実として、地球が丸いことは紀元前6世紀から知られていたと書いている

popular views(世間一般の見方)が The assumption today(今日の思い込み)に、our ancestors'(祖先の)が people in the past に、geographical ignorance(地理についての無知)が knew very little about geography(地理についてほとんど知らなかった)に変わっています。見方の中身は、本文と設問できれいに対応しています。

判定に関わるのは、その前にある contrary to(〜とは反対に)です。筆者はこの見方を紹介したうえで、その反対の事実を述べています。stubbornly held(頑固に信じられている)という語句にも、この見方に対する筆者の評価が出ています。Test 1 の Q29 にも Contrary to popular belief という書き出しがありました。世間の見方を持ち出す語句が出てきたら、筆者がそれに賛成しているのか、否定しているのかを先に確かめる必要があります。

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06よくある質問

語群から選ぶ要約問題で、本文の語が語群に見つからないのはなぜですか?

語群の語句は、本文の語句を同じ意味の別の語にしたり、いくつかの情報を1語句にまとめたりして作られているからです。Test 4 では、本文の overriding aim が語群では primary objective、shoddy commercial versions が inferior makes になっていました。語群を読むときは、それぞれの語句が本文のどの語句を言い換えたものかを考えると選びやすくなります。

本文の年代が、設問では別の言い方になることはありますか?

あります。Test 4 の Q7 では、本文の the 1980s が設問では the last century になっていました。設問の年代の語句で本文を探して見つからないときは、その年代を含む別の言い方がされていないかを考えてみるとよいでしょう。

慣用句の意味を問う設問は、慣用句を知らないと解けませんか?

前後の文から意味の見当をつけることができます。Test 4 の Q25 の that ship has sailed は「もう手遅れだ」という意味の慣用句ですが、直前に英語をなくすべきだとは言っていないという文があり、そのあとに英語は引き続き使えるという発言が続いています。語句の前後で話し手が何を言っているかを読むと、選択肢を絞ることができます。

本文と同じ語が入っている選択肢は、正しい選択肢ですか?

本文と同じ語が入っていても、本文と同じ内容とは限りません。Test 4 の Q24 には、本文の exposure と outside of school をそのまま使った選択肢がありましたが、本文でその語が出てくるのは、英語に触れる機会が少ない子どもを説明する部分でした。語が一致しているかではなく、その語が本文で何を説明しているかを確かめるとよいでしょう。

in an attempt to は「失敗した」という意味ですか?

in an attempt to は「〜しようとして」という目的を表す語句で、それだけでは成功したか失敗したかは分かりません。Test 4 の Q6 では、村人が水草を取り出した目的を in an attempt to clear it で述べていて、大量の水草が取り出されていたことは huge piles という語句に書かれていました。

contrary to が出てきたら、何に気をつければよいですか?

contrary to のあとに続く見方を、筆者が否定していることに気をつけます。Test 4 の Q33 では、見方の中身は設問ときれいに対応していましたが、その前に contrary to が付いていて、筆者は反対の事実を述べていました。見方の中身を読む前に、筆者がそれに賛成しているのか否定しているのかを確かめる必要があります。

07まとめ

Test 4 は語群から選ぶ要約問題が2つのパッセージにあり、形容詞と名詞をそれぞれ別の語に置き換えた語群の語句が多く出てきます。

  • 語群の語句は、形容詞と名詞の両方が別の語に置き換えられていることがある
  • 年代や人数のような具体的な情報は、設問では the last century や a dense population のような範囲の広い語になることがある
  • 慣用句や比喩の意味を問う設問では、その語句の前後で話し手が何を言っているかを読む
  • 同じ段落に設問の語があっても、どの出来事について書かれた語かを分けて読む
  • contrary to のような語句が付いていたら、筆者がその見方を否定していないかを確かめる

解き終えたら、本文と設問で対応している語句を書き出してみるとよいでしょう。語群から選ぶ問題は、正解の語句だけでなく、選ばなかった語句が本文のどこを言い換えたものかまで確かめておくと、次のテストで語群を読む時間を短くすることができます。

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Hibiki Takahashi

この記事を書いた人

Hibiki Takahashi

日本語で学ぶIELTS対策専門スクール『PlusOnePoint(プラスワンポイント)』創設者・代表。『英語ライティングの鬼100則』(明日香出版社)著者。1997年に大阪大学医学部を卒業後、麻酔科専門医として活躍。2012年渡豪時に自身が苦労をした経験から、日本人を対象にIELTS対策のサービスを複数展開。難しい文法・語彙を駆使するのではなく、シンプルな表現とアイデアで論理性・明瞭性のあるライティングを指導している。これまでの利用者は4,500名を超え、Twitterで実施した「12週間チャレンジ」では、わずか4週間で7.0、7週間で7.5など、参加者4名全員が短期間でライティングスコア7.0以上を達成(うち2名は7.5を達成)。「IELTSライティングの鬼」の異名を持つ。オーストラリア在住14年、IELTS 8.5(ライティング 8.0)、CEFR C2。

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